キャラクターミニカー秘密基地
劇中車キャラクターミニカーを中心に 陸海空で大活躍するスーパーメカの模型が集まる秘密基地でしたが、開始後7年を迎え「映像作品に登場の様々なキャラの玩具」を紹介するブログとして拡大再開店です
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FZIRO

Author:FZIRO
ミニカーコレクターからも、
合金コレクターからも異端視される
劇中車のキャラクターミニカー、
それも標準スケール物を中心に
ひたすら集め続けています。
マイナーなジャンルでしたが
この頃はキャラウィールや
カーズのおかげで、少しは
市民権を得られてきたかな?(笑)
なお、このブログの内容は、
いわゆる「日記」ではないので、
コメントや御質問があったら、
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プライズ・サプライズ!
4週目はナンデモアリなんで、今回は怪獣ソフビを取り上げます。これまでもミニカーに絡めて
お見せしてきたように、怪獣ソフビは私のコレクションの大きな柱の1つですが、
これまでに2回、集めるのを中断してしまった時期がありました。
最初は1971年から1980年くらいまでの時期で、これは小学校高学年から高校入学あたりまでで
年令による「卒業」してた時期ですね(笑)。もっとも卒業と言ってもオモチャを買わなかっただけで、
TVや映画の特撮SFものから遠ざかった訳ではありませんでしたが(笑)。

次は1996年あたりから2006年位までの10年余りで、この時は玩具はほとんど封印し、
邪魔な大物は処分するか、押入れや倉庫に入れっぱなしで見向きもしませんでした…。
こっちはいろいろと精神的に疲れた挙句の気分転換だった訳で、読書したりTVを見たり、
NETサーフィンしたりのゆるいシュミで時間を潰していたのでした。

それが、だんだんと我慢できなくなって(苦笑)、まずは大人の趣味ともつながってるミニカーから
倉庫から取り出し復活させ、整理も兼ねてこのブログを開設したんですが、
封印というものは一部でも解くとそのホコロビは広がるもので、それから徐々に収集癖が再燃し、
東日本大震災による数ヶ月の中断を除いては、コレクターとしての日々を送っております!( ・∀・)

11en.jpg
それが先日、20~30体もの大小ソフビをなんと11円という捨て値で手に入れ、その中で欲しいのは
一部だけだったので、残りを近場の友人4~5人に送料を分担してもらって分けて、
結局、自己負担総額121円で済んだのですが、中で一番欲しかったのがこちらの、
バンプレストのプライズ品であるゴジラの30cm級ソフビです。

sakaiGodzillaFULL.jpg
これは元はといえば『ゴジラ2000』の際に酒井ゆうじ氏によって造形された雛形で、
そのレプリカであるレジン製キットを元にソフビ化されたようで、最初の雛形やレジンキットに比べ
かなりモールドがダルくなっているせいか、酒井氏のクレジットは「監修」扱いになっているようです。

それでも新しいゴジラ表現としてとても魅力的だったあの雛形の魅力は充分に保ってるし、
初めて撮影用スーツの写真を見た時のような失望はカケラほどにも感じません。
『ゴジラ2000』が公開されてからもう14年も経っているので、この辺りの事情を
御存知ない方のために説明すると、普通は撮影用スーツが一番カッコいいゴジラスーツが、
この作品に限っては、雛形の方が出来が良かったんですよ…。('A`)

その頃の東宝怪獣映画のスーツを造形していたのは若狭新一率いるモンスターズという工房で
決して腕が悪い訳じゃないけど、造形にクセが有り過ぎ何を作ってもカッチリし過ぎで生物間が薄く、
さらにパッチリクッキリのお目々が目立ってしまう有り様でした。だからロボットや新怪獣なら
違和感も少ないけど、前例のある怪獣のリメイクだとこの欠点が目についたんですよね。
若狭氏は『ウルトラマン80』の造形にも加わっているから、あの作品のレッドキングが
パッチリお目々でカッチリした造形なのはまさにそのせいだと思います(苦笑
そんな若狭氏も、予算と納期をきっちり守ったのか癒着があったのか、
その辺は定かではないですが平成以降の東宝の映像現場では重宝されていたようです。

ゴジラ模型のオーソリティーで、理想のゴジラ造形を追求する酒井氏と、
あくまでも中に人が入る撮影用スーツの専門家でカッチリ作るクセのある若狭氏のコンビは
互いの長所が上手く生かされれば、「理想のゴジラ造形を人が入れる形に昇華した」
新しいゴジラの姿が生まれるはずでしたが、実際出来上がったのは、雛形のエッセンスは取り入れて
あるものの、全体は寸詰まりの頭デッカチで、表面のディテールはカッチリし過ぎで生命感が無い、
両者の個性を殺しあったスーツでした。…_| ̄|○
Godzilla2000Suits.jpg
顔がやたら平たいせいでトカゲイメージは強調されてるのに、体色は緑でヒレが毒々しい紫なので、
ゴジラというより毒トカゲラスという新怪獣のようで、敵怪獣のオルガが『ガメラ3』のガメラを
クリーチャー化したような造形なのと相まって、コレジャナイ感漂いまくりのゴジラになってました…。('A`)

映画のできもトホホだったので、『ゴジラ2000』登場のミレニアムゴジラ、略してミレゴジを嫌う
怪獣マニアは多いですが、それでも酒井氏の雛形だけは認めることが多いのはこういう理由です。
そんな怪獣マニアの声などに耳を貸す気の無い東宝は若狭氏をその後もゴジラ映画に使い続け、
金子修介監督の『GMK』を除く5本にこのおぞましい毒トカゲラスは登場し続ける訳で、
それでも徐々にゴジラらしさは増していって、『ゴジラ×メカゴジラ』の頃はかなり違和感は
減ってましたが、最終作では怪獣をたくさん出さねばならないので手を抜いたのか、
実に雑なスーツになってましたね…。

そんな感じなので、ミレゴジのソフビは特に欲しいとも思わず、食玩だけをラインラップの一環として
持ってたんですが、酒井氏の雛型には魅力を感じてたんで、「プライズのソフビでいいから欲しいな」
と思ってたところ、1円スタートに出くわし大喜びで入札し、11円で落札した訳です。

sakaiGodzilla3sides.jpg(クリックで拡大します)
実際に入手してみると、大きさとも相まって、その迫力に圧倒されますね。30cm級のゴジラは
30年位前に海洋堂の初代ソフビキットを持っていて、20年程前に友人に進呈して以来なんで、
実に久しぶりだし。その頃は30cmの怪獣も他にアンギラス(ボークス)、キングコング(ビリケン)、
モスラ(イノウエアーツ)、キングギドラ(バンダイ)、ラドン(海洋堂)、・エビラ(柴田工房)、
ゴロザウルス(海洋堂)、メカニコング(ビリケン)、バラゴン(イノウエアーツ)、ガイガン(ボークス・イノウエ)、
メカゴジラ(ボークス)、ガメラ、ギャオス(ボークス)、大魔神(リアルボビー)と作って飾ってたのを、
上に書いてるように心境の変化で一斉にお払い箱にしちゃったんでした。(∀`*ゞ)テヘッ

sakaiGodzillaFace.jpg
このプライズソフビは顔もこの通りすごくカッコイイです。ちょっと昔はプライズ品の大型ソフビは
大きさだけが取り柄で造形はイマイチのモノが多かったですが、このクオリティはまさにサプライズで
久しぶりにこのサイズの迫力を充分に堪能出来ました。こうなると他にも欲しくなるのが
マニアの性ですが、前回は増やしすぎた挙句、その圧迫感に耐えられなくなって手放した
という側面もあったんで、今後もし増やすとしたらメンツは慎重に選ばないとなぁ…(笑)。

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昭和ガメラスーツの謎にちょっとだけ突っ込んでみる!
今週はナンデモアリの週なので、前回に続いて大型怪獣玩具を取り上げます。
ゴジラ以降のラインナップをどうするかは決まりきってない30cmサイズコレクションですが、
やはり自分が一番好きな怪獣だろうということでガメラを探すことにしました。
一般的な怪獣ファンにとってはガメラって、昭和と平成、それからトトの3種しか無いでしょうが、
ガメラ好きにとっては、昭和のガメラも作品毎に撮影用スーツが違うし、平成も3作全部違います。
その中で私が一番好きなのは昭和第3作『大怪獣空中戦ガメラ対ギャオス』時の、
いわゆるギャガメ、スーツ的には2作目で作られた顔が鋭い造形物をややソフトに直して
「子供の味方ガメラ」的要素を強化した着包みです。
昭和ガメラのスーツに関してはゴジラほど研究は進んでませんが、定説では大別して
syogame.jpg
1作目で作られたもの(初ガメ)…このスーツの特徴は
甲羅の上側が大きく、前足の付け根が下がり気味で長い。


barugame.jpg
2作目で作られ5作目まで使われたスーツ…肩の位置が初代よりは上。
この時は顔は鋭いが、作品毎に手直しされていくので印象は異なる場合もある。

zyaigame.jpg
6作目で作られ7作目まで使われたもの(ジャイガメ)…顔も甲羅も全体的に平たい。
腕が甲羅の腹部分から付き出て肩が無く、その付き出し位置の外側にも甲羅の模様がある。

utyugame.jpg
8作目で作られた大きめの飛行形態のもの

の4体、飛行形態のものは着包みじゃないので除外すれば3体というのが定説です。
実はこの辺も細かく考察すれば、いわゆる2体目が使われたのは『ガメラ対宇宙怪獣バイラス』までで、
『ガメラ対大悪獣ギロン』で使われたのは新造スーツだったという説もあります。
その次の『ガメラ対大魔獣ジャイガー』で使われたスーツが大きく外見が変わってるので、
それ以降が新造と数えるんですが、ギロンのスーツも細かく見るとそれ以前とは違うんですよ。

girogame.jpeg
これがギロンの時のスーツで、顔つきが違うのは2作目と3作目の例もあるし、
頭だけ付け替えることもできるので、それだけで別スーツとは言えないんですが、
前足の付き方&肩の有る無しが違ってるんです。初代からバイラス時のスーツまでは
甲羅が小さめだし、甲羅の脇から腕が出て肩にあたる部分があるんですが、
このギロガメでは甲羅大きめで、腹の部分から腕が突き出てるように見えるでしょ?
実はガメラスーツで作るのが大変なのは甲羅で、最初は鉄骨やジュラルミンで作ってしまったので
ほとんど動けなくて作り直し、以降はもっと軽い素材にしたという話すらあります(笑)。
甲羅は硬い素材で作って上からウレタンや麻袋等で装飾していくので、手足の付け位置は
変更が効きません。だからその位置が違うってことは別スーツのはずなんですよね…。
それから着包みと大型飛人形で細かい造形が違ってることもあるんで、見極めは難しい…。
この辺、映画の画面情報からだけじゃ解りにくいので、詳細なスチルやメイキング写真の発掘が
望まれますが、今、刊行中の大映特撮DVD集はその辺り充実してるんでしょうか?


さてその一番大好きなギャガメですが、30cmサイズで適当なものがみつかりません。

XPLUS vigame(参考写真)
ちょっと小さめの25cmだったらエクスプラスのがあるんですが、1万5千円もします…('A`)
それでこれは気長に手頃なのを探すこととして、別の候補を考えることにしたんですが、
予算との兼ね合いもあって、入手できたのは結局この『ガメラ3』のガメラでした。

prigamemain.jpg
可愛いらしさが一番少ない、かつての私なら一番嫌うガメラですが、今回のきっかけが
毒トカゲラスに対抗させるというコンセプトなんで「同じくらい凶悪なこれしかあるまい」
と考えてのチョイスですが、ヤケクソとも言います。(°∀° )
こちらはセガが2001年に出したプライズを組立てたモノで、原型師は竹内信善氏。
彼は1980年生まれなので若干21才の時の作品ですね!
ga3saides.jpg
こっちは汚れ付きジャンクを1200円で落札。かなりキツイ前傾姿勢なんで
全高25cmとされてますが、スケール的にはひな形ゴジラと遜色はありません。
こちらもガレージキット業界では有名な造形家の原型だけに、ガメラ3のあの凶悪さを
良く表してますが、何度か『ガメラ3』を観直してあの荒んだ外見が
「人間を見捨てようとしてできなかったツンデレ」の姿だと知った今では
初めて見た時ほどの嫌悪感はありまへん(笑)。

gamegoziprise.jpg
このサイズの2匹が対峙すると圧巻で、どちらもシャープな造形で咆哮してるので、
耳の奥からはその叫び声が空耳してきますね!\(^o^)/
いつかは実現して欲しい『ゴジラ対ガメラ』を夢見ながら、今回はお終いです。

なお次週は第5週なのでお休みで、次回は12月6日に更新の予定なんで
その時また、お会いしましょう!

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グランドギドラとギドラ族の系譜
4巡目なんでナンデモアリ回です。今月は何度かの入札&撤退を繰り返した後、
ようやく入手に成功したこのソフビ、30cm級怪獣の第三弾のキングギドラです。
sofubigrandgidorahmain.jpg
ミレニアムゴジラ、ガメラ1999に続き、この『モスラ3』版ギドラを選んだのは、
前2つと同じように、その原形の持ち味を活かしながらデザインのシェイプを
極限まで行ったかのようなアレンジぶりが気に入ったからですが、
高い人気ゆえ落札するまで大変でしたよ…(-_-;) 

何度も登場したキングギドラという怪獣がいったい何種類あるのか、
その亜種も含めここでおさらいしましょう。各映像作品の年代設定が
必ずしもリアル制作年代と一致してないので、制作年代順に御紹介。
BGMはこちらをドゾー!


◎(初代)キングギドラ
SAIDAINOKESSENn.jpg
『三大怪獣地球最大の決戦』で初登場した、五千年前に金星を滅ぼした
宇宙大怪獣で、地球へ到達するのに5000年かかった超鈍足怪獣でもあります(違)。
頭も相当悪いらしく『怪獣大戦争』ではX星人、『怪獣総進撃』ではキラアク星人に
操られて地球を襲い、地球怪獣軍団からタコ殴りにされて絶命したとされています。

◎(2代目)キングギドラ
ZONEGIDORA.jpg
『ゴジラ対ガイガン』でハンター星雲人に操られて地球に来襲した個体で、
初代と同種だと思われますが、やや体格は小ぶり。
その後はガロガバロン星人に捕獲され「宇宙大恐獣」として地球を襲いますが、
ゾーンファイターと地球と金星で戦い再起不能にされたようです。

◎ドラッドギドラ&メカギドラ
MECHAGIDRAH.jpg
『ゴジラvsキングギドラ』に登場しましたが、未来人が持ち込んだ
DRRAD.jpg
ドラッドという小動物3体が核エネルギーを吸収し、融合巨大化した怪獣です。
ゴジラと戦って深手を負い海中の低温状態で200年以上仮死状態で眠り、
未来で回収及びサイボーグ手術を受けメカキングギドラとして
現代に再飛来しゴジラと戦い、大破しながらも撃退に成功します。
hipermechagidrah.jpg
TVの『ゴジラアイランド』にはこのメカギドラをさらにパワーアップした
ハイパーメガギドラというのも登場しますが、ソフビ特撮なんで詳細は省略w

◎デスギドラ
DEATHGIDORAH.jpg
『モスラ(1996年)』登場の怪獣で、6500万年前に火星を
不毛の星にした後、地球の植物に壊滅的な打撃を与え恐竜を滅ぼしますが、
モスラ一族に敗れ、エリアスの盾の力で北海道紋別の森林奥地に封印。
正体はマグマ状の不定形物質で、過去にキングギドラと交戦しギドラの姿を
コピーしたためギドラ族の姿を持つそうです。宇宙のエントロピー増大の
傾向から生まれた「生命のない完全な負の存在」なので「デスギドラ」
と呼ばれますが死の概念が存在しないため滅ぼすことは不可能で、劇中最後は
エリアスの盾で再封印されますが、解かれるとまた復活するでしょう。

◎ヤングギドラ&グランドギドラ
『モスラ3キングギドラ来襲』に登場した個体で、幼体のヤングギドラは1億3千万年前の
白亜紀ギドラ
中生代白亜紀の地球に襲来し当時の生態系の頂点に立つ恐竜を絶滅寸前にしました。
成体と比べまだ若くて小さく華奢な体型で、体重も半分ほどしかありません。

GRANDGIDRAH.jpg
成体のグランドギドラは恐竜のエキスで強大に成長していて、今の地球の
生態系の頂点にあり生命力に富んでいる人類の子供をさらって、
分身体である生体ドームに閉じ込め、そこから分泌される溶解液で
生命エキスに変えて吸収しエネルギー源にしようとしましたが、
モスラの、時間も生命の限界をも超えた超進化による新形態である
鎧モスラが立ちふさがり、その野望をくじきました。


◎護国聖獣魏怒羅
千年竜王
『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃(2001)』
に登場する護国三聖獣の1体で、日本国家を護るものではなく、より昔の時代から
日本列島に形成されてきた、生物全ての集合体としての“クニ”を護る存在です。
本来は聖獣中最強ですがその力を発揮するには1万年の眠りが必要で、
早過ぎる目覚めのため、小ぶりの体や羽根の未発達で飛行不可能等、
ゴジラ戦には非力な状態で蘇りました。この不完全な魏怒羅が、一緒に戦った
最珠羅が爆散した後の思念やエネルギーを吸収し覚醒したのがキングギドラで、
ようやくゴジラと互角になりましたが、それでも倒すことはできませんでした。


◎カイザーギドラ
KEIZER.jpg
『ゴジラファイナルウォーズ』に登場した怪獣で、最初はX星人の操る
モンスターXとして暴れましたが、最終決戦でトランスフォームし、
カイザーギドラという真の姿を表します。
https://www.youtube.com/watch?v=UlE2f8FSdF0
はく光線もパワーアップしてゴジラのそれを上回りますが、
ゴジラも人間の協力でパワーアップし撃破しました。

以上7体、11形態もあるギドラ属。ギドラの名がつくだけでもこれだけあるのは
さすが屈指の人気怪獣ならではですが、ちょっと安売りし過ぎの感も…('A`)

Ggidrah3siides.jpg
まぁそれはさておき、今回のソフビですが、『モスラ3』時に発売された
「超ドラゴン怪獣キングギドラ」で翼長約460mm全高約280mmのビッグサイズで
確か定価で4000円だかした物です。よくヤクオクやオモチャショップに
箱入りで出てるので、あまり売れなかったんだと思います。白亜紀ギドラは
通常サイズで出してるのにこっちだけ大きいんで当時は困ってどっちも
スルーしましたが、30cmサイズで集めてる今となっては好都合で狙ってました。
数回の撤退の後、「箱無しジャンク」を1400円で落札に成功。ジャンクなんで
程度は悪いことを覚悟してましたが、届いてみると色移りもない美品でした。

3GDAIIKAIZYU.jpg
(クリックで拡大します)
ゴジラ、ガメラ、キングギドラと続いてきたこの30cmコレクションシリーズ。
いずれもワタシ的その怪獣の究極進化形で揃えてきたんで、今後もその線でいくつもり。
さぁ、次はどの怪獣の究極進化刑を射止めるか、乞う御期待!


と盛り上げておいてなんですが、ここで残念なお知らせをしないといけません。
今、日本各地で火山活動が活発してますが、当地は先週震度5弱の地震をくらいました。
もちろん、震度6弱だった東日本大震災本震には全然及びませんが、
それ以後起こった余震の中では最大で、建物は無事だったけど、
ミニカー数十台転落、怪獣十数体転落、製作中だったニューヨークジオラマは壊滅、
タワー6本が倒壊、ロボット7体倒壊&破損、トイガン5本落下、ボクシングパペット10体以上転落
ボンドールもコネリーエリア8体が転倒というけっこうな被害が出た上に、昨夜も夜中に地震、
今日、この記事をupしてる最中にもユラユラと横に大きく揺れるいやな地震が1分近く続いて、
とても落ち着いてブログを書いてられる状態じゃありません…orz

それで6月一杯更新をお休みさせて頂きます。しばらく様子を見て、余震が収まれば
落っこちたコレクションを拾い集め、また陳列し、その作業が済んだらまたお目にかかりましょう!(ノД`)

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コングへの愛
しばらく新規お迎えが無かった30cmサイズ怪獣ですが、何をチョイスするかを慎重に選んでました。
ゴジラ、ガメラ、キングギドラにカンロク負けしない怪獣となると、怪獣王クラスになりますが
その名に値する怪獣と言えば、もうキングコングしかありません。
kvsg 70r
元祖怪獣王であり、日本でも『キングコング対ゴジラ』や

kke.jpg
『キングコングの逆襲』、

kk cartoon
そして東映動画制作のアニメ版によって、第一次怪獣ブームの頃は人気沸騰でしたし、
1970年代は70年の『キンゴジ』(リバイバル)、73年の『逆襲』(リ)、

raurenthis 77
76年のラウレンティス版(新作)、
77年の『キンゴジ(2回目のリ)』と数年おきにリバイバルや新作の公開が続いて、
ゴジラと同等の怪獣王という認識は続きました。

その後はちょっと間が空いて、1986年の『キングコング2』、2005年のジャクソン版と続き、
『キングコング2』はコングが各種のタブーを犯す最低作でしたが、

king-kong-2005.jpg
ジャクソン版が監督のキングコング゙愛が若干カ回りしてるきらいはあるものの、
キングコング映画として完璧な出来だっただけに、当然予想される続編のアナウンスが
なかなか無いことを不思議がってたら、なんといつのまにか製作権がまた移動して、
レジェンダリーピクチャーズが「コング・スカルアイランド」という仮題で、
コングのスカル島での勇姿を描く作品をまず作り、それからレジェンダリーなんで期待された
ゴジラと戦う映画を作ることに決まったそうです。レジェンダリー版ゴジラもまず次の
モスラやキングギドラの権利も獲得した2本目ができて、コングとの戦いはその後になるそうなんで、
日本の『シン・ゴジラ』等も含めて当分怪獣映画の灯が消えることはないようです。\(^o^)/


キングコングの模型を何かお迎えするとなると、やはり2005年版コングということになるでしょう。
封切りで観た頃はあまりゴリラそのものだったので、ちょっと物足りなく思ってたんですが
その後、映画をDVDで何度も見返して、その表情や物腰が実に細やかに変化してることに気づいて
今では大好きになってしまいました。

beautiful.jpg
あの映画はアンがコングを裏切らないのがまたイイんです。
恐ろしいケダモノに襲われてるとしか思わずコングへ感情移入皆無のフェイ・レイはいわずもがな、
76年版のジェシカ・ラングさえコングを見世物にすることには協力してるのに、
ナオミ・ワッツはそれすら拒否して場末の劇場に戻ったのに、コングが暴れだしたと知って、
自分からその身をコングの前にさらすんですよ。 つかまるんじゃなくて、自分から会いに、
いや逢いに行く。そこには同情じゃなくて愛があったと思います。(ノД`)

こうして2005年版コングが大好きになった私ですが、2005年コングのオモチャはアメリカでは
アクションフィギュアとしての展開が主で、可動重視のあまり、ぶっとい関節を腕にはめ込み
全体のプロポーションを崩したモノが多かったんですよ。('A`)

mezcoplayset.jpg(参考写真)
たとえばこのプレイメイツ製、スカルアイランドプレイセット用のフィギュア(大きさは20cm弱)がそうで、
不自然に太い腕、目立つ関節、細い胴体、縦にひしゃげたような頭と、いいところは皆無…。('A`)

kongfigure large(参考写真)
このシリーズには30cmサイズのもあるんですが、ほぼ同じ造型で他の30センチ級怪獣ソフビ
と並べるとかなり造形的に見劣りしそうなので全然買う気になりません…。

何回もebayを検索しても、どうも30cmのコングって他に出てないようなのでもう今回は諦めて、
『コング・スカルアイランド』が公開され、そのオモチャが出まわるのを待とうかと思ったくらいです。
しかしさらに検索を進めていくと「究極のコングフィギュア」とも呼ばれているモノが
メズコのシリーズの中にあるということが解りました。

「究極」というくらいだからさぞ造形もすごかろうと写真をさがすと
まさに「究極」の名に恥じない最高の出来栄えで劇中のコングそのものじゃないですか!\(^o^)/
サイズは直立させると15インチ(37.5cm)で、そりゃいくらなんでもデカ過ぎると思ったけど、
2005年コングが劇中で一番多くとってる両腕を前に付いたナックルウォーク状態だと
約30cmになるそうで、それならまさに狙ったサイズということになります。

しかもこれ、2005年当時の国内発売価格が1万円程度と極めてお手ごろ値段だったんです! 
すっかりコレを買う気になってさらに検索を進め、箱入りの写真をみつけたんですが、
なんと顔が3種類もあるじゃないですか!(゚ロ゚ノ)ノ
でも顔が3つセットされてるんじゃなくてバリエーションが3つあるということらしくて、
唇が「ヘ」の字になったノーマル顔、片頬が上がった困り顔、牙をむき出した吼え顔の3種で、
「怪獣人形」として最も好ましいのは吼え顔ですが、ノーマル顔もキングコングの威厳を感じさせるし、
困り顔もアンとのやり取りでおなじみで愛着を感じるから、それぞれに魅力があります。

いくらどれがいいと言ったって、10年前の商品なので実際に売ってないと話にならないので
市場在庫を探ってみると現行商品を売るショップでは軒並み売り切れ…。(ノД`)
ビンテージ玩具店では10年前だと主力商品とはならないので、netで探れる範囲ではhitしません。
たまたま東京に出る機会があったので、スーフェスと中野をハシゴしたけど
それでもやはり見つからなかったです…。_| ̄|○

ということでヤフオク頼みとなりましたが、まず見つけたのが3万円スタートの品。
これはこの強気価格なのに両腕が折れたのをそのまま接着して動かなくなった
不完全品、というよりジャンクで、とても買う気になりません…。('A`)
その他にもう一つ、見つけた時点で5千円まで上がってるブツがあったけど、
そっちは右腕が折れたのをそのまま放置してあるという品。

過去出品を検索してみると、6月に左腕が折れたのが7000円で落ちていたんですが、
なんでこんなに腕が折れたモノばかりなのか気になっていろいろ検索してみると、
このメズコの大型コング、究極のフィギュアにふさわしい仕様にしたかったのか、
球体関節を採用したんですが、どうもそれが仇になったらしいんです。('A`)

mezkong kansetu
この写真は折れた部分で、左側の本体に穴を開け、右下の球体関節の軸部分をはめ込み
接着してるようですが、球体部は直径5cmなのに軸は8mmと極細で、その差が激しいです。
腕側に球体の受けのお椀部分をはめ込み、腕のフチの円周だけが球体部と接触してるんですが、
本体や腕は硬質ソフビ、球体関節部分は硬質プラ製で、ソフビと硬質プラは接触すると
互いの可塑剤が互いを侵し固着するので、このわずかな接触だけで腕と球体が固着し、
本来はスルスルと回るはずだった5cmの球体にかかる力が、8mmの根元にそのまま伝わり、
腕を動かすうちにねじ切れてしまうようです。両腕を横に広げる動きにこだわったんでしょうが、
胴体側パーツと接触しほとんど広がらないので、素直にカン着を使えばよかったんじゃ…。('A`)
タカラのリカちゃんの、ソフビ製の脚を支える透明硬質プラ製のスタンドが、やはり接触で
溶けてるのを見たことあるけど、オモチャメーカーの開発担当はもっと素材を勉強してほしいです。

さてオクの出物ですが、なんと3万のジャンクが落札されてました! 売主が説明文に書いた
「現在ネットショップでは97000円」という文句が効いたのかもしれないけど、
ebayで200ドルスタートってのや、アメリカアマゾンで300ドル即決ってのはあったけど  
そんなクソ高値はどこで付いてるんでしょう? 言った者勝ちかぁ…('A`)

私が狙ってた5000円の物は、かなり競り合い最終的に1万3千円になったけど、なんとか落札。
届いて確認すると口が「横にヘの字」のノーマルタイプでした。
折れていた腕は最初、折れた軸を瞬着やエポキシで接着しようとしたんですが、
やはり簡単にまた折れてしまうので、根本的な外科手術をすることを決意。

まず固着しがちの接触部にはカッターの刃を突っ込み切り離してから、シリコンオイルを塗布。
それから関節を何度も動かしてオイルを浸透させ、スルスルと回るように処理しておきました。
反対の腕にも同じ処理をしたので、定期的に動かせば今後、固着し折れることは無いと思います。
それから細すぎる軸を削り落とした跡に、直径1cmの金属製ボルトの根元側を火であぶってから
強引に押し付けて融解固着させ、上からエポキシ接着剤でガチガチに硬め、
反対側は、球体関節の軸が折れた部分に穴を開け、そこにねじ込みました。

mezkong3sides.jpg
かくして奮戦の末、「究極のキングコングフィギュア」は見事に復活しました。

kong banzai
このように球体関節の利点を生かした立ちふさがりポーズもしっかりとこなせます。

kaizyuBIG4.jpg(クリックで拡大します)
懸念してた他の30cm級ソフビ、特にゴジラとの大きさの差も違和感ある程ではなく、
今後コレクションの中核として睨みを効かしてくれそうです!(・∀・)




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『ガメラ対バルゴン』を劇場で観て、感激のあまりソフビを買ったオハナシ
誕生50周年記念の2016年トレーラーで大盛り上がりを見せたガメラでしたが、
以降の進展は明らかにされません。今年は夏に『シン・ゴジラ』が控えてるんで、
年末あたりにトレーラーの続きが観れたらいいんですが…。
ガメラシリーズには、昭和シリーズ、平成シリーズ、『小さき勇者たち』、2016トレーラーと、
大きく4つの世界観がありますが、そのうち私が一番好きなのは昭和ガメラです。

生まれて初めて観に行った映画が『大怪獣空中戦ガメラ対ギャオス』で、ちょうど劇場に入った時、
シネスコ画面の端から端までを使ってギャオスが ガメラの腕に超音波メスを食い込ませるシーン
だったこともあって、
初めて見た色のついた映像!(自宅のTVは白黒だった)
初めて見た大画面!
初めて聞いたガメラとギャオスの声!

という3つもの強い印象の相乗効果で心に深く刻まれ、
主人公が当時の自分と似てたせいもあって、完全に心を奪われてしまったんです(笑)。
この映画に大興奮した私は、以降の昭和ガメラシリーズは全て封切りで観ました。
あの『宇宙怪獣ガメラ』すら劇場に行ったのは我ながら律儀だと思いますが(笑)。

『大怪獣空中戦ガメラ対ギャオス』はシリーズ3作で、ということはその前に
2作品『大怪獣ガメラ』と『大怪獣決闘ガメラ対バルゴン』がある訳ですが、
私の子供時代の博多では封切以後の再映でこの2本をかけてくれた劇場は無く、
TV放映で観ることはできたけど、怪獣映画は劇場大画面で真価を発揮するものなんで
残念に思っていて、幸い『大怪獣ガメラ』は、30年ほど前東京に出たての頃、
オールナイトの一本で観れたけど、『ガメラ対バルゴン』は劇場未見のまま。
2010年春には銀座シネパトスで『大魔神』との二本立てで4日間だけ上映され、
行きたかったけど都合がつかず悔しい思いをし、つい先日も京都みなみ座での
オールナイトがあるので気にはなったけど、さすがに京都までは無理なので、
「5月に京橋フィルムセンターで2回だけ上映」という情報をつかんで、
「今度こそ!」とばかり出かけることにしました。

せっかくの機会だから、まだ持ってない30cm級バルゴンを手に入れてやろうと、
大井町フリマ→中野ブロードウェイ→京橋フィルムセンターの強行軍です(笑)。
バルゴンのこのサイズには、私が知っている範囲では、

ボークスのレジン製GKオリエントヒーローシリーズ(川岸敬巌原型)のと、
volks.jpg
(参考写真)

トイザらスで売っていたエクスプラス造型の全長約33cmソフビ
ex2
(参考写真)

後にエクスプラスが自社で出した全長50cm超になる大型の物がありますが、
ric large
(参考写真)


⑴は古いのでまず見つからないだろうし、⑶は超高値だしで、
⑵のやや小型のでいいから欲しかったんですが、大井町でいきなり遭遇。
でも値段が3500円でオク価格1500円の倍以上なのでスルーし、中野に行くと、
とあるレンタルショーケースに2000円で発見し、コレコレとばかりお迎えしました。
ex greenbefore
フリマのは普通のバルゴンのイメージの茶色だったけど、中野のは深緑っぽいし、
背中には紫色の塗装がある変わった仕様だったんですが、(゚ε゚)キニシナイ!!

やがて京橋に移動。4時上映開始で3時半から発券とのことだったんですが、
2時50分位に会場に着くと、すでに1階のロビーは待ってる人が多数…。
でも整理番号が定員300人中45番で座れること確実なので、安心してそのまま待ち、
座席も一番好みの位置を確保できたのでいい気分で上映開始です。
フィルムセンター上映だし、冒頭に「フィルムセンター所有フィルムで上映」みたいな
断り書きが出たので、相当古いフィルムなのかと思ったけど、不具合は出だしにちょっと
コマ飛びが解る個所があったのと、最初音割れしてた程度で、
音はすぐ調整されたので、以降最後まで快適に観ることができました。

daikaijyuketto_gameravsbarugon_516_20080201.jpg
映画そのものは昭和シリーズ中一番の傑作だし、音楽も木下忠治なので重厚で、
全くゴジラシリーズに引けを取らぬ出来栄えでした。

kinoshitatyuzi.jpg
そもそも今回の上映はSFや怪獣映画特集ではなく「木下忠治の映画音楽」特集の一環で、
彼のキャリアの中では異色の怪獣映画なので選定されたようです。

木下と言えばTBS『水戸黄門』シリーズの音楽に一番親しみがあり、
最初に『ガメバル』の音楽を聴いた時に聞き覚えがあったので不思議に思ったら、
『水戸黄門』と同じ作曲家と解り納得したものでした(笑)。
いや歴史的には『ガメバル』が先ですけどねw

モニターではさんざん観たこの映画だけど、大スクリーンはやっぱすごかったです。
バルゴンの像MINI
まず虹の谷のシ~ンで、洞窟の壁にバルゴン幼体みたいな像だかミイラだかが
張り付いてたけど、コレ、今まで気づいてなかったんですよ(苦笑)。
あの洞窟に原住民は近寄らないそうだから、あの小さいのはもしかしたら
大きくなるまでの間にサソリに刺されて死んだ子が、そのままミイラ化したのかもなぁ…('A`)

バルゴン誕生の神戸港のシ~ンの迫力もスゴく、あまり指摘されない
バルゴンが船の中で巨大化しちゃったせいで、生まれてすぐに海に落っこちて、
murasaki.jpg
全身から紫の血液を吹き出させながら必死に港へとたどり着いた様子もはっきりと解ります。
なんて不憫なんだバルゴン。( TДT)
それから、こっちはよく言われる、ガメラとバルゴンの四足同士の
ワイド画面いっぱいの戦いも、モニターだとチョコチョコしてるだけだけど、
大スクリーンでは細かい動きまで解って迫力満点!
凍らされたガメラが最後の力を振り絞って、安易に近づいたバルゴンの横っつらに
爪パンチを食らわして、バルゴンが出血するシーンの痛みが
普段モニターで見る数倍伝わってきたし、
いや、まさに予算潤沢な怪獣映画を劇場で観る幸せを全身で感じました。\(^o^)/

この映画はよく大人向けだと言われますが、今回気づいたのは、主人公の兄にも、
小野寺にもちゃんと妻がいること。どっちもスナック経営してるお水の女っぽいけど、
家庭を営む大人です。そう言えば虹の谷で死んだオッサンも「妻に贅沢させる」
みたいなこと言ってたからちゃんとした家庭人でしたね。
だからそこからはみ出してる主人公(会社の金でパイロット免許を取っておきながら、
直ぐに辞めてることで彼もまた恩知らずのハミダシ者なことが解る)の最後の
「独りぼっちだ」というセリフと、カレンの「独りじゃないわ」が際立つ訳で、
全昭和ガメラシリーズを手がけた脚本家、高橋二三が人間もちゃんと見つめることができた人
だった事が解ります。バイラス以降の昭和シリーズの脚本がいろいろアレなのは、彼は生前
「どんな脚本でも書ける」と豪語してたんで、そういう注文に応じてただけなんでしょうねぇ…。

帰宅後、映画の興奮の余韻も覚めやらぬまま、入手したバルゴンを愛でていましたが、
よく見ると、一切の刻印が無いのと、背中の紫色塗装がトゲを中心に左側だけにしか無いことに
気付きました。ということはコレひょっとして劇中、バックミラー作戦で反射された
悪魔の虹で自傷したあの傷口を表現してあるのかと感心しきりです!
このソフビの色違いは他にもあったし、刻印が無い事からパチモノかもと思って
さらに調べると、なんとエクスプラスのバルゴンにはいくつかバージョン違いがあったようで、 
最初にフリマで見た茶色と中野の深緑のは単なる色違いではなく、
茶色い方はSEGAのプライズ景品として製造されたモノで、全身ビミョーに造型に
差がありますが、決定的なのは後足のトゲが、茶色い方はボディから生えてるけど、
深緑のには脚から生えてること。つまりそっくりだけど別原型ですな。

こんなん写真だけを別々に見てたら絶対に気付かない程度の差異なんで、
なんでわざわざ原形作り直したのか不思議に思って更に調べると、
深緑の袋入りを見つけたのでこれがパチモノじゃないことが解り一安心(笑)。 
パッケージに深緑のは1999年、茶色い方には2002年の印字があるので、先に深緑のを出し、
あとから茶色のを出したようです、茶色いのはガレージキット界で有名な高垣利信原型だと
解ってますが、はっきりしない深緑の方も雰囲気はそっくりなんで同じかも…。
足の棘は足の付根のボディから生えてるのが正解だし、茶色の方が全体のバランスが良いんで、
3年の間に気付いた点を反映させたのかもと想像してたら、茶色い方の取説に
「ボークスキャスト版バルゴンの廉価版として、ビリケンあたりから同サイズのバルゴンが
出るかと待っていたが、一向に出ないので高垣氏原型で出した」という意味の一文が
掲載されてるそうなんで、高垣氏がそのオーダーに応じ、自分のバルゴンを手直ししたのかも?

せっかく手に入れた初期作品ですが、他のに比べてノッペリした感じがちょっとマヌケです(笑)。
それでできる範囲で修正しようと、ちょっと目が小さく感じたのをリペし、
顔を加熱してちょっと絞りを加えたら、このようになりました。
barurepe.jpg
ちょっと上にある市販状態よりはずいぶん良くなったと思うんですがいかがでしょうか?(・∀・)

エクスプラスという会社は、本業はアパレル関係のようで、
最初の10年余りはトイ部門には手を付けていなかったようです。
HPの1998年に「株式会社アールアイシー設立 トイビジネスへ進出」とありますが、
この頃RICというメーカーがあったことは憶えてるし、RICすなわちリックで、
今のエクスプラス自社サイトが「少年リック」というのはこれが起源かと納得。
メディコムトイも本業はアパレルらしいし、現行マルサンも元会社は繊維関係だから、
今のマニア系ソフビは繊維業界に支えられてるとも言えますねぇ…(°∀° )

RIC時代はトイザラスで1000~3000円程度の値付けだったし、プライズは景品だったんで、
最初期のエクスプラスは安値大量生産の路線だったのが、売れ残りが多数出回ってる
事実から考えてそれでは維持できなくて、高値少数販売に移行していったんでしょう…。
今やたらエクスプラス商品はヤフオクで高値が付くけど、それはテンバイヤーの仕業で、
新発売時に買えば通常サイズで1体1.5万円前後と、マルブルスタンダードサイズが
6000~8000円してる今、まぁ理解できる価格帯です…。
ということでfziroは、テンバイヤーの餌食になる前のエクスプラスを応援してます!\(^o^)/




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