キャラクターミニカー秘密基地
劇中車キャラクターミニカーを中心に 陸海空で大活躍するスーパーメカの模型が集まる秘密基地でしたが、開始後7年を迎え「映像作品に登場の様々なキャラの玩具」を紹介するブログとして拡大再開店です
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FZIRO

Author:FZIRO
ミニカーコレクターからも、
合金コレクターからも異端視される
劇中車のキャラクターミニカー、
それも標準スケール物を中心に
ひたすら集め続けています。
マイナーなジャンルでしたが
この頃はキャラウィールや
カーズのおかげで、少しは
市民権を得られてきたかな?(笑)
なお、このブログの内容は、
いわゆる「日記」ではないので、
コメントや御質問があったら、
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ビンに詰まった色とりどりのガムたち… 1個目は青い蛇
cobramain.jpg

今日の御題は映画『激走!5000キロ』で、スーパーカーブーム初期の1976年に公開され、
今でこそ「スーパーカー映画」と認識されているかも知れませんが、当時は違いました。
と言うのも、この映画に出てくる車たちの主だったところはいずれも高性能であることに
間違いありませんが、スーパーカーには分類されていない車だったからです。
シュルビー・コブラやカマロはアメ車なので失格、ジャガーEタイプやメルセデス・ベンツ300SLは
古すぎてダメ、フェラーリ・デイトナ、ポルシェ911、シボレー・コルベット・スティングレイは
なんとかスーパーカーの範疇に入りますが、人気があるのはポルシェのみというのが
当時の一般的なスーパーカー小僧の認識でしょう。
やはり人気はカウンタック、ミウラ、イオタ、BB、930ターボ、ボーラ、パンテーラあたりの
『サーキットの狼』に出てくる車たちであり、この映画の車たちはちょっとシブかったのです(笑)。



tirasi.jpg

上がこの映画のチラシですが、当時、私はこのチラシを手に入れて公開を知り、
見に行こうかどうか迷ったんですが、車のメンツが今イチだったので結局行きませんでした…。
まだ中坊だったんで、映画を見に行くには原則として親同伴でないとダメで、
その禁を破る危ない橋を渡る程には見たくなかったんですね(笑)。
改めてチラシの煽り文句を見ても「スーパーカー」という言葉は使われておらず、
この映画の公開がスーパーカーブームとは無関係だったことが解ります。


当時はスーパーカーかスーパーカーでないかの境界線って、ホント厳格に引かれてましたよね。
「スーパーカー」という概念が捏造されたものであったからこそなおさら、
本当は存在しない境界線を厳しく設定していたのかも知れません(笑)。
中坊だった私から「非スーパーカー映画」の烙印を押されたこの映画ですが、
その後TV放映で鑑賞した結果、今ならばもう大喜びで「スーパーカー映画」と認定し、
その上に「最高の」と付けることすらやぶさかではありません。
車たち以外には大したスターも出さず、主要な車にはちゃんと見せ場を作っているこの映画は、
たぶんこの成功をにらんで作られた豪華絢爛な『キャノンボール』シリーズより
よっぽど正しい「スーパーカー映画」だと思います。
日本でも1977年になって本家本元の『サーキットの狼』の実写版映画が作られましたが、
あいにく受験で見に行けなかったし、その後も機会が無くて直接比較できないのが残念です…。


さてこの『激走!5000キロ』に登場する数々の車のうち、当ブログでは
シェルビー・コブラ、フェラーリ・デイトナ、ポルシェ911、ジャガーEタイプ、
コルベット・スティングレイ、ベンツ300SLを取り上げる予定ですが、
まず今日は主役のシェルビー・コブラから。


shelby.jpg

コブラはアストンマーチンのワークスドライバーとしてルマンを制覇する等、
レースで活躍するも心臓の病でリタイヤしたキャロル・シェルビーが
「アメリカ製の車でルマンを征する」という目標を掲げ1961年に開発した車です。
しかし実行の段階で当時のアメリカ製シャーシの未成熟ぶりを思い知らされ、
夢の実現が難しいと判断した結果、イギリス・AC製シャーシのフロントに
フォードの大排気量V8エンジンを搭載し後輪駆動する、という構成になりました。
この車は名前通りのコブラがカマ首をもたげたようなマスクと丸っこいボディラインが特徴的で、
ロードゴーイングカーとして市販もされましたが、性能的には完全にレーシングカーで、
特に7リッターエンジン搭載の427モデルは標準仕様でゼロヨン12.2秒の圧倒的加速を誇りました。
レースでも活躍した圧倒的なパワーは高い人気を集め、オリジナル車の生産中止後も
他社によるレプリカや、ついにはシェルビー自らが再生産したモデルまで登場し、
最近でもコブラ・コンセプトとして、そのエッセンスを生かしたプロトタイプ車が開発された程です。

私はこの車に乗ったことはありませんが、ある撮影でお邪魔したアメリカンカフェの
看板としてディスプレイされているのを見たことがあります。
さすがにレプリカのエンジンレスモデルだったと思いますが、それでもド迫力でした。



cobra3sides.jpg

お見せしているミニカーはイタリア製のBOXというメーカーのモノ。
今から20年ほど前にミニカー屋巡りをしていて見つけました。
タルガフローリオ64年モデルということなので、この赤い横のラインと146というゼッケンは
そのレース時の仕様なんでしょう。1/43スケールで全長約9cmです。


cobra.jpg

映画に登場するのはその最強の427モデル。このミニカーよりはもう少し濃いブルーで、
ラインもゼッケンも無いノーマルな外見なんですが、
このミニカーはミントなコンディションで、その仕様にリペすることはさすがにはばかられたので、
ノーマルなこのままの状態で御勘弁下さい(笑)。


banon.jpg

映画でこの車を運転するのは菓子メーカー社長バノンで、退屈な日々の憂さ晴らしに
東はニューヨークから西はロサンゼルスまでの5000キロの、大陸横断レースを開催する訳です。
出てくる車たちとドライバーが、バリバリの走り屋ってよりは熟年のお遊び的な感じがするのは
そのためでしょうね。実際にこの種のレースはアメリカで行われてるそうですが、
事故もガンガン起こるもっとカゲキなものになってきているようです…。


映画のコブラの写真で、上のチラシの図版と実際の劇中車では
色が全く違うことにお気づきと思いますが、
残念なことに、一個目のガムはそろそろ味が無くなってきたようなので、
それはまた次回、改めて味わってもらうことにイタしましょう…。


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2個目は赤い跳ね馬
daitonamain.jpg

今日の御題は『激走!5000キロ』からの2個目の赤いガム、フェラーリ・デイトナです。
この車の正式名称は365GTB/4ですが、デビュー直前の1967年デイトナ24時間耐久レースで、
フェラーリの330P4が1位から3位まで独占したことを記念して「デイトナ」の愛称がつけられました。
巨大なV12エンジンをフロントに積むフェラーリにしてはヘッドヘヴィな印象のマシンですが、
北米市場を意識して開発されたというからそれも納得で、ヘッドライトも最初は固定式でしたが、
1970年の北米向けモデルからリトラクタブルに変更し、全てその仕様で統一したところからも、
いかに当時のフェラーリが北米市場を重要視していたかがうかがえます。

Enzo.jpg

普段は一般車製造をあくまでレース資金を確保するための手段と割り切り、
顧客を内心はバカにしていたという話しさえ伝わっていたエンツィオ・フェラーリですが、
いよいよ会社の経営が巧くいかなくなって、市場規模が大きい北米を
無視できなくなったというところでしょうか?
事実、このデイトナを最後としてフェラーリはフィアットの傘下に入り、
次の車からはフィアットの工場で生産されるようになったため
「このデイトナこそが最後のフェラーリだ」と言い切るシビアなフェラリスタもいるようです。

この最後の純粋フェラーリである365GTB/4、仕様によりスペックには差がありますが、
最強の4.4Lモデルは352馬力という当時の市販車では驚異的な性能を誇りました。


franco.jpg

映画でこの車を駆るのはラウル・ジュリア扮するプロレーサーのフランコで、
女となると目のない典型的なイタリア野郎です。女とよろしくヤル時は
3人編成の楽団を引き連れて、窓辺ならぬドアの前で音楽を奏でることも忘れない、
イタリアのプレイボーイのオペラ時代からの伝統をちゃんと踏まえた「由緒正しき」男ですが、
演奏させる曲はセレナーデならぬ「サンタルチア」で自分も歌っちゃうズレた所もあります(笑)。
レース前のレセプションでは、侮辱されたと相手にピストルを突きつけ、
回りをハラハラさせるという血の気の多さを見せたし、
ゴール目前でパツキン姉ちゃんの巨乳に目がくらみ車を止めるという
極めて男マエな行動にも走ったので、跳ね馬ってよりはタネ馬なのかも知れません(笑)。


gekisou.jpg

青いコブラと赤いデイトナが並んで疾走するシーンはこの映画の白眉ですが、
コブラとフェラーリとの間には、デイトナというあだ名にもまつわるレース史上の因縁あります。
空力的に劣る車高が高いオープンのコブラをより速くするために、
コルベットの開発者の一人ピート・ブロックが手がけたボディを装備したマシンが6台だけ造られ、
64年のデイトナレースがデビューだったので、コブラ・デイトナクーペと呼ばれました。
この車に65年のワールドタイトルを奪われたエンツィオは相当悔しかったのか、冒頭に書いたように
67年のデイトナレースでのフェラーリの完勝を祝って、365GTB/4を「デイトナ」と名付けたんですね。
普通ならたった3年前のライバル車と同じ名前を付けるはずないのに、
敢えてそうしたってことは、これはエンツィオの勝利宣言でしょうね。
昔の日本での「道場の看板は頂いた」みたいな(笑)。

つまりこの2台は宿命のライバルという訳で、エンスーならこの選択にニンマリさせられるはずです。
(ホントはデイトナクーペにしたかったのかもしれないけど、 あれは6台しか無いし、
 公道も走れないので、せめて市販車最強の427を持ってきたんでしょう)

しかもその2台がどちらもレプリカなんかじゃないホンモノであるところもポイント高いです。
この映画の制作兼監督を勤めるチャック・ベイルは、もともとカースタント畑の人物だけに
お金のかけ方をちゃんと解っているんですね。外側だけ似せたレプリカを平気で使った
マイアミあたりの探偵モノとは志からして違います(笑)。
コンクリ張りのLAリバーでの2台のデッドヒートでは、川底にたまった泥のため
2台とも盛大にスピンしていますが、コブラの方には撮影後にけっこうなダメージが残ったそうです。
どっちもオープンカーだし、メカや室内の隅々に汚泥が入り込んだらシャレにならないのに、
それでも敢えてやる、そのカースタント魂に脱帽です。


daitona3sides.jpg

今回お見せしているミニカーはフランス製のソリドの、1/43・標準スケールのモノです。
全長約10cmで、ヘッドライトが透明で見えているので前期型になります。
このミニカーはこの特集のためにヤフオクで落としたモノで、
ミント品を何と300円という超安値でGETできました。
映画で使われたのはリトラクタブルになった後期型ですが、こっちの方が車として好きだし、
また映画ではスパイダー仕様ですが、そのタイプのミニカーは非常にレアなので、
どちらも見逃して下さい。m(_ _)m


さて、前回の最後に残しておいた車の色の問題ですが、
このデイトナも宣伝素材では青にされています。コブラの赤はともかくも、
フェラーリの青というのはあまり見かけない色味。
フェラーリは、その本拠地にちなんで黄色をオフィシャルカラーにしており、
後に赤も加えたため、黄色と赤はデリバリーカラーで用意されているんですが、
それ以外の色にするには特注もしくは、後から外部で全塗装し直しになっちゃいますからね…。



nitibeihikaku.jpg

さあここで、その謎を解く2枚の図版を御覧下さい。
左は、たぶん日本の劇場用パンフと思いますが、チラシと同じ図版で、
色合いからしても人工着色されたものでしょう。
1976年当時はまだまだカラー印刷は貴重で、雑誌もモノクロページが多かったため、
宣伝素材もモノクロ中心の時代でした。日本でのメインビジュアルに使われているこの図版は、
実はアメリカでは使われていません。
右のコミカルなイラストが本国でのメインビジュアルで、御覧の通り、
ここにその謎の色味が使われているのです。
赤いコブラにピンク(!)のフェラーリ、それから3台目のオレンジの車は、
車種はよく解らないけど女性がドライバーなんでポルシェのつもりなんでしょう。
このイラスト、全体がポップな色調なんで、車の色も向こうのイラストレーターが
勝手に決めちゃったんでしょうね(苦笑)。

それで日本でポスターを作る際、封切り映画の段取り的には、
まだフィルムが届かない時点で作る場合も多いので、おそらく唯一のカラー素材であっただろう
このポスターを参考にしつつ、車の知識があまり無いので、コラージュする際に間違って
イラストとは違う順番で並べてしまったあげく、印象的な先頭から2台は、
赤、ピンクとイラスト通りに色づけし、以降は適当に塗っちゃったんでしょう(笑)。
ね、よく見ると、コラ写真の方は2台目はピンクのベンツになってるでしょ?
銀とピンクじゃ天と地ほど印象が違うつうの!(爆)
でもこのコラ写真、4台目以降のカマロ、ロールス、ポルシェ、
それからその後のコルベットはなぜか色が合ってるんですよね~。
でもレースに不参加のロールスを混ぜているあたり、やはり本編が届く前の仕事だろうから、
いち早くバラバラのカラースチルだけは届いていたのかもしれませんね。


まだ若干の謎も残しつつ、赤いガムもそろそろ味が無くなってきたようです。
この日本でのメインビジュアルにはまだまだツッコミどころもありますので、
それはまた次回の黄色いガムで味わっていただきましょう!


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3個目は黄色いサメ
camaromain.jpg

さて、『激走!5000キロ』からの3個目は黄色いガムで、弾けるレモンの香り、
ジャナクテ、レモン色のカマロです(笑)。
この車は予定してなかったんですが、手頃なミニカーがみつかったので取り上げることにしました。
シボレー・カマロは直列6気筒またはV型8気筒のエンジンをフロントに積むFR車で、
排気量は最大で7リットルに達するという、いかにもアメ車らしい巨大な車です。
映画に登場するのは'70年の2月に登場した2代目で、日本では「サメカマ」という愛称で呼ばれ、
当時の自動車雑誌からデザイナーズカーと称された美しい車ですが、
トップグレードのZ28に搭載された350cu.in.は360馬力を発揮する強力さも併せ持っていました。

シボレーはGM(ゼネラル・モーターズ)の持つブランドの一つですが、
英語圏の人には「シボレー」が発音しにくいので、「シェビー」と呼ばれることが多いようです。
アメリカのブランドなのになぜそんなことになったかというと、
この名前は設立者のルイ・シボレーというフランス人に由来するからです。


louis.jpg

このいかにもガンコそうな風貌を持つルイは、GMの創設者ウィリアム・デュラントに才能を認められ、
ビュイックのエンジニア&テストドライバーとして働いていたんですが、
GM社内の権力抗争に敗れたデュラントに誘われ共に会社を辞め、
共同で自らの名前を冠した「シボレー」を創立したのです。
しかしその風貌のとおり(笑)、生粋のレーサー&エンジニアだったルイは、
量産車の開発を目指したデュラントと対立しシボレーを去り、以降は不遇な一生を送ります。
一方、シボレーに残ったデュラントはそのフォードに対抗した量産車路線が成功し、
儲けた金でGMの株を買収しカムバックを果たし、以降シボレーはGMの1ブランドとなりました。
リアルな人生では明暗を分けた二人ですが、シボレーのブランドはルイの最初の意図に沿う形で、
このカマロやコルベット等の高性能車も作るブランドとして継続しているので、
ルイも草葉の陰で喜んでいるかも知れません…。



camaro3sides.jpg

お見せしているミニカーはホットウィールの現行品です。と言ってもノーマルなラインではなく、
「Gマシーンズ」というホットウィールにしては大型の1/50スケールのシリーズです。


kamaronormal.jpg

市販の状態だとこういう塗装になり、さすがに横の赤いストライプがウザかったので、
それをレモン色にリペした訳ですが、標準スケールよりはやや小さめのこのミニカー、なにせ元が
デカイアメ車でそれでも全長9.6cmになり、他の標準スケール車と並べても遜色ありません(笑)。
最近のホットウィールは他にもこの縮尺で出しているので、以前は冷たかった国際標準スケールに
それなりに理解を示してきたんでしょうか? 標準スケール派の私としてはこの傾向は大歓迎です。
こういう現行品が出ていることを知った私は、なるべく多いラインナップが揃うのはどこか検索して、
「池袋のトイざラスに2005年10月にホットウィールのコンセプトショップがオープンした」という
ホビダスの記事
を見つけたので行ってみたら、 確かにホットウィール売場は充実してたけど、
「歴代モデルの展示等が行われているコンセプトショップ」自体は消滅してました。
まぁそれでもナントカ目当てのカマロは買えたのは不幸中の幸いでしたが、
日本の拠点のはずのアンテナショップが、まだ2年も経たずに縮小されてるのにはビックリです。

やっぱ今は、ミニカーってコンビニで買うものになっちゃってるんですかねぇ……。
西友ではホットウィールのノーマルは1台199円で売ってるし、いかなザラスとは言え、
オモチャ専門の物販というのはかなり難しくなってきているのかもしれません…。


cararodribers.jpg

余談はさておき、映画の話に戻ると、テンガロンハットを被った、いかにも田舎者もとい
テキサンな男が運転するこのカマロ、前日のレセプションでは、スタートの順番を決めるクジ引きで
トップを引き当て「もう優勝も同然」と喜んでましたが、このレースは全車一斉出車ではなく、
時間を決め順番にスタートするので、後が不利でもないことは解かってなかった様子です(笑)。


menberhyou.jpg

ちなみにこのレースに何台参加してるかですが、クジ引きの際に黒板に書かれる一覧表では
(1)カマロ(2)ポルシェ(3)フェラーリ(4)コブラ(5)メルセデス(6)ダッジ(7)コルベット(8)カワサキ
の8台が読みとれます。しかしスタートをよく見ていると、その他にシボレーのミニトラックとジャガーが
確認できるので、総勢では10台になるのではないかと思います。


camaro.jpg

さて、そのよく解ってないカマロですが、やはりよほどうれしかったのか、猛スタートを決めます。
でも勢い余ってすぐに警官にストップされているのが、その後のポルシェを追う映像から解るし(笑)、
他にもレース中の無駄な走りが多く、巻き込まれた渋滞のイライラから片輪走行をしたあげく横転し、
リタイヤしてしまいます。やはりレモン色は弾ける運命なんでしょうか?(爆笑)。


弾けると言えば、またこの画像を見て下さい。
tirasi.jpg

このコラージュがテキトーに作られていることは検証済みですが、今度は黄色いカマロに御注目!
まず下の車が並んでいる部分では4番目に付け色も濃い黄色と、実車とのギャップはありません。
ここまでは良かったんですが、次に上の方のクラッシュ画面を見てもらうとどこかヘンです。
そう、左の方で爆発を背後にジャンプを決めているのもカマロなんですよ!(笑)
つまり同じ車が2台ある訳なんですが、下の並び部分は別の見せ場だから、
別にダブっていても不自然ではないと言い張ることもできそうです。

しかし、そのジャンプするカマロの右で片輪走行している車、これもまた何とカマロなんですね!
つまりこの図版では主役を差し置いて、カマロが3台にも増殖しちゃってる訳で、
このコラを作った人が車のことを何も知らないことがこの部分からも解っちゃいます(苦笑)。


さてさて、こうしてまたしても、日本版メイン図版の謎を解き明かしたところで、
黄色いガムもそろそろ美味しくなくなってきたようです。
それでは次回は、黒い衣装の御婦人方の妖しい秘密のお話をすることにいたしましょう…。




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4個目は黒いヒ・ミ・ツ(w
porshemain.jpg

今日、味わっていただくガムは、官能の香りが妖しく誘う、漆黒のポルシェ911です。


porshefamily.jpg

ポルシェ911はフォルクスワーゲンの設計者で、ポルシェの創設者でもある
フェルディナンド・ポルシェ博士(写真左)が設計した戦後すぐの名スポーツカー、
ポルシェ356の後継車種です。911の開発の直接の指揮を執ったのは、
同名の息子(写真右・通称フェリー)ですが、基本的なスタイルは
356をそのまま継承しているので、まさに親子合作と呼んでいいでしょう。
最初は開発コード901として制作・発表されましたが、プジョーが3桁数字の
真ん中に0の入った商標を全て登録していたため911に改めることになりました。
水平対向6気筒2リッターエンジンを搭載しRR駆動方式を取る1963年デビューのこの車は、
現代に至るまで無数の改良が続けられ、もはや最初とは全く別の車になっていますが、
911という通称だけは現役の、ポルシェを代表する名車です。

porshe.jpg

この映画に登場する漆黒のポルシェ911はカブリオレタイプで、930ターボ以前の
ナロータイプなのに930用に似た幅太のリアウイングを付けている変わった車です。

porshewing.jpg

上のような大型ウイングはターボモデルにしか標準装備していないはずだから、
ナローではあるけれどもターボ付きの車なのかも知れません。
この映画が撮影されたのは1975年前後だろうから、すでに930は存在しているため、
普通の911にウイングだけ取り付けたカスタムなのかも知れませんが(笑)。
この車、劇中車専門の海外サイトでは911Sと分類されているようですが、
私にはそこまでの見分けは付かないので、判別法がお解りの方レクチャー下さい(笑)。



porshe3sides.jpg

今回お見せするミニカーは、カスタム等を除く市販のナローポルシェでは最強の911カレラです。
後の930ターボと比べると控えめなオーバーフェンダーやバンパーと、
小降りの丸いウイングがこのタイプの特徴で、純粋のナロータイプでは
ちょっと古くさいし、かと言って930以降はヤリ過ぎと思う層の強い支持を集めています。
どうもカスタム臭い映画と同じ仕様のミニカーは見つからなかったので、
手持ちのコレで代用しました。カブリオレでないのもそのせいです(笑)。


bigracing.jpg

これは35年程前に買った家庭用スロットレーシングゲーム「ヨネザワのビッグレーシング」用の
車を黒く塗ったモノで、材質はプラスチックです。全長9.6cmなんで標準スケール相当でしょう。
この「ビッグレーシング」は発売元が変わったものの現在でも手にはいるので、
遊んだことのある人は多いんじゃないでしょうか?
コースは基本的に同じだと思いますが、車は時代の流行によっていろいろ替わり、
私が初めて買った頃にはチャパラルとかこのポルシェカレラ、それからベンツC111等があって、
その後のスーパーカーブーム時に、カウンタック、BB、ボーラ、ロータス、ストラトス等々、
それこそ『サーキットの狼』に出てくるような名車の数々が出されてましたね。
上の写真はロータス・ヨーロッパ(赤)、ポルシェ935(白)が付いたその頃のセットだと思います。
どうも『サーキットの狼』仕様のセットもあったようですが、私は詳細は知りません。


911original.jpg

元々は百恵ちゃんの歌のような「真っ赤なポルシュ」に、その時代の事だから、
けっこういい加減なレース風ステッカーを貼った車でしたが、
30年の経年変化でタイヤが変形し、もう走ることはできなくなっている個体なんで、
こうやって再就職させる方がこのミニカーにとっても幸せだと思います(笑)。
オリジナルの状態の時はあまりいいデキとは思ってませんでしたが、
こうやって黒く引き締めて見ると、けっこうナローのカレラタイプのポルシェらしさが出ている
悪くないミニカーだと思います。


porshedriver.jpg

映画でのこの車のドライバーは見るからにハイソな階級の有閑マダム。
金髪とブルネットの二人組で、金髪はクールで知的な感じですが、メインドライバーである
ブルネットの方は、スタート直前にもお化粧に余念がないまだまだ色気が抜けない女性です。


porshetyouhatu.jpg

途中で併走してきた車の若い男を気に入って「追いつけたら、抱かれてあげるわ」と挑発し、
すぐにスピードを上げて逃げ出すんですが、ギアが入らなくなりストップし、
簡単に追いつかれてしまうというマヌケもといカワイイところを見せたりします。
その後彼女がいったいどうなったのかは、どうか御自身の目でお確かめ下さい(笑)。

さて黒衣婦人の香りと味をいつまでも楽しんでいたいのはヤマヤマですが、
そこに深入りするとブログの趣旨から逸れてしまうので今回はこの辺で!(笑)






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5個目は朱色のヒョウ?
20070908225228.jpg

今日のガムは朱色で、ジャガーEタイプのロードスターです。
映画では朱色のオープンですが、このミニカーは以前ハービーのソーンダイクスペシャルの際、
比較のためにチラっとお見せしたコーギーのヴィンテージ品です。
クローズドタイプだし、35年以上前の「初めてのミニカーたち」の一台なんで、
チップが多く見受けられますが、レストアが必要なほどボロボロでもないし、
これをリペ&改造するのはさすがに忍びないので、どうかこのままで御勘弁下さい。m(_ _)m
左のフェンダーミラーが無くなってたのだけは、放置できなったので補修してあります。

jaguer3sides.jpg

3面図はこちらで、さすがにコーギーの黄金期にふさわしい名作ミニカーだと思います。
ギミックの詳細は、こちら でどうぞ!


jaguer.jpg

この映画でのジャガーは、クジ運が悪く最後尾からのスタートとなったうえに、
エンジンがなかなか掛からないままずっと放置されてしまう可愛そうな車です。
疾走する場面は無いし、一番はっきり映るのがこのシーンなんで形式等は私には全く不明です。


coveropen.jpg

上の写真のように画面の背景でフロントカバーを開けてるシーンはあるんだけど、
惜しいかな角度的にそのカバーで隠れてしまってエンジンは見えませんでした。
Eタイプは6気筒から始まり、最後はV12エンジンを積むようになったので、
見えれば判断の手がかりになったんですが…。


20070908170819.jpg

ジャガーEタイプと言えば1960年代には大活躍した名車中の名車です。
ジャガーの誇る、265 馬力を発生する強力なXKエンジンに、
航空機設計を手がけてきた空力の専門家マルコム・セイヤーが設計した
流線型のボディをまとったその姿は、ほれぼれするほど美しいと同時に、
ノーマルの状態で時速240kmに達するという素晴らしい性能を誇りました。

その名車中の名車がどうしてこんな悲惨なことになったかというと、
実は制作者たちは、最初はジャガーに女性ドライバーを乗せるつもりだったのが、
どちらかといえばお色気担当の添え物であるその役割に、自社の車を使って欲しくない
ジャガー広報スタッフの反対を受けて、その役目はポルシェに変更になったんだそうです。

ジャガー側の干渉はそれだけでなく、ついには公道で暴走することにさえ難色を示したため、
とうとう「いつまでたってもエンジンがかからない」というギャグ要員になってしまったのでした。
イメージを大切にしようとしたジャガー広報部員の気持ちは解らないでもないですが、
そのあげくこうなってしまっては、「オーバーヒートに弱くてすぐに止まってしまう」という、
ジャガーに付き物の俗説を後押しするようなもので、全く余計なことをしたものです。
その広報社員、映画の完成後はかなり社内からの突き上げを喰ったんじゃないでしょうか?(笑)


と、この映画でのジャガーとポルシェに関しての因縁話を書いたところで、
またアメリカでのメインビジュアルを御覧下さい。
gumball_rallyearth.jpg

今度は背景に地球が描いてあるバージョン違いのイラストですが、
こういうイメージイラストは、映画製作のかなり早い時点で作られます。
酷い場合にはまだ何も決まってないウチに、プロデューサーが資金調達のために
デッチ上げることだってありますが、このイラストの場合は、主要キャストの顔は似てるので、
配役は決まってから描かれたようですね。でも衣装は全然違うから、
キャラクターのイメージや衣装が固まるよりは前でしょう(笑)。

前から3番目の女性が運転してるオレンジの車をじっくりと観察してみると、
その細長いボディがジャガーEタイプみたいに見えなくもないですよね? 
ということはやはりこの時点では、ジャガーに女を乗せて、
「女豹」にするつもりだったんじゃないでしょうか?
メスガエルじゃしまらないけど女豹ならカッコイイし(爆)。
(ジャガーと豹って、本当は違う動物なんですが、面倒なんでここでは混同しておきます)
でもよくよく見るとポルシェのカブリオレの後ろ側のガラスも見えるから、
どこかで修正が入ったのかなぁ……。

それからこのサイズで見ると、こっちでもロールスが混じってるのが解りますね。
ということは最初はロールスもレースに参加させるつもりだったんでしょうか?
それから、カワサキのバイクが2台描かれています(笑)。
カマロの得意技である増殖はカワサキが元祖だった訳ですが、
これはイラストレーターが無知なのか、日本メーカーの進出を茶化すつもりだったのか、
判断が分かれるところ…。事実、映画の最後に日本人を茶化すような描写も見られるし(笑)。


とまぁ、この辺で、朱色のガムも食べ終えるときが来たようです。
次回はまた新しいガムの味を楽しんでいただきましょう…。


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