キャラクターミニカー秘密基地
劇中車キャラクターミニカーを中心に 陸海空で大活躍するスーパーメカの模型が集まる秘密基地でしたが、開始後7年を迎え「映像作品に登場の様々なキャラの玩具」を紹介するブログとして拡大再開店です
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FZIRO

Author:FZIRO
ミニカーコレクターからも、
合金コレクターからも異端視される
劇中車のキャラクターミニカー、
それも標準スケール物を中心に
ひたすら集め続けています。
マイナーなジャンルでしたが
この頃はキャラウィールや
カーズのおかげで、少しは
市民権を得られてきたかな?(笑)
なお、このブログの内容は、
いわゆる「日記」ではないので、
コメントや御質問があったら、
古い項目にも御遠慮なくどうぞ!

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ぱんつぁーりーと(笑)
tigertankmain.jpg
戦車マニアからはブーイングの嵐である、デル・プラド流れのバトルフィールドコレクション、
主にこの1/60のミニ「カー」を使って紹介してきた当ブログの戦車シリーズですが(笑)、
ウチがそれにホーガン投げもといビイキしてるのは2つ理由があって、
(1)不人気ゆえに安い
(2)最初に勝ったダイヤペット(?)の61式、コーギーのサラディンがだいたいそのスケールだった。

という訳なんです。値段はともかくも、メジャーなメーカーが展開している戦車ミニカー(模型)って
1/60より大きいか小さいのばっかで、一緒に並べられないのが多かったんですよ…。
一番数が多くて安いロコ社や手に入りやすいドラゴンのは小さいし、タミヤのは高くてデカイ(笑)。
つうことでピタリ1/60スケールな上に安価なデルプラドのはありがたかったんですが、
デキは、ねぇ………。しかも倒産流れ品なんで、中にはレアで手に入りにくいモノも存在します。

今回のタイガー1はそのレア中のレアで、デルプラド時代は未発売でコンビニ流れが初登場ですが、
人気戦車だけにオク人気も高く、何度かのチャレンジでようやく競り落とせました。

タイガー1型と言えば、ドイツ戦車の代名詞みたいなもので、あの『バルジ大作戦』で唱われた
「パンツァーリート」と共にミリタリーマニアの人気は高いです。
では、その歌を聴いていただきましょう!


えへへ、本物だとナマナマしすぎるんで、ちょっと中和したバージョンでお届けしますた。
はちゅね帝国版だとなぜかほのぼのしますね(笑)。


ドイツ軍の戦車で最強なのはタイガー1型のあとに完成したいわゆるキングタイガーだと思うし、
わたしもかつてリモコンのプラモで遊び倒したんで、大好きな戦車なんですが、
あれはT34の影響で、直撃を受けても砲弾が表面をカスって明後日の方向に飛ぶように
斜面・曲面を多く取り入れたボディラインになっているんで、ドイツ戦車らしさという点では
このタイガー1型の方が上なんじゃないでしょうか?

tiger3side.jpg
このデルプラドのタイガー1、いつもの通りの荒い仕上がりですが、ボテッとした感じにはならず、
まぁなんとかタイガー1らしい直線の美は表現できてると思うんで、
悪くない仕上がりということにしておいて下さい(笑)。


ドイツ戦車の代名詞的存在のタイガー戦車だけに映画にも敵役として数多く登場しますが、
やはり可動する個体は少ないらしく、T34にハリボテ被せることが多いようですが、
そんな中でかなりの完成度を誇るのがソ連映画『ヨーロッパの解放』の第1部
「クルスク大戦車戦」に登場するタイガーです。
europkaihou.jpg(DVDはアイ・ヴィー・シー より発売中)


これはT44改造のようですが、他の国の映画なら改造用の戦車を手に入れるだけでも大変なのに、
そこは国策映画ですから、国内に残る戦車を総動員して「戦場」をリアルに造りあげちゃってます。
europafree1.jpg
この迫力の画面! 予算に限りがある資本主義国の映画だと絶対無理ですねぇ…。

さてそのT44改造タイガーですが、こういう仕上がりです。
t44tiger.jpg
いやもう、この画面だけ見てたら完璧、と言っていい出来映えですよね。

この完成度高い「タイガー」が1両だけでなく複数登場し、それこそ無尽蔵に登場するT34と
砲撃戦を繰り広げるんですから、迫力はもう満点です。もちろん撃ってるのは空砲だろうけど、
劇中T34の砲塔ににタイガーの砲撃が命中し木っ端微塵になるシーンがありますが、
t34bakuhatu.jpg
これなんか実包撃って破壊してるっぽい感じがヒシヒシ伝わってきます(笑)。

この戦闘、もちろんソ連側の主役はT34ですが、半年の差で間に合ってないはずの
T34/85が登場するので、そのあたりマニアからのツッコミを受けてますが、まぁそれは愛嬌で、
敵味方入り乱れての大乱戦になりますから本当の隠れキャラも登場します。
starlinjs3.jpg
それがこの、実戦には間に合わなかった説が濃厚なスターリンJS3で、
隅の方ですが、コイツまで顔を出す辺り国策映画として確信犯的にやってるんでしょうね。
さすがにコイツがタイガーを徹底的に屠るってことはやってないのは、
それだと捏造甚だしく、あくまで登場がシャレだからなんでしょうか(笑)。

このJS3は1/60のミニカーが今のところ見つかっていなんですが、
好きな戦車なんで、いつかお目にかけることができたらいいなぁと思ってます。






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スターリングラード冬景色
roadoroler.jpg
先日の、初音ミクの「ぱんつぁーりーと」が一部の方に大受けしましたので、
今回はその路線の第2弾で鏡音リンの「スターリングラード冬景色」をお送りします。
まずはともあれ虎Pさん制作のその動画を御覧ください。




え~、もうお解りかと思いますが、今回お見せしてるミニカーがなぜ重機なのかと言うと、
冒頭に鏡音リンの双子の弟レンが乗っているのがそのロードローラーだからなのです。
ボーカロイドについて御存じない方のために少し解説しますと、初音ミクがネギを持っているように
それぞれのボーカロイドたちには付き物の小道具がありますが、鏡音の双子の場合は
それがロードローラーになります(爆笑)。実はこれらの小道具は全て公式設定でも何でもなくて、
どれもそれぞれを使った歌がニコニコ動画にupされていくうちにバカウケしたものがそのまま
定着したに過ぎず、ミクのネギも、カイトのアイスクリームも、メイコのワンカップも、がくぽのナスも、
元は1本の動画でした。鏡音の場合は、ミクの大ヒットを受けて結構前から宣伝がされ
リンの方のイラストは発表されていたので、そのライトイエローの色合いから、
ミカンがいいとかたまねぎがいいとか、いろいろ派閥に分かれてたんですが、
最終的にロードローラー派がいくつもの動画を連発し、
それがインパクト大きかったために定着してしまいました(笑)。

その定着に一役買った動画はこちらです。



で、話を「スターリングラード冬景色」に戻すと、まぁ元ネタは石川さゆりの大ヒット曲ですが、
実はこの替え歌自体もけっこうな歴史があり、なんでも1970年代にはもう作られていたとか…。
虎Pさん版では1番の歌詞はそのいにしえ版を使い2番はオリジナルだそうですが、
1番に出てくる「凍えそうなPAK見つめ泣いていました」のPAKとは何かというと、
Panzerabwehrkanone の略称で、第二次世界大戦でナチス・ドイツが使用した
対戦車砲のことだそうで、写真はたとえばこんな感じです。
pak.jpg


金髪の亞北ネル側がソ連、青緑髪のはちゅねミク側がドイツを模した国なんで、
それを頭に置いて動画を観てみると、いろいろと細かい演出がされていることが解りますね~(笑)。

sensikana.jpg
倒れて動かなくなった同志の武器を引き継いで突撃していく兵士がいるかと思ったら、
その倒れた同志が実は……、というエピソードがあったり、

bussigoudatu.jpg
空から物資とともにはちゅね兵士が降り立ちますが、見えないところでボコボコにされたのか、
アキータ連邦の兵士たちがその物資だけを和気アイアイと運んできたり、
細かく見ていくと実にいろいろ発見があります。
ちなみに、今回の歌姫のかぐぁみねリンは、はちゅね側の遊軍のリンランドwの人間だそうですが、
こんな場所で悠然と歌うあたりものすごいハラの座りっぷりで、
さすが平時にはロードローラーでゴロゴロ言わせてるだけはありますね~(爆笑)。


rl3sides.jpg
お見せしているミニカーはトミカです。当ブログは標準スケール中心なんでトミカを取り上げることは
少ないんですが、このダイナパックCC21というミニカーが1/62スケールで、
ウチの戦車のメインスケールである1/60にきわめて近かったので採用しました。
採用しましたってのは、実はコレ、今回の記事のためにさっき近くのスーパーで買ってきたからで、
つまり、買いたて、おろし立てのホヤホヤなコレクションって訳。
動画に出てくるロードローラーとは形もスケール感も違うけど、まぁそこは愛嬌で(笑)。

tigerrorerhikaku.jpg
ほぼ同スケールのはずのタイガーと並べるとこんなに大きさが違います。
タイガーが車体長約10cmで、ロードローラーが6cm7mmですから、やっぱ戦車ってデカイんだなぁ…。

実は標準スケール相当のロードローラーってなかなか無いんですよね。
重機や建機のミニカーって、けっこう人気あるし、アガツマに移ったダイヤペットは、
今や重機建機の専門ブランドみたいになってますが、たぶんそっちでも今は出てないと思います。
鏡音リンレン人気にあやかって、それ仕様のロードローラーどっかで出さないかなぁとも思うけど、
元がファンの二次創作なんだからやっぱ難しいかなぁ(爆笑)。

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KAITOのアイス、じゃなくて哀戦士w
いつもはミニカーの写真から始まるのがフォーマットな当ブログですが、
今回はちょっとパターン崩しで、まずこの動画を御覧ください。
ニコニコ動画より、虎PプレゼンツのSD戦争歌謡w第3弾「KAITOの哀戦士」です。

※ニコ動が見れない方はこちら

過去2つの動画もすごかったですが、これはもう一つの究極をいってますね! 
第一弾「ぱんつぁーりーと」から第二弾「スターリングラード冬景色」までが2ケ月で完成したのに、
それからこの第三弾の完成までは半年を要しているのが納得の高密度動画です。
「はちゅね帝国とアキータ連邦の戦場に紛れ込んでしまったKAITOの、アイスもとい
哀愁あふれる奮闘ぶり」を描いた動画ですが、お笑いを越えた一大スペクタクルです。

kaitoaisensi 2008-12-23 05_55_41_359
そして、この動画の最後に出てくるビグザムみたいな超巨大戦車、これが今回の御題です。


t35main.jpg
つうことでやっとミニカーの写真登場ですが、この戦車はソ連のT-35(動画のはその巨大版)です。
ソ連が密かに建造してた最新秘密兵器、じゃなくて、なんとこれ実は1933年という
2つの世界大戦の狭間に制作されたものです。いくつもの砲塔を持つこのタイプの戦車は、
1925年にイギリスのヴィッカース社が開発したA1E1インディペンダント重戦車が最初で、
その偉容に驚いた各国の首脳は競って同じタイプの開発に乗り出しますが、
時同じくして巻き起こった世界恐慌によって自由主義社会では開発を断念してしまいます。
共産主義のソ連だけは恐慌の波が押し寄せなかったので、そのまま開発を続行し、
ついに完成を見たのがこのT-35を初めとする一連の多砲塔戦車群ですが、
中でもこのT-35は前方に3門、後方に2門の計5門もの砲塔を持つまさに陸上の戦艦という感じで、
試作品のみに終わることが多かった多砲塔戦車の中では最多の、全63両の生産量でした。

このT-35が実際に動いている動画があるのでどうか御覧ください。

なんか雪の中をけっこう機敏に動いてる感じですが、早回し疑惑もあるんで
願わくばもうちょっと長い時間観たかった(笑)。


KAITOの動画は大げさにしても、このT-35は全長9.72mと、車体本体の大きさではこれまでの
あらゆる戦車の中で最大を誇りました。普通戦車の大きさは砲塔の先までの長さで測り、
ボディそのものの大きさを測るときは車体長等の表記を使いますが、このT-35の場合は砲塔は
車体の外に飛び出さないので、全長=車体長になり、同じソ連の重戦車であるスターリンJS3の
場合でも、全長は9.73mとT-35よりわずかに大きいですが、車体長は6.77mしか無くて、
T-35の2/3強の大きさに過ぎないということですね!
同じソ連の名戦車T-34/85と比べるとどうなるか、当ブログおなじみのコンバットトミカが
同じ1/87スケールなんで一緒に並べてみました。
34t35.jpg

この写真、最後尾を揃えて並べてあるんですが、それでこんなに大きさが違います。
この巨大さから、さぞ実戦でも強かったんだろうなぁと思いますが、残念ながら、
メチャメチャ弱かったとか(苦笑)。あまりの巨体のため当時のエンジンの性能では力不足で、
装甲を薄くせざるを得なくなっただけでなく、ギア系にも負担かかりまくりで、
途中でエンコしてしまう例も多かったそうです。デカいから敵の砲撃も受けやすくなり、
装甲が薄いからすぐに大破し、なおかつ足も遅くギアも弱いと来ては、
いくら5つの砲塔が睨みを効かせていてもどうしようもありません…。

KAITO動画に出てくる拡大型はきっとエンジンも強化され、結果として装甲も厚くでき、
主砲も85mmやもっと強大なものに入れ替えられてるに違いありません(笑)。
それにあの運用法だと、あの場所から動かすことは考えてないようだから
(だってあのサイズじゃ基地から出れないw)、決戦兵器として思い切り装甲を厚くして、
重砲(スターリンJS-3に搭載された122mmのL43みたいなの)を仕込んでいたと
考えることもできるんじゃないでしょうか?(笑) 

それに何も戦車砲にこだわらずに艦砲を考えに入れるなら、1914年のカングート級にすでに
30.5cm砲は備えられていたんで、それを切りつめて持ってきた可能性もありますし、
rialt35.jpg
この実際の写真とKAITOとの比率の差から考えて約3~5倍に拡大されてるんで、
むしろ大胆に考えて、史実では未完成だったソビエツキー・ソユーズ級の主砲である
1937年型 40.6cm砲を持ってきていたと考えた方が面白いかな?
えっ、時代が少し合わないって? そんなことないですよ。
だってこの戦闘には一切の公式記録は残ってないそうなんで、いつ行われたのかは解らないし、
そもそもはちゅね帝国対アキータ連邦の戦いなんで、現実の歴史とはビミョーに無関係ですから(爆


t35-3sides.jpg
ミニカーの詳細はロシア製のPREMOというメーカーで、スケールは1/87、11.4cmのプラ製です。
本体は完成済みですが、細かい部品は自分で取り付けるようになっていて、
なんとすごいことにこのスケールで全砲塔が周回可能です!
この構成でお気づきの方もいらっしゃると思いますがPREMOって、
あのROCOと業務提携してるようで、海外の代理店はROCOが担当していたようですね。

premobox.jpg
箱はグレイを基調としたシブいデザインで、オレンジ色のパッケージだったロコとは好対照です。

一時期は輸入模型を扱ってる店ならわりと見かけたロコも、今ではすっかり手に入れにくくなって、
ヤフオクでもほとんど見かけないようですが、なんと最近、HERPAブランドとして再出発することに
なったようで、もうけっこうな数のアイテムが本国のサイトには載っています。
輸入ミニカー屋でも取り扱いが始まってるようですが、値段が倍以上になってるのは残念ですね~。

T-35の話に戻ると、主砲塔に付いている手すりと支持バーは自分で組み立てる必要がありました。
これ一体成形なら苦労も無いものを、手すりが細いプラ製で馬蹄型になっており、
そこに長さ約1cmの支柱を、単に接着するんじゃなくて支柱の先に穴が空いてるから、
そこに1つ1つ通していきながら組み立てるようになっていて非常に苦労しました。
だって手すりのバリに支柱の穴が引っかかるから、通しながらヤスリを当てていく必要があって、
削りすぎても力を入れすぎても折れそうだから慎重にやってたんだけど、
ヤスリで押したときにグニャっと曲がって、そのままバネと化して、ピョ~ンと、
部屋の隅の箱なんかがが積み上げてある場所に飛んでってしまったんですよ!(唖然
一瞬何が起こったか解らなかったんですが、やがて大落胆…。
しょうがないからそのあたりの箱やら本やらを全部どけて捜したけど行方不明………_| ̄|○
そのまま数日落胆しきってましたがようやく気力を奮い起こして、手すりを銅線、
一緒に飛んでった支柱をランナーから自作してなんとか形にしたのが今回のこの作例です。

lastt35.jpg
残っている当時の白黒写真では黒っぽく写り、現存してる最後の一両を撮ったカラー写真では
本体と同じオリーブドラブに塗られてるこの手すりですが、
KAITO動画では金色っぽくも見えるのでその色で塗ってあります。

ニコ動でも圧倒的好評で迎えられたこの動画ですが、このたびめでたく再生回数が10万回を突破し、
「殿堂」入りとなりました。発表から半年が経ってますから、虎Pさんにはそろそろ
次回作を期待したいところで、この「殿堂入り」が良い刺激になってくれることを期待します。


さて、2008年も押し迫って参りました。今回が今年最後の更新になりますが、
みなさま、今年も1年、やたら長い記事だらけのブログをお読みいただきまして、
本当にありがとうございました。m(_ _)m
来年もまた、キャラクターミニカー話におつきあい下さいますことを、心からお願いいたします。
新年度は、いろいろ準備もありますので最初の週はお休みいただいて、
7日か遅くとも10日あたりには更新を再開したいと思います。
でも、過去記事のコメントに対する御返事は、時間をみてさせていただきますので、
お休み期間もどうか御遠慮なく(笑)。

それではみなさま、よいお年を~!



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サー、ツァー、ター!
jagdpmain.jpg
とまるで、少年ジェットのミラクルボイスみたいな掛け声(古)で、始まった今回の当ブログです。
昨年最後に「KAITOのアイ戦士」を取り上げた際、解説がT-35関係の記述で長くなりすぎたので、
あえて動画の詳細に触れませんでしたが、それにはもう一つ訳があって、
あの動画にはもう一台、ちらっとふれたくらいで済ますには恐ろし、
もとい惜しい車両が出てくるからなのでした。

それが今回のTOPのヤクトパンサーで、ベテランのミリタリーマニアの方は、
かつてタミヤが「ロンメル戦車」として発売したのでその名前でもお馴染みですよね。
私も、だから「ロンメル将軍が指揮した戦車の正式名称がヤクトパンサー」で、
「ドイツのパンサー戦車に装甲を施したモノだから『ヤクト』ってのは装甲って意味かな?」と
ずっと思っていたんですが、ところがギッチョンチョン!(またまた古)
ミリタリーについて勉強していくうちに、ヤクトパンサーってロンメル将軍とは無関係な上に、
しかも厳密には戦車ですらなかったということが解ってきたから、もうビックリです!
今日の内容はミリタリーに詳しい方には今更ミミタコな話ですが、
自分の備忘録も兼ねてますんで、どうかおつきあい下さい。


Rommelin.jpg
まず、ロンメル将軍からですが、彼が活躍したのは第二次大戦の比較的初期ですから、
実はヤクトパンサーはまだ開発されていません。
「パンサー戦車に重装甲(と重砲)を装備したモノ」って認識は当たってますが、
こういう重砲を装備した戦闘車両全般を呼ぶ「ヤクトパンツァー」という名称もあるからややこしい。

じゃ、この2つはどう違うかと言うと「ヤクト」ってのは実は「駆逐する」って意味で、
「パンツァー」ってのはドイツ語で「戦車」のこと。だから本来は「ヤクトパンツァー」で
「戦車を駆逐するもの」って意味なんです。で、一方の「パンサー」は「豹」で、
5号戦車の愛称が「パンサー」なのは間違ってませんが、「ヤクトパンサー」と続けると
「パンサー戦車を駆逐するもの」という意味で連合国側の秘密兵器になっちゃいます(苦笑)。
明らかにこの名前の付け方はおかしいんですが、他に「ヤクトタイガー」という、キングタイガーに
重砲をつけた車体もあるんで、どっかで名前の付け方の原則が崩れたんでしょうねぇ…。
そもそも「キングタイガー」つうのも最初は連合国側の呼び名で、ドイツではティーガー2だったのが、
気に入ったのかドイツ兵士もそのドイツ語の「ケーニヒスティーガー」と呼び出したそうですから、
どんな名前が付くのかにはけっこう流動性があるようです(苦笑)。


こういう感じで「パンサー」と「パンツァー」だけでもややこしいのに、さらに「豹」のドイツ語が
「パンター」なもんで、「サー、ツァー、ター」と入り乱れてもうグチャグチャです(爆笑)。
さらに、正式のミリタリー的分類では、こういう周回砲塔を取り払って重砲を備え付けたモノは
「戦車」とは呼ばず、「駆逐戦車」として別のジャンル扱いをするらしいんですね。

以上をまとめると、最初の定義「ロンメル将軍が指揮した戦車の正式名称がヤクトパンサー」は
ほとんど当たってないことになるんですよ(苦笑)。
いや~、タミヤも最初の頃は実にテキトーな商品開発してたんですねぇ……。

それからこれは余談ですが、あの「パンツァーリート」って、結局は「戦車唱歌」くらいの意味
なんですが、やっぱコレも「パンサー戦車軍団の歌」だと思ってました(爆笑)。

jpanter3sides.jpg
ミニカーの詳細ですが、いつものようにデルプラドの「バトルフィールド」シリーズです。
書店版の第9号ですが、このヤクトパンサーは人気戦車だし、コンビニ流れの方の
正規ラインナップには入ってないので、ちょっとだけ入手困難かもしれません。
1/60スケールのレジンキャスト製、砲塔先までの全長は17.7cmで車体長は12.3cmです。


話を「KAITOのアイ戦士」に戻せば、この戦闘中、ヤクトパンサーは3カ所で目立ちまくっています。

最初は秘密基地っぽいところの直前の川を乗り越えるシーンで、
kaitoaisensi 2008-12-23 05_53_06_531

次がそのまま基地内に先頭で潜入するシーン、
kaitoaisensi 2008-12-23 05_53_26_234

そして最後はリンがその頭のリボンをプロペラと化して基地内を飛び回るシーンですが、
kaitoaisensi 2008-12-23 05_55_07_875
ここには赤い個体が登場してまして、これこそ、赤い「彗星」ならぬ「酔声」のMEIKOが駆る
特性車両で、実に3倍の機動性を発揮したとか!(爆笑)


meikopake.jpg
MEIKOってのは日本のボーカロイドとしては最初に発売された商品で、
マイクを振り回して歌うパッケージイラストと張りのある声のおかげで、
ロッククイーン的扱いを受けているキャラクターで、これもとある動画のせいで
カップ酒をがぶ飲みして酔っぱらってるのがデフォになっています(笑)。
彼女の歌もいろいろあるんですが、ディフォルメキャラでパンチの効いてる曲として
yanagiPのこれを聴いていただきましょう。


youtube版はこちら 

御本人はまだ虎Pの動画に出てきてませんが、今回、その愛機「赤い酔声」が出てきたってことは
次回作あたりで御本人を登場させてくれることでしょう。
次もガンダムネタなら、キャラ的にキシリアかセイラさんの役っぽくなるのかなぁ、楽しみです!

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