キャラクターミニカー秘密基地
劇中車キャラクターミニカーを中心に 陸海空で大活躍するスーパーメカの模型が集まる秘密基地でしたが、開始後7年を迎え「映像作品に登場の様々なキャラの玩具」を紹介するブログとして拡大再開店です
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FZIRO

Author:FZIRO
ミニカーコレクターからも、
合金コレクターからも異端視される
劇中車のキャラクターミニカー、
それも標準スケール物を中心に
ひたすら集め続けています。
マイナーなジャンルでしたが
この頃はキャラウィールや
カーズのおかげで、少しは
市民権を得られてきたかな?(笑)
なお、このブログの内容は、
いわゆる「日記」ではないので、
コメントや御質問があったら、
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スピードレーサー、キタ━━━(゚(゚∀(゚∀゚(☆∀☆)゚∀゚)∀゚)゚)━━━!!! 、けど…
bigrigpacke.jpg

今日の御題は『スピード・レーサー』です。例のウォシャウスキー兄弟版『マッハGoGoGo』ですが、
どうも邦題は、アメリカ題名直訳のとてもつまらないものに決まったみたいです……_| ̄|○

メインポスターはこちら、
speedracerposter.jpg
ちゃんとあのMマークを再現してるのはポイント高いですが、

主人公の剛ならぬスピードはこんな感じ
gomifune.jpg


そしてマッハ号は、
mach6.jpg


剛の家族は、
machfamily.jpg


ってな感じで、なかなか再現度は高いようです。さすが、元のアニメが大好きでよく見てたという
ウォシャウスキー兄弟だけのことはあります。


今回取り上げたミニカーはホットウィールのシリーズの1つで、トランスポーターかと思って買ったら、
bigrigpackeura.jpg
なんかよく解らない、ジャンプ台(?)みたいにして遊ぶプレイセットのようです。
ホットウィールの普通サイズなんでスケール的には1/60~1/70程度でしょうが、
上に乗ってるマッハ号との比較でお解りのように巨大メカなんで、実寸約24cmあります。


で、この写真の下の方、今回の映画版の車がラインナップされてますが、
moviecars.jpg

アップにしたんで写真が荒れていて恐縮ですが、
上段左から、マッハ5、スネークオイラー、レーサーXカー、マッハ4(!)、
下段はムシャモーターズレースカー、GRX、マッハ6(!!)、グレイゴーストレースカー、だそうです。

マッハ4号だのマッハ6号つうのは何だ? って感じで、そういえば上の写真をよく見ると、
マッハ号のボディに6って書いてあるので、あれはこのマッハ6号だった訳ですね…。
プロトタイプが赤い4号で、5号が完成品で、6号が新型ってことなんでしょうか? 
原典のアニメでは、最初に三船親子は新型エンジンの開発を志してる描写があるし、
最後の方で「新マッハ号」の開発に取りかかったとかいう剛のセリフもあるんで、
アニメではウヤムヤで終わったそのあたりの設定を拾ってきたんだったらウレシイんですが…。

マッハ6号という名前は、昔タツノコ系列のシーホースが出していたオリジナル展開のプラモに
そんなのがあったような気がしたんで、参考画像拾ってきました。
mach6plamo.jpg
見比べるとあまり似てないんで、まぁ、ネーミングはここから持ってきたのかも?(笑)。

さて、また映画版の車に注目すると、スネークオイラーカーってのはアクロバット族の車ですよね。
原典では紫のコブラみたいな丸っこい車なんで全然イメージ違います。
レーサーXカーはあまりイメージかわってないからまぁこんなもんとして、
下段の武者モーターズカーつうのは真田浩之の乗る車でしょうか?
GRXはあの金色の流線型のクルマのことでしょうが、これもイメージ違うなぁ…。
一番右のグレイゴーストってのは何でしょうねぇ? 名前のイメージ的にはマレンゴの車かなぁ…。

これらの車たち、イメージは原型を保ってるのとかなり変わってるのとどっちもありますが、
ちょっと恐ろしいのが、どの車もモリだのヤリだのの物騒な武器を装備している点。
そりゃ確かにマッハ号には丸ノコがあったけど、あれはあくまで悪路疾走用ですからねぇ…。
今度のこの映画版、『マッハGoGoGo』のフリをした『デスレース2000年』のリメイクだったら困るなぁ…。
いや、あれはあれで嫌いじゃないんですけどね、あんな殺伐としたものにされちゃぁ、ネェ…。

これはどうなってるのか、公開予定の7月下旬には劇場に行って
この目で確かめるしかなさそうですね~。




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メーターがしゃべる、そんな…w
metermain.jpg

4月1日の記事で『カーズ』について「こういうすばらしい作品をこれまで見ていなかったことが
悔やまれてなりません」と書きましたが、その日に書いたことなんで、当然まだ見てません(笑)。
でもハッピーセットの「カーズ」シリーズ自体には、興味が湧いてきたので、またいくつかオクで
落としてみました。当然、新品セット売りより、ルースでガタガタなハンパ品を選択したんですが、
今日取り上げるメーターは100円ながらも、キズもシールのはがれも無く新品同様の品でした。
この「メーター」というキャラは見ての通りのレッカー車ですが、「天然で、陽気な性格」だというし、
元は水色だったそうですが、今は赤サビと汚れで茶色にしか見えないし、
出っ歯でひん曲がった大きな口を持つので、イメージ的にはロバか老馬って感じでしょうか? 

mred.jpg
ひょっとしたら、昔の「馬がしゃべる そんなバカな?」でお馴染みの
『ミスター・エド』のイメージを引きずってるのかも知れません(笑)。


metermac.jpg
この『カーズ』の作品を通して「ナマイキで勝つことにしか興味が持てなかったマックィーンは
いろいろ大切なことに目覚めていく」とのことなので、このメーターの天然振りなんかは
かなりの影響を与えているのかも知れませんね。見ずに書いてるからテキトーですが(爆笑)。


meter3sides.jpg
さて、今回のハッピーセットは全長およそ9.7cmですが、こういうキャラなんで
ブルバックゼンマイは仕込まれていません。でもその代わりにワザと前後の車輪が
グニャグニャに取り付けられていて、しかもフロントは左右に遊びが設けられているため、
手で押しながらどっちか片方に重心をかけるとそのまま曲がってくれるギミックになっています。
これ、実際に自転車やバイクなんかで曲がる時のフィーリングに近いものがあるので、
本来のこのオモチャのターゲットである幼児層にはいい体験学習になるんじゃないでしょうか? 

kenin.jpg
それからレッカー車たるアイデンティティである、後部牽引フックもちゃんと上下に動き、
他のクルマを引っかけて遊ぶこともできるので、オモチャとして極めて完成度が高いと思います。

今回実は、3台ほどこのシリーズを手に入れたんですが、それぞれギミックが違っており、
ハッピーセットのオマケという厳しいコスト制限の中、おそらくはそれぞれのキャラにふさわしい
一発芸をどのクルマにも仕込んであるんだろうと、残りのメンツにも俄然興味が湧いてきました。
もう4月も10日なので今回はマジです(爆笑)。
という訳で、残り4台も集めてみる気になってきましたが、大人買いしても能がないんで、
1つ1つ気長にコスト制限を自らに課しながらやっていく予定です(笑)。

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ジャンプでブッ飛ばせ、キットぉ!
今日の御題はひさびさに『ナイトライダー』を取り上げます。
アメリカでの新作のパイロット版放送はおおむね好評で迎えられたようで、私も某所で観ましたが、
全体の感じは「ナイトライダー」のイメージを大きく損ねるものではなかったような気がします。
当然英語のままなんで複雑なストーリーの細部に解らない部分もありましたが、
観てる間、退屈することはなかったことは確かです。


knight3000.jpg

結局、新しい車(ナイト3000?)はシェルビーの名前は付いていますが、
実質、マスタングのチューンナップ版のGT500KRが使われたようです。
オリジナル同等の装備に加え、スイッチ一つでボディの色や外装の一部が変化する
仕組みが取り入れられており、CG全盛の「今」ならでは新装備でしょうか? 

以前お見せした映画用2008版(?)のポスターとは全然違うこのナイト3000ですが、
マスタングは日本未放映の『チームナイトライダー』でも主役メカとして使われていて、
どうも、今回の2008年度版は『ナイトライダー2000』と『チームナイトライダー』の
間をつなぐ話っぽくもあるので、その整合性から再度の起用となったんでしょうか?


dadsonmaichel.jpg
新しい「マイケル」役の俳優さんは、海兵隊の若い隊員と言う感じで、オリジナルのマイケルの
セクシーな感じはありませんが、なかなか好感は持てますね。
設定上はオリジナルマイケルの息子であるらしく、ラストシーンにはハッセルホルフもちゃんと
登場するので、旧作のファンも一安心。ただ、歳月は残酷だなぁという気もしないでもないですが…。
彼は今アル中と闘っているそうなので、出番での動作に落ち着きがないのが、
演技なのか素なのかは判断に苦しむところです。
ともあれ、レギュラーシリーズの放映と日本正式上陸が楽しみですね。

さて、『ナイトライダー2008』のミニカーはいずれ発売されるだろうから、改めて紹介するとして、
今日は、以前箱絵だけお見せした、本放送当時に発売されたこちらを取り上げます。

comtrontriler.jpg
このケナーの「ナイト2000クラッシュセット」はトミカサイズよりはやや大きめのなぜかタテに長い
ダイキャスト製のナイト2000のミニカー(8.5cm)と上の写真の同スケールのプラスティック製の
大型トレーラー(33.5cmで形から考えてケンワースのW900?)、
及びバネ仕掛けのジャンプ台のセット構成で、ターボブーストならぬスプリングブーストの
ジャンプ台からナイト2000を打ち出してトレーラーの横腹にぶつけ、
そこに仕組んであるギミックをうまく使ってトレーラーをぶち破るという、
劇中でもお馴染みの名場面を再現できるようになっているオモチャです。

全セット内容は下の写真でお確かめ下さい。サイズが大きいのでクリックしてどうぞ!
crushsetall.jpg




comtronjump.jpg
コンテナの横に書いてある「COMTRON」とは、第一話でまだ整形前のマイケルが潜入した会社で、
このコムトロンのトレーラーを飛び越すシーンは上の写真のように1話にあるので、
そこから発想したオモチャでしょう。


comtron3sides.jpg

本放送当時、ナイト2000ばかりオモチャ化されてライバルのメカたちが全然出なかったので、
当時買ってもらえた子供たちはこのトレーラーをゴライアスにみたてて遊んだんじゃないですかね?
このセット、日本では正規発売がなかったと思うので、アメリカの子供か、当時原宿のキディランドで
高いお金を払って買ってもらえた本当に裕福な家の子供に限っての話ですが(笑)。
発売から25年が経ち、白かったトレーラーの一部に黄ばみが、紙製のシールにも少し痛みが
生じてますが、まぁこういうプレイセットの性格上、修正するのもヤボかもしれません。



griath.jpg
劇中のゴライアスはこんな感じで、もっとゴツイ真っ黒なトレーラーです。
劇中のコムトロンのトレーラーもゴライアスに近いので、細部を変えての流用かもしれません…。
このクラッシュセットのトレーラーは、むしろナイト財団の移動基地トレーラーと似ているので、
そっちに見たてて遊ぶこともできたでしょうね、つうか、こっちの形にするなら、
むしろナイト財団トレーラーを出せという気がするんですが(笑)。
同じスケールのナイト財団トレーラーは、国産でダイキャスト製のが出てたんですけど、
今やそれも、高嶺の花になっちゃってるんですよねぇ(泣

『ナイトライダー』には強力なライバルカーも多々登場し、本当に魅力的なコンテンツだと思うんで、
キットやせいぜい色変えのカールばかりを出してるんじゃなくて、
もっと積極的に商品開発してもらいたいですよねぇ…。


なお、今回のこのコムトロントレーラー、トレーラーつながりで1/43cu.in.さんとの勝手連返し(笑)
にもなっているので合わせて御覧頂けると幸いです。

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最大の母艦と最強の戦士!(w
ss1main.jpg
レスキューシリーズ3部作を連続でお送りしてきましたが、このシリーズにはもう一台、
ぜひとも取り上げたいメカがあるので、その掟破りの4回目を今日の御題といたしましょう。
そのメカこそがソリッドステイツ1で、ソルブレインチームが誇る
全長30メートル・重量12000トンの大型救急母艦で、 略称はS.S.1です。

hungerdeck.jpg
普段はソリッドハンガーという基地に格納されているこの巨艦は、
ソルブレインでない専用の搭乗クルーによって稼働され、戦闘ではない大規模災害に対処します。
二基のハイドロフュージョンエンジンを搭載し、地上走行最高時速は80キロですが、

ss1flying.jpg
緊急時にはタイヤをたたんだ状態の飛行形態に変形することが可能で、その際には時速980キロの
高速で災害現場に駆けつけます。上部に化学消防車20台分の消火能力の大型消火装備
「ケミカルディスチャージャー」を装備することによってあらゆる火災に瞬時に対処し、
内部にはソルブレイン用の車両ソルギャロップ・ソルドレッカーを収納しています。

このSS1には専用の音楽が2曲もあり、商品展開的にも「ポピニカDX」、この「DX版」、さらには
格納基地まで再現した「DXソリッドハンガー版」も発売されるという力の入れようでした。
しかし、大型過ぎて価格・値段共に敬遠されたのか玩具の売れ行きは不振だったようで、
中盤でやたら活躍という反則ならぬ販促行動を繰り返した後(笑)、
最大のテコ入れであるナイトファイヤーの登場後にはほとんど出てこなくなりました。
まぁ、登場すれば大がかりな特撮も必要になるし、毎回バンクのみって訳にもいかないだろうし、
予算が限られてくる番組後半としては無理もないことでしょうねぇ…。
しかし最終回ではその無念を晴らすように正木本部長自らが乗り込んで出撃し、
華々しい活躍を見せてくれたのは印象に強く残っています。

ss13sides.jpg
今回お見せしているのはその中でも最大の「DXソリッドステイツ1」です。
プラスチック製で全長40cm、スケ-ル的には1/75の巨大さは迫力充分ですが、
持て余す人が続出したのも納得で、私もヤフオクで中古でしたが程度は悪くない完品を、
なんと1000円でゲットしたんですが、たぶん、同居人から緊急放出指令が出たに違いありません(哀
ソリッドハンガー付きのも中古なら安価で転がってるんで、みんな保持に苦労してるようですねぇ…。
戦隊ものの巨大基地玩具は売れないのがデフォですが、この頃からその傾向は始まっていた、
つうか、この頃からずっと反省無しなんですねぇ、バンダイさんは(呆

オモチャ的には、もちろん飛行形態に変形可能で、パトライト点滅・リアルサウンド炸裂という
定番ギミックの他、ハシゴならぬ上部のシュノーケルバーを伸縮・回転させることもできるため、
そこから付属のミニソルギャロップを射出したり、ノズルを使い消火活動ゴッコをして遊べるし、
allseta.jpg

サイドからはコンテナが自動放出され、こちらからはミニソルドレッカーが発進します。
さらにリアハッチからはソルドーザーのビークル形態ドーザークローラーを出動させることも可能で、
つまりは劇中のアクションをほとんど再現可能という、極めて完成度の高いオモチャです。


さて、レスキューポリスシリーズの解説でも触れましたが、このシリーズ通しての主役は
何と言っても正木俊介です。特に3作目の時空を越えての登場は、
アーマゲドンを勝ち抜くための究極の戦士として、大天使みかちゃん、じゃなかったミカエルが、
わざわざ召還したと考えば大いに納得がいくというものです(ウソ)。

そもそも特警チームというのは正木の親友で、爆弾魔から人々を守って殉職した
小山捜査官と正木が温めていた構想を実現させたもの。
masakikoyama.jpg
その小山捜査官を演じたのはあの伴大介(この時は「直弥」名義)さんですから、
つまりは東映特撮ヒーロー最強の二人がガッチリとスクラムを組んだようなものです(笑)。

koyama.jpg
ア、アスカー!(違

親友の死というツライ試練を乗り越えた正木は、その悲しみをまとったような黒い制服に身を包み
本部長としてウインスペクターの指揮を執るわけですが、
winmasaki.jpg
平和を愛し、友情を信じ、人の命を守ることで少し心に安らぎが出てきたのか、

solmasaki.jpg
ソルブレインの指揮を執る際には濃いブルーの制服に衣替えし、
エクシードラフトの世界に警視監として乱入する際も、その衣装を着ていました。
正木本部長と言えば、やはりこの濃いブルーの制服姿の印象が強く、
ソルブレイン時にセット発売されたソフビでも、その衣装で造形されています。


それでは最後に、劇中では実現しなかった3大レスキューポリスの主役メカと
それとスケールを合わせた正木本部長、各ヒーローたちのを競演をお届けしましょう。
SS1が実際より小さく見えますが、な~に、それは気のせいです(爆)。
サイズが大きいのでクリックしてどうぞ!
masakiheross1.jpg

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さすらいの太陽は今も輝いているか?
sasuraidumpmain.jpg
これまでにいくつか芸能人と旅についてのエントリーをお届けしましたが、
芸能人の旅と言えば、華やかなスポットライトを浴び常に満員の観客が迎えてくれる
売れっ子の全国ツアーもあれば、それとは裏腹な、ろくに客もいない寂れた会場で
酔っぱらいの罵声や、時には大イビキを相手に歌わなければならないドサ回り興行も存在します。
平成も20年を越えた今日ではそういうのは流行らないかもしれませんが、
昭和40年代には確実にそういう世界は存在し、むしろ主流でした。

sasuraijakesya.jpg(DVDはコロムビアミュージックエンタテインメントから発売中)

今回の御題に取り上げる『さすらいの太陽』はそんな昭和46年に放送されたアニメで、
運命のいたずらで入れ替わった大金持ちの娘と貧乏人の娘とが同じ歌手を目指して競い合う物語で、
主人公の峰のぞみは今は貧乏人の娘として暮らしているため、金の力でのし上がっていくライバルに
悔しい思いをしながらも、自らが信じる歌の心を会得するために様々な苦労に立ち向かっていきます。
原作はすずき真弓(脚本を担当したのは藤川桂介!)による古い絵柄の少女マンガですが、
アニメ製作を旧虫プロが担当したため、『あしたのジョー』の歌謡曲版的濃い世界が展開します(笑)。

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では、まずはその素晴らしいオープニングとエンディングを御覧ください。
音楽担当はいずみたくなので、どちらの曲も、いかにも昭和30~40年代の「下町の太陽」的、
明るさと、たくましさと、そして切なさにあふれた名曲です。



今回TOPにお見せしたのは、そんなのぞみが地方のドサ回りの時に乗せられたダンプカーで、
悪徳プロダクションのDMプロ(ドサ回りプロ?)ではたとえ一座のスターといえども
カラフルペイントのバスなんてトンデもなく、時には吹きっさらしの荷台での旅を強要されるのでした。
sasurai12 2009-01-07 01_33_52_671
画面ではこんな感じで細かい車種までは不明ですが、明らかなボンネットタイプのダンプカーで、
荷台の縁が高いところからも砂利運搬用のダンプを払い下げてもらったんじゃないかという感じです。
色が紫というのもあり得ない趣味の悪さで、昔こういうダンプが走ってるのはよく見たけど、
紫のなんて無かったですから!(苦笑)。


sasuraidamp3sides.jpg
ミニカーはトミカのニッサンディーゼルダンプトラックです。
黒箱の頃に出ていた当時の16番で、バリエーションナンバーは16-2。
色の正規バリエーションとしてこの紫もあったから、実は私が見たこと無かっただけで、
当時この色のもちゃんとあったのかもしれませんね。
ブツはジャンクとしてヤフオクで110円で手に入れました。リペしようとかなとも思ったけど、
多少はチップがあるくらいが実用車として自然なのでそのままです。


また、この作品にはメインタイトルにも出てくるし、主人公と恋人の青年ファニーとの出会いにも
大いに関係するポンティアックGTOらしき車も登場します。
sasurai02 2009-01-07 02_03_41_187
この独特のヘッドライト回りは1969年型っぽいでしょうか?
あのモンキーモービルのベースが66年型だからちょっと後になりますね。
やっぱこの車、音楽業界と縁が深いな~(笑)。


この作品で主人公の峰のぞみを演じているのが藤山ジュンコで、他のアニメでは見たことのない
声優さんですが、それもそのはずで彼女は歌手、それもいずみたくの弟子で
抜群の歌唱力を持った人なのです。時期的には今陽子の次くらいのお弟子さんでしょうか? 
ひょっとしたら、劇中登場する江川先生とのぞみとの、厳しくも暖かくそしてどこかユーモラスな関係は
いずみたくと藤山との関係そのものだったりして(笑)。
歌唱力を買われキャスティングされた藤山ですから、劇中の峰のぞみの歌声はみな彼女が
吹き込んでいます(このアニメ化自体が彼女を売り出すプロモーションだったという説もあります)。
エンディングの「心のうた」も最初は堀江美都子が吹き込んだ歌が使われましたが、
あまりに違いすぎるという話が出たのか、藤山ジュンコ版も何度か流されるようになりました。
ミッチ版はさきほど聴いていただきましたが、藤山版はこちらですので、どうか聴き比べてみて下さい
ミッチも歌は巧いんですが、峰のぞみの「下町の太陽」的なたくましさとは遠い歌声ですから、
この劇中と同じ藤山版をエンディングにも使ったのは大正解だったと思いますが、
ちゃんと1番と2番に分かれてるあたりが、当時のいろんな事情を感じさせますねぇ…。

堀江美都子は最初期の『紅三四郎』が途中で変更された主題歌を担当、
『金メダルへのターン』では、同じ主題歌を途中から元の歌手に変わって担当、
そして、この『さすらいの太陽』での「競演」と、日本コロムビアの当時の強い売り込み振りが
実感できるキャリアも持っており、この作品での峰のぞみのライバル役にキャスティングしたら
ピッタリだったのかもしれませんが、さすがにあの意地悪な役はイヤだったでしょうね。
どういう事情かは解りませんが、実際の声優も途中で交代してるくらいだし(笑)。


劇中では当時の流行歌の数々が藤山によって歌われますが、第18話「港にこだまする歌」で
流れるソウルフルな「鎖」というナンバーは藤山のオリジナルで当時、シングル発売もされました。

kusari.jpg
これがジャケットで、2つ折りをタテ一杯に使い彼女の全身を大きく取り上げているのは印象的で、
藤山ジュンコの風貌については今日ほとんど伝わっていないだけにこのジャケットは貴重です。
(1979年の『喧嘩道』というマンガの実写映画化時に「藤山順子」名義で歌った主題歌レコードにも
写真はあるけど、そっちは聴いたことないし、メイクが全然違い同一人物か不明なので保留w)


抜群の歌唱力を持ちながら、歌手としてのヒット曲には恵まれず、『さすらいの太陽』絡みでのみ
記録が残っている藤山ジュンコでしたが、2007年に意外な復活を遂げました。
weinotitukirumade.jpg
それは憲法9条改正問題を扱ったドキュメンタリー映画『We 命尽きるまで』の主題歌
「We shall overcome」を歌うというかたちでしたが、なぜこうなったかと言うと、
彼女の実の兄が藤山顕一郎という映画監督で、かつての学生運動の闘士でもあったために、
安倍内閣時に再燃した憲法9条改正問題に反対し、その活動記録を映画に撮り公開したのでした。
(この映画についての情報はこちらへ)

藤山ジュンコは表舞台には上りませんでしたが、ジャズやソウルをずっと歌い続けていたそうで、
歌声も今は「いぶし銀の歌声」に変わっているそうですが、その姿勢こそ、虚飾の世界を避け
ドサ回りの苦労から歌の心をつかもうとした峰のぞみの生き方そのものなので、
きっと今の彼女の歌う「心のうた」も素晴らしいんだろうなぁと思います。
この『We 命尽きるまで』上映会で行われることもある彼女のライブでは、
「心のうた」も歌ってくれるそうなんで、今も輝きを失っていないに違いない「さすらいの太陽」を、
自分の耳で確かめてみたい気持ちでいっぱいです。

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