キャラクターミニカー秘密基地
劇中車キャラクターミニカーを中心に 陸海空で大活躍するスーパーメカの模型が集まる秘密基地でしたが、開始後7年を迎え「映像作品に登場の様々なキャラの玩具」を紹介するブログとして拡大再開店です
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FZIRO

Author:FZIRO
ミニカーコレクターからも、
合金コレクターからも異端視される
劇中車のキャラクターミニカー、
それも標準スケール物を中心に
ひたすら集め続けています。
マイナーなジャンルでしたが
この頃はキャラウィールや
カーズのおかげで、少しは
市民権を得られてきたかな?(笑)
なお、このブログの内容は、
いわゆる「日記」ではないので、
コメントや御質問があったら、
古い項目にも御遠慮なくどうぞ!

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帝国軍人の意地の塊
gouten.jpg

今日の御題は1963年の映画『海底軍艦』に登場した轟天です。
押川春浪が1900年に書いた小説が原作ですが、脚色というよりは、大胆すぎる翻案で
全く別のストーリーを展開する映画で、轟天も実は原作には出てきません。
原作にも電光艇というスーパーメカは登場しますが、「海底」軍艦という名の通り、潜水艦で、
先端に突起物があってそれを武器にする点は同じですが、全長40m程の船でした(轟天は150m)。
当時のことですから潜水艦はやっと実用が始まったばかりで、奇しくも同1900年に
「ホーランド」という潜水艦がアメリカ海軍に採用されていますが、
押川がこれを知っていたかどうかは微妙で、電光艇が「三尖衝角」という名の
ドリルと同等の働きをする突起物を装備しているあたりから考えても、
むしろヴェルヌの『海底2万哩』あたりにインスパイアされたんじゃないでしょうか?


gouten3sides.jpg

今回お見せしているのはオオタキのプラモデルです。全長約25cmと、ほどいい大きさの
この模型の初版は、映画公開と同時期発売の由緒あるキットで、上映後数年で改修され、
「パロン」というオオタキのオリジナル潜水艦として発売されていたそうなんですが、
あいにく私はそのパロンすら見たことがありませんでした。
1970年前後のTV放映で初めて『海底軍艦』を観て大興奮した私は、
なんとかこの轟天のの模型を手にしようと、普通の潜水艦のキットと、
ドリルの付いたメカを合体させて作ろうと考えたこともありましたが、
当時の技術では実現不可能で、机上のプランに終わりました(笑)。


goutenhakoe.jpg

このオオタキのキットをやっと手に出来たのは1980年代後半の話で、
朝日ソノラマの『宇宙船』の働きかけで、こういう昔のSFプラモが脚光を浴びるようになり、
イマイやバンダイはかつてのキットを再販し出したんですが、なんと、
オオタキまでがその動きに乗ってこの「海底軍艦」を再販してくれたのです。
上がその時の箱絵で、轟天をデザインした小松崎茂画伯の迫力あるイラストが使われました。

ちなみにこのキットの初版のイラストを描いたのは池松という画家の方で、
実は私その初版を一度所有したことがあるんですが、とあるモデラーに
「複製するから貸してくれ」と頼まれ、その人を信用して渡したところ、
それっきりになってしまったという苦い思い出があります…。
それだけにこの再販が出たときは「やっと作れるなぁ」と感慨深いものがありました(笑)。


fuzimihakoe.jpg

轟天は人気メカなので、今日までに大手メーカーもガレージキットメーカーも
数多くの商品を発売しています。プラモで言えば、近年出たフジミ製のキットが、
金属製のドリルや、ドッグ、マンダ等の各種オプションパーツも豊富で、
決定版的存在かもしれません。

しかし、個人的感覚で言えば、初期図面を参考にしたと思われるため形も正確じゃないし、
ドリルも回らないオオタキのキットが、やはりあの頃の興奮を一番伝えてくれる名キットなのです。
だから今回お見せしている作例も素組で、色を塗っただけにしてあります。
窓の先端部が側面の傾斜に沿わずにまっすぐ続いているあたりを
修正しようかとも思ったんですが、オオタキのこのキットの味として
敢えて、そのままにしました。
帝国軍人の意地の塊であるこの海底軍艦には、
そういう意地っ張りもふさわしくはないでしょうか?(笑)


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銀河をジャンプ!
mightylinermain.jpg

今日の御題は『流星人間ゾーン』登場のマイティライナーです。
第二次怪獣ブームの1973年に放映されたこの作品は、
凶悪な宇宙人に母星を追われた宇宙人の一家が地球に漂着し、
地球にまで魔の手を伸ばしてきたその凶悪宇宙人と戦うという、
ちょうど『トリプルファイター』と同じ構造の物語です。
変身ヒーローが三人登場(内一人は女性)するのも同じですが、トリプルファイターの方は
三人が一人になって戦うという趣向はあるものの、あくまで等身大で戦うのに比べ、
こちらはメインのヒーローのゾーンファイターが「ゾーンダブルファイト」で巨大化し戦います。

zissya.jpg

その巨大化後のゾーンファイターは、ウルトラマンとレッドマンを足して二で割ったような
顔をしたヒーローで、なかなかカッコ良かったし、その必殺技「流星ミサイルマイト」も
両手首に装着した無数の小型ロケット弾を乱射するという凶悪なもので、
かつてのジャイアントロボのフィンガーミサイルを強化したような爽快な武器でした。
しかし、どんなにゾーンファイターが健闘しようと、この作品は東宝製作のため、
助っ人で登場するゴジラに全てをさらわれた感じがあります(笑)。

ちょうど『ゴジラ対メガロ』の後だったので、あのクリクリ目玉がカワイイ、通称メガロゴジが
ファイターの危機に駆けつけ、その圧倒的な破壊力で敵を蹴散らしてくれるのです。
さすが世界の怪獣王で実に頼もしいんですが、「ファイターがいらない子」と化した気も
しないではありません(爆笑)。


megaro.jpg

上はDVDのジャケット写真ですが、この『ゴジラ対メガロ』で
ゴジラと競演したジェットジャガーがファイターと似てなくもないので、
この『流星人間ゾーン』の企画は、案外あの映画のTV化あたりから始まったのかも知れませんね。
と考えると、ゴジラだけでなく、ガイガンやキングギドラも登場するのも頷けます。
メガロは、映画で爆発してたぶん死んでるから登場しなかったんでしょう…。


mighty3sides.jpg

お見せしているミニカーはダイヤペットの1/40スケールのモノです。
マットカーの売れ行きに気をよくしたダイヤペットは、劇中設定に無関係に
キャクラターのシールを貼った車を多発し、コレクターのヒンシュクを買ってましたが、
今回はケンメリのスカイラインGT-Xの型を使い、翼等の特殊パーツをプラで成型して装着し、
ようやく劇中設定に沿ったキャラクターミニカーの傑作を作り上げています。
おまけに10cmほどのゾーンファイターのソフビ人形まで付けて商品化ししたため、
このダイヤペット版のマイティライナーは今日、スカイラインマニア、キャラクターミニカーマニア、
そしてソフビマニアまでもが欲しがる超人気アイテムになっているのです。


私のこの品は箱付き新品で手に入れましたが、
あいにく箱とゾーンファイターの人形は倉庫の奥で今回は発掘できませんでしたので、
その代わりにコナミの食玩のゾーンファイターとの「銀河をジャンプ」する2ショットを御覧下さい。
このミニカーは、元がダイヤペットなので、トランクやドア、さらには
フロントドアの背もたれがちゃんと倒れるギミック付きですので、それらを展開した状態でどうぞ。
(トランクは開いた状態で固定されないので、つっかい棒をかましてあります)
zonemighty.jpg


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蝋で作った特別の車
61sikimain.jpg

今日の御題は陸上自衛隊のかつての主力戦車である61式戦車です。
この戦車についてのウンチクは、詳しい方はいくらでもいらっしゃるだろうから省きまして(笑)、
終戦後に米軍より提供されたチャーフィーやシャーマンに替わり配備された国産初の戦車ですが、
開発の大きな動機の一つが、アメリカ人の寸法に合わせて作られたチャーフィーやシャーマン
では大きすぎて、操縦席に座った際にレバーやペダルに手足が届かなかったことがあったから
というのには泣けます…。小さい分には「ガマンしろ」で済んだかも知れませんが、
届かなくては動かせないもんねえ…。
チャーフィーやシャーマンは最初期のゴジラ映画では劇中の防衛隊の主力として登場しますが、
その車内では隊員が届かない手足を一生懸命を踏ん張って操縦していたと考えると、
その無力振りも許せる、どころか愛おしい感じすらしてきてしまいます(笑)。


mothgozi1.jpg

そういう状況下で、ようやく配備されたこの61式戦車。『キングコング対ゴジラ』の時は
配備直後で情報が間に合わなかったのか、シャーマンがまだ活躍したため、
ゴジラシリーズへの本格的な登場は『モスラ対ゴジラ』からになり、この映画ではゴジラを相手に
堂々の奮戦をします。ゴジラの動きを一時は完全に封じた3000万ボルトの電圧による攻撃の
実施地点への誘導をこの61式部隊が引き受けるのです。


mothgozi2.jpg

もちろん、いくら最新鋭の戦車でも、水爆大怪獣ゴジラとまともに戦っては勝ち目はありません。
何台かはあわれゴジラの吐く放射能光線をまともに浴び、アメのように溶かされてしまいました。
この「アメのように溶ける戦車」は東宝特撮ではおなじみで、『キングコング対ゴジラ』では
赤い星を付けた謎のシャーマンに似た戦車(笑)が、やはりゴジラに溶かされましたが、
これは蝋で戦車を作り、撮影用ライトを間近に当てて、その熱で溶かしているんだそうです。

この映画では当時の世評を反映して、戦車のことを「特車」と呼んでますが、
なるほど蝋で作ってるんだから、「特別な車」なことには違いないと、
画面を見ながらほくそ笑んでしまいました(笑)。


61siki3sides.jpg


今回お見せしているミニカーは前回のサラディンと一緒に買ったモノで、
大きさはシャーシ部分で9.5cm、砲身の先だと11.5cmなので、およそ1/60程度のスケールになります。
こちらは箱無しの状態だったので今イチ詳細不明なんですが、
61sikiuraban.jpg

裏面にこういう刻印があるので、たぶんダイヤペットの61式戦車じゃないかと思います。


なぜ「たぶん」なのかと言うと、ダイヤペットに関しては私はこういう資料を持っているんですが、
modelcarssp9608.jpg


この『ミニチュアカー考古学』という本、「国産ミニチュアカーのすべて」と唱ってるのに不完全なんですよ…。
『model cars』誌の連載をまとめた本で、図版がモノクロになっちゃったのは仕方ないとして、
キャラクターミニカーや重機の類に実に冷たく、文字リストで扱っている以外はほとんど無視なんです。
それでダイヤペットに61式戦車があることは解ったんですが、これと同じかどうかは何とも言えない。
でも「五弁の桜にY」のマークはヨネザワのものなんで、たぶんダイヤペットだろうと見当付けた訳です。
この本、後に改訂版が出てるんだけど、少しはマシになってるんでしょうか?
単に後の年代のミニカーを増補しただけだと困っちゃうなぁ……。
netで捜してみてもダイヤペットを網羅しているサイトは見つからないし、
この本が唯一の資料なんで、もっとちゃんとしてほしいものです。

それにしても、かつては国産ミニカーの代名詞だったダイヤペットの凋落振りは無惨ですねぇ…。
ヨネザワが会社ごとセガに買われてセガブランドになった頃まではチェックしてたんですが、
いつの間にかアガツマに転売され、今度はラインナップが重機やバスばかりになったみたいで、
この極端から極端への移り変わりには目眩を覚えます。
セガからアガツマに移ったときに、過去の金型はどうなっちゃったんでしょうか?
国産ミニカーのもう一方の雄であるトミカが過去の名作を定期的に再販してくれて、
遅れてきたコレクターたちにも一応の便宜を図ってくれてるのとは雲泥の差ですよねぇ…。

今日の日本では「ミニカー」と言えばトミカサイズを指す、ことにいつの間にかなっちゃってますけど、
それもこの状況じゃ止む無しなのかな~。
「ミニカーコレクション」という行為が、オモチャ屋でなくコンビニで、限定発売されたブラインドの
食玩のオマケミニカーを買うことを指すようになった気もするので、周辺の拡大にはいいんだろうけど、
これじゃ10年後には、何がなんだか解らなくなってるんじゃないかと、一抹の不安を覚えてしまいます。

とかナントカ偉そうなことを、キャラクターミニカーという色物専門コレクターである
私ごときが言っても説得力ゼロですよね、ドウモスミマセン。m(_ _)m


さて、では最後に、そういう不安を吹き飛ばしてもらうためにも、
ゴジラさんに「交わす笑顔の放射能」を一発かましてもらいましょう!(笑)
サイズが大きいんでクリックして御覧下さい。
hakunetuko.jpg


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正直者のジョン
rocketsyamain.jpg
どっちかと言うとヒネったタイトルを付けることが多く、後から整理のためにタイトル一覧を見た時に
肝心の御題が思い出せないこともあるちょっとオバカな当ブログですが(笑)、
今日のタイトルは思いっきりネタバレなストレートなものです。
英語でJohnってのは思い切り平凡な名前らしくて、身元不明の男性死体のことをジョン・ドゥ と
呼んだりもするそうですが、今日のタイトルの「正直者のジョン」とはもちろんオネスト・ジョンのことで、
形式名はMGR-1のアメリカ合衆国初の核弾頭搭載地対地ロケット(弾)ですね。


onestjhon2.jpg
東宝自衛隊はアメリカとの関係が良好なので、配備後程無い1956年の映画『空の大怪獣ラドン』で
早くも自衛隊に貸与され、阿蘇火口付近に居座るラドンに対しアメアラレと降り注ぎました。
当時はまだ非核3原則など無く、自衛のための核保有に関しても政府は容認的でしたが、
この映画への素早い登場は、当時国会でこのオネスト・ジョンの在日米軍への配備を
旧社会党から問題視されたことに対する風刺としてだったという説があります。
さすが自衛隊に協力してもらっている東宝らしい配慮ですが、まぁ政治的パフォーマンスというよりは
「面白そうな武器があるから使ってみた」という、単なる映画屋根性なんじゃないんでしょうか?(笑)

rocketsya3sides.jpg
お見せしているミニカーはトミカの77-3-1「トヨタ自衛隊ロケット車」です。
もともとはトヨタのトラックのHQ15V型として出たモノをベースにロケット砲発射台を取り付けたようで、
全長は6.3cmで本来はノンスケールですが、HQ15Vが1/81なのでこのロケット車の縮尺も
同じと見ていいでしょう。このトラックは他にもいろいろ改造されて使用されているようで、
このあたりいかにもバリエーションが多いトミカらしい特徴ですね。
さて、このロケット車、トミカのコレクターに多い真っ当な市民の方々からは
「戦争に使うロケット砲車をラインナップするなんてとんでもない」という否定的意見が浴びせられる
こともあるようですが、ミリタリーマニアや、それから私のような怪獣ファンにとっては、
是が非でも手に入れなくてはならない逸品です。とっくの昔に絶版で入手は困難みたいですが、
トミカマニアが避けたがる箱無しルースを敢えて選んで、何とか手に入れました(笑)。

厳密に言うとこの自衛隊ロケット車はオネストジョン搭載車とは違います。
搭載されているミサイルも1発じゃなくて2連装なので、たぶん通常兵器だと思いますが、
そこはもう「見立て」の世界。チャチな怪獣ソフビが限りなくカッコイイ大怪獣に見える眼力を使えば
このトミカも立派なオネスト・ジョンで、これは正直者ならぬ怪獣バカにしかできない超能力です(笑)。

さぁ、その超能力を使って、この画像を見て下さい!
miss2.jpg
実にいい加減に作ったんで、照明は当たり損なってるわ、床材の色の設定を誤ったんで、
肝心のロケット車が目立たないわと、デキはあまり良くないため一旦はリテイクしたんですが、
こちらの方がゴジラの顔がホレボレするほどカッコ良く撮れたんで、諸々の欠点を省みず使いました。
手前の61式戦車は以前紹介した「ダイヤペット」製で、ロケット車と色が違うのも(゚ε゚)キニシナイ!! (w
ただラドンじゃなくてゴジラと戦わせてるのはテキトーじゃなく、『空の大怪獣ラドン』にはまだ
61式戦車が登場しないために、特定の映画でないイメージショットとして、あえてゴジラにしました。

なお、東宝自衛隊は今後もなるべくスケールを揃えて増強していく予定ですので、
デキのいい写真は今後に御期待下さい!

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ポンポンら~!(違
ponponmain.jpg
まるで子猫のチーがお腹いっぱいになった際の心の声のようなタイトルでお送りする本日の御題は、
またまた東宝自衛隊の「ポンポン砲」こと24連装ロケット砲車です。名前に憶えが無い方でも、
怪獣に向かって四角く束ねた大砲を景気良くポンポンと連射しているこの兵器を、
東宝の怪獣映画のどれかで御覧になったことはあると思います。

ponponcanon1.jpg
おそらくは、このタイプの兵器の初出は『ゴジラの逆襲』ですが、やはり『空の大怪獣ラドン』での
岩田屋前に勢揃いしチャーフィー戦車と共にラドンに向かって砲撃していたのが、
その「ポンポン、シュパパーン」という効果音と共に非常に印象的でした。
この映画の時点では自衛隊にこの種の武器は装備されていませんでしたが、全くの架空の武器
という訳でもなく、第2大戦中のイギリスのQF2ポンド対空砲がこの俗称で呼ばれていたのです。

Pom_Pom.jpg
これは4連装で故障も多かったようですが、イギリスの主力戦艦プリンス・オブ・ウェールズにも
装備されていたそうなので、それなりの威力はあったんじゃないでしょうか?


iwakuraponpon.jpg
 (参考資料)
この24連装ロケット砲車ですが、地味な兵器のためか長らく商品化はなされませんでした。
先頃、イワクラから上の写真のレジン製のモノが出たようですが、限定300個と少数のうえ、
イワクラはいろいろゴタゴタ続きなんで入手は非常に困難だったと思います。

トミカで「見立てオネストジョン」を手に入れた私としては、ぜひこのポンポン砲も欲しいところですが、
イワクラのは入手困難だしオクに出たとしても非常に高価です。となると、ロクな技術もないのに
作ってみたくなるのが私の悪いクセです。オネストジョンとの釣り合い上、「見立てポンポン砲」で
構わないこともあるし、デッチビルドはお手のものなので、さっそくベース車の選定に入りました。

ポンポン砲の最大の特徴はその名の通りの3×8連装された砲塔で、これが車両後半部で
左右に旋回できるようになっています。劇中設定では上下角の調整も出来るはずですが
トミカサイズなんでそれはオミットし、荷台に旋回機能を持った何かが付いている車両を捜しました。
車輪は出来れば、前一対と後二対の計三対付いているモノが理想ですが、まぁ二対でも可とします。


ponponzairyou.jpg
近くの100円ショップで見つけたのが、このトミカサイズ・7cmのクレーン車のミニカーです。
よく建築現場で見かけるタイプですが、クレーンの旋回機能はそのまま使えそうだし、
お誂え向きにクレーン部分の材質はプラスチックなんで、加工も楽そうです。
車輪も前1・後2の3対で理想的だし、ただ運転席の形がちょっと違いますが、
24連装ロケット砲車みたいな平べったい運転席なんて他に見たことないので仕方ないし、
どうしても気になれば金ノコで切り取るという手もあるなと考え、買ってきました。


ponpon3sides.jpg
実際作業をして見ると、荷台の加工はすぐ出来ました。運転席は金ノコを小さいモノに使って
ケガしたくなかったので、全体をプラ版で上から被って新造することに決定。
それでもやはり後ろに長いので、そこはもう完全無視、つうか見立てパワーで(゚ε゚)キニシナイ!!
ポンポン砲塔をどうするかですが、これは最初から「綿棒」を使うという目算がありました。
昔は木材だった綿棒の芯ですが、今、100円ショップで売ってる品では中空のプラ棒なんですね。
軟質プラなんで潰れても元に戻るんで、切断も難しくありません。
長さからして綿棒一本から二本分の砲身がとれそうなので、なるべく長さを揃えつつ、
12本の綿棒の両端の綿部分を切断しました。その材料から24連砲塔を作るのがちょっと手間です。
ただ積み上げると互い違いしかならないので、まず一番下の6本分をガムテに貼って固定し、
その上に6本を1本ずつ瞬着で接着していきます。この作業を2回繰り返し12連装を2つ作ってから、
今度はその2つを接着し、硬まったら一番上と下のガムテをはいで隙間全体に瞬着を流し込みます。
ガムテを貼ったまま接着剤を流すとはげなくなるので不可です(笑)。

全体が硬まったら、出来上がった24連装砲の前と後にヤスリをかけて不揃いな部分を修正します。
砲塔の後ろには実は球形に塞がってるのですが、そこは面倒なので無視(笑)。
24連砲塔が出来上がったら、プラ版で作った荷台の旋回台との接合部分と接着し、
全体を旋回台に接着します。ミニチュアには荷台に手すりが付いていますが、
回転のジャマになるのと、無理に付けてもすぐに壊れそうなんで省略しました。

色は派手なオレンジからオリーブドラブへ全面変更です。ラフに使われる自衛隊車なんで、
特に仕上げは気にせずに筆で一気に塗り上げました。本来の色より緑が濃いですが、
61式戦車とオネストジョン車の色の差がかなりあったので、その中間くらいの色に設定してます。
運転席の窓には透明プラ版をカットして接着。フロントの桜模様と連隊マークは、
元が何と書いてあるか解らないので、一応、桜の紋章は本物を縮小して使ったけど、
テキトーにパソコンで作って貼りましたが、大きすぎたし、いずれ解明できたら作り直すかも?(w

いざ、写真に撮ってみると、実物より拡大されるせいもあって荒さも目立ちますが、
全長7cmの小スケールで、本来は画面の片隅で「活躍」するような脇役メカだし、
そもそも原価100円なんで、あまりディテールアップはしないままでおこうと思います(笑)。
今回は特撮写真は撮ってませんが、それは、このジャンルの次回予定の
某スター級メカが入手できてからのお楽しみということにしておいて下さい(謎)。

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