キャラクターミニカー秘密基地
劇中車キャラクターミニカーを中心に 陸海空で大活躍するスーパーメカの模型が集まる秘密基地でしたが、開始後7年を迎え「映像作品に登場の様々なキャラの玩具」を紹介するブログとして拡大再開店です
プロフィール

FZIRO

Author:FZIRO
ミニカーコレクターからも、
合金コレクターからも異端視される
劇中車のキャラクターミニカー、
それも標準スケール物を中心に
ひたすら集め続けています。
マイナーなジャンルでしたが
この頃はキャラウィールや
カーズのおかげで、少しは
市民権を得られてきたかな?(笑)
なお、このブログの内容は、
いわゆる「日記」ではないので、
コメントや御質問があったら、
古い項目にも御遠慮なくどうぞ!

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ユニコーンの夢
spinnermain.jpg

今日の御題は『ブレードランナー』からポリス・スピナーです。
1982年に公開されたこの映画は、人間に作られたレプリカントという、
確固たる過去の記憶を持たないことや、瞳孔が白く光ること以外には
ほとんど人間と見分けの付かない人造人間と、彼らを追いつめるブレードランナーという
ハンターとの壮絶な戦いを描いた作品ですが、
アクションだけでないその哲学的なテーマと、圧倒的な未来描写で
今日ではカルト的な人気を持つ作品となっています。
その人気は1980年代後半から普及し始めていたビデオソフトによるもので、
この作品はビデオやLDの発売やレンタルでは高い人気を博し、
その後、完全版、最終版といくつかの編集違いバージョンも発売されました。
最初国内で発売されたビデオソフトは「劇場公開版」、
次がいくつかのシーンを足した「完全版」だという触れ込みでしたが、
実は日本公開されたのは最初から「完全版」だった」という説もあります。
私も当時、劇場に観に行きましたが、細かい違いなので記憶が定かではありません…。
この2つのバージョンには本質的な違いは無いんですが、
その後の1993年に発売された「最終版」は衝撃的でした。


zyakesya.jpg

このバージョンには主人公のデッカードが見る「ユニコーンの夢」の
シーンが挿入されているんですが、そのユニコーンに深い意味が隠されているのです。


unikorn1.jpg

実は以前のバージョンの中にもユニコーンの姿は登場していました。
そう、常にデッカードの近くにいて、彼に折り紙を手渡しながらチャチャを入れてくるガフ、
そのガフが最後にデッカードに手渡したモノこそ、ユニコーンの折り紙だったのです。
最終版までの解釈では「ユニコーンはその力故に馬仲間からはぐれた存在なので
レプリカントを意味し、あの折り紙は、ガフはレイチェルの正体を見抜いていたが、見逃してくれた」
ことを意味するという意見が主流でした。

しかしそのユニコーンがデッカードの夢として表れたということは…。
これ以上はネタバレになるので未見の人のために名言は避けますが、
この作品の原作のタイトルと重ね合わせて考えてもその意味は明らかだと思います。
br_unicorn_evidence1.jpg


上の写真左がショーン・ヤング演じるレイチェルで、彼女は実験用に作られたため、
他のレプリカントのように寿命が4年間に限られていないし、自分がレプリカントと知りません。
彼女の境遇に右奥のハリソン・フォード扮する主人公デッカードは同情し、
それがやがて愛に代わります…。


spinner3sides.jpg

今回お見せしているこのミニカーは全長9cm程のプラキャスト製のガレージキットで、
80年代終わり頃にワンダーフェスティバルで買った無版権品です。
当時はまだワンフェスも版権を気にせずに勝手にやってる大らかな時代でした(笑)。
そういう昔の個人キットなので、ワンパーツムク、風防は要自作、後ろのパトライト等は一切付属せず
という今の目で見るとかなり恐ろしいモノですが、なぜかこのスピナーは当時から今日に至るまで、
標準スケールのミニカーが一般発売されたことは無いため貴重な品です。
私の所有するキットも、当時、風防まではなんとか絞り出しで自作して組立ていたモノで、
今回、このブログにUPするために一部リペイントすると同時に、
パトライトを完全自作して取り付けてみました。
当時は劇中のスチルしか無かったので、ディテールが全く解らなかったんですが、
今日は、そのプロップの鮮明な写真がNETに出回っているのでようやく解析できた訳です。

brsm_spinner_taking_off.jpg

劇中だとこういうイメージですが、

spinerzissya.jpg

その「実車」はこういうモノだったとか……。
ただこの写真の車が、映画に使われた実物か、後から作られたレプリカなのか解らないので、
車体の色や、パトライトの数等、両方を参考にして制作しています。
サイドに何か文字が書いてあるんですが、今一つはっきりしないので今回はオミットしました。

今回は作り込まれた世界観を持つ作品なので、久々に特撮画像を作ってみました。
大きいのでクリックして御覧下さい。
spinnerflying.jpg



本当のブレードランナーであるガフが見逃してくれたため、
街から逃げ出すことの出来たレイチェルとデッカードですが、
完全版までだと二人が緑あふれる大自然の中に逃げ込むシーンがあるため
その後の日々が安らかであろうことが想像できるんですが、
これは実はリドリー・スコット監督の意図するものではなかったため、
最終版からはカットされています。

この映画の本来の姿をようやく現した最終版における二人はその後どうなったのか?
それは観客一人一人が考えることでしょう…。
その他にも、この最終版には考えさせられるシーンが満載なので、
それらについてじっくりと熟考してみたいところですが、
そのあげく寝てしまって、ユニコーンの夢を見そうな自分が怖かったりして(笑)。





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銀河をジャンプ!
mightylinermain.jpg

今日の御題は『流星人間ゾーン』登場のマイティライナーです。
第二次怪獣ブームの1973年に放映されたこの作品は、
凶悪な宇宙人に母星を追われた宇宙人の一家が地球に漂着し、
地球にまで魔の手を伸ばしてきたその凶悪宇宙人と戦うという、
ちょうど『トリプルファイター』と同じ構造の物語です。
変身ヒーローが三人登場(内一人は女性)するのも同じですが、トリプルファイターの方は
三人が一人になって戦うという趣向はあるものの、あくまで等身大で戦うのに比べ、
こちらはメインのヒーローのゾーンファイターが「ゾーンダブルファイト」で巨大化し戦います。

zissya.jpg

その巨大化後のゾーンファイターは、ウルトラマンとレッドマンを足して二で割ったような
顔をしたヒーローで、なかなかカッコ良かったし、その必殺技「流星ミサイルマイト」も
両手首に装着した無数の小型ロケット弾を乱射するという凶悪なもので、
かつてのジャイアントロボのフィンガーミサイルを強化したような爽快な武器でした。
しかし、どんなにゾーンファイターが健闘しようと、この作品は東宝製作のため、
助っ人で登場するゴジラに全てをさらわれた感じがあります(笑)。

ちょうど『ゴジラ対メガロ』の後だったので、あのクリクリ目玉がカワイイ、通称メガロゴジが
ファイターの危機に駆けつけ、その圧倒的な破壊力で敵を蹴散らしてくれるのです。
さすが世界の怪獣王で実に頼もしいんですが、「ファイターがいらない子」と化した気も
しないではありません(爆笑)。


megaro.jpg

上はDVDのジャケット写真ですが、この『ゴジラ対メガロ』で
ゴジラと競演したジェットジャガーがファイターと似てなくもないので、
この『流星人間ゾーン』の企画は、案外あの映画のTV化あたりから始まったのかも知れませんね。
と考えると、ゴジラだけでなく、ガイガンやキングギドラも登場するのも頷けます。
メガロは、映画で爆発してたぶん死んでるから登場しなかったんでしょう…。


mighty3sides.jpg

お見せしているミニカーはダイヤペットの1/40スケールのモノです。
マットカーの売れ行きに気をよくしたダイヤペットは、劇中設定に無関係に
キャクラターのシールを貼った車を多発し、コレクターのヒンシュクを買ってましたが、
今回はケンメリのスカイラインGT-Xの型を使い、翼等の特殊パーツをプラで成型して装着し、
ようやく劇中設定に沿ったキャラクターミニカーの傑作を作り上げています。
おまけに10cmほどのゾーンファイターのソフビ人形まで付けて商品化ししたため、
このダイヤペット版のマイティライナーは今日、スカイラインマニア、キャラクターミニカーマニア、
そしてソフビマニアまでもが欲しがる超人気アイテムになっているのです。


私のこの品は箱付き新品で手に入れましたが、
あいにく箱とゾーンファイターの人形は倉庫の奥で今回は発掘できませんでしたので、
その代わりにコナミの食玩のゾーンファイターとの「銀河をジャンプ」する2ショットを御覧下さい。
このミニカーは、元がダイヤペットなので、トランクやドア、さらには
フロントドアの背もたれがちゃんと倒れるギミック付きですので、それらを展開した状態でどうぞ。
(トランクは開いた状態で固定されないので、つっかい棒をかましてあります)
zonemighty.jpg


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帝国軍人の意地の塊
gouten.jpg

今日の御題は1963年の映画『海底軍艦』に登場した轟天です。
押川春浪が1900年に書いた小説が原作ですが、脚色というよりは、大胆すぎる翻案で
全く別のストーリーを展開する映画で、轟天も実は原作には出てきません。
原作にも電光艇というスーパーメカは登場しますが、「海底」軍艦という名の通り、潜水艦で、
先端に突起物があってそれを武器にする点は同じですが、全長40m程の船でした(轟天は150m)。
当時のことですから潜水艦はやっと実用が始まったばかりで、奇しくも同1900年に
「ホーランド」という潜水艦がアメリカ海軍に採用されていますが、
押川がこれを知っていたかどうかは微妙で、電光艇が「三尖衝角」という名の
ドリルと同等の働きをする突起物を装備しているあたりから考えても、
むしろヴェルヌの『海底2万哩』あたりにインスパイアされたんじゃないでしょうか?


gouten3sides.jpg

今回お見せしているのはオオタキのプラモデルです。全長約25cmと、ほどいい大きさの
この模型の初版は、映画公開と同時期発売の由緒あるキットで、上映後数年で改修され、
「パロン」というオオタキのオリジナル潜水艦として発売されていたそうなんですが、
あいにく私はそのパロンすら見たことがありませんでした。
1970年前後のTV放映で初めて『海底軍艦』を観て大興奮した私は、
なんとかこの轟天のの模型を手にしようと、普通の潜水艦のキットと、
ドリルの付いたメカを合体させて作ろうと考えたこともありましたが、
当時の技術では実現不可能で、机上のプランに終わりました(笑)。


goutenhakoe.jpg

このオオタキのキットをやっと手に出来たのは1980年代後半の話で、
朝日ソノラマの『宇宙船』の働きかけで、こういう昔のSFプラモが脚光を浴びるようになり、
イマイやバンダイはかつてのキットを再販し出したんですが、なんと、
オオタキまでがその動きに乗ってこの「海底軍艦」を再販してくれたのです。
上がその時の箱絵で、轟天をデザインした小松崎茂画伯の迫力あるイラストが使われました。

ちなみにこのキットの初版のイラストを描いたのは池松という画家の方で、
実は私その初版を一度所有したことがあるんですが、とあるモデラーに
「複製するから貸してくれ」と頼まれ、その人を信用して渡したところ、
それっきりになってしまったという苦い思い出があります…。
それだけにこの再販が出たときは「やっと作れるなぁ」と感慨深いものがありました(笑)。


fuzimihakoe.jpg

轟天は人気メカなので、今日までに大手メーカーもガレージキットメーカーも
数多くの商品を発売しています。プラモで言えば、近年出たフジミ製のキットが、
金属製のドリルや、ドッグ、マンダ等の各種オプションパーツも豊富で、
決定版的存在かもしれません。

しかし、個人的感覚で言えば、初期図面を参考にしたと思われるため形も正確じゃないし、
ドリルも回らないオオタキのキットが、やはりあの頃の興奮を一番伝えてくれる名キットなのです。
だから今回お見せしている作例も素組で、色を塗っただけにしてあります。
窓の先端部が側面の傾斜に沿わずにまっすぐ続いているあたりを
修正しようかとも思ったんですが、オオタキのこのキットの味として
敢えて、そのままにしました。
帝国軍人の意地の塊であるこの海底軍艦には、
そういう意地っ張りもふさわしくはないでしょうか?(笑)


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とっても魅力的な最高のキャラクター
rojermain.jpg

ハードな路線が続いたので、今夜の御題はグっと柔らかく『ロジャー・ラビット』です。
この映画は1988年にタッチストーン・ピクチャーズ製作で作られました。
こっち方面はあまり詳しくないので、ディズニーとの関係等はよく解らないのですが、
ともかく、この映画にはアメリカのマンガ映画(カートゥーン)の人気キャラクターが
レーベルの垣根を越えて総登場します。

rojer3sides.jpg

このベニーという車のオモチャ、まだ新しく、アメリカのディズニーショップで
現在売られてるモノだそうです。大きさは約9cmで、ブルバックゼンマイで走るギミック付きです。

では、なぜそんなに詳しくないジャンルのミニカーを取り上げるかというと、

JessicaRabbit_yoko.jpg

このキャラクターの魅力にノックダウンされたからに他なりません(笑)。
この魅惑的な女性の名はジェシカ・ラビットで、
完璧なプロポーションと鼻にかかったような甘い歌声と全身から匂い立つような色気は
もう比類ないものですが、あろうことかその名前から察せられるように、
上で車に乗ってるマヌケ面のロジャーの奥さんであり、しかも、子供までもうけています…。
昔、この映画の宣伝でジェシカが登場するシーンをTVで流してるのを見て以来、
彼女には首ったけなんですが、悔しいのでこの映画を通して見たことはありません(爆)。

まぁでも、いくらここでその魅力を力説しても、御覧になってないと分かり難いですよね…。
そこで、そのシーンがyoutubeにあったので、著作権的にはグレイですがリンクしておきます。
http://jp.youtube.com/watch?v=yy5THitqPBw


見とれてるデブがこの映画の人間の主役のエディで、ロジャーに頼まれて
ジェシカの浮気調査をしている私立探偵だそうです。
モノクロで登場し、エディに同伴してるのは、かつてのセクシーキャラクターである
ベティ・ブーブですが、さすがの彼女もジェシカの魅力には勝てないようで、
全然自分の方を見ないエディに、切なげにいろいろ悪戯してるのが涙をそそります…。


このジェシカはいろんな映画女優のチャームポイントのイイトコドリをして
創造されたキャラクターだそうで(笑)、比類の魅力を持つのも当然ですが、
では、それぞれのパーツを検証してみましょう。


(1)まずはリタ・ヘイワースの豊かな赤毛
rita2.jpg


(2)ヴェロニカ・レイクの前髪が目にかかるクールな髪型
veronika.jpg


(3)マルレーネ・ディートリッヒの憂いを含んだ目
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(4)ジェーン・マンスフィールドのふくよかな胸
janemini.jpg


(5)ベティー・グレーブルの百万弗の脚
betty.jpg


(6)マリリン・モンローのプロポーションとヒップ
marilyn.jpg


そしてこれらを悪魔もとい女神合体させると(笑)、

ジャジャジャーン!
jessica_rabbit.jpg


と、こうなる訳です。今後ともよろしくされたいぜ、チッキショー!(w
実はその他にも、話し声はローレン・バコール、歌い声はジュディ・ガーランドが
モデルだそうで、実際に吹き変えてるのは、話し声がキャサリーン・ターナーで、
歌い声はエイミー・アーヴィングだとのこと。

キャサリン・ターナーはどうでもいんですが、エイミー・アーヴィングと言えば、
『キャリー』や『コンペティション』なんかで、1970年代後半から80年代に
けっこう印象的だったキュートな女優さんじゃないですか!
確かこの『ロジャー・ラビット』の製作時はスティーブン・スピルバーグの奥さん
だったはずだから、これなんて公私混同なんでしょうね?(笑)
彼女が歌手だった印象は無いから、きっとプライベートで歌ってる声が
セクシーだったゆえの抜擢でしょう。う~ん、なんてスバラシイ!(笑)


とまぁ、今夜の御題は、とっても魅力的な最高のキャラクター、
カートゥーンの美神こと、ジェシカ・ラビットでした!


                             アレ?(w

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古風な男の古風なメカ
autogairo.jpg

今日の御題は『ルパン三世・カリオストロの城』のオートジャイロです。
これ、昨日紹介した、アルバトロスと2つ揃ってリリースされたモノで、
praisediecast.jpg

こういう凝った宣材も用意されてたので、バンプレストとしても、
けっこう気合いの入った企画だったのかも知れません…。


autozyiro3sides.jpg

こちらも主要パーツはダイキャスト製で、主翼部分の直径が10cmと、
そこそこの大きさあるんで、組み上げるとけっこういい感じです。
フィアットとSSKばかりのプライズ物の中で異色を放つ企画だったんですが、
シリーズが後に続かなかったのは、やはり人気の問題だったんですかねぇ?
販売用の商品じゃないはずだから、人気はあまり関係ない気もしますが、
この頃になると、販売目的で仕入れる業者も多かったんでしょうか?


zyairoplamo.jpg

オートジャイロの他の商品化と言えば、グンゼ(レギオス)のシリーズにラインナップされてます。
そもそも私はルパンのメカは1/24で集めていて、プライズのオートジャイロは小さいんで不満で、
グンゼのシリーズは1/24中心なのでこれにも期待したんですが、あいにく1/48でした…。
実際に完成品を見たことはありませんが、1/48だったら、プライズの奴とあまり変わらないサイズ
なんじゃないでしょうかねぇ?

さてこのオートジャイロ、本当はカリオストロ伯爵の所有物で、
劇中、背広姿の伯爵が、運転しているカットもありましたが
とっつぁんとルパンが奪取して、クラリス救出に向かったりしたんで、
すっかりルパンモービル(笑)って感じですよね。
本来オートジャイロは、メインのローターにエンジン付けて回してはいけないそうで、
そうなるとヘリコプターに分類され、この伯爵の機体もヘリコプターになっちゃうそうなんですが、
まぁ、そういう厳密な定義はあまり気にしないでおきましょう(笑)。

一番の上の写真で横に立っているのはガシャポンHGの伯爵です。
本来は宣材に載っているようにルパンのフィギュアが付いているんですが、
やはり伯爵の所有物なんで正装した伯爵においでを願いました(笑)。
やはり古風なメカにはこういう古風な衣装が似合います。

このプライズに本来付属していたルパンはどうしたのかと言うと、
実は、上着を赤にリペイントし、ネクタイの色も変え、マモー編のミニの時に使っています。
あの時にも書いたけど、赤ジャケルパンって、HG化も同等のフィギュア化もほとんど無いんですよ。
もっと小さい、コーラのオマケフィギュアではいくつかあるんで、
それぞれの担当者がどのルパンのファンなのかよく解りますよね。
ひょっとしたら、コーラのオマケの方がより広い層を向けての商品開発なのかも知れませんが…。


さて、ルパンメカもだいふ数が増えてきたので、ここらでまとめを一つやっちゃいましょう(笑)。

zensyugoufinish.jpg

ということで、これまでのメカが総登場のパノラマフォトです。
サイズが大きいんで、クリックしてどうぞ!

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アホウ鳥、飛んだ!
aruba.jpg

今日も引き続き、宮崎駿ルパンから、「死の翼アルバトロス」登場のアルバトロス号が御題です。
この作品、2ndシーズン末期に宮崎監督が担当した2本のうちのもう1本ですが、
シリアスな「さらば愛しきルパンよ」に比べ、表面的にはスラップスティック度が高く、
そしていかにも宮崎アニメらしい、激しい動きの作品です。
なにせ、通常のTV用アニメの3倍近い枚数を費やしたという話なんで、アルバトロス号の巨大さや、
そこで繰り広げられるドタバタ攻防戦が、実に丁寧に描き込まれてます。
本来は豪華飛行艇に見せかけた移動軍事工場の陰謀を阻止する物語なんで、
「さらば」同様、ヘビーなお話になるところを、なぜかこちらはパンツ姿のルパンや、
腰と胸に申し訳程度に巻いた布だけ、あるいはそれすら身につけない
アラレも無いカッコの不二子ちゃんが、ひたすら暴れまくる展開になっているのは、
同じような話を2本作りたくないという宮崎監督の矜持でしょうか?
プロペラ機フェチの宮崎監督がその想いを思い切りぶちまけたこの痛快巨編、
不二子ちゃんのことが苦手な監督らしく、かなりヤケッパチな描き方になってますが、
そこもまた愛嬌で、私は大好きなエピソードです(笑)。



albaselga.jpg

この上のイラストのように露出度が高いうえに、キャラ設定もいつもとは相当違っているので、
TV局側は最初ボツにしようとした話も伝わっているくらいの異色編なんです(笑)。


arbatros3sides.jpg

この模型は2003年にバンプレストが出したプライズの「ルパン三世ダイキャスト組立式モデルキット」
のモノです。このアルバトロスと、『カリ城』のオートジャイロの2つがラインナップされてました。
翼長約14cmとそれほど大きくないし、プロペラさえも省略されているモデルでしたが、
手軽に手に入る唯一のアルバトロスとして貴重でした。




Dornier-Do-X_1.jpg

このアルバトロス号のモデルになったのは、ドルニエのドックスという1929年に作られた飛行艇で、
飛行船による大西洋航路の旅客輸送に変わる「空の豪華客船」として開発された
全長40m、全幅48mの巨体を誇る当時世界最大の重航空機でしたが、
計12機もあるエンジンの調子がうまく揃わなかったため、充分な推進力が得られず、
酷いときには3mしか高度が得られないこともあったため、三機が作られただけで生産は中止され、
その三機も戦争によって破壊されてしまったそうです。

do_x_lift.jpg

エンジンの調子さえ良ければ、こんな雄大な姿で飛行していたんですが、これをモデルにした飛行艇に、
アルバトロス(アホウ鳥)という名前を付ける宮崎監督のセンスもイカシてます(笑)。

このドルニエの方はプラモも出ていましたが、つい最近、サークルK・サンクス限定で出た
「世界の航空機コレクション」のラインナップにも入ってました。

554x540-2007052900078.jpg

例の「世界のレーシングカーコレクション」と同じ、デル・プラド倒産品流れの企画で、
アッという間に店頭からは姿を消しましたが、たぶんコレ、プライズのアルバトロスと
同じような大きさだと思うので、気長に探して手に入れようと思います。



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ルパンが盗んだのはスーパーマン?(笑)
ramuda.maki.jpg

今日の御題は『ルパン三世』の2ndシーズン最終エピソード「さらば愛しきルパンよ」登場の
ロボット兵、ラムダです。

小山田マキという声も姿もナウシカ似(笑)の美少女によって操縦されるそのロボットは
ルパン三世たちと組んで、街を襲い宝石を強奪しますが、それも兵器の危険性を訴える為だと
マキはルパンたちに説得されての行為でした。ところがそのルパンたちが実は……。

というのがそのあらすじで、エピソード自体の完成度は高いのですが、
演出を担当した宮崎駿監督が、2ndシーズンそのものを否定するような要素を盛り込んだため、
熱心なファンもアンチもいる作品です。

さて、このラムダ、劇中で見上げる銭形が「まるでスーパーマンですなぁ…」と
つぶやくように、フライシャー兄弟が1941~43年に製作したアニメ版『スーパマン』登場の
メカニカルモンスターからのいただきです。

superman-mechanicalmonst.jpg

このルパン2ndシーズン放映時は、フライシャーの『スーパーマン』の著作権はまだ生きてました。
まぁ一応、出典を明かしてるので、これは盗用ではなく立派な引用ですが(笑)、
実際のその写真と見比べてみると思ったより似てないのに気づきます。

さらに今日では、この作品の著作権は切れているので、画像だけでなく、
映像その物がインターネットで観れるので、どうか御覧下さい。時間は約10分です。

http://video.google.com/videoplay?docid=2509099603756958833

御覧になって、あることに気づいたでしょうか?
そう、この頃のスーパーマンはまだあまり空を飛んでいないのです。
実は登場当初、スーパーマンには飛行能力はありませんでした。
スーパーマンのオヤクソクの紹介文句の中に「高いビルもひとっとび」とあるのはそのためで、
「飛ぶ」んじゃなくて「跳ぶ」、そう今の超人ハルクのようにピョンピョン跳んで移動していたのです。
この能力、確かに人間を越えてはいるし、コミックスの止め絵なら
ジャンプも飛行もそう絵面に変わりはないんですが、動画でみるとやはりマヌケです。

このフライシャーの後の映像化作品であるジョージ・リーブス主演の
『スーパーマン』では彼の飛行シーンを当時の限界ある特撮の範囲ではあったけど、
存分に見せていたのは、あの当時は「スーパーマンが飛ぶ」ということが、
それだけで充分な見せ場だったからなのかも知れません。



ramuda2sides.jpg

話をルパンに戻して、お見せしているミニカー(というより今回は完全なフィギュアですね)は、
バンプレストが2001年に出した「ルパン三世ミニカー&フィギュア」というプライズ物です。
シリーズは全4種あって、1stシリーズ第一話でルパンが乗ったF1のフェラーリ、
ベンツSSK、フィアット、そしてこのラムダというラインナップでした。
スケールは一応、1/43という触れ込みですが、少々小さい気がしないでもありません。
付属のフィギュアはHG程度の大きさだし、スケール的にはちょっとアバウトなシリーズでした。

このラムダはプラスチック製で、手足に間接が入っているので一応飛行体勢にもなります。
首のプロペラは省略されてますが、まぁそこは御愛敬で、
コレクションとしては手頃なサイズではないでしょうか?

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偽装されたバットコプター
batcoptermain.jpg

陸・海と続いたならば、空のバットウェポンも紹介しないわけにはいかないでしょう。
ということで、今日の御題はバットコプターです。

このバットコプターも1966年の『バットマン・オリジナルムービ-』で初登場しましたが、
同じような映画デビューの他の新兵器と違って、その後TVシリーズには登場しませんでした。
というのも、いかな映画用の予算といえども、ヘリコプターを1台買うのは無理で、
アメリカのウィキペディアによれば、1日750ドルの借り賃で、わずか5日間だけ
レンタルされたものだったからだったそうです……。

batcopteroriginal.jpg

このバットコプターのベースは、ベル47のG3B-1モデルだったそうで、
上の写真右の同じベル47と見比べてもらえるとお解りかと思いますが、
「改造」というよりはほとんど、リデコという程度の変わり方なのも、
わずか5日しか時間が無いリースだったからなのでしょう…。
大きな変更としては、フロントのバットマンの頭のようなマークと両脇のウイング、
それからリアの小翼もコウモリを思わせる物に変わっています。

この両脇のウイングがクセ者だったそうで、フロントの頭部のようなマークと併せて、
バットマンがマントを大きく広げているようでカッコはいいんですが、
ヘリコプターの揚力を50パーセントもダウンさせてしまったとか……。
一時的な撮影だからそれでも決行したようですが、本気の開発だったら間違いなくNGでしょう(苦笑)。
この映画にリースされ、一時的にバットコプターに擬装されたベル47は、
後に裕福なマニアに買い取られ、再びバットコプターとしてメイクアップされたそうですが、
このウイングだけは安全上、再装備されなかったそうなんで、いかに危険な撮影だったか伺い知れます。


batcopter3sides.jpg

このミニ「カー」は、バットモービルやバットボートと同じく、コーギーの標準スケールのモノです。
1976年~81年の間に発売されたこのバットコプターは御覧になって解るようにベル47とは全くの別物です。
この時期はコーギーの仕事もかなり雑だったせいもあり、それ以前に発売されていたヘリのモデルを
いかにもそれらしくカラーリングして発売したインチキもとい、コーギーのオりジナル商品です。
横向きの赤いダイヤルを回すとローターが、写真では見えませんが、下に付いている
やはり赤いダイヤルを回すとウインチが巻き上げられるギミック付きですが、
それは元のモデルに付いていた仕掛け。さすがにそれだけでは売れないと思ったのか、
ローターをコウモリの羽のような形にしてありますが、いかにも小手先の改変です。
このヘリが何のモデルなのか、あいにくと手持ちの資料を当たっても解らなかったのですが、
ヘリに詳しい方のアドバイス頂ければ幸いです。m(_ _)m

このバットコプターの発売時期は、ちょうどバットモービルは3版、
ボートは2版の頃で、それらと組んだ3点セットとしても発売されました。


cg51906.jpg

いくら偽装されたインチキ商品でも、コーギーのバットコプターには今日かなりのプレミアが付いています。
まだお持ちでない方は、そういうのを無理して買い揃えるより、上の写真のように最近のコーギーでは、
ベル47と思しきヘリのミニカーを発売してるので、これをベースにして、
映画通りのバットコプターを作ってみるのも一興かも知れません。


では最後にこのコーギーの標準スケール版の3台勢揃いを御覧下さい。
アングルを変えたので、バットコプターのローターの形も分かると思います。
バットモービルとバットボートは初版で本来の組み合わせではないのですが、そこは御容赦あれ(笑)。
大きいのでクリックしてどうぞ!
3batset2.jpg


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バットウェポンのダイナミックデュオ
batboatmain.jpg

今日の御題もバットマンで、バットマンにロビンがいるが如くの、
バットモービルの相方である海のバットウェポン、バットボートです。
このバットボートはTVのアダム・ウエスト版の大好評により製作された
ほぼ同じキャスト・スタッフによる1966年の映画、今日では他の作品との混同を防ぐため、
『バットマン オリジナル・ムービー』と呼ばれる作品で初登場し、
以降のTVシリーズにもそのまま流用されました。


orizinalmovie.jpg

この映画版ではTVシリ-ズの常連の敵、ジョーカー、ペンギン、キャットウーマン、ナゾ(リド)ラーが
総登場し、一致団結してバットマンとロビンのダイナミック・デュオに挑戦するという、
いかにも映画版にふさわしい豪華さでした。


BatmanVillians.jpg

原作やTVシリーズではそれぞれバットマンの強敵としておなじみのこの4人ですが、
総登場するエピソードはそれまでは予算的にも放送時間的にも無かったので、
この豪華な顔ぶれは『バットマン オリジナル・ムービー』で初めて実現したことになり、
後のワーナー版でも再現されていません。


batboat3sides.jpg

今回お見せしているこのミニカーはコーギーのバットボートの初版ですが、
本体は初版、キャリーは2版というちょっと変わった取り合わせです。

というのもこのバットボートにもいろんなバージョンがあって、
大きく分けて、サイドのシールがオリジナル通りの炎のようなパターンで、
垂直尾翼もちゃんと黒と白と赤に塗り分けてある初版と、

BatmobileBoat2.jpg

こちらのセットに含まれているような、シールが赤地に黄色い点線のパターンで、
垂直尾翼も赤一色という、全体的に雑な2版があり、
それぞれに単品売りとかセット売りで実に多彩なバリエーションがあるので、
なかなか全貌がつかみにくいのです。

私は最初、バットモービル3版と、2版のバットボート&キャリーのセットを
それぞれ単品で手に入れ、その後、どちらも初版を手に入れることができたんですが、
バットボートは本当の初版で、キャリー無し、キャリーにはめ込む下の穴も無いモノでした。
三面図の中央の写真で、キャリー下部の凸部がはっきり見えるのはそのせいで、
本来はボートに開いている穴にこの部分がはまりこんで固定される仕組みです。
下に穴開ければいいんだけど、さすがに初版のミント品にそんなオイタをする勇気はありません(笑)。


batandoriginal.jpg

あまりにバットモービルとデザインの共通性があるため、このバットボートを製作したのも
モービルと同じ、ジョージ・バリスだと思われてきたようですが、
熱心なファンの調べにより、有名なレジャーボートのメーカーである
グラストロン社のスタッフによって作られたことが判明したそうです。
上の写真を御覧下さい、左がバットボートで、右はそのベースとなったと思しき、
グラストロン社のV-174型ボートのスーパースポーツバージョンです。
こうやって並べてみると、オリジナルの下半分はそのままに、
上半分の意匠をバットモービルと近いイメージに改造しているのが解りますね。


このコーギーのバットモービルとバットボートのセットは、
当時の子供たちの憧れでしたが、時代が下った70年代後半にも発売されていた
2版以降の品の組み合わせならまだしも、初版の時代ともなると、
当時、両方で二千円近くしたそれを買ってもらえたのは
極一部の裕福な家庭の子供だけだったことでしょう…。
私もこれが揃ったのはようやく20代中盤になってからでした……。

ではその憧れの的の、初版のバットモービルとボートのセットを最後に御覧下さい!
サイズが大きいのでクリックしてどうぞ…。
cogibatmobileboat1st.jpg


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過ぎ去った未来の車
cogibatmobilemain.jpg

今日の御題は、久しぶりのバットマンで、コーギーの標準スケール、
アダム・ウエスト版バット・モ-ビルです。
コーギーのキャララターミニカーとしてはアストン・マーチンDB5と並ぶ、初期のベストセラーで、
細かいマイナーチェンジを重ねながら、1980年頃まで発売されていました。
デュアルコックピットにはちゃんとバットマンとロビンのフィギュアが乗っているし、
ギミック的には、フロントのボタンを押すと大きなノコギリが飛び出し、
後ろのギヤを回すと、三連の筒からミサイルが発射されるという、
極めて遊び心をくすぐるものが装備されたミニカーでした。


batmoble3sides.jpg

写真の品は大きく分けて初版と呼ばれるタイプで、後部にバット・ボートの牽引フックが
付いているので、初版の2期以降のモノになります。
ここで大きく分けての初版、2版、3版の見分け方を書きますと、
初版はホイールにバットエンブレムが入ったモノ、2版はタイヤが赤いモノ、
3版は黒タイヤでホイールが普通のモノ、という違いがあります。
これも発売時期が長かったため、細かい違いはかなりあるようで、
バージョン違いを全て揃えようとするコレクター泣かせになっています(笑)。

コレクター泣かせと言えば、DB5の方は今も新しいバージョンがどんどん出ているので、
お金と場所のあるコレクターでないと完全制覇は難しくなりましたが、
このバット・モービルはなぜか再販されません。


corginow.jpg

コーギーは近年、コミックスからも題材を求め、あらゆる年代のバット・モービルを
1/43スケールで出すという暴、もとい快挙に出ましたが、60年代は当然アダム・ウエスト版が
採用されると思いきや、上の写真のような似て非なるバット・モービルが出たので、
昔買い損なっていたコレクターは落胆しきりでした…。


lincoln_futura.jpg

このバット・モービルは元はリンカーン・フューチュラというコンセプトカーでした。
上の写真でお解りのように、元車の段階で独特のフロントビューと、
デュアルコクピットはすでに形作られていたのです。
1955年に作られたこの車のデザインを担当したのはウィリアム・M・シュミットで
フューチュラのままで数本の映像作品に登場した後、アメリカの高名なカスタマイザーである
ジョージ・バリスの手に渡り、1966年に彼によってバット・モービルへと改造されました。


batmobleoriginal.jpg

このバット・モービルは撮影用に5台ほど作られたようで、
その1号機がフューチュラを改造したメタル製のボディを持つ車体、
以降はそれから型を取ったFRP製のボディを持つ車体だったようです。
2~5号機のうちのどれか1台は撮影の都合で車体をベルベットで覆ってあったそうで、
コーギーのバットモービルの細かいバリエーションの一つに艶消し塗装のモノがありますが、
それがこのベルベットカバーボディを意識してあったかはビミョーなところでしょう(笑)。


1989年のマイケル・キートン版『バットマン』が出るまでは、バット・モービルと言えば、
このアダム・ウエスト版だったし、以降、映画で多数のバット・モービルが登場した今日の目で見ても、このアダム・ウエストのバットマンとバード・ワードのロビンが乗ったバット・モービル、
と言うより、当時の呼び名でバット(マン)カーが一番カッコよく感じてしまうのは、
同時代を生きた身びいきばかりとは言い切れないと思います(笑)。
パースト・フューチャー(過ぎ去った未来)を強く感じるこの美しさは、
未来(フューチュラ)が封じ込められているこの車体ならではのものなのかも知れません…。


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魂は生き返らなかった魔術師
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今日もルパンの強敵とそのマシンが御題です。
1stシーズンの第2話『魔術師と呼ばれた男』に登場の白乾児(パイカル)は、
アニメ版のルパンの強敵が語られるとき、必ず登場するライバル中のライバルでした。
空中を遊泳し、どんな衝撃にも耐え、炎に包まれても平気というこの白乾児にはルパンも手こずり、
第2回にしていきなりの大ピンチは、冒頭の不二子のシャワーシーンにドキドキしていた我々の心を
さらにワクワクさせてくれたものです(笑)。
空中遊泳は特殊ガラス使用、恐るべきタフさは特殊コーキング剤で全身をくるんでいるからと、
そのタネが割れてからも強敵であることに変わりなく、この後オヤクソクになる不二子の両天秤も、
この男なら仕方ないかもと思わせたくらいでした…。
このお話は全体にけだるいムードが覆っていますが、不二子の陰気な歌や、
バックに流れる切ないスキャットも手伝って、ニヒルな白乾児という強敵を最高に印象づけ、
全『ルパン三世』中の最高エピソードの一つを形作っていました。


paikalsake.jpg

この白乾児というのが中国酒の名前であることは、基本的なトリビアとして、
御存知の方も多いと思いますが、さて、実際どんなお酒なのか、私も知らなかったんですが、
netで検索したところ、この写真が見つかりました。
いくつかの解説を要約すると「高粱を主原料とし、発酵・蒸留して作られる酒で
アルコール度数は35度と相当に強いが、かつてはもっと強かった。
透明なため「白酒」と呼ぶのが一般的で、中国東北部では「白乾児」と呼ばれる。
白酒の香りは濃厚で、一般の日本人にとっては腐敗臭に近く感じられるが、
飲み慣れるとその匂いは気にならなくなり、やがて芳香だと思えるようになるそうで、
中国本土の料理店ではこの香りが漂っている」とのことです。
この写真の500mlビン1本で777円とお手頃な価格なので、お酒がイケる方は
試しに飲んでみてはいかがでしょう?(笑)
http://sakeoo.cho-chin.com/sake061.html


messerkocpit.jpg

さて、その白乾児が乗るのはメッサーシュミットのKR200です。
上の左の写真のように紫という変わった色の車体ですが、本来ならこの車、
右の写真のように上部の風防全体を蝶番で開閉させ乗り込む構造になっているものを、
彼のメッサーはドアが付いていて、普通に横開きで乗り降りできるというカスタムなので、
色が変なことぐらい大した問題じゃありません(笑)。
これ、作画監督の大塚さんのミスか、あるいは演出上の意図的な改変なのかどっちでしょうねぇ? 
左の写真をよく見ると、一応、風防の下部の形通りにドアを開閉させてるので、意図的な改変かなぁ…。
一々風防全体を開け閉めしてると「ヨッコラショ」って感じでマヌケなんで、
ニヒルな白乾児には合わないという判断でしょうか?(笑)


messerhakoe.jpg

今回お見せしているメッサーはグンゼ(現レギオス)の1/24スケールのプラモデルで、
一連のルパンシリーズ中、かなり古くから出ているキットです。箱絵でお解りのようになぜか
「不二子の車」としてキット化され、不二子、五右エ門、銭形の不思議な取り合わせの
フィギュアが付きますが、これたぶん、ルパンと次元が付いているフィアット500と両方買えば、
5人が全員揃うという配慮なんでしょうね…。
箱絵の構図も『カリオストロの城』のラストシーンっぽくて、もちろんこんなシーンはあの作品に無いし、
不二子や五右エ門のキャラも1stシリーズのものです…。

ではこれは解ってない人が企画したキットかというと、車体を紫にしている
ところからたぶんそうでなく、スキ者が本当は白乾児の車をキット化したかったんだけど、
たぶん版権の都合でこういう措置をとったんじゃないでしょうか?


messer3sides.jpg

そもそもメッサーのプラモ自体が珍しく、このキットもルパンと無関係の
純然たる自動車プラモとして何度も再販され、時にはメタル素材を部分的に使った
「ハイテックモデル」の仕様で出され話題になったこともある優良キットです(笑)。
前に書いたように、私は昔、このキットを『未来世紀ブラジル』仕様で組んだことがあり、
その残骸はどっかにまだあるはずなので、今回はそれを白乾児仕様に戻すつもり
だったんですが見つからず、結局ヤフオクでまた落とすハメになりました(笑)。

そのキットをおよそ20年振りに組む際、参考に1stの2話とOVAの
『生きていた魔術師』を見たけど、OVAはダメでしたねぇ…。
絵も大塚絵によく似た絵で作画クオリティも高かったんだけど、シナリオがなぁ…。
白乾児の声も野沢那智さん使ってたんだけど、空回りしてましたねぇ…。
このOVAが作られた2002年にはオリジナル声優の江角英明さんもまだ御存命だったのに、
それをシカトしてる辺に「外形は整っても魂が入ってない」この作品の特質が
顕著に現れたような気もして、こんなんなら白乾児は生き返らない方がよかったかも……。
メッサーと一緒に写ってるのはガシャポンHGです。
そもそもこれがあるのを知ってたから、この白乾児の車を作ってみる気になったのでした(笑)

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小さいけれど手強いアイツ
mamomain.jpg

今日、自転車で走っていたら、赤いミニを見ました。
もちろんミニと言ったら旧タイプに決まってます。似て非なる新タイプや、
ましてBMW製になっちゃった最新型はもう別の車ですよね…。

つうことで今日の御題はミニクーパーで、『ルパン三世』の映画一作目の
通称「ルパンvs複製人間」に登場したタイプです。
不二子チャンのバイクの時にチラっと書きましたけど、あの作品でマモーが放った追っ手、
赤い戦闘ヘリにベンツSSKを破壊されたルパンは、不二子が乗ってきたこのミニと
無理矢理交換して、その場に不二子を残し逃走します。


mamoogasatu.jpg

こう書くとなんかルパンが非道い奴のように思えるけど、
もともとあの作品で不二子はマモーと通じてるし、劇中で次元がすかさず
「女を巻き込ませないための配慮か…」みたいなセリフを吐くので、
そういう感じを受ける間もなく、次の見せ場へと突入していくのです。


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それがこの巨大トレーラーとの猛チェイスです。
銭形の乗るフランス警察のパトカーを文字通り「巻き込み」ながら、
道すらも削りつつ迫りくるこの巨大トレーラーとの「激突」は
スピルバーグ監督のあのデビュー作を思わせる大迫力でしたね。
この写真で解るようにこの時のミニはライトを2つ増強したバージョンです。
ミニのライト増強というのはオヤクソクみたいなもんで、やはりミニ映画として名高い
『ミニミニ大作戦』のオリジナルの方でもライトを4つ増やしたミニが大活躍しますよね。
実は今日見かけたミニもライトを2つ増やしてあって、そこもルパンの車体そのままで、
あとは屋根さえ黒かったら完璧でした(笑)。


mini3sides.jpg

今回お見せしているこのミニカーは中国製のノンブランド品で、全長は約12.5cmの1/24相当。
たぶん、クラリスのシトロエンの時に使ったミニカーと同じシリーズだと思いますが、
例によって万代書店のジャンクの中から300円で掘り出しました(笑)。
黄色かった車体をコストを掛けたくなかったんで手塗りで赤く再塗装しましたが、
ちょっとまだムラが目立つかな?(苦笑)。
増強分のライトはとりあえずプラ板を切って作ってみましたが、
これは適当な流用部品が見つかったら変更するつもりです……。


miniminicar.jpg

このミニカー、ミニのコレクターの間では基礎資料のカラーブックスの
『Miniのミニカー』という本の中では「初期の中国製で、合金が粗悪でクラックが入り易いし、
再発の度に内装が変わるんで珍重されている」といった紹介がされています。
私の買った個体は幸いクラックはありませんでしたが、そう言えば、どっか
ミニというよりホンダN360的な顔立ちなのは中国製ならではでしょうか?
シトロエンは横幅が広すぎたけど、こっちは狭すぎなんですよね(苦笑)。


今回も特徴を引き立たせるためにフィギュアを添えようと思って、
最初はまたガシャポンHGか、それと同等の小フィギュアから流用しようとしたんですが、
調べてみると、HGのラインナップって実に偏っていて、1stやカリ城ネタのばかりだったんですよ。
マモーが無いのは解らんでもないですが、赤ジャケルパンすら一つしかないんだから呆れちゃいます。
その赤ジャケルパンはポーズ的に使えなかったんで、他のフィギュアのジャケットの色を
塗り替えて流用し、マモーは完全フルスクラッチしました。
マモーの持つ宇宙人グレイ的な気味悪さを引き立たせるために
プロポーションはわざと手を長くしてありますが、さてどうでしょうか?
あの今は亡き名優西村晃さんが声を吹き込んだ、
小さいけれど、ルパンの最大の敵だったマモーのイメージがうまく出ているといいんですが…。

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一番うらやましいのは、やっぱり(笑)
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古くはメフィスト兄弟、キカイダーとゼロワン、ウルトラマンレオとアストラ、
それからバイクロッサーの二人みたいな兄弟ヒーローというのはけっこういるもんで、
今日の御題のグランカーが登場する『宇宙鉄人キョーダイン』の
スカイゼルとグランゼルも有名どころでしょう。

ホラ、あのささきいさおさんの軽快な主題歌が聞こえてきますよ。

♪ダ~ダ~、ダダダダ~、ダダ星の~♪





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しばらくお待ち下さい…

ozigibito.jpg



えっと、三面の御方はとりあえず無視して……
この作品は『仮面ライダーストロンガー』が終了した直後に制作されたものです。
そのため、仮面ライダーとはまた違ったヒーローを創ろうと、人間の人格を移植されたロボットが
変形して敵と戦う趣向が凝らされていますが、基本的にロボットがズングリムックリなうえに、
その変形がマグマ大使やゲッターロボ並の理不尽変形で、リアル指向だった当時の私は
全然魅力的に感じませんでした…。
ちょうど子供からガキへとなりかかったお年頃だったんで、あのスカイゼルやグランゼルの
50年代SFっぽいデザインの魅力や、理不尽な変形による理不尽な戦いの抱腹絶倒さが
理解できなかったんですね(笑)。でも、大きなお友だちに成り果てた今では、
そのハチャメチャさを心から喜んでいますが何か? 
ギニョールのスカイゼルが腕をブンブン振り回しながら、
敵に突っ込んでいくところなんかもうサイコーですね!

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それから堀江美都子さんが演じるエツ子さんもカワイイし(笑)。
鉄の兄さん二人なんかより、ああいう美人のおねいさんがウチにいてくれる方が
よっぽどうらやましかったなぁ(爆)。

ミッチさんには10年ほど前にお目にかかりましたが、声も容姿も相変わらずで、
歌って下さった「魔法のマコちゃん」のセリフの恥ずかしそうな様子が
また良かったです(笑)。




『宇宙鉄人キョーダイン』グッズはけっこう当時から出ていて、
超合金やポピニカにも多数ラインナップされてました。
それらのポピニカの中にこの「グランカー」はありまして、
本格的にキャラクターミニカーコレクションを始めた80年代後半頃には、
まだまだ安価で新品が買えたんですが、当時の自分の厳格さが邪魔をして買ってませんでした。
「名前こそカーだけど、どう見てもこれは車じゃない」と思ってたんですね。
ポピニカには他にも「カゲローカー」とか「デュークバギー」とか「マジッカー」といった
境界線上のモノが多くありましたから、どこかで線引きは必要だったとはいえ、
やっぱ安価だった頃に買っておけばよかったです……_| ̄|○



justarrive.jpg

ということで、このグランカー、ルースとジャンクの境界線くらいの品を
先日買ってレストアしたモノです。そういう状態なんで値段は安かったですが、
到着した時点では、上の写真のように、グランゼルはサビサビでチップも多数あり、
スカイゼルは尾翼が一枚折れている状態でした…。


grancar3sides.jpg

まぁそれを何とかレストアしたのが、一番上の写真とこの3枚です。
新品の写真と見比べると、グランカーのエンジン部に貼ってあるメーター集合のシールが
無くなってるのが解るんですが、まぁそれは気にしないことにしましょう(笑)。
このスタンダードは全長約13cmですが、最近、カプセルポピニカにもなっているんで、
それを手に入れて並べてみるのも面白いかな?
ホントはスカイジェットも欲しいけど、修理可能なジャンクが見つけるまで、歌でも歌ってガマンです…。
デモマタ、3メンサンガ クルト イケナイカラ 2バンニ シヨウ…

あ、それ、♪ザ~ザ~、ザザザザー…     

zazarn.jpg


キャ~~~~~~~~~w

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イヤミなヤリ手のソーンダイク
いつの間にかカウンターが3000を越えていました。
いつも御覧になって下さる方々とコメントを下さっている方々に篤く御礼申し上げます。


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さて、今日の御題はまた改造ネタで、『ラブバッグ』第一作に登場する、
ハービーの初のライバルカーであるソーンダイクスペシャルです。

ハービーがいた自動車店を経営するソーンダイクという男は極めてケチで小ずるい、
後のシリーズによく出てくる悪役のイメージを作り上げたキャラクターですが、
店にランボルギーニ400GTを飾ってたり、最後のレースにはとても印象的な形をしたレースカー、
ソーンダイクスペシャルを駆って出場したりと自動車ディーラーとしてのセンスは
非凡なものを持っていたと言えるでしょう…。ハービーには嫌われたけど(爆)。

実はこのハービーの最初のライバルカーは前からずっと作りたいと思っていたんですが、
ベースカーが解らずに手付かず状態だったところを、らぶばぐさんから、
アポロ3500GTであると教えをいただきました。


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その情報を元に調べたところ、この車は生産数が数十台レベルの激レアカーだそうで、
なぜか日本の長野のディーラーが赤い実車を1台持っているようですが、
インターネットを英文検索した限りではミニカーは見つかりません。
それで似た感じのあるMGB・GTをベースに改造しようと、
オートアート製のミニカーを取り寄せたんですが、実際に手元でじっくりと見てみると
どうも平面的過ぎてイメージが少し違うんですね…。
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それでまたインターネット検索していたら、 ジョニーライトニングのジャガーEタイプを
リペして作ってる人がいて、 それがまぁまぁいい感じだったんですよ(笑)。
ただ、アポロとジャガーではヘッドライトの仕様が違って、
アポロは剥き出しに付いてますが、ジャガーは流線型の透明フードを被せて風力を考えてあります。

そのジャガーベースのカスタムは、そこはバックレてフード付きのままだったんで(笑)、
ベース車はジャガーでいいにせよ、このライトだけは何とかしたいと思ってオクを見ていたら、
なんと、色が黄色でヘッドライトが剥き出しという、
お誂え向きの1970年代のコーギーのEタイプが出てたんでゲットしました。
実はコーギーのジャガーEタイプは、自分が2番目に買ってもらったミニカーで(笑)、
それも手元にあるんですが、それはライトはフード付きなんですね。
どうも、その後に出たバージョンがフード無しだったようで、そこを見比べるのも楽しみでした。


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手元に付いてから、まず自分の持ってる古いタイプのと比べてみると、
ボディその物の形は同じようですが、ドアが開かなくなっています。
背後のハッチバックドアはどっちも開くんですが、旧タイプでは前部ドアの背もたれが倒れたり、
後部ドアの背もたれがスライドしてたのが、動かなくなっていました。

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フロントもどっちも開きますが、旧タイプにはあるフェンダーミラーが新タイプでは省略され、
中身のエンジンの形状も違って、新タイプの方が豪華です。


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裏板は別モノで、旧タイプでは中央のパイプが別パーツだったのが一体成型になっています。
刻印は旧タイプがジャガーEタイプ2+2、新タイプはV12ジャガーEタイプ2+2と、
わざわざV12と唱ってあるので、エンジンが豪華になってるのとも考えあわせると、
71年から登場のタイプ3として、この新タイプのミニカーを設計したんでしょうね。
それから時代の影響で、ホイールがワイヤからウィズホイールに変わり、
それに伴いワイドタイヤ化されていました。


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ミニカーの素性が解ったところで、今度はアポロの写真と見比べると、
当初は、ジャガーよりアポロの方が、ライトの上のボンネット突起が大きいと思っていたから、
そこはパテ盛りしようと考えてたんですが、それほどでもなかったので、
もうアッサリ、デカール貼りと細かいディテール変えと、
ちょっとうるさかったフロントのバンパー付近のディテールを削り落とし、
少々あったチップをレタッチするだけで出来上がりにしちゃいました。

だから今回のは(も?w)、なんちゃってアポロです。
「なんちゃって」なんで、本当はリアにもナンバーが付いてるんだけど、
ディテールのデコボコがじゃましてうまく付かなかったのでオミットしてます(笑)。



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また例によって特撮写真を取りましたが、実は劇中こういうシーンはありません。
1作目のスチールってあまりnet上に無く、この2台が揃って写ってる有名な奴は
上の写真の、沼地でハービーがジャンプしてソーンダイクスペシャルを追い抜いてるという絵柄で、
2台とも後ろ向きであまり作り甲斐が無いので、あのラストの箱乗りを思い出させる
イメージ写真ということで御了承ください(笑)。

それではまた最後にそのイメージ写真をどうぞ! ハービーはテクノ製でなく
ビテス製なんで、バランスを取るフィギュアが乗ってないのは見逃してください(笑)
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交通安全でカッ跳ばせっ!
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今回お見せするのは、まずこの、どこかフェラーリやアルファロメオ似の白い車です。
UPにすると若干程度が悪いのがお解りかと思いますが、
実はコレ、おなじみ万代書店で1台200円、3台500円で売られていた物です。
この値段付けがされてるのはトミカサイズなんですが、それらに混じって
この直径97mmの白い車は断然存在感を主張していました(笑)。
そこで、捕獲して帰って調べたら、これは1996年発売『激走戦隊カーレンジャー』登場の
サイレンダーというメカであることが解りました。

このサイレンダーの他に4台あり、計5台のミニポピニカというシリーズだったそうですが、
こいつら、ミニというのに大きさは標準スケールくらいあるというヘンなシリーズです。
この96年頃はポピニカがDXばかりになって肥大化していたための措置かもしれませんが、
翌97年に出た同じミニポピニカの「ウルトラビークル5」では、1台それぞれの大きさは
トミカサイズに縮小されているので、今イチ意味不明です。


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先にもこのブログでお見せした、上の写真左の『特捜戦隊デカレンジャー』の5台セットのポピニカである
デカマシンセットは、ほぼこのミニポピニカと同じサイズで作風も似ているので、
開発にあたり参考にしたのではないかと思いますが、あちらには「ミニ」がつかないのも
いかにもバンダイ的曖昧さですね(苦笑)。


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ということで今日の御題は「戦う交通安全」こと、
激走戦隊カ~~~~レンジャーです(笑)。
この番組は1996年に放送されたスーパー戦隊シリーズの第20作で、
脚本を不条理コメディで有名な浦沢義雄が担当しているためギャグ色が強いのが特徴です。
宇宙暴走族であるボーゾック(そのマンマ)が、地球を花火にするために襲ってくる
というんですから、すでにその時点でマトモじゃありません(笑)。
スーパー戦隊シリーズのオヤクソクである怪人の巨大化にしても、この作品では
ある名店で売っている芋羊羹を食べることで行われるんだから、かなりキテます…。

「カー」レンジャーというくらいだから、この戦隊、けっこう車に縁があります。
まず、変身前のメンバーは町工場規模だけど小さい自動車メーカーで働いていて、
作業場にはスーパー7とか、エランとか、カニ目のトライアンフとか、
けっこうシブ目のエンスーカーが置いてあるので、実はそっちの方にばっか注意が向いてましたね(笑)。
それからレッドレーサー等、「色+レーサー」の名前がついているメンバーそれぞれが車に乗り、
合体して巨大ロボットになりますが、今回お見せしているミニポピニカは
その5台を立体化している、訳ではありません(苦笑)。

一応、メンバーが乗る車ではあるんですが、この頃ではもう商業主義が進んでいたため
メンバーの乗る車は5台に留まらず、それどころか6人目の戦士の途中登場も恒例になっています。
ではこの5台の内訳はと言うと、レッドビークルとブルービークルこそ、最初、同じ色のメンバーが
乗っていた車ですが、サイレンダーは6人目扱いのシグナルマンが乗る巨大メカだし、
ペガサスサンダーとドラゴンクルーザーは、物語途中に登場した
「隕石に閉じこめられていた意思を持った自動車形機械生命体」です。
つまり5台の結びつきというのが特に無いバラバラな構成なんですね。
純然たる自動車のペガサスとドラゴンの2台はともかくも、
レッドとブルーのビークルは、他の色の3台と合体してRVロボになるし、
サイレンダーも単独でロボット形態になって、それぞれのオモチャも出てるんだから、
この規格で出さずに、代わりに女性のゲストキャラが乗るゾンネットカーやラジエッタカーを
出していればなかなか面白かったんじゃないかと思いますが、
やはり売り上げを考えると一番人気のレッドビークルや、
テコ入れ目玉のサイレンダーを外すわけにはいかなかったんでしょうね…。



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最初のサイレンダーをルースとは言え200円で手に入れた私としては、他の4台も格安で揃えたかったんで、
いろいろ探してみたんですが、ヤフオクでは5台で4000円くらいでした。
1台辺り800円なら、さほど痛くない額ですが、サイレンダーがダブるのは避けたいので、
バラの出物を狙ったらこれがなかなかうまくいかない…。
最初にまずブルービークルを100円で落札したんですが、そこは発送が佐川オンリーで
全国一律1000円との指定。時々こういうヤフオク業者いるけど、これたぶん、
佐川と契約して安く配送させて、その分の浮いた値段を着服しようと言うセコイ業者でしょうね(苦笑)。


pegasusdragon.jpg

次にペガサスサンダーとドラゴンクルーザーを計1000円で落札しましたが、
これは定形外郵送に応じてくれるまともな売り主で助かりました。

そして最後の、コレ、
raziettaup.jpg


もとい、こっち(汗)、
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このレッドビークルは単品で出してる売り主が一人だけいて、1000円スタートで何度か流れてたんですよ。
定形外発送にも応じてくれるんて、そこで買っちゃおうかとも思ったんだけど、
写真に写ってる箱に1000円の値札の上から「処分特価250円」と貼ってあるのが見えたんで、
4倍の1000円出すのは何ともシャクで、ずっとヲチしてたらとうとう根負けしたのか
750円に下げてきたんで、すかさず落札しました(笑)。

かかった金額を全部足したら、4000円セットのを最初から買っておけばよかったような気もしますが、
それは言わないオヤクソクだよ、おっかさん(泣

ともあれ、これで5台そろったんで、ようやく取り上げられるとばかり、撮ったのがこの写真です。
大きいんでクリックしてどうぞ!
seizoroi.jpg


さっき間違ってお見せしたフィギュアが中心にいますが、この娘こそ、説明でちょっとだけ
車の名前が出たラジエッタちゃんです。カーレンジャーに憧れて地球にやってきた魔法少女で、
魔法の力でホワイトレーサー・ラジエッタの姿に変身したのがこのフィギュアです。
宇宙を飛べてロボットに変形するラジエッタカーに乗っていて、実は姉がボーゾックの女幹部である
ゾンネットだったりするんで、この姉妹の車を揃って発売してほしかったです(笑)。

zonnetmini.jpg

まぁ元AV女優の水谷リカだった七瀬理香が扮するセクシーなゾンネットのフィギュアは前に出てたし、
最近、こうやってラジエッタのフィギュアも出たんで、それで充分だっつう話もありますけどね…。
この辺はねこざかなさんの得意分野なんで、詳細はオマカセします!(爆笑)

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ジェット気流が新兵器?
magumamain.jpg

今日の御題は『マグマ大使』です。昭和41年7月4日に放送が始まったこの作品は、
『ウルトラマン』と並ぶ「第一次怪獣ブーム」の花形でした。
科学特捜隊員が実質主人公で、あくまで大人目線で物語が進行する『ウルトラマン』に対し、
主人公がマモル少年とガムという少年コンビのため、子供目線で話が進み、
彼らに対して真剣に誠実に接してくれる大人たちの姿が極めて頼もしげに映るという、
子供番組としては理想的なフォーマットを持つ作品でした。
特に序盤はマモルの母が誘拐されたため、パパと二人で助け合い事件に対決する姿が健気で、
マグマ一家にはモルという理想的な母がいるところもいい対比になっていましたね。

magumafamily.jpg

アース様とマグマファミリーです。マグマはいつもは巨人ですが、
身体の大きさを自由に変えられるという設定なので、こういう写真も間違いではありません(笑)。

マグマ大使とはアース様が御創りになった「ロケット人間」です。
いちおう「生きているロケット」というような説明がされていたと思いますが、詳細不明です。
単なるロボットではないことには、大破した時には機械的修理だけでなく、
大地に埋まって、マグマのエネルギーを吸収することで復活するという描写が、
原作では成されていた記憶があります…。


maguma3sides.jpg

『マグマ大使』の玩具と言えば、怪獣ソフビが中心で、ブルマァクを始め数社から出てますが、
まぁそれらは専門のサイトにまかせて、ここでは触れずにおきましょう…。

今回お見せしているのは、ワンフェスで買ったガレージキットで、大きさは9.5cmです。
かなり昔の物で、確かゴアの円盤も一緒に買ったはずですが、
今回、マグマだけが偶然に発掘されました。

kitform.jpg

一応、組み立てて色は塗ったけど、元がこんな感じの2パーツのムクキットなんで、
削って穴あけるのに苦労しそうだし、間違ってたら取り返しがつかないので、
ロケット発射孔がどうなってるの資料が見つかるまで、そこは放置です…。

マグマ大使は多彩な武器を持ちますが、表題に使った通り、ジェット気流が新兵器でもありました。
「ジェット気流」というのは「ジェット噴射のように強く吹く風」のことなので、
このフレーズは今だったらとても考え付かない文句でしょうが、一応劇中でも、
敵の回りをロケット形態で高速回転しジェット気流を作り出して攻撃してるので、
全く意味不明で使った訳では無かったようです(笑)。

『マグマ大使』を製作したピープロというプロダクションは、社長が漫画家のうしおそうじ氏のためか、
いろいろな素材の管理に杜撰なところがありました。
そのため製作された作品はフィルムは残っているようですが、音楽テープは未発見で、
一連の作品は、レコード会社が管理していた主題歌・挿入歌しかレコード化されていません。
今回のタイトルに使ったフレーズが用いられている『マグマ大使主題歌』は山本直純氏作曲で、
BGMも彼の手になるものです。それらをまとまって聞くことはまだできないのが残念ですが、
あの勇壮なイントロで始まる主題歌だけでも、聴くたびに充分なパワーを分けてもらえるので、
BGMテープ発見の日まで、この歌と無邪気な「ガムの歌」を繰り返し聞いて、ガマンしましょう(笑)


では、最後に歌の通りに、今日も空を行くマグマの勇姿を御覧ください!
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テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用



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