キャラクターミニカー秘密基地
劇中車キャラクターミニカーを中心に 陸海空で大活躍するスーパーメカの模型が集まる秘密基地でしたが、開始後7年を迎え「映像作品に登場の様々なキャラの玩具」を紹介するブログとして拡大再開店です
プロフィール

FZIRO

Author:FZIRO
ミニカーコレクターからも、
合金コレクターからも異端視される
劇中車のキャラクターミニカー、
それも標準スケール物を中心に
ひたすら集め続けています。
マイナーなジャンルでしたが
この頃はキャラウィールや
カーズのおかげで、少しは
市民権を得られてきたかな?(笑)
なお、このブログの内容は、
いわゆる「日記」ではないので、
コメントや御質問があったら、
古い項目にも御遠慮なくどうぞ!

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スターウルフに萌えているっ!(w
bacusmain.jpg

今夜の御題は1978年4月~9月まで日本テレビ系で放映された『スターウルフ』です。


starwolfep.jpg

『スター・ウォーズ』等によるSFブームを当て込んで、『キャプテン・フューチャー』の
原作者でもあるエドモント・ハミルトンの小説を翻案し制作されたSFドラマで、
その高レベルのメカ描写が一部の注目を浴びましたが、視聴率的には苦戦し、
1クール放映後『宇宙の勇者スターウルフ』と改題されると同時に、コメディリリーフの導入、
物語の単純化等、良くあるテコ入れがなされましたが、その種の介入が成功した試しはなく、
結局、2クールで打ち切られる結果に終わりました。


sasurai.jpg

ハヤカワ文庫による原作で、このお話に馴染んでいたSFファンは、
日本人に置き換えられた登場人物にとまどいながらも、
宍戸錠が扮するキャプテン・ジョーの貫禄に感心し(笑)、
それから、谷川みゆきが扮する紅一点、ヒメの可愛らしさに魅了されました。
主人公は、、、、、えっと誰でしたっけ?(爆

lasthime.jpg

これは最終回の1シーンですが、円谷ヒロインに多いポッチャリ系の顔立ちながら、
ここまで可憐さを感じさせてくれたヒロインはそんなに多くありませんよね~。


swolf3sides.jpg

主にヒメとキャプテン・ジョーの魅力でもっていたこの番組でしたが、
主役メカであるバッカスⅢ世号も大変魅力的でした。
お見せしているのは全長約14cmのポピニカのスタンダードですが、
この独特のT字型のデザインは流線型のオーソドックスな物が多い円谷メカでは
他にあまり類を見ない異色の存在です。


このスターウルフ関連商品と言えば、バンダイやポピーから出ていましたが、
当時、売れ行きは良くなかったのか今回のポピニカも入手は困難だし、


Baccuspuramo.jpg

こちらのプラモデルも再販が無いため、幻アイテム化し、再販が待たれる一品です。

dushpopinikabuccus.jpg

ただ、こちらのトミカサイズのダッシュポピニカ版はデッドストックでも見つかったのか、
ヤフオクでもよく見かけるので、何か一つバッカスⅢ世が欲しいのなら手頃かも知れません。


この『スターウルフ』が打ち切られた後も、谷川みゆき嬢は清純派女優として、
『水戸黄門』や『おしん』等の大ヒットドラマに出演しましたが、
やはりこのムチムチのボディに目を付けたけしからんプロデューサーはいたようで(笑)、
himeglabia.jpg


こんな感じのセクシー系グラビアもこなすようになり、ついにはピンク映画やAV系での
仕事が多くなりました。そっち方面ではベテランで、近年でも活躍してるようなので、
興味ある方は検索してみて下さい。

やはり今でも「スターウルフに萌えている」のですよ(違

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プリキュアの本当の強さ
takomain.jpg

日曜日の朝というのは仮面ライダーを見るために早起きしてるんですが、
その後の時間帯はここ4年ばかり「プリキュア」シリーズというのをやっています。
これはセーラームーンみたいに、少女たちが魔法で変身し敵と戦う物語で、
そのままTVをつけてればやってるのでタマに見ています。
シリーズの最初は「ふたりはプリキュア」というタイトル通りメインキャラは
体育会系ガンバリ屋&文化系シッカリ屋の二人だったのが、


maxh.jpg

2年目の「ふたりはプリキュア・マックスハート」でおとなしくて優しい3人目が加わって、


precure4.jpg

3年目の「ふたりはプリキュア・スプラッシュスター」ではキャラクターは変わったけど
体育会系&文化系の二人に、クール&不思議ちゃんな百合っぽい二人が加わって計4人になり、


yes5.jpg

今年はとうとうタイトルからして『yes!プリキュア5』と5人になって、
夢見るドジっ子&体育会系、明るいシッカリ屋、のほほん癒し系&クールな知性派と
性格をうまくシャッフルし、&で結んだ2組が百合で、残った一人がロリと、
あらゆるニーズに応えた構成になっています(爆笑)。


基本設定の「滅ぼされた妖精の国を救うため人間の少女が戦う」ってのは
いくら人数が増えても変えようはないため、さすがに4年目ともなるとマンネリも激しくて、
もともと少女が戦うことに懐疑的(女性の「戦い」って暴力じゃないと思うんですよね…)な私は
もうあまり見なくなってたんですが、先日見たら、エンディングの曲が変わってました。

以前の曲もファンキーなブラスの伴奏がけっこういいし、歌ってるのも小学生程度にしか
聞こえない元気な声の女の子(宮本佳那子さんという名前で実は高校生だとか…)
だったんでキライじゃなかったんですが、今度の曲にはなぜか聞き覚えがあります。
はてこれはなんだっけと記憶をたぐってみたら、なんと「スプラッシュスター」の
後期エンディングテーマの「ガンバランスdeダンス」じゃないですか!

実はコレは大好きな曲で、もともと元気のカタマリみたいな曲調だったのを、
前のオープニングと同じ元気な声の女の子が、これまた陽気な伴奏にのって歌うんだから
楽しくないワケがありません。曲その物はほぼ前と同じですが、よりファンキーな
アレンジでちょっと歌詞を替えてある、つうより前の歌の続きっていう感じです。
YOUTUBEやニコ動には新旧を比較した動画もたくさん上がってるので、
興味のある人はどうか検索してみて下さい。

「ガンバランス」っていうのは「ガンバリ過ぎても良くないからバランスを大事に」
ってことで、主役のキャラの中の一人がいつもガンバリ屋さんなところからできた歌だと思います。


tako3sides.jpg

マクラが長くなりましたが、今日の御題はそのプリキュアシリーズ第2段の
『ふたりはプリキュア・マックスハート』より、タコカフェです。先輩のあかねさんが
経営する移動カフェで、3人目のシャイニー・ルミナスの人間界での「家」でもあります。

見ての通り、フォルクスワーゲンのタイプ2のバンを改造した車で、
現実にもこんな感じの移動販売車ってありますよね。
モノはバンダイの食玩で、1箱300円のパーツを5個揃えると約14.3cmのクルマと
ミニフィギュアとテーブルセットが揃う構成でした。

takonaibu.jpg

基本的にはミニカーというより小型のドールハウスで、実はもっと大きい、
本当のお人形で遊ぶサイズのオモチャも出てるんですが、
標準スケールにこだわる私としてはそれは収集対象外です(笑)。
女玩系はお人形サイズならけっこうクルマのオモチャも出てるんが、
さすがにそこまではフォローできません…。

この食玩の存在を知ったのが番組終了後でヤフオクで手に入れたため全部は揃わずに、
テーブルセットとシャイニー・ルミナスが無い状態ですが、まぁクルマ部分は揃ったので
キャラクターミニカーコレクション的にはオッケーな状態です(笑)。



話を「ガンバランスdeダンス」に戻すと、どっちのバージョンも
ガンバる女の子たちへのエールになってる歌です。
歌唱力自体は「スプラッシュスター」版の五條真由美さんの方が上なんですが、
「プリキュア5」バージョンの宮本佳那子さんの方はまさに主人公たちが歌っているような
声の元気さがあるし、♪みんなは光る宝石 輝く生命そのもの♪ っていう歌詞がいいんですよ。
ganbarance5.jpg


女のコの強さって、戦闘能力じゃなくてこういうところにあると思うんで、
プリキュアがそれを忘れていないことが解ってホッとしました。
そもそもプリキュアってPRETTY CUREのことで、つまりは「かわいらしい救い」なんだから、
今後、最終回に向けてますますバトルが激しくなると思うけど、
輝く命と笑顔で、みんなの心も救って欲しく思います。

そうすれば絶対、明日はイイ日になりますよ!(w


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傷だらけのローラ
lolamain.jpg

こう書くと西城秀樹のあの名曲を思い出す人も多いと思いますが、今日の御題はそっちではなくて、
1960年代にレース界で大活躍したレーシングチームのローラのお話です。
覆面えるさんさんのこちらと、今回は勝手じゃなくて御依頼を受けての連動です(笑)。


ローラ(LOLA)はイギリスのレーシングカーコンストラクターで、
1961年にエリック・ブロードレイがイギリスのハンティントンに設立しました。
このローラというのはブロードレイの奥さんが愛唱していた歌に出てくる妖精の名前だそうです。

ローラが国際的な脚光を浴びるのはフォードと組んだローラGTの開発によりますが、
そのクルマは、そのままあのフォードGTへと発展していきます。
この一連のGTシリーズの開発をフォードが目論んだのは自社ブランドにスポーティーな
イメージを植え付けるためでしたが、実用車一辺倒だった彼らにはそのノウハウがありません。
そこでまずフェラーリ買収を企てますが見事に失敗。そこで次にローラに目を付け、
資金難にあえぐブロードレイとの協力体制を敷いたわけです。

ブロードレイがフォードのバックアップによる潤沢な資金を使って開発した
ローラGTやフォードGTから得た様々な経験を、今度は自身のクルマの開発に
フィードバックさせ1967年に完成させたのがローラT70です。

この当時のライバル車がまだ鋼管スペースフレームのシャシーを用いているのに対し、
ローラT70は既にアルミ製ツインチューブ・モノコックシャシーを採用していたため、
車体重量の軽減を達成し、ねじれに対する剛性も十分に考慮されていました。
そこにフォードの4.7リッターや5.3リッターの他に、トラコ社でチューンアップした
オールズモビルの5リッターやシボレーの5.9リッター等の多様なエンジンを装備することで、
抜群の戦闘力を持つようになったこのマシンは、しばらくの熟成の期間を経て
ローラマークIIIBへと発展した時点で、1969年のデイトナ24時間レースで
本命と目されていたポルシェ908やフォードGT40が次々とリタイヤしていく中、
自らもトラブルに悩まされながらも力走し、見事に優勝を果たしたのでした。

lolamk3.jpg

またこのロ-ラT70は日本GPへもプライベーターのマシンとして参加し、
結果こそあまり残せていませんが、その雄志をファンへと見せつけてくれました。

なお、ローラは今も健在で、なんとこのT70もオーダーがあれば再生産が可能とのこと。
T70の歴史は、1971年にトップクラスのスポーツカーレースから姿を消したあたりまでだと
考えるのが普通ですが、実はローラ側にしてみれば、この車の生産中止を宣言したことはなく
単にオーダーが来なかっただけということらしいんですよ(笑)。
現に過去に生産した車体の補修パーツのオーダーがあればどんなパーツでも生産に応じたそうで、
このあたりほとんど手作りに近いレースカーコンストラクターならでの柔軟さでしょうね。


さて、このローラT70ですが、映像世界ではどう位置づけられるかというと、
有名どころでは2本の映画に出てきます。
1本は『栄光のルマン』で、当然、ここではレーシングカーのローラーT70そのものとして登場。

それからもう1本は『THX1138』というジョージ・ルーカスの商業映画デビュー作です。
thx1138poster.jpg

この映画は1971年度の作品ですが、この頃のSF映画によくあったアンチユートピアもので、
徹底的に管理され、人間味が皆無になってしまった未来世界から、
主人公であるTHX1138(名前が完全な管理番号化)が脱出しようとするストーリーでした。

thx1138lola.jpg

この映画の中では未来のパトカーとしてカスタムされた車体が登場しますが、
主人公が逃亡するために奪取し、警官のバイク軍団とチェイスを繰り広げるシーンがあります。
この映画が作られた1971年は、ちょうどT70が第一線を退いた時期と重なっているので、
中古の車体が手に入れやすかったんでしょう。もったいなくもハデにクラッシュしてます(笑)。


lola3sides.jpg

このミニカーはホットウィールの最初期、2年目の1969年に発売されたモノです。
実測72mmのレギュラーサイズで車輪がいわゆる「レッドライン」になってます。
ゼッケンは最近テキトーにつけたもので、それと色をちょっとリタッチした以外はオリジナルです。

lolaenzine.jpg

この頃はホットホイールと呼ばれてましたが、エンジンが再現されているのが特徴です。
これは当時買ったものですが、単品で買ったのではなく、スーパーチャージャー・セットと
ロッドランナー・スピードウェイセットを持っていて、そのどちらかに付いていたモノです。


superad.jpg

この2つは、オレンジ色のホットホイール用コースでミニカーを走らせるための加速器で、
上の図版のスーパーチャージャーの方が電動で回る2つのローラーの間に
ミニカーをくぐらせて加速する仕組みで、

hwrodrunner.jpg

こちらのロッドランナーの方はゴム仕掛けの大型ピストルみたいなもんで、ミニカーが一定の速度で
その中を通ると掛け金が外れ、ゴムが伸びる力で勢い良くミニカーを前方に押し出す仕組みでした。
図版のモノは二車線ですが、私が買ったのは一車線仕様でした。二車線のは見たことないから、
当時日本に入ってなかったんじゃないでしょうか?

スーパーチャジャーは横のレバーで加速度が調節できたりして便利だったんですが、
電池を消耗するのが難点で、ロッドランナーはゴム仕掛けなのでその点はいいんですが、
クルマが通過するたびにガチャリとレバーをおす必要があり落ち着かないのと、
複数のクルマが続けて中を通ると詰まったりはじき飛ばしたりするのが難点でした。

定価ではスーパーチャージャーが2900円、ロッドランナーが2300円とかなり高い商品でしたが、
確か前者は2300円程度でクリスマスプレゼントとして買ってもらって、
後者はしばらく経ってから1500円になってたので自分のお小遣いで買った記憶があるので、
やはり面倒なロッドランナーの方はあまり売れなかったのかもしれません。
ちなみにもう一台の付属ミニカーはロールスロイスのシルバーシャドウで、これもレッドラインでした。

この2つのサーキットセットを連結し超ロングコースを作って、
そこをホットホイールだけでなく、当時持っていたミニカーの中から、
この2つの加速器をくぐれるサイズのミニカーを選んでビュンビュン走らせるのが、
当時、小学校3年生くらいから中学くらいまでのお気に入りの遊びでした。
これが中学でビッグレーシングにグレードアップし、高校で電動ラジコンに移行するという、
考えてみれば、私の少年期は常に走らせるクルマのオモチャと共にあったのでした(笑)。
今日でもこうやって手元に残っている傷だらけの、ローラを始めとするミニカーたちは
その頃へと私を運んでくれるタイプカプセルなのです…。

では、最後に、そのタイムカプセルたちをお目にかけましょう。
後列左から2番目が、もう一つの付属品のロールスルイスで、
その横は70年発売の同じくホットホイールのベンツC111です。
あとのメンツはきっとまたどなたかが解説して下さるでしょう(笑)。
画像が大きいのでクリックして御覧下さい。
hotfasts.jpg


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ヒーローはつらいよ……
zyancarzmain.jpg

あの何かと物議を醸している新オーナーからは「作品を作るたびに赤字になってしまう」と
バッサリと言い切られてしまった過去の円谷プロの作品群。
確かにその通りなんですが、実際の制作現場に落ちてくる予算の少なさはCMの比じゃないので、
その事実を知った上での発言なのかどうか、以降、お手並み拝見と行きましょう(苦笑)。

さて、「借金とヒーロー」ということで思い出すのがこの作品です。
ということで、今夜の御題は、『ジャンボーグA』からジャンカーZです。

『ジャンボーグA』とは1973年に円谷プロダクションによって制作された特撮ヒーロー番組で、
『ファイヤーマン』『ウルトラマンタロウ』と共に、円谷プロ創立10周年記念番組でした。
特殊な経由を持つ作品で、マンガが先行したんですが、1970年に小学館の学習雑誌に
「ジャンボーX」と「ジャンボーグエース」という二つの作品が相次いで掲載されています。


janbox.jpg

「ジャンボーX」の方は「まもる少年が変身するウルトラセブンの弟」という設定で、
マンガを描いていたのは『ウルトラQ』も手がけていた中条けんたろうでした。
「ウルトラ兄弟」から外されたウルトラの弟と言えば『ウルトラマンA』登場の
梅津ダン少年が有名ですが、マンガとは言え、それ以前にも存在した訳ですね。
このジャンボーXはブルマァクからソフビも出ており、ソフビ系のサイトでは
取り上げてある所もあるので、どうか興味のある方は検索してみて下さい。

もう一つの「ジャンボーグエース」の方は内山まもる作品で、小学2年生に掲載されました。
これは少年が巨大ロボットに搭乗して戦う設定で、デザインもほぼジャンボーグAそのままです。
私はこちらの内山版は読んでいたので、後にソフビ収集を通してジャンボーXを知った時には、
その更に前の企画かと思っていたんですが、どうも競作に近かったようですね。

たぶん、新ヒーローを創作するにあたって、これまでの円谷ヒーローの延長上がいいか、
全くの新機軸で行くのがいいのかを、子供たちの反応を見て決定しようとしたのでは
ないでしょうか? 『ミラーマン』の際も、若干デザインが違う目が鏡になっている
ヒーローをマンガとソフビで先行させた例があるので、その流れなんでしょう…。


この二つのマンガを経て、デザインと設定が決定したように思われる『ジャンボーグA』ですが、
なぜか企画はそこで一旦ストップし、実際にTV化されるまでには二年の月日が経っています。
この空白期間が何を意味するかですが、ひょっとしたら、ジャンボーグ企画は
それほど人気が上がらず、一旦はオクラ入りになったんじゃないかと思います。
それがとある巨大ロボット作品の影響で再び注目を浴び、再起動したのではないでしょうか?

そう、あの『マジンガーZ』が1972年の10月に連載が、12月にはアニメが始まっているのです。
集英社フジテレビ、そして講談社まで相乗りしてブームを盛り上げた『マジンガーZ』なんで、
そこに乗れなかったNET(現テレビ朝日)が「何かロボット物はないか?」ということで、
すでにあった企画を元に円谷プロをつついて作らせたのでないかという気がします。
『ジャンボーグA』の放送開始が73年の1月17日という半端な時期なのも、
夏の終わり位に『マジンガーZ』のことを知ったNETが、10月の連載開始を見て驚いて、
大慌てで円谷に発注し、ようやく間に合ったのがその時期だったのではないでしょうか?


tatakaezyan9.jpg

ともあれ、特撮版『ジャンボーグA』は始まり、セスナが変身するジャンボーグAの
強化策として中盤から登場したのが、このジャンカーZが変身するジャンボーグ9です。
上の写真は、挿入歌として出されたジャンボーグ9のテーマソングですが、左がAで、右が9です。

ジャンボーグは、マンガ版とは違いエメラルド星人から送られた宇宙サイボーグという設定で、
非力だけど空を飛べるAと、パワフルだけど陸戦用の9を立花ナオキが使い分けるの斬新でした。
斬新と言えば、立花ナオキはこの作品世界の防衛隊PATの隊員でなく、元隊長の弟だけども
民間人という設定もあまりないもので、そのため、彼は借金に苦労することになるのです。

そう、ジャンボーグの2台は幸運にもエメラルド星人から贈られるのですが、
それが憑依する地球のメカはセスナもクルマも、ナオキ側が保持していた物で、
セスナはナオキの勤める会社の所有物でしたが、資金繰りに困って売り飛ばされる
エピソードがあるし、ジャンカーZに至っては一応はナオキの物なんですが、
それを買うお金を姉に借り倒し、姉はその資金を工面するために、
死別したナオキの兄である夫から贈られた指輪を処分しているのです…。

主人公がセスナパイロットというのは、『ウルトラQ』の万丈目と同じですが、
当時の超高級車スカイラインスポーツを乗り回していた彼に較べ、
軽自動車のホンダZ一台買えない立花ナオキのダメんずぶりはけっこうキテますが、
この役を演じた立花直樹は後に麻薬に手を出し、芸能界を去ったので、笑うに笑えません。


jyanka-3sides.jpg

お見せしているミニカーはトミカダンディをリペイントしたモノで、実測7.8cmの標準サイズ。
ただ実車が小さいので、スケールは1/38のミニカーです。

zissyazyancar.jpg

実車はこのようにもう少し赤い部分がオレンジがかった感じにも見えるんですが、
ジャンボーグ9の色合いと違っても変だと思うので、そちらに近い色にしてあります。


借金に苦しんで、とうとう身売りしてしまった円谷プロですが、
10周年記念作品でそれを想起させる内容を作り出していたというのは何とも皮肉な話で、
やはりヒーローというのは、なるのも作るのも、かなりつらいものだった
ということなんでしょうかねぇ?(笑)。


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流星マークの危機!
katokutaimain.jpg

一月前に発表されていた円谷プロの買収騒ぎですが、なぜか今日、
日本テレビのニュースで取り上げられていました。
特撮ファンにとっては周知のことだったんですが、買収したTYOという会社の社長の見解が
いろいろ見聞できたという意味では興味深いニュースでした。

という訳で、今日の御題は『ウルトラマン』です。科学特捜隊の車は
特殊装備も特にない灰色の大柄なセダンで、子供の頃は全然印象に残らなかったんですが、
大きくなって資料本等でそのスチルをじっくりと見るようになってから、
ただの当時の国産車ではない特殊な車が使ってあったことが解ってきました。

senyousya.jpg

それはシボレーのコルベアで、1960年に登場し、それまでのアメ車には珍しかった
ヨーロピアンなデザインでヒットモデルとなった車です。
1962年発売のモンザ・スパイダーというグレードでは史上初のターボチャージャーを
装備した市販量産車という栄誉もつかみましたが、今で言うクレーマーによって
悪質な不買運動を起こされ売れ行きが落ち込んだため、惜しくも1969年で販売終了となっています。
この科特隊専用車はコルベアの中でも初期型になりますが、科特隊専用車として用いられた理由は、
特にそのスタイルや性能が評価されたというよりは、費用節減のためで、何のことはない、
円谷監督の愛車にステッカーを貼付けたものだったということです(笑)。


urtranhicle.jpg

お見せしているミニカーはポピニカで「ウルトラビークル5」セットに含まれるモノです。
これはトミカサイズの科特隊専用車、ポインター、マットビハイクル、マシンシャーロック、マシンデラムの5台のセットで1997年の発売でした。初の科特隊専用車の商品化で、
おそらくミニカーとしては今でも唯一だと思います。
このような状態のセットなので、変形ブリスターを破いて取り出すことも難しいため、
今回は三面図が無いことをお許し下さい。m(_ _)m


この科特隊専用車、コルベアをグレイに塗って、星形ステッカーを貼っただけだということは、
つまりコルベアのミニカーから簡単に作れる訳です。トミカサイズはこうして手に入ったので、
標準スケールのを作ろうと考えたのですが、そのコルベアのミニカーがなかなかありません。
かなりの出費を覚悟すればコーギーのラインナップの中にあるんですが、実現はなかなか…。


belair.jpg

それでもようやく、それほど高価でないコルベアのミニカーをヤフオクで見つけて取り寄せてみました。
これはクラグスタンのミニカーで、イスラエル製という珍しいモノなんですが、
ミニカー自体のデキの善し悪しを考慮に入れても、どうも彫りが浅い印象です…。
さて、これはどうしたことだろうと考えてみたところ、あることに気づきました。
そうです、車はその発売年度によって、マイナーチェンジやフルモデルチェンジを重ねるもので、
コルベアも例外ではないのです。

1967_Corvair_Monza_.jpg

そこでコルベアの歴代モデルを調べてみたところ、こちらは1967年頃のモンザですが、
彫りの浅いグリルややや流線型っぽくなったボディラインから判断して、
クラグスタンのはどうもこの頃のモデルをミニカーしたモノのようです。
これを無理矢理グレイに塗ってもいいんですが、そもそもCragstan Detroit Seniorという
このシリーズ自体が人気はともあれ珍しいモノであることは間違いなく、
30~40年の長い時を経てきたそのミント品を改造しちゃうのも心苦しいので、
これはこのままで持っていてもいいかも知れませんね…。


年代を経た古いモノにはそのモノなりの良さがあります。
新しく円谷プロのオーナーとなったTYOの社長も、ロクに最近のウルトラシリーズも見ずに
「今時ピアノ線で吊られた飛行機を見たい人はいない」とか、
アトラクショーやプロップの展示のイベントが結構人を集めている事実も知らないくせに、
「怪獣倉庫の中身は採算度外視の趣味で保管されてる」みたいな乱暴なことをいうんじゃなくて、
昔の良さは保ったまま新しい感覚を足すことが大切だということに気づいてくれるといいんですが…。

ペラッペラのCGがめまぐるしく飛び回る画像なんて、せいぜい三ヶ月持てばいい
インパクト重視のCMにはぴったりでしょうが、
10年後20年後にも見続けられるウルトラマンには似つかわしくない効果なんですけどね。
本当に莫大な予算をかけて、ハリウッド大作に負けないCGを作れるのならいいんですが、
さて、そううまく行きますやら……。



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殺伐とした時代に必要なモノ?(w
某バカメボクサーもどきを初め、いろいろなニセモノが堂々とはびこる
この殺伐とした時代に救世主が!

 .__
ヽ|・∀・|ノ ようかんマン
 |__|
  | |      プルルンプルルン



ジャナクテ…………、
殺伐とした時代にはユーモアやエスプリは必要だと思うし、
勝手連のトレンドが今ここに来てるので、
覆面えるさん:http://minkara.carview.co.jp/userid/240223/blog/3547755/
まくろふぁんですさん:http://minkara.carview.co.jp/userid/269064/blog/6432769/#cm
ねこざかなさん:http://blog.so-net.ne.jp/nekozakana/2007-10-10
今日の御題はロータス・エスプリです(笑)。
といっても、当ブログでは最初の記事でコーギーの標準サイズのエスプリを
取り上げてるんで、今日は別モノで、コチラ!
tyoroesprit.jpg

という訳で、当ブログ初のチョロQです。チョロQのキャラクターミニカーは、
実はけっこう出ているし、カスタムして売ってる人もチョロチョロいるようですが(笑)、
私は詳しくありません。しかし、このエスプリとその横に写っているトヨタ2000GTだけは持っているんです。

先に手に入れたのはモチロン2000GTの方で、これは1980年の新発売時にオモチャ屋で見つけました。
で、貼ってあるシールを見てすっかり「007バージョンがデタ━━━(゚∀゚)━━━!!」とばかり
大喜びで買って帰りじっくり見て「ガーン、騙された~!」となったんですが(笑)、
同時にこの「QQ7」という大手メーカーとは思えない遊び心とパチ臭さに、別の意味で感動したものです。
エスプリの方を手に入れたのはごく最近で、こちらはミクシイで教えてもらいヤフオクで落としたもので、
こちらも手元に着いてから、そのナンバーの「GB700」に気づいて大いに笑わせてもらいました。
「QQ7が怒られたので、なるべくそれっぽい感じにしてみました」感がものすごく出てますよね!
こっちは刻印が03となってるから2003年発売でしょうか? 
チョロQに関しては全くの門外漢なんで他に007にちなむモノがあるのかどうか解ってないので、
何か御存知の方がいらっしゃれば御教授いただけると幸いです。m(_ _)m

タカラとトミーの合併により、トミカとチョロQの間でラインナップの見直しが行われるらしいんで、
この旧タカラの遊び心が失われなければいいなと思います……。


さて、今回もこれだけで終わってはちょっと物足りないでしょうから、もう一つ大物を!
eidaiespritmain.jpg

はい、こちらのエーダイのグリップのエスプリです。これは『私を愛したスパイ』公開当時の商品で、
大きさは約15cmなんで約1/28という半端なスケールのミニカーです。
エーダイグリップではプラモデルも大小出てましたから、それとの関連も気になるところですが、
あいにく当時の私はコーギーの大小を揃えるので手一杯だったので、エーダイ製のはスルーでした。
このグリップは10年ちょっと前に友人から譲ってもらったモノで、状態はルースです。


gripesprit3sides.jpg

このように本体は塗装も含め無事なんですが、このエーダイ製エスプリの欠点である
ウインドウのプラ素材が劣化し、フロントは歪曲、リアに至っては失われ、
それから、変形後に付くパーツである背後のスクリューユニットも欠品で、ミサイルも無くなってます。
あとは、付属のシールも貼られてませんが、それは余計な物なので却って好都合(笑)。


eipriuraban.jpg

しかし、本体機能に異常はなく、ちゃんとこうして車輪を内側に折り畳んでボディ裏に格納し、
その裏に取り付けてある銀メッキされた水平翼を引き出して、
不完全ながらサブマリン形態に変形するギミックは健在です。


gripespritdive.jpg

変形させるとこのような感じです。前後4枚の安定翼が短いのは、上の裏側の写真を
よく御覧になるとお解りかと思いますが、この羽根がタイヤの裏側に取り付けられ
タイヤ幅の長さしかないためで、ここはちょっと残念です。
2重スライド構造か何かで、上手く切り抜けられなかったんでしょうかね~?(笑)

ともあれ、プロポ-ション自体はコーギーのよりもかなり良く、
その後再販されないせいもありますが、このエーダイグリップのが、
『私を愛したスパイ』仕様のロータスエスプリ中、一番高値を呼んでいるのは解る気がします…。


では、最後に手持ちの「私を愛したスパイ仕様」エスプリ勢揃いの写真を御覧下さい。
左からチョロQ、京商007コレクション、コーギージュニア、コーギー標準サイズ初版、
それからエーダイグリップです。サイズが大きいのでクリックしてどうぞ!
espritseizoroi.jpg


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黒のジャガー
jaguarmain.jpg

と言っても、黒人の私立探偵ジョン・シャフトが活躍する映画じゃありません(笑)。

そう今夜の御題も『スーパージェッター』からのモノです。
ただ今日取り上げるのはジェッターのライバルであり、ジェッターが20世紀に留まる理由
ともなった未来の犯罪者ジャガーとその愛機(ブラック)ジャガー号です。
ジェッターの流星号はジャガーのジャガー号を追跡中に衝突事故を起こし、そのまま20世紀へと墜落。
流星号の時間航行機能が故障したため、そのまま20世紀に留まることになったのです。

ジェッターの流星号がタイムパトロール隊員の標準装備であることは前回書きましたが、
実際に他にどういうマシンがあるかと言うと、ピーターの銀星号、ハンターの惑星号、
ギャラクシーの隕石号というのが劇中に登場しています。
本来はタイムパトロール隊員専用のこれらのマシンですが、中には悪に染まってしまった奴も
いたので、黒尽くめながら同じ様なスーツとそして同じ様なタイムマシンを持つジャガーも、
元は隊員だったのかも知れません。


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流星号とジャガー号の激しいバトルの様子は、この『スーパージェッター』カラー版の
オープニングにも収録されているので見覚えのある方もいるかと思いますが、
まさにライバル同士の対決にふさわしい激しいものです。



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このジャガー、見るからに悪人そうなニヒルな容貌をしていますが、
声をアテているのは俳優もやっている田口計氏で、彼は『怪奇大作戦』の第一話「壁ぬけ男」登場の
キングアラジン役としても有名です。


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今回お見せしているこのミニカーは、流星号と一緒に15~6年前のワンフェスで手に入れたモノです。
流星号と同じく版権を取った正規品で、全長は本体部分が約12.7cmで、尾翼の先までは15cmです。
ジャガー号のいかにも悪役メカらしい三白眼の特徴をよく掴んだいいキットだと思います。
ただでさえ立体物の少ないこのジャガー号だけに、流星号と同スケールで
標準サイズで揃っただけでもうれしいのですが、出来映えもなかなかです。

では最後に、その流星号とジャガー号のバトルを、
タイトル画面風に特撮写真にしてみたので、クリックしてドゾ~!
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知恵と力と勇気の子
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今日の御題は1965~66年にかけて放映されたアニメ『スーパージェッター』です。
この作品は一千年の未来から時を超えてやってきた青年と流星号が繰り広げる冒険アクションで、
久松文雄が原作者ということになっていますが、彼はあくまでも漫画執筆担当者で、
実際は筒井康隆、眉村卓、半村良、豊田有恒等の、日本SF界の蒼々たる面々が
基本設定だけでなくシナリオも執筆していたため、明るい未来像を描こうとする
当時のSFの息吹があちこちに感じられます。

タイムパトロールという概念もこの頃の倫理的なSF観ならではの設定で、
もし実際にタイムマシンが可能になったとしたら、それこそ逃げ場はいくらでも出てくる訳だから、
とてもそういう警察機構なんか機能しないでしょうね。ジェッターの持つタイムストッパーも
「30秒だけ時間を止められる」という便利な機械ではあるんですが、
それ自体が時の正常な運行を妨げるものであり、タイムパトロールがそんなものを
所持していいのかという疑問も残ります…。

ともあれ、久松文雄の描くバタ臭さと日本的センスが両立したルックスを持ち、
いかにも美形声の市川治の声でしゃべる未来から来たカッコイイ青年が、
スマートなコスチュームをまとい、サイコーのマシンを運転し、カワイイ女のコと共に
数々の冒険を繰り広げる訳だから人気が出ないはずがありません。
アニメを見ていた人なら、あのワクワクする主題歌とその冒頭のジェッターが流星号を呼ぶセリフを
きっと憶えているんじゃないでしょうか?

その人気がいかに高かったかは、当時、契約時の交渉により漫画担当の久松だけじゃなく、
シナリオ担当の面々にもちゃんと版権料の配分はあったそうで、
筒井康隆の場合は、そのおかげで作家として一本立ちできるほどの収入があったそうだし、
豊田有恒の場合は、当時の大卒の平均初任給の100ヶ月分にあたる約200万円を得たという
逸話からも伺い知れます…。

流星号は、タイムパトロール隊員であるジェッターに配備されたタイムマシン兼万能移動機です。
空を飛び、水に潜り、陸上の走行も可能という、その機能だけでもすばらしいマシンですが、
人工頭脳を備えちゃんとジェッターの命令に従うところも当時の男の子たちの心をつかみました。
ジェッターの命令に従うために身をよじりながら懸命に頑張るその姿は、
後のハービーやバトルホッパーやナイト2000のように、機械というより友達だったんですよね…。


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その人気の高い流星号だけに本放送当時から商品化はけっこうあって、
有名どころではこのイマイのプラモデルがありました。
おおよそ1/24スケール見当の大きさで、この写真は後の再販箱だと思いますが、
このコテコテの油絵風の箱絵はマッハ号のそれと共に御記憶の方も多いんじゃないでしょうか? 
イマイからは、エーダイのグリップキャラターのパッケージの影響を受けたと思われる
トミカサイズのグッドモデルでも流星号は出ていましたが、それは放送終了後かなり経った、
たぶん70年代終盤~80年代初頭のことだったと思います…。

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流星号の合金といえば長いことそれだけでしたが、近年キャラウィールからも出たので、
イマイのを買いそびれていた人もやっと手にすることができようになりましたよね。
それから、ほぼ同じ時期にパイロットエースからもチャンピオン合金という名称で
1/36相当の商品が出ていました(これはパイロットエースのサイトで画像が見れます)。


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今回お見せしているこのミニカーは、レジンキャスト製のガレージキットで、1980年代終わり頃に
ワンフェスで購入したモノです。全長12.6cmなんでおおよそ1/43スケール見当でしょう。
ちゃんと版権も取った正規品で、当時はイマイのプラモかグッドモデルしか無い頃だったので、
もう大喜びで購入しました。とある別の模型とセットだったんですが、そちらも欲しかったので、
まさに一石二鳥でしたね!(笑)

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色は自分で塗りましたが、当時の流星号のカラー素材といえば、1980年頃に出た
サン出版のコミックスの表紙のイメージが強かったのでそれに合わせてボディは白にしてます。
今はもっと黄色く塗られることも多い流星号ですが、モノクロアニメでもそうだったし、
やはり白いイメージが強いですね…。細部はこの表紙絵とは違いますが、
まぁその辺はいろいろなイメージの集大成というところでしょうか?(笑)


科学万能の時代は公害の出現により終わりを告げ、今ではむしろ過度の科学の発達は
暗いものとして描かれることが多くなっていますが、『スーパージェッター』は最早
時代遅れの作品となってしまったのでしょうか? 

いいえそんなことはありません。ジェッターが「科学の子」ではなく、
「知恵と力と勇気の子」である意味をもう一度考え直してみれば、
作品の根底に流れているのは単なる科学万能主義ではなく、
「科学により人間の知恵と力と勇気がより一層鍛えられて優れたものになっていく」、
という極めて健全で前向きな考え方であることが解ってきます。
科学に制限を設けることが不可欠になっている21世紀初頭の今こそ、
この『スーパージェッター』を見直すべきなのかも知れませんね…。



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あなたの不滅の隣人(笑)
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アメコミ関連で珍しめのモノをお見せした後は、ちょっとメジャー風ということで、
今日の御題はスパイダーマン、それも東映版のポピニカです。


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(参考写真)
バットマンとスーパーマンをコーギーで見せておいて、なぜスパイディもコーギーで統一しないかというと、
これが1979~81年に発売されていたコーギーのスパイダーマンシリーズで、左はスパイダーバギー、
右はスパイダーコプターですが、このようにバギーはただのジープだし、非常にオモチャっぽいんですね。
そのためにこれが発売されていた当時はスルーしてました……。

スパイダーマンと車という取り合わせは、今イチ、ピンと来ませんが、
劇中のスパイダーマンはどういう乗り物に乗っているかというと、いつもビンボーで金穴気味の
パーカー君だけに、アメコミのスパイディは自動車なんか持てる身分ではなく、
生粋のニューヨーカーなのに自動車免許すら持ってないということなんで、
映画でもあのように小さいバイクを使ってたんでしょう(笑)。
バイクといえば、実はコーギーのスパイダーマンシリーズにはスパイダーバイクもあるんですが、
スケールが大きく私の収集対象外なので、ここでは触れないことにします。

ではこのスパイダーバギーは完全なコーギーのデッチ上げかというとそうでもなく、
元はといえば、オモチャ会社のメゴとのタイアップ企画だったっぽいです。

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1974年にメゴが発売中の6インチフィギュアを乗せるオモチャとしてバギーを出し、連動してコミックスでも、
FF(ファンタスティック・フォー)のジョニーと協力し、スパイダーモービルという名のバギーを建造してますが、
たぶん費用はお金持ちのジョニーが負担したんでしょうね(笑)。


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なぜバギーかは、スパイディの乗り物だけに釣り合った性能を持たせねばならず、この車も壁に貼り付いて
走れますが、となるとスポーツカーより悪路に強いバギーの方がふさわしいという判断でしょうね…。
こうして完成した車をジョニーから手ほどきを受け、なんとか運転できるようになったスパイディでしたが、
このスパイダーモービル、あまりお気に召さなかったようで、160号の最後で壊れて捨てられてしまいます。
やはりビルの谷間の暗闇を「ィエェェ~イ、ワオ!」と糸を張って飛び回るスパイダーマンには、
車はあまり必要なかったんじゃないですかねぇ(爆笑) 

話をコーギーに戻すと、メゴとのタイアップから5年後の発売ですが、さすがに他社絡みのデザインを
そのまま使う訳にはいかなかったのか、ただのジープになっちゃってますね(苦笑)。
敵を後部の網で捕まえるギミックはメゴと共通なんで、なるべくイメージを変えたくなかったようですが、
実はメゴのオモチャもコミックスとはデザイン違うんで、その辺り何とか調整付かなかったんでしょうか?
スパイダーコプターの方はいかにもそれらしいデザインなんで、もしスパイダーバギーが
コミックスに近いデザインだったら両方欲しかったところです。



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そうやってコーギーをスルーした私ですが、その理由の大きな一つに、
約1年前に発売されていたこのポピニカの東映版スパイダーマシンGP7の存在がありました。
当時の東映・バンダイデザインの範疇ではあるんですが、戦隊モノのような角張った感じにはならず、
ちゃんと蜘蛛の意匠を取り入れてるのに惚れ込み「スパイダーマンの車を一台選ぶならこっちだ」と購入。
こっちは御存知のように車自体がマーベラーのコクピットでもあるので、必要性も大有りだし。
マーベラー自体が(゚⊿゚)イラネ 、という意見には聞く耳持ちませんので悪しからず(爆

こちらが実車の写真ですが、これはベース車はいったい何でしょうねぇ?
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あまりにも元車の見えている部分が少ないんでちょっと判断付きません。
横に突き出たマフラーはダミーだろうしなぁ…。

ポピニカのスパイダーマシンGP7は、最近の超合金魂のレオパルドンに付属していたモノを含め、
何種類かありますが、これは標準サイズで、実測約14cmのミニカーです。

小サイズのモノにない特徴として、
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このようにトランク部分を開けることができ、ミサイル2発も発射可能なのと、
それから黄色い、クワガタの顎のようにも見える蜘蛛の脚部分(?)も開閉することができます。

なお、小サイズに関してはねこざかなさんの
http://blog.so-net.ne.jp/nekozakana/2007-04-05で紹介されてますので、そちらも御覧下さい。

東映版『スパイダーマン』の詳細については専門のサイトもあるんで、そちらを見ていただくことにして、
アメコミ版も東映版も混ぜて語っちゃってるウチでは、その「あなたの親愛なる不滅の隣人」にふさわしく、
他では絶対見られない3ショットを最後に御覧に入れましょう(笑)。

3mobile.jpg

時空も媒体も超えたアメコミスーパーヒーローメカの3ショットを
サイズが大きいのでクリックしてお楽しみ下さい。
(こう並べると、違和感もあまりなかったり、しませんか………w)



なお、先日、やっとカウンターが10000超えました!
いつもコメント下さる方も、見に来てくれてる方も、本当にありがとうございます。m(_ _)m
今後も頑張って書き進めていきますので、どうかまたおいで下さい!

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ヒーローはいつでもグーパンチ!(笑)
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今日の御題は、まくろふぁんですさんとの勝手連で、スーパーマンのスーパーモービルです。
http://minkara.carview.co.jp/userid/269064/blog/6356051/ 

バットマンにバットモービルがあるように、実はスーパーマンにも専用の乗り物があったんですが、
人間なので移動には乗り物が必要なバットマンとは違って、生体究極兵器であるスーパーマンには
基本的にはこういうものは不要なため、けっこうマイナーな存在です。

actioncomics481.jpg

登場したのも1978年とスーパーマンの長い歴史から考えればけっこう最近で、
この表紙絵のAction Comics 481号での出来事でした。
まぁつまり、クリプトナイト等の影響でスーパーパワーを失ったスーパーマンが、
それをカバーするために開発した機械な訳で、マニュピレーターが前方に付いているのは
この種の乗り物によくあることですが、それが普通のマジックハンドでなくグーパンチなのは
「スーパーマンは常にパンチで闘う」というビミョーなプライドのためだという説もあります(笑)。

Reeve.jpg

この1978年というのはあのクリストファー・リーブ主演の『スーパーマン』が
公開された年でもあるので、いろいろコミックと連動しての盛り上げの一環だったんでしょうね。
ということは、ひょっとしたら、スーパーマンが力を失う『スーパーマンⅡ』あたりで、
このスーパーモービルの出番もあったかも知れない訳で、クリストファー・リーブが
これのコックピットに乗っている姿を、見たかったような見なくてよかったような、複雑な心境です(笑)。



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お見せしているミニカーはコーギーの標準サイズで、大きさは約13cm、1979年の発売です。
フロントからミサイルを発射し、左右のグーパンチは羽根の前の方に付いている
銀色のレバーを押すことで左右のワンツーを繰り出します(笑)。
これを手に入れたのは80年代中盤でしたが、81年までしか生産されなかったせいか、
当時すでに珍しいモノになっていて、美品でしたが箱無しの状態でした。
この稿を書く前に検索してみたら、日本語のサイトでこれをupしてる所は見つからなかったから、
かなりのレアモノなのかもしれません(ジュニアサイズのはいくつかありました…)。


supermanad.jpg

コーギーは最近のバットマン関係の怒濤のリリースからも解るように、
時々コミックスからのミニカー化に熱心になり、この時もこの図版のような広告を
コミックスの中に出していたようですが、「ポケットに入れて持ち運ぼう」と
けっこうムチャな主張をしてるので、ジュニアサイズの方の広告なんだと思います(笑)。
イラスト一番上のデイリープラネットヴァン以外は標準サイズもジュニアもどちらも
見たことがあるので解りにくいんですが…。

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このスーパーモービルの他の立体化と言えば、1980年代中盤のケナー社の
スーパーパワーズシリーズがあります。12~3cm程度のフィギュアが載るプラ製のオモチャで、
このイラストのように若干、デザインが変更されましたが、基本イメージはそのままでした。
このイラストではグーパンチは見えないけど、実際のオモチャはどうなってたのかな?(笑)
この時はバットモービルも発売され、そっちは何とか押さえたんだけど、
まだまだ輸入オモチャが高い時代だったんで、スーパーモービルまでは手が回りませんでした(泣

その後はすぐにスーパーマンの設定見直しがなされ、さらには、ドゥームスデイとの戦いでの
「死」と「復活」等、シリアスな路線が続いたので、スーパーモービルにも出番は無いようですが、
まくろふぁんですさん御紹介のホットウィールの新型も出たようだし、
今後またスポットが当たってくれるといいですね~。ただでさえオモチャ展開が難しい
スーパーマンなんだから、こういうオイシイネタを放っておく手はないと思うんですが…。


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