3・11から1年が過ぎました。地震・津波・原発爆発の連発で日本を襲った 未曾有の大震災の爪痕はほとんど癒えることもないまま放置され、ガレキの9割は未処理、 まき散らされた放射能に至っては、関東でも各地の汚水処理場等で高濃度の汚染土が 山と積み上げられ行き場のない状況のままで、処理施設に近い当地では、0.3マイクロシーベルト 毎時の放射能が計測され、場所によっては1マイクロシーベルトを越えることもある状態です…。 原発周辺では正体不明の数万ベクレルの超高放射線度を示す黒い粉が頻繁に見つかったのに、 帰還宣言を出す自治体まで出る始末で、ミンス政権およびこの国の権力者たちの愚かさが 改めて浮き彫りになっていますね。
メチャメチャに崩壊した我がミニカー棚も、余震に耐えられそうもないので放置してる 部分を除き、全体の7割ぐらいは修復され、ようやくミニカーコレクションを少しずつ 再開し始めているところで、すでに昨年度に買ったミニカーより、本年度2ヶ月分の それの方が数多くなっています。ヽ(´ー`)ノ
何がウレシイかと言うと、見るのもイヤになっていたミニカーにまた向かい合う気が 起きてきたことで、1/2000艦隊という広い海原に漕ぎ出る勇気も湧いてきましたが、 既発売の人気艦艇はプレ値がスゴイし、なかなか国産の新製品は出ないし、 Was(WarAtSea)を視野に入れると300種もある分野なんで、取り寄せるにも、 しばらく時間がかかるのですっかり手持ちブタさんになってしまった結果、ヾ(;゚(OO)゚)ノ また『マッハGoGoGo(ゴーゴーゴー)』のことが気になってきました(笑)。
 どう気になったのかというと、トミカサイズのこの作品のミニカーが、 1997年からアメリカのジョニーライトニングというブランドで出ていたのを チョコチョコ集めていて、それが一旦2007年に6種類は集まってたのが、 翌年の実写映画版で各社からたくさん出た上に、実写版とアニメ版商品が混じって ワケワケメ状態だったので、辟易して集めるのを中断していたんです。 実写版の車がどれもカッコワルイんですよねぇ…。('A`)
 結局、実写版は全世界的に大失敗し、それっきりブームはしぼんじゃう訳ですが、 なぜか一昨年、いきなりチロルチョコがオリジナルTVアニメ版準拠の 「マッハGoGoGoチョコバー」を売り出し、景品として 登場する車4種のダイキャスト製ミニカーを制作し、
 そのうち2台はマッハ号と流星号(覆面レーサーの車)というド定番でしたが、 あとの2台(写真両端)が初ミニカー化の車種で、一般的人気があるかはさておき(笑)、 私的には大ヒットの企画でしたが、そもそも身近でそのチョコバーが売ってません('A`) さてどうやって入手しようかと思ったら、一般的には不人気だったのか、 その2台ばかり安値開始でオクに転がってたので何度かトライしたんですが、 想定価格以上になって撤退したり、直接取引を持ちかける詐欺っぽい売り主だったりで 成約に至らず、そのうち震災が起こって、物欲がすっかり吹っ飛んでしまったのは、 先にここでも書いたとおりです…。
今、やっと物欲が甦ったので、入手損ないのマッハ号ミニカーをnetで捜したんですが、 チロル物は出物がほとんど無くて、あっても4つ揃いでウン万のキチガイ値段…('A`)。 これではお話にならないので、2年前に必死で応募され、コンプするものの ダブリの山を築いてらしたねこざかなさんに相談したところ、快く譲ってくれる、 しかも震災お見舞いに無料で進呈して下さるというではありませんか!
ねこざかなさん 本当にありがとうございます。m(_ _)m 精神的に参っている時に心に浸みるのは、こういう言葉に寄らぬ本当の真心(つД`) うさんくさいキャンペーン用のオタメゴカシじゃない本当の「絆」を強く感じたので、 これを弾みにまたミニカーコレクションに熱中できそうです。 ねこざかなさんだけでなく、これまでいろいろな方からお裾分けをいただき感謝の極みで、 それらの方々にも改めて、御礼させていただきます。m(_ _)m m(._.)m m(_ _)m
 今回手に入ったのは、まず「ゲンゾウの車」と呼ばれている赤い車。 ゲンゾウは第1話で豪に幅寄せし事故に追い込む嫌味なライバルレーサーで、 アニメでは姓は呼ばれませんが、この作品の元ネタの一つ『パイロットA』に 酒井元三という同様のキャラが出てくるので、それを使い、 車も名無しじゃかわいそうなので彼のアメリカでの呼び名「ダグリー」から 「ダグリー号」ということにします。
 それから、やはり1話登場の産業スパイの犯罪者集団ブラック団の団長車。 これも名前が無いし、ブラック団全員同じクルマなので「ブラック号」にしますが、 こいつらは集団で悪質な進路妨害をするだけじゃなく、007張りのタイヤ切り裂き攻撃で ライバル車を蹴散らす最低の連中。しかも団長はマッハ号を奪って逃走するので、 ブラック号に豪が乗り追跡しますが、その際「マッハ号に較べたらなんて安っぽくて遅いんだ」 と文句タラタラなのが泣けます(笑)。
覆面レーサーの流星号は2ndエピソードから登場するので、チロルチョコの景品は 初期epに集中しているし、コンプ目当てで買いあさったコレクターも多かったので、 以降の新展開も期待されたんですが、残念ながら今のところ実現していないようです。 人気の高いモンスターカーは無理としても、マレンゴ号や、その時のイカ型ライバル車、 他社とのダブリも有りなら、キャプテンテラーにスネークオイラー、インカの呪い等々、 まだまだ魅力的な車は多く残されているのに残念です。 なお、この4種の製造元はティーツーラボ株式会社というタカラトミーの関連会社で、 『スピードレーサー』の日本での玩具発売元はタカラだったので、 本来はそれ絡みの企画だったのかも知れないですね。 まぁでも、タカラのミニカーと言えばトミカなので、実際の生産は中国工場にせよ、 設計等にトミカのスタッフが関わったのかも?と考えるとユカイですね。ヽ(´ー`)ノ どちらも全長約8cmと、トミカよりやや大きいんですが、 まぁなんとか、一緒に並べられる許容範囲でしょう、ていうか(゚ε゚)キニシナイ!!
震災後、いろいろ心労で更新ペースが落ちてましたが、全くの安全ではないにせよ、 年間の積算被曝量が2.6ミリシーベルトと、旧基準値の2倍以上ですが(苦笑)、 新基準値の20ミリシーベルトは遥かに下回ってるので、もうあまり気にせず先に行くことにして ちょっとだけ復調させて、とりあえずは月3回更新ペースで行きたいと思いますので、 みなさん、どうかまたお付き合い下さい。m(_ _)m
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