キャラクターミニカー秘密基地
劇中車のキャラクターミニカーと陸海空で活躍するスーパーメカの模型が集まる秘密基地です
プロフィール

FZIRO

Author:FZIRO
ミニカーコレクターからも、
合金コレクターからも異端視される
劇中車のキャラクターミニカー、
それも標準スケール物を中心に
ひたすら集め続けています。
マイナーなジャンルでしたが
この頃はキャラウィールや
カーズのおかげで、少しは
市民権を得られてきたかな?(笑)
なお、このブログの内容は、
いわゆる「日記」ではないので、
コメントや御質問があったら、
古い項目にも御遠慮なくどうぞ!
また、最初においでになった際には
カテゴリーの一番上の、
収集・運営ポリシー を御覧下さい。


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やっぱりメーサー車は花形スター!
mesermain.jpg
さぁ、ここのとこ思わせぶりに東宝自衛隊を増強してきた当ブログですが、ついにこの日が来ました。
この世界のスター級のメカ、メーサー殺獣光線車の登場です。
東宝自衛隊には様々な兵器、超兵器が登場しますが、メーサー車はマーカライトファープに始まる
パラボラ兵器の系譜と、原始熱線砲に始まる超光線砲の系譜が合体融合した夢の超兵器です。

merserhassya.jpg
1966年の映画『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』に66式として初登場して以来、
そのミニチュアは東宝映画だけでなく円谷プロ制作の『ウルトラマン』等のTV番組にも貸し出され
新規撮影され画面を飾り、平成VSシリーズには発展型のハイパワーレーザービーム車や
メーサータンクが登場し、ミレニアムシリーズの『ゴジラ×メカゴジラ』では、66式の直系の
マイナーチェンジ後継機種である90式まで登場し、その人気は衰えることを知りません。

ではなぜ、このメーサー車がこんなに高い人気を保っているのでしょう?
それは、カマ首を持ち上げるように目標を狙うその動きの面白さと、
中心の原子炉から光の渦が先端のレンズまで流れていく様がはっきりと見える抜群の視覚効果、
それに、使い方によっては怪獣に致命傷を与えることが出来るその強力な破壊力によるものでしょう。
東宝自衛隊の陸上兵器数あれど、動き、美しさ、そして威力の三要素を全て兼ね揃えたメカは
これが唯一なんじゃないでしょうか?

このメーサー車、人気メカだけに昔から商品化の試みはいろいろされてきました。
まずマニアのドギモを抜いたのが、この品です。
zenepromeser.jpg
(参考資料)
80年代初頭に操業ほどないゼネラルプロダクツが発売したこのペーパークラフトは、
完成させた人が片手で数えるほどしかいなかったというウワサまである超難キットでした。
みんなそのチャレンジ製品と、完成見本の出来映えに賞賛を送りながらも、
実際に制作に踏み切った人は、果たして何人いたんでしょうか?

その後は、85年にはボークスからレジン製の完成にかなりの困難を伴うGKが出た後、

wavemerser.jpg
90年代始めにはウェ−ブがGKではありながらもHOスケールのインジェクションキットを発売し、
普通のプラモを作るスキルがあれば何とか完成品を手にすることができるようになった後、
91年には海洋堂からソフビ製のが1/35スケールで出たのでAFVモデラーには有り難がれました。


marusanmeser.jpg
(参考資料)
その後は、しばらく間が開きますが、2001年にはマルサンから素朴な造形のソフビが
Aサイクル光線車と共に「電撃怪獣大進撃」のシリーズとして出て、
2002年には90式が『ゴジラ×メカゴジラ』に登場したところからチョロQ等での展開を見せ、

mechaclonicle.jpg
(参考資料)
2004年の東宝マシンクロニクルでは66式、90式の両方がラインナップされました。
これは牽引車入れても10cm程度の小型サイズで、本来、数揃えるのに適した食玩なんですが、
人気のあまりテンバイヤーに目を付けられ小売店からは即消えで、1000円以上出さないと
オクやショーケース系販売店で買えないような状態になってます……。


70sikisinseiki.jpg
(参考資料)
そして2007年春にはアオシマの新世紀合金から1/48という巨大サイズでライトギミック付きの品が、
しかも66式と70式が登場し、1万5千円という高価もモノともせず順当な売れ行きを示しましたが、
なんとその半年後に2万2千円というホンのわずかな値上げ幅だけで、
リモコンで砲塔が動き、走行も可能という改良版が発売され、先に買った人たちを
落胆・激怒させたことは記憶に新しいところです(笑)。

この大幅「値下げ」という現象は、実はかつてのウエーブのプラモでも起こっており、
新発売時に7800円だったものが再販時に3000円まで値段を下げましたが、
むしろこの時は、劇中の2台編成を実現するために2台目を欲しがっていた人が
けっこう多かったために、好評で迎えられていたようでした(笑)。

meser3sides.jpg

お見せしているのは、新世紀合金の、ではなくウェーブのHOスケールプラモデルです(笑)。
メーサー車を当ブログに加えるに当たって、どの品を選ぼうかいろいろ考えたんですが、
新世紀合金は単体だけなら最適なんだけど、他の東宝自衛隊メカ群と並べることを考えると
1/48スケールだと大きすぎます。基本的に大型メカは小スケールで集めることにしているんですが、
かと言ってマシンクロニクルでは全体寸法が10cm程度になり、今度は小さすぎます。
そこで間を取って、ウェーブの1/87スケールの、牽引車こみ約21cmのコレに決まった訳です(笑)。

さぁ、これで私もようやくメーサー車のオーナーとなることができた訳ですが、
せっかくこれまで東宝自衛隊メカを充実させてきた訳ですから、
それらを総登場させたお話を作ってみないと気が済まないというものです。
「写真は後に御期待下さい」とか前に書いた記憶もあるし、久しぶりに気合い入れてやってみたら、
気合いが入りすぎて、もはやミニカーブログで取り上げるネタではなくなったような気もするので
2回目の特別ページを作ってみました(笑)。

それでは、まずこちらをhttp://jp.youtube.com/watch?v=OcO0qgnMMA8、BGMとして再生して、
気分を盛り上げてから、そのままこちらの特別ページにお進み下さい!
http://www.geocities.jp/krytone1234/sangaidiorama.htm
照明さん、御指名入りました〜!
syoumeimain.jpg
本来なら前回御紹介のつもりが、解説が長くなったので独立させたのが今回の御題で、
トミカサイズだし、脇役の脇役なんで3台まとめて、昨日と連投で御紹介します(笑)。



syoumeisya1.jpg
まずは、どどまいやさんから御指名があった照明車です。
『サンダ対ガイラ』のL作戦でメーサー車に付き添うようにして複数参加していた車体ですね。


snapshot20080701125448.jpg
初回の出動時には場所が山中なので、照明が絶対的に不足することが予想されたために
何台も参加していたんだと思います。
画面で確認できるのは大きな単灯タイプと、小灯を多数光らせるタイプで、
多灯タイプの方が印象的なのでそっちを作りました。でも例によって「それっぽく見えればいい」
というデッチビルドなのは、このクルマが独特の形と大きさをしているからです…。

asyclekeninsya.jpg
そもそもこの照明車は『怪獣大戦争』登場のAサイクル光線砲をメーサー砲に改造する際、
牽引車をデザインし直して新造し、余った旧牽引車の一部外装変え再利用なんで、
一見ジープ風の外見ですが、実は戦車と同じくらいの大きさがあるんですよ。

こんな特殊なクルマはベース車輌もヘッタクレもあったもんじゃないので、
最初はタイヤと横のルックスが似てなくもない現行トミカの114番「自衛隊 軽装甲機動車」の屋根に
電灯張り付けてオシマイにするつもりでした(笑)。

keisoukousya.jpg
で、テキトーにイメージで多灯の照明を作って両面テープで貼って、それで「完成」としてたんですが、
つい先日行った旧玩店で、わりとイメージが似ているミニカーをみつけたので、
照明だけ活かして、ちゃんと作ることにしたんです。


majorancru.jpg
そのミニカーはこちら。マジョレットの「toyota」とだけ刻印が打ってあるクルマで、調べたら
ランドクルーザーということでした。ランクルにしては造形がユル過ぎるんですが却って好都合で、
きっちりした造形のトミカの同車種を見つけても、「似ている」とは感じなかったと思います。
(トミカランクルはねこざかなさんのhttp://nekozakana.blog.so-net.ne.jp/2006-09-26で御覧下さい)


shomei3sides.jpg
そのマジョのユルランクルに、リアにもオーバーフェンダーを付け、フロントのそれは延長して
バンパーと一体化させ、フロントのボンネットにはジャバラのディテールを付け、
その左右のヘッドライトを独立させました。フロントガラスは二分割し表にバイザーを装着しましたが、
以上全て、プラ板と溶きパテのみでの作業です。サイドの窓ガラスも分け方と形が違うんだけど
面倒なんでパス。車高が高過ぎるのも修正は困難なんで見て見ぬ振りをしますw。
照明灯も張り付けてから資料と見比べてみると数が足りないことが解ったけど、それももう無視。
つかこれ、内側に折り畳んであるのを開く仕組みで、最初に見た資料写真が
その展開する最中を移したものらしくて、4×2列しか見えなかったんですよね〜。
もともと枠やら何やらテキトーだし、イメージモデルってことで、もうこのままで放置します…。
あ、あと、ジャバラボンネットの上にサクラのマークを手描きで作って張り付けました。
プリンターのインク切れたんで、ポンポン砲の時のが再利用できないんすよ(泣)。
大きさ的には、マジョのユル振りがまたも幸いして1/55というよく解らないスケールなんで、
結果、牽引車並みの大きさになってラッキーでした(笑)。


siki3sides.jpg
続いて、真ん中のはL作戦指揮車です。これは最初作るつもりはなかったんですが、某キット
(もはや何なのかバレバレ?w)の説明書に「そのためのパーツを付けてあるからトラック等から作れ」
と書いてあったんで素直に従いました。最初は手持ちのトミカのホンダTN3-360トラックを
ベースにしようと思ったんですが、さすがに軽ではマズかろうと、普通のトラックを物色するも
現行ラインナップでは流線型になって明らかに時代が合わないトラックしかなく困っていたところ、
これもとある旧玩店で、箱入りの「コープとうきょうオリジナルトラック」を発見。

cooptokyo.jpg
かなり四角っぽい古い形をしていたので、これを元に作ることにしました。
まぁ、「作る」って言っても、色を塗り替えて、天井に小型パラボラ付けて、
それから後ろにランナー伸ばしたアンテナ2本付けただけですけど(笑)。

64sikiyasensikisya.jpg
出来てから『サンガイ』をじっくり見直したら、使ってある64 式野戦指令車ってのは
ジープと大差ない大きさなんで、ホンダの軽トラ改造でもよかったかも知れないけど、
まぁいい感じの指揮車ができたんでヨシとしましょう。キットの説明書の例にはこっちの方が近いしw。



jjeep3sides.jpg
そして3台目はトミカの自衛隊ジープです。これは昔のをヤフオクで300円で落としたんですが、
実はリミテッドとして今、出てたんですね。まぁでもこの辺ではそのリミテッド見たこと無いし、
先日の東京への買い出しツアーでも見つからなかったんでいいや。
しかしコレ、安かったのは、シートがアイボリー色だったりホイールが金メッキだったりして、
自衛隊感台無しなせいなんでしょうか?(笑) 


jeep.jpg
せっかくのジープなんで、『サンガイ』仕様として大型のバズーカ砲(らしきモノ)をランナー等で
デッチあげてシートの間に設置してます。これは本体は無改造で、バズーカを両面テープで
貼っただけなんで、トミカマニアのヒンシュクを買うこともないと思います…。


という感じで、以上、脇役の脇役、3台まとめての紹介でした。
今回はジャンクではないマジョとトミカを潰したんで、ちょっと気が引けますが、
これでまた一歩、野望に近づいたぞ!(謎

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世界で活躍の名戦車
shermanmain.jpg
着々と増強を続けつつある当ブログの東宝自衛隊ですが、スターメカをお迎えする前に
重要な脇役メカが手に入ったのと、それから脇役の脇役に御指名が入りましたので、
まずそちらを御紹介しましょう。重要な脇役というのはこのM4中戦車シャーマンです。
なにせ第二次大戦中に5万輌近くも作られ、アメリカだけでなく世界各国へ向かっても
貸与・売却・ライセンス生産されため、東宝自衛隊でも主力戦車として長く登場しました。

初登場は『地球防衛軍』で、この時はチャーフィーと共にミステリアンと戦い、

shermanmelt.jpg
『キングコング対ゴジラ』ではなぜかNATO軍の基地にも赤い星を付けて登場し、
あえなくゴジラに溶かされています(笑)。

sangaisherman.jpg
『サンダ対ガイラ』ではL作戦支援部隊の一員として61式戦車と共闘し、
日の丸マークも鮮やかに奮戦しました。

gaigansherman.jpg
その時の写真をよく見ると、砲塔の先に61式みたいな突起が付いてるのは
自衛隊によるモデファイでしょうが、ひょっとしたら経費削減で同じ砲弾が使えるよう、
61式の90ミリ砲を換装してたのかもしれません(笑)。


ateamsherman.jpg
この戦車はアメリカ戦車の代名詞みたいなものなんで、映像作品にも多数出演してますが、
『特攻野郎Aチーム』の第41話「南の楽園奪還指令」では南海の孤島に遺棄された状態で登場します。
この作品のオヤクソクで「Aチームがカスタム装甲車を作って敵陣に突っ込む」という展開があるし、
そのお話の敵は堅固な要塞を築いている連中でハンパなクルマじゃ歯が立ちそうにないので
期待して見ていると、やっぱりその廃戦車を整備して敵の要塞に突撃してくれたんで大満足でした。

このシャーマンは現存個体が多いことも手伝っていろんな他の戦車としても登場しますが、
知る人ぞ知る低予算映画『戦闘機対戦車〜砂漠の対決〜』では、なんとドイツ軍のパンサーとして
登場し、飛べなくなったカーチスP−40と陸上のバトルを繰り広げたりもしています(爆笑)。


bridgefar1.jpg
また『遠すぎた橋』にも大挙して登場しますが、行軍していくその勇姿のうち本物は
最初の数台だけらしく、後ろの方はハリボテを被ったトラックか何かだそうです。
よくよく画面を見ていると、両キャタピラの間からタイヤがチョロっと顔を出しているのは御愛敬(笑)。


sherman3sides.jpg
お見せしているミニカーはデル・プラドの「バトルフィールド・世界の戦車コレクション」のモノ。
また例によってデル・プラド倒産によりコンビニに流れた品で、レジンキャスト製の完成品です。
戦車マニアからは「デキが良くない」とあまり省みられないこの品なんですが、
大きさが1/60で約9.7cmと、私のコレクションにはお誂え向きだし、安く転がってるんで
1個試しに150円で落札してみたんですが、可動するのは砲塔の左右転回のみで
砲身の上下動も無い上に、キャタピラ・動輪関係も一体成型だし、
さらにサイドの鋼板のディテールが入ってなかったりもして、良くない評判にも納得ですが、
サイドのディテール省略に関しては、実にこの戦車にはバリエーションが多く、
本当にサイドがツルンテンのも無くはなかったようなので、そこは気にしないことにしました(笑)。

写真の状態は星マークを日の丸で隠して、その横のストライプを目立たなくしただけです。
本来なら削りこむべきでしょうが、そこまで手を入れる気にもなれないので放置です(笑)。

と、ここまでシャーマンの解説をしていたら、すでにけっこうな分量になっちゃったので、
脇役の脇役に関してはまた次回、お届けしましょう!

テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用

SFはやっぱり絵ですよネェ……
「SFは絵だネェ…」という名セリフと共に、フランク・R・パウルやエド・カーティア等の
アメリカのパルプマガジンのカバーを飾った名アーチストたちやスペースオペラの魅力を紹介され、
クソ真面目な風潮が支配的だった初期日本SF界でかけがえのない個性を発しておられた
野田昌弘さんが去る6月6日に亡くなられました。

私は一度だけ野田サンを間近に拝見する幸福に恵まれましたが、それは1970年代後半で、
まだ高校生だった私は、博多の大型書店の一角で行われたプチSF大会、
たしか「どんたこん」と銘打った催しに参加し、熱意のあまり最前列に陣取ったので、
パネラーとして参加された野田さんと、もう一人のゲスト、栗本薫さんを間近で見ることができました。
当時からあの野田サンの甲高いしゃべり声と、あの語り口の名調子である「野田節」は健在で、
他の多くの参加者が栗本さん目当ての中、野田サンばかりに注目していた2時間あまりでした(笑)。

eiyugunzomini.jpg
もちろん、会場に持ち込んだ野田さんの著書『SF英雄群像』にサインしてもらったのは
言うまでもなく、その本は私の宝物の一つです。


当時は野田サンに完全にかぶれていたので、それ以外の彼の著書を集めようと、
上京してまず向かったのが神保町でした。
しかし「神保町に行けば手に入らなかった絶版本が何でも手に入るんだ!」との希望に
胸ふくらませたオノボリ高校生が現実を知るのは当然で、絶版特撮SF関連本なんか
そう簡単に売りに出てるわけもなく、あったとしても「神保町値段」です。
今は再販も出たんでだいぶ値段が下がったキネ旬の『世界の怪獣』は売ってたけど、
なんと7万5千円! 当時の7万5千は今では12〜13万といった感じですかね? 
高いなんてモンじゃなくて、その1/10でやっと買うかどうか悩み始めるという感じでしょうか?(苦笑)
まぁ、そういうキビシィー現実はともかくも、野田さんのフィルターにかけられた「宇宙への夢」は
その後も私の中に住み続け、あの『スターウォーズ』も第一作目は、野田さんの名訳によって
ノベライズというかたちで先に触れたため、今も野田さん訳以外のものは受け付けません(笑)。

まぁそれでもさすがは東京です。神保町以外の古本屋でもSFや特撮・アニメ等に強い店はあり、
それらを何年もかけて回っているうちに、野田サンの主要著書はいつの間にか集まってました。
koukopanorama.jpg
その中でもこの『SF考古館』と『SFパノラマ館』(共に北冬書房刊)は
『英雄群像』と並んで大好きな本で、もう何回読んだか憶えていないほどです。


野田サンの追悼企画としては本来なら、『キャプテン・フューチャー』を取り上げるのが一番ですが、
あいにく私はあの作品の乗り物フューチャーコメットの玩具を持ってないので、
野田サンが愛したのと同じ時代の古典SFである『フラッシュ・ゴードン』をとりあげようと思います。
flashmain.jpg
『フラッシュ・ゴードン』は1934年に連載が始まった新聞マンガで、その時代に映画化もされ、
古典的なSFヒーローとして大人気だったキャラクターです。

flashgordonpanf.jpg
1980年にはディノ・デ・ラウレンティス製作で米20世紀フォックスで、主演サム・ジョーンズの
バージョンが映画化され、音楽をクィーンが担当したことで大いに話題になりました。
『スター・ウォーズ』も企画スタート時にはこの『フラッシュ・ゴードン』の映画化のつもりが
権利が押さえられていたため断念したという説もあり、いろいろと因縁浅からぬ関係です(笑)。

thimosy.jpg
この時は木の惑星の王子をティモシー・ダルトンが演じ、そのカッコヨサが印象に残っていたので、
後に彼が4代目ジェームズ・ボンドに就任したときは大納得だったものです(笑)。

flash3sides.jpg
今回お見せしているのはそのフラッシュの宇宙船で、この映画のモノではありません。
ただ「映画公開に便乗して昔のデザインのオモチャも出回り、その中の一つ」だと80年代中盤の
購入時に聞かされてましたが、なるほどいかにも素朴なデザインですよね。
全長15cmのプラ製で、ゼンマイ動力と火花発火装置を内蔵してます。
フィギュアの方は時代は同じ80年代中盤ですが、また別の企画『ディフェンダーズ・オブ・ジ・アース』
というアメコミ関連のモノです。フラッシュ・ゴードン、ファントム、マンドレイク等の古典ヒーローが
チームを作ってミン皇帝と戦うストーリーでした。フラッシュ・ゴードンに関しては
まだまだ語ることはあるんですが、今回はそれがメインではないのでこの辺で(笑)


remonzukiyo.jpg
宇宙大元帥こと野田昌弘サン、どうかこれからはレモン月夜の空の彼方から、
我々SF好きを見守っていて下さい。絵心を忘れない野田サンのSFマインドは
各々が各々のやり方で受け継いでいきますから…。

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イヌのおまわりさんっ!
atommain.jpg
盛り上がった前回のシグマグランプリでしたが、そこでちょっと鉄腕アトムについても触れました。
そこで今日の御題はアトムつながりで、メトロシティパトカーです。
アトムの世界のパトカーはずっと昔からなぜか犬の形をしています。
理由としては、まぁ一般に警察の蔑称が「イヌ」だからなのかもしれないし、
ひょっとして「鉄ワン」のシャレなのかもしれないけど、詳細は不明です(笑)。
この犬のパトカー、モノクロのアニメの時も、前回のシグマグランプリのオモチャが作られた
80年代リメイクの時も商品化されませんでしたが、2003年リメイク時にようやくオモチャ化されました。
この時はタカラがスポンサーだったため、一番出回っていた商品はチョロQで、
チョロQのこのパトカーの上を極小のアトムフィギュアが飛んでいるというオモチャだったので、
その細工の細かさに関心はしたもののサイズ的にスルーし、何か他に標準スケールに近いモノを
物色しているうちに放映も終わってしまってましたっけ…。


atomimage.jpg
この2003年版、キャラを手塚先生の初期絵に似た感じのものにして「原典回帰」的路線を狙った
らしいんですが、テーマソングをあの「空を越えて、ラララ」の歌じゃないタイアップものにしたり、
声をオリジナルから演じ続けた清水マリさんでなくしたりという余計な小細工が目立つ作品でした。
まぁ歌や声優は時代の流れと言えなくもないですが、肝心のお話も暗い内容が多かったり、
かと思えば屈指の名エピソード「地球最大のロボット」で、プルートゥの性格をウランに惚れる
ロリコンにしてみたりと、迷走が目立つ作品でしたねぇ…。
歌も最後にはオリジナルをそのタイアップ歌手に歌わせたりもしてたけど、
やはりグダグダ感は拭えませんでした……。

wanwan.jpg
で、結局、ワンワンパトカーの手頃なのはみつからずガッカリしていたところ、
2年程前にヤフオクでみつけたのが今回お見せしている「ワンワンパトロールセット」です。
「親指大のアトムのフィギュアの中に乾電池を入れてパトカーに乗せると、それがスイッチとなって
動きだし、ミステリーアクションで走行する」といった楽しいギミックを持つオモチャです。

この「電池を仕込んだ小フィギュア兼スイッチ」という仕組みはタカラが2000年に展開していた
「デンチマン」というシリーズそのままで、2002年に「電動作戦ガッタイオー」として
メカ付きで新展開を迎え、その翌年の2003年に今度はアトムのオモチャとして
シリ−ズの一環と銘打ってはいませんが、3度目のお務めとなったんだそうです…。
基本的に同じ寸法なので、デンチマンやガッタイオーのシリーズとアトムをコンバートしても、
ちゃんと作動するそうで、このあたり、プラレールやトミカ等、
オモチャの規格を大切に守り続けるタカラならではの心遣いなんでしょうか?


atom3sides.jpg
このセットのワンワンパトカー、サイズは15.2cmとやや大きめだし、上部にアトムを合体させるため、
縦サイズも9.2cmとけっこう大きくなるという収納泣かせのオモチャなんですが、
とにもかくにも長年の念願だったイヌのパトカーが手に入って悦に入ってる次第なのです(笑)。


urasawapluto.jpg
この2巻の表紙のビジュアルを持つアトムが復活して
いよいよクライマックスを向かえつつある、小学館『ビッグコミックオリジナル』連載中の
浦沢直樹の『PLUTO』にも、このワンワンパトカー出てきてましたっけ? 
まぁあの世界観からは想像つかないけど(笑)。

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