キャラクターミニカー秘密基地
劇中車キャラクターミニカーを中心に 陸海空で大活躍するスーパーメカの模型が集まる秘密基地でしたが、開始後7年を迎え「映像作品に登場の様々なキャラの玩具」を紹介するブログとして拡大再開店です
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FZIRO

Author:FZIRO
ミニカーコレクターからも、
合金コレクターからも異端視される
劇中車のキャラクターミニカー、
それも標準スケール物を中心に
ひたすら集め続けています。
マイナーなジャンルでしたが
この頃はキャラウィールや
カーズのおかげで、少しは
市民権を得られてきたかな?(笑)
なお、このブログの内容は、
いわゆる「日記」ではないので、
コメントや御質問があったら、
古い項目にも御遠慮なくどうぞ!

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都会に蠢く黄色い狂気
taxidrivermain.jpg
Ponys41さんのとこでずっとタクシー特集をやってらしたのに感化されて、
ウチでもタクシーネタを何かやろうかとしたんですが、映像作品縛りであるウチの場合、
何か印象的な作品が無いとできません。そこでタクシーで何があるか考えたところ、
まず浮かんだのが『タクシードライバー』、次に『ティファニーで朝食を』、
リック・ベッソンの『Taxi』シリーズ、それから日本のドラマの
『タクシードライバーの推理日誌』シリーズ、あとは『007/オクトパシー』、
『007/美しき獲物たち』等々、けっこうありそうなので、
新カテゴリーとして「タクシー」を立ち上げることにして、
やっぱその第一弾はコレでしょ、ということで『タクシードライバー』です。

tdjapaneseposter.jpg
この映画は1976年日本公開ですが、私はその2~3年後に福岡は天神にあった
センターシネマという1本立て250円の映画館で観ました。
高校生の私は晴れて盛り場に出れるようになったので
(当時は騒ぎさえ起こさなければ補導されることも無かったんですよ)、
お小遣いの関係上、2番館が多かったですが映画館へよく行くようになり、
中でも天神のセンターシネマや天神映劇、博多駅のステーションシネマは
300円以下で観れるのでお気に入りで、たくさんの洋画を観ましたねぇ…。
封切り時のこの映画は、監督のマーティン・スコセッシも主演のロバート・デニーロも
まだ駆け出しだったので「異色の都会派アクション」的小さい扱いで、
むしろ音楽のバーナード・ハーマンの遺作になったことの方が話題になっていました。


ところがフタを開けてみると、そのあまり暴力的な病んだ感覚と、デ・ニーロのダサカッコ良さ、
それからジョディー・フォスターのロリ娼婦の妖艶さがクローズアップされ、
瞬く間にカルトムービーの仲間入り(当時はそういう呼び名はまだ無かったけどw)を
果たしてしまいましたっけ。センターシネマでの公開もそういう評判を受けてのことで、
日曜だったけど二番館の上映なのにほぼ満席で、その熱気の中で観たこの映画は
客の期待に見事に応えてくれる出来映えでしたね。ヽ(´ー`)ノ

何より作品の創り上げている「世界」がとてもリアルで引き込まれたんですよ。
特に主人公のトラビスが映画館でコカコーラを買おうとして
「ローヤルクラウンコーラしか無いけど…」と言われるシーンが個人的にツボでしたね。
というのも小学生の頃、RCコーラが大々的に日本でのシェア拡大を企てたことがあって、
コカコーラより大きいビンで5円だか安い値段で売り出してたんですね。
ビンボーな私はすぐそっちに飛びついたんですが全体のセールスは不調だったらしく、
まもなく見あたらなくなったんですよねぇ…。それで久しぶりに聞いた
「ローヤルクラウンコーラ」という単語が妙に懐かしかったんです(笑)。

td3sides.jpg
お見せしているミニカーは映画で使われてるのとほとんど同型のチェッカータクシーです。
イクソ製の1/43ダイキャストミニカーで、全長約11.3cm。
sekainotaxi.jpg
私はこのミニカーだけをオクで手に入れましたが、どうやら日本では6号位で発売中止となった
デアゴスティーニの「世界のタクシー」というシリーズの創刊号付属だったミニカーのようで、
無版権ながら創刊をコレで決めるとは解ってる感じですが、本国では約30種出たこのシリーズが
早々に打ち切りになるとは、日本のミニカー市場って厳しいんだなぁとつくづく思います。

今回の記事はPonys41さんのこちらへの勝手連にもなってまして、
その前後の記事で映画のこのくるまに関しては綿密な考証が行われるので、
詳細はそちらにオ・マ・カ・セです。ヽ(´ー`)ノ

さて、映画の話に戻ると、この映画は海兵隊上がりで強度の不眠症にかかった男が、
生きる目的も無いままにヒマを持て余し、タクシードライバーとなって夜の街を走るうちに
その毒気に当てられ、狂気を募らせていく物語です。
映画で明言はされませんが、その男トラビスがベトナム帰りで、不眠症にかかったのも
その戦場の過酷さからだろうという考察をする人もいます。
vetonamflag.jpg
初めてトラヴィスの部屋が映るところでかかっている旗はベトコンの旗で、端が焦げているため
実際に戦地から持ってきたモノと思われるので、その考察は当たりでしょう。

そのため心の一番大切なところが壊れてしまっているトラビスは、せっかく見つけた
「天使」とまでに憧れた女性とうまくいきそうだったのに、
デートで彼女をポルノ映画に連れていってしまって完全に嫌われます。
また生き甲斐を失ったトラビスは、次の目標を自分には偽善者と感じられた
大統領候補の殺害に定め、銃を手に入れ肉体の鍛錬をし直し、
armgun.jpg
腕から滑り出るアームガンという秘密兵器も仕込んで、
頭もモヒカンに刈り込みいざ決行というところで、そのガードの固さに断念します(苦笑)。

ailis.jpg
でも今度はめげることもなく、目標を以前、街でちょっとだけ関わりを持った
少女の売春婦を助けることに切り替え、売春窟へと「殴り込み」をかける訳ですが、
この最後のシーンがあまりにブッ飛んでるために、大統領候補襲撃に失敗したトラビスが
大酒飲んで見ている夢だとか、あるいは「殴り込み」は現実だが、全てが終わった後、
回復したトラビスが英雄として社会に迎えられ、憧れの女から言い寄られたり、
また元のようにタクシードライバーとして働くシーンは、重傷を負って植物人間と化した
彼がベッドで見ている夢だという説が流布されているようです…。

ending1.jpg
そしてエンドクレジットではルームミラーで後ろの席を見ているトラビスの顔が映った後、
夜の街を流すタクシーの画像に替わりますが、よく見るとここの夜景には窓枠が設定してあり
ガラスの映り込みも見えるので、映画を観ている観客がトラビスのタクシーの中に入り客となった、
つまりは彼の狂気に取り込まれてしまったのだと主張する人がいて、
なるほど面白い見方だとは思いますが、その後、本当の最後のシーンで、
トラビスが運転するのと同じタクシーが止まって客を拾ってるんですよね…。
だからやっぱ考え過ぎかも?(笑)。

まあでも、それだけいろいろと考える余地を残してくれているってことは、
それだけこの映画が深い証拠で、カルトムービーの面目躍如というところでしょう。
トラビスが着てるサープラスも今でも流行ってるし、例のアームガンなんかは
こうやって自作する人までいるくらいですヽ(´ー`)ノ

私はそれほどガンマニアじゃないけど、このアームガン、ちょっと欲しいかも?(笑)。

と、ここまで記事を書いてたら、『タクシー・ドライバー』のリメイク制作の噂が
飛び込んできました! リメイク版では『ダンサー・イン・ザ・ダーク』の
ラース・フォン・トリアーが監督するようで、トリアー監督の出身地のデンマークでは、
雑誌『エッコ』が「スコセッシ監督との話し合いが進んでいる」と報じており、
リメイクか、あるいは続編になる可能性もあるとのことです。
トリアー監督の関係者はこの噂について「まだ確定とも、否定ともいえない」と
曖昧なコメントをしているそうですが、まぁ正式発表前にとぼけるのは当然なんで、
興味津々で見守りたいと思います。

テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用