キャラクターミニカー秘密基地
劇中車キャラクターミニカーを中心に 陸海空で大活躍するスーパーメカの模型が集まる秘密基地でしたが、開始後7年を迎え「映像作品に登場の様々なキャラの玩具」を紹介するブログとして拡大再開店です
プロフィール

FZIRO

Author:FZIRO
ミニカーコレクターからも、
合金コレクターからも異端視される
劇中車のキャラクターミニカー、
それも標準スケール物を中心に
ひたすら集め続けています。
マイナーなジャンルでしたが
この頃はキャラウィールや
カーズのおかげで、少しは
市民権を得られてきたかな?(笑)
なお、このブログの内容は、
いわゆる「日記」ではないので、
コメントや御質問があったら、
古い項目にも御遠慮なくどうぞ!

最初においでになった際には
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2007年は殺しの年号
alpainmain.jpg

今年2007年は千年に一度の007イヤーだったので、今年最後の更新はやはり007で締めましょう。
御題は栄えある映画の第一作『ドクター・ノオ』よりサンビーム・アルパインです。
一般的にボンドカーの第一号というと、アストン・マーチンDB5を差しますが、
ボンドカーの定義を「英国秘密情報部から支給された車」にした場合は、このサンビームが
その第一号になります。秘密兵器こそ付いてませんが、敵の車と壮絶なカーチェイスをしたあげく、
相手を地獄の底へ逆落としにしたんですから、「ボンドカー」と呼ぶ資格は充分でしょう。


sanbeamgasatu.jpg

この車は1960年に発売された1.5リッターで83.5HPの当時としては強力なエンジンを
積んだ小型スポーツモデルで、フロントにはディスクブレーキが標準装備され、
この時代で最高速度は160km/hを誇りました。

第一作目なのでまだ映画の予算も少なかったろう中に、よくこの小粋な車を
ボンドカーとしてチョイスしてくれたものだとそのセンスに感心することしきりです。

rearpro.jpg

この車とチェイスしたラサール・コンビネーションなんか、1939年のオンボロ車だし、
空港に迎えに来る車こそシボレーのベルエアで、そこそこ目立ってたけど、
あとは古くさい車ばかりでしたから…。


もっとも1962年って世間のセンスもまだダサダサで、翌年の日本初公開時のポスターなんてこうですよ! 
korosinoposter.jpg

「007は殺しの番号」って邦題こそなかなか言い得て妙ですが、
「どこのチンピラ探偵映画だい?」って感じですよね(笑)。

1972年に原題の『ドクター・ノオ』に改題リバイバルされた時のポスターはこうですが、
20071231171335.jpg

こっちならそのまま今でもシリーズの一環として通用しそうですね。


alpain3sides.jpg

さてこのミニカーはコーギー製で、約9cmの標準スケールです。
これが標準サイズにラインアップされたのはけっこう遅く、
2003年発売の「アルティメット・ジェイムズ・ボンド・コレクション」の一環でした。


以前のコーギーからはボンド仕様ではないものの、ハスキーブランドでこの車は出ていました。

johnysunbeam.jpg

そして1998年にはジョニーライトニングからボンド仕様だけど考証の甘い品が出て、
後に同じモノがコーギーブランドからも出たりしてややこしかったんですが、
ようやく本家からのちゃんとした品の登場です。おそらく新規金型と思いますが、
スケールが1/43っぽいので、大昔の金型の再利用かも知れません。

このアルパイン、最近はフランスのムックに付いているユニバーサルホビー製のミニカーで、
フィギュア付きのが出たようですが、日本では正規販売が無いので、
普通に輸入販売されたコーギー製のを捜す方が手に入れやすいと思います。


さて、今年のゴールデンウィークから始めた「キャラクターミニカー秘密基地」ですが、
コメントを戴いているみなさんや、ROMって下さっているみなさんのおかげで、
16680ものアクセスをいただきました。
最近ちょっと更新が遅れ気味で申し訳ありませんが、順当に更新されている間は
1日当たり延べ50~100人の方々に訪れていただいているようで、
このキャラクターミニカー専門というマイナーなジャンルに
これだけの方々が関心を持っていて下さったのかと感激です。

みなさまの期待を大きくは裏切らないよう、来年もなんとか更新していきたいと
思いますので、どうかまたよろしくお願いします。m(_ _)m


それではみなさま、よいお年を~!


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ステキだけどしたたかなトゥーリー!?
trulymain.jpg

ずいぶんと久しぶりの更新ですが、このfc2ブログの新編集画面強制移行に伴う
ゴタゴタにちょっとイヤ気が差してたのと、ここのところ『チキチキバンバン』
の研究に没頭しておりまして、気づいたら前回からずいぶんと間が開いてました。
そこで大慌ての更新ですが、現在、頭の中がチキチキってるんで、
そのまま『チキチキバンバン』を御題に取り上げます(笑)。

映画『チキチキバンバン』のヒロインは「本当にステキ!」という名前を保つ
トゥルーリー・スクランプシャスです。劇中でもポッツさんや子供たちによって、
彼女をたたえる歌が歌われますが、ジュリー・アンドリュースの声と
デボラ・カーの美貌を保つサリー・アン・ハウズによって演じられた
トゥルーリーの姿は永遠に映画史に残ることでしょう。
さて、そのトゥルーリーは、スクランプシャス財閥の一人娘なんですが、
深窓の令嬢というよりは、この劇中の設定年代である20世紀初頭に
自動車を乗り回すほどのオテンバ娘です。でも芯は優しく、飛び出してきた
子供たちとぶつかりそうになったのを済まなく思って彼らを家まで送り、
そこでポッツさんと出会います。
この出会いは大ケンカとなる最悪に近いものだったんですが、その後互いに
仲を深めていったのは映画で御覧の通りです…。


trulyzissya.jpg

そのトゥルーリーが乗り回している車ですが、クリーム色の瀟洒な
ツーシーターカーです。その色合いはいかにも彼女にふさわしいものですが、
車種がよく解りません。典型的なこの時代のクラシックカーのシルエットだし、
この『チキチキバンバン』に登場する車は、チキの前身である
パラゴン・パンサーにしたって架空の存在だし、実在してるらしい車にしても、
当時の実車とは限らず、映画のために作られたレプリカであることが
多いようなんでスチルからでは判断が付きにくいんですよ…。


daysgone.jpg

それでもディテールを綿密に見ていったところ、当時のロールス・ロイスとの
共通点の多さを発見し、捜してみつかったのが、このミニカーでした。


truiy3sides.jpg

デイズゴーンというブランドの 1907・ロールスロイスシルバークーペで、
もともと売価が安いシリーズなんでディテールは甘いんですが、
色もおあつらえ向きにクリーム色だし、改造ベースには使えそうと購入し、
フロントウィンドウのグリル除去、シート形状の修正、背後のガソリンタンクの追加、
制作者アルバート・R・ブロッコリの名前にちなむと考えられる
ナンバープレート「CUB1」の書き込み等を施し、
コーギーの標準サイズのチキチキバンバンからトゥルーリーフィギュアを
借りてきたのが、こちらの完成形です。
全長7.8cmで、劇中車と較べると、若干全長が長い感じもしますが、
ダイキャストを切りつめるのは難儀なので、そこには目をつぶりましょう(笑)。


なお、このミニカーの制作後、海外サイトの指摘により、トゥルーリーカーは
ハンパー8Pというイギリスのマイナー車であることが解りましたが、
ハンパーのミニカーなんて出てないので、完全スクラッチビルドをする
技術と根性をお持ちでもない限りは、模型として手に入れるにはこの方法が
近道なのは変わりありません(笑)。


さて、タイトルで書いた「したたかなトゥルーリー」についてですが、
「憧れの彼女に対してなんてこと言いやがるんだ」とお怒りの方も
いらっしゃるかもしれませんね(笑)。

でも、記憶をたぐってよく考えてみて下さい。最初に子供たちを避けて
池に突っ込んだ時、彼女は誰の助けも借りず、独力でバックギアに入れて脱出し、
そのまま子供たちを家へと送り届けてるんですよ。
でも2度目の鉢合わせ、チキ号の最初のドライブの時は、ハマった場所は
そんなに変わらないのに、自分で脱出しようとする素振りは全然見せません。


seadress1.jpg

「すぐに頭に血が上ってポッツさんに文句を言ってたからそんなヒマは無かった」
とおっしゃるかもしれませんが、彼女の属性はツンデレなので、
あれは愛情表現です(笑)。しかも最初の出会いの時は白かった帽子の花が
この時はほんのりピンクに染まってるんですよね!
そもそもあの時、彼女はどこへ向かってたんでしょう? 最初は偶然にしても、
2度目のバラ色の花をつけてのお出かけは、たぶんポッツ家に向かってたん
じゃないでしょうか? その証拠にしっかりピクニックに着いてきましたよね? 
責任感の強い彼女のこと、もし他に約束があったなら、
決して誘いに乗らないでしょう…。
3回目の鉢合わせは、もう全身がバラ色に染まり、完全に「私を食べて」
状態なんでポッツさんの腕に飛び込むのを待ちわびる彼女ですが、
内心「してやったり」とも思ってたでしょうね(笑)。

まぁ、「したたかな」はちょっと言い過ぎで、「リアルにしっかり者の女性」
ぐらいが適当でしょうか? スクランプシャス家のパーティーで、
金や権力しか取り柄のない退屈なオトコを数多く見てきたらしい
トゥルーリーのことなんで、そういうのは違うポッツさんとの出会いを
逃すまいとしていたのかも知れません…。
それなら、むしろ「カワイイ女」と呼ぶ方がピッタリでしょうかね?(笑)


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マッハロッドの謎
machrodmain.jpg

ズバッカー、マッハコンドルとフェアレディ改造と思われる車を取り上げたので、今日の御題は
その歴史を遡った第3弾で、一部では源流と呼ばれている『超人バロム1』のマッハロッドです。
『超人バロム1』は1972年 4月2日から11月26日までの間に全35話が放送されました。
本数が半端なのは、怪人デザインがグロくて子供に恐怖心を与えたことと、放送途中で
実在のドルゲ少年が学校で虐められる事件が起こったことから、事実上の打ち切り
(というより短縮?)になったためでしょう。

マッハロッドには前半の車体と後半の車体があることが日本の特撮ファンには知られていますが、
ドラマ上の新型への交代という理由からではありません。何の説明もなく突然変わったので、
たぶん、オープニングにも見られるように、前半にはドラム缶をぶっ飛ばす等の乱暴な
アクションを多用したんで、途中で撮影用の車が修理不能な程に損傷したんじゃないでしょうか?


さて、2種のマッハロッドですが、前期型がダットサン・フェアレディの改造されたモノであることは
ほぼ定説になっています。こちらは写真もけっこう残っていて、
machrod1.jpg

machrod1sr.jpg

メイン角度、サイド、リアがはっきり確認できます。特にリアはほとんど原型を留めているので、
ダットサン・フェアレディがベース車で間違いないでしょう。

しかし後期型はネット上にはあまり写真が出回っておらず、かろうじてフロントだけは見つけました。
machrod2.jpg

角度が違い分かり難いかもしれませんが、フロント部分の下半分が出っ張ってるのが前期型で、
上半分が出っ張ってるのが後期型です。それから後ろの大型ファンの色と枚数も違います。
前期はオレンジで7枚羽根、後期は銀で6枚羽根ですね。
あとウインドガラスの処理も違って、前期型は回りに銀のフレームがはっきりと見え、
後期型はガラス向き出しのように見えます。


後期型はサニートラックがベースということなんで、一応実車の写真も用意しましたが、
sunnytruck.jpg

ここまで改造されていると判別付かないですよね(苦笑)。


machrod3sides.jpg

ではここで、今回のメインミニカーであるポピニカのマッハロッドを見てみると、フロント部分は
上半分が出っ張ってるので後期型ということになります。
このポピニカのマッハロッド、全長は約11.7cmで、ギミック的にはフロントのバンパー部を押すと
「バロムがとびだす!」仕組で、これは箱にも大書きされてるので御自慢のギミックだったんでしょう。
ただ、その発想自体がコーギーのアストンマーチンDB5のパクリで、なぜ主人公が飛び出すのか
疑問は残るし、以降、このギミックはポピニカや他のメーカーのキャラクターミニカーに多用され、
あわれ射出されるヒーローが続出した訳ですが、その戦犯はこのミニミニマッハロッドでしょう(笑)。
タカトクのマッハコンドルとズバッカーにもこのギミックは導入されてましたが、ベース車が
基本的には同じなので当然といえば当然でしょうか?

この種の玩具が設計されるのは番組開始前なので、前期型がオモチャ化されるのが普通ですが、
なぜポピニカはマイナーな後期型を選んだんでしょうか? 
今ならマニアックな担当がいて意識的に選ぶことも考えられますが、この当時は違うでしょう(笑)。
マッハロッドは当時番組としてもウリにしていた要素なので、他にも玩具化・模型化されていて、
番組当初に出たと思われるこちらの大型玩具では下半分が突出した前期型が選ばれています。
machrodbig.jpg



となると、ますますポピニカの後期型チョイスが謎ですが、それはポピニカ版マッハロッドの発売時期に
関係あると思います。このマッハロッドはポピニカというジャンルの立ち上げ時期のアイテムで、
箱にはまだ「ポピニカ」表記は無く「ミニミニ・マッハロッド」となってるんですね。
つまり通常のオモチャ展開がされる時期にはまだ、この商品の企画そのものが立っておらず、
その際に東映から渡された資料写真を元にバンダイは大型玩具等を前期型の造型で設計し、
番組開始後、ポピニカ(ミニミニ・マッハロッド)の企画が立ったため、もう一度資料写真を請求したら、
撮ったばかりの後期型のが送られてきて、素直にそれを参考に設計してしまった…。
あくまでも推測ですが、おそらくこんな感じだったんじゃないでしょうか?


cm3sides.jpg

さて、このマッハロッドもキャラウィールになっていて、そっちには前期型が採用されていますが、
この商品の担当者は「番長」と呼ばれたマニア気質の人だったので、意図的なチョイスだと思います。
こちらも3面図を撮ったので、上のポピニカのそれと比較して見てください。全般的には前期型の方が
明らかにカッコイイので、貴重な後期型だけど、やっぱポピニカも前期型で出してほしかった…。



では最後に、ズバッカーやマッハコンドルでも問題になったこの3車の系譜の謎について、
写真も出そろったことだし、もう一度考えてみましょう。同じフェアレディをベースにしていることから、
「破損し放置されたマッハロッド前期型がズバッカーに改造された」説が一部特撮マニアの間で
囁かれています。 それに対し、私はこのブログで「バロム1とズバットには5年も間隔があるし、
間にマッハコンドルもあるので、 改造されたとしてもマッハロッド→マッハコンドル→ズバッカーの
順じゃないか?」との仮説を唱えました。


rodcondorzubathikaku.jpg

実際にその3車の写真を見比べてみましょう。まずマッハロッドとマッハコンドルですが、
ナンバープレート両脇の銀色の取っ手(?)の有無に御注目下さい。これはフェアレディでも形式により
有ったり無かったするパーツなので、この2車は別のベース車から改造されたことになります。
続いて、マッハロッドとズバッカーですが、この2車が同一車説を取る人が根拠にするのが
「後部の大型ファンが同じだ」ということですが、ちょっとズバットが邪魔なものの(笑)、
それでもこの2つのファンが全く別物であることは写真を見比べるとよく解ります。
むしろズバッカーのファンはマッハロッド後期型のに近い形状ですが、
後期型はフェアレディベースではないと思われるので、マッハロッドとズバッカーはやはり別物で、
「マッハロッド前期型とマッハコンドル、マッハロッド前期型とズバッカーは
それぞれ違うフェアレディから改造された全く別の車体」
という結論になります。

ただ、マッハコンドルとズバッカーが同じ個体かも知れない可能性はまだ残りますが、
condorzubat.jpg

このほぼ同じ角度からの写真を見比べる限り、マッハコンドルでは開いている
フロントタイヤとドアの間のスリットがズバッカーでは塞がっていたり、
タイヤとオーバーフェンダーとの間隔がかなり違ったりするので、
たぶん違う個体と思われますが、ズバッカーの詳細なスチルが見つからない限りは判断不能です…。


これでやっと、東映特撮カー最大の謎は一部を残し「ブロロローッ!」とぶっとばせました(笑)。
これだけ近い時期に3つの番組で改造ベースに使われていたってことは、 この時期、
ダットサン・フェアレディの中古車はよほど安い価格でタマ数も豊富に出回っていたんでしょうね。
それでもマッハロッド後期がサニートラックに化けたことを考えると、同じ番組で2台買える程の予算は
無かったということになります(笑)。東映の特撮現場の予算が乏しいことは、 草分けの
『仮面ライダー』の時からのオヤクソクですが、その苦しい台所事情が、後にいろいろな謎を
生むことになった訳で、いろいろと感慨深いものがありますねぇ……。


なお、マッハロッドに関しては覆面えるさんの
http://minkara.carview.co.jp/userid/240223/blog/4036656/
http://minkara.carview.co.jp/userid/240223/blog/4887252/ 
にも記事が有りますので、合わせて御覧下さい。









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命を懸ける価値がますます無くなった今のニッポン…
machcondormain.jpg

今日の御題は『正義のシンボル コンドールマン』よりマッハコンドルです。
この作品は1975年3月31日より半年かけて全24話が放送されましたが、その放送開始日というのは
TBS系とNET(現テレビ朝日)系との間に存在したnetの「腸捻転」現象を解消するために
地方局のネットチェンジが行われた日で、地方では多数の番組が放送局変更により改変され、
その地方のTV局数によってはこれまで見ていた番組が見れなくなったり、
逆に新しい番組が見られるようになりました。

NETでは従来この枠でファミリー向けドラマを放送し、地方ではTBS製作『刑事くん』を中継していましたが、
この改変により、その人気番組がウラ番組となる事態を迎えたわけで、その危機を乗り切るには、
同じ様なファミリー向けドラマで正面勝負にでるよりは、ピークは過ぎたとは言え、
まだまだ人気の変身ヒーローもので戦った方が得策だと思ったのではないでしょうか?

この番組の制作にはTTPとクレジットされてますが、これは「東映テレビプロ」の略称とのこと。
ではなぜこういう特殊な名称を使ったのかというと、テレビ業界に今でも残っている
「他局で同日同時間帯の仕事を兼任しない」という不文律によるもので、
同じ東映テレビ部が制作する『刑事くん』に気兼ねしての「覆面」化という訳なんですね。
その『コンドールマン』の原作者は川内康範先生ですが、もし八手三郎さんだったら、
「覆面制作プロが覆面原作者の作品を映像化する」というちょっとユカイな事態になるところでした(笑)。


machcondor.jpg

この『コンドールマン』は『レインボーマン』『ダイヤモンドアイ』と並んで川内3大ヒーローなんだそうですが、
内容的には「もっとハードでクレイジーにしたレインボーマン」みたいな感じです。
かろうじて敵も人間だった『レインボーマン』と違い、「人間の欲望が生んだモンスター集団」が
巻き起こす悪事ですから、より徹底している訳です。
「徹底」と言えば、レインボーマンやダイヤモンドアイは専用の乗り物を使いませんが、
川内先生もヒーロー物の商売の仕方に慣れてきたとみえ、コンドールマンは専用車を使います。


fairladycondorback.jpg

それがこのマッハコンドルで、比較的ベース車のボディラインが残っているので、ダットサンのフェアレディを
改造した物だとすぐに解りますね。特にこの背面の写真を見れば一目瞭然です。

前回のスバッカーのコメント欄で「放置されたマッハロッド前期がやがてズバッカーに改造された」
という説に触れましたが、『超人バロム1』と『快傑ズバット』との間には5年の隔たりがあるし、
間にこの『コンドールマン』も挟んでいるので、もし流用があったとしたら、
マッハロッド→マッハコンドル→ズバッカーと変遷したと考える方が自然でしょう。

これが怪獣のスーツなら素材がラテックスやウレタンなんで、度重なる改造も可能で、
有名な例ではバラゴン→パゴス→ネロンガ→マグラ→ガボラ→そしてまたバラゴンと
改造を繰り返した例もありますが、金属製のボディをそう頻繁に改造するのは無理でしょうね~。
このマッハコンドルが原型を留めていることから考えても、流用があったとしても、
フェアレディ→マッハコンドル→ズバッカーという流れで考える方が自然ではないでしょうか?


codor3sides.jpg

お見せしているミニカーはタカトクトイスから出ていた全長14.5cmの標準スケールですが、
なぜか数が少なく私も実物はこのル-スでしか見たことがありません。
これは、若干、剥げていた塗装をリタッチし、フェンダーの羽根シンボルが欠けていたのを自作しましたが、
完品の状態では、プラ製のフードが付き、コンドールマンのフィギュアが座席に座り、トランクの中に
何か入っていたと思われます。どうせオープンカーなんでフードはどうでもいいんですが、
フィギュアは欲しいところで、資料写真によると、そのフィギュア自体は色は白だけど
ズバッカーに付いている奴と大差ないようなんで、いずれ複製してやろうかとも思いますが、
どうせこの種のパーツは消耗品なんだから、予備がズバッカーの方に付いてれば流用できたのに……。

condorsub.jpg

ギミック的には座席後ろのスイッチ類で、ドライバー射出、トランクオープン、主翼展開が出来ます。
手動で助手席の白い棒状のモノが伸縮可能で、後ろのパラボラアンテナも手動で前後に動かせます。
トランクの中の収納スペースにはミサイルや爆弾等をバネ仕掛けで詰めておいて、
ボタンによるトランクオープンと共に発射できる仕組みだったのかもしれません…。
このタカトクのマッハコンドル、ギミックの仕掛けや、座席回りやウインド部分のパーツ等に
同じくタカトクのズバッカーとの共通点が多く見受けられます。
おそらく同じ設計者の仕事で、年代から考えてマッハコンドルの方が先でしょうが、
この辺も実車の変遷の可能性を思い起こさせて興味深いですね…。


コンドールマンの活躍から、30年以上が経ちました。あの頃の日本が「命を懸ける価値も無い」
状態だったとしたら、今の日本は果たしてどの程度よくなっているでしょうか? 
いやよくなるどころか、ますます腐敗は進み「命を懸けようと考える価値すらも無い」状態に
なってしまった気すらして、これはきっとモンスター一族が甦ってるに違いないので、
いまこそ川内先生にまたお願いして、新しいヒーローを創造してもらいたいところです。

先生、マザーウッズモンスターなんかに関わってる場合じゃないですよ?(爆笑)




追記
今日のこのコンテンツのup作業、実は昨日の夕方から何度もやっていたんですが、
ちょうどこのFC2ブログの強制的な新管理画面移行にともなうバグに引っかかり、
昨日は3回、そして今日も2回、UPしたデータが消失してしまいました。
レスポンスが早くなるという触れ込みの新管理画面でしたが、
移行後は極端につながりにくくなった上に、度重なるデータ消失と、全く良いところがありません。
度重なるバグに焦ったのか、今日になって運営側はこっそりと旧画面の併用も始めたようで、
いまこの部分は旧管理画面に戻してようやく書けるようになりましたが、
そういう重大事項は参加者全員にメールで知らせるべきなんじゃないでしょうか?

今後この混乱がいつまで続くかは不明ですが、検索に引っかかる状態では
この事態について触れているブログは少ないようなので、ここに明記し、
管理運営サイドの猛省を促します。







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ズバッと解決……できません(w
zubacarmain.jpg

今日の御題は『快傑ズバット』登場のズバッカーです。
この作品は1977年2月から全32話が放映されましたが、本数が中途半端なのは
前作の『忍者キャプター』が打ち切られ、急遽、その枠に押し込まれたからだと言われています。
まぁその内幕はどうあれ、宮内洋の「ヒーロー演技」にアブラが乗り切った頃であり、
小林旭の「渡り鳥シリーズ」のリメイクというかパロディとして製作されたようなものなので、
変身ヒーローが日本全国で生身のヤクザと対決するという狂った世界が繰り広げられ、
本放送時にはそれほど好評とは言えず、後番組はアニメになってしまいましたが、
その後の再放送やビデオソフト化により評価はどんどん高くなり、
今日では、ヒーロー役者としての宮内洋の最高傑作と捉える層も少なくありません。


zubacarstill.jpg

このズバッカーですが、ズバットスーツ同様、飛鳥五郎が設計したモノなので、本来は宇宙探検用の装備
だったと考えるのが自然ですが、それがなぜ「原子力エンジン搭載の時速350kmのスーパーカー」
になるのかは考えたら負けでです(爆)。たぶん早川さんがねじ曲げちゃったんだろうけど…。

このズバッカーのベース車ですが、御覧の通り、大改造が成されているので何とも言えませんが、
ヘッドライトの二灯が斜めにつり上がった配置は、とある絶版稀少名車を思わせます。
skylinesports.jpg

そう、このスカイラインスポーツですね。『快傑スバット』の製作時なら15年落ち前後でしょうが、
元々バカ高値の稀少車で60台程度しか製作されてなかったという幻の車を、
まさか改造ベースに使ったとも思いたくないので、ベース車は不明ということにしておきましょう…。


さて、ミニカーの解説ですが、『忍者キャプター』が不評でポピーがスポンサーを降りたため、
この番組はタカトクトイスの提供となり、このズバッカーはタカトクのZ合金シリーズとして出ています。
本来、このZ合金のZとは亜鉛の元素記号「Zn」にちなむそうですが、ZUBATのZだと
考えるとタカトクがこの作品の提供をするのは運命だったんでしょうね!(笑)

zbacar3sides.jpg

三面図はこんな感じで、全長は前部の突起があるため約15cmとやや大きめです。
座席の後ろに2つスイッチがあって、一つは定番ギミックのズバットの射出、
そしてもう一つはこのズバッカーのウリの「フライトスイッチ、オ~ン!」の再現です。
ちゃんとTVと同じ方式で開いて、後ろのロケットエンジンも倒れるので、

flightswichon.jpg

こんな感じで飛行シーンを再現でき、後ろのプロペラもちゃんと回るという芸の細かさです。
その他に、ロケットエンジン部からミサイル発射という、実車に無いギミックも付いていますが、
「ミサイル発射」も定番ギミックなんで仕方ないでしょう(笑)。

この作品はタカトク提供でしたが、幸か不幸か、今日は倒産してしまっているので、
このズバッカーもキャラウィールのラインナップに加わっています。
zbacaroyako.jpg

タカトク製と並べるとこんな感じで、フライトスイッチやプロペラ、ロケットエンジンは動かないので
ギミックではタカトク、プロポーションではキャラウィールの方がいい出来映えでしょうか?


という訳で、今回は「ズバッと解決!」とはいきませんでしたが、
まぁ、あえてはっきりさせないままの方がいいことも多いのがこの世の常、
ということにしておいて下さい(笑)。




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輝く、イナズマ!
raizingomain.jpg

今夜の御題は『イナズマン』で1973年10月からNET(現テレビ朝日)系で放映された特撮番組です。
この作品は『ミュータントZ』というアニメ作品の企画が元になったそうですが、さらに遡ると、
石森章太郎先生の『少年同盟』や『ミュータントサブ』等のマンガの映像化ということになります。

syounentankoubon.jpg

『少年同盟』は1962年に『少年』誌に連載されたバージョンと1967年に『朝日小学生新聞』に
連載されたバージョンがあり、この単行本は『朝日小学生新聞』版をまとめたものだそうです。
「少年少女たちが制服に身を包んで悪の組織と戦う」という構成はこの時期の少年マンガに
よくありましたが、そこに青年の変身ヒーローの要素を足して再構成した訳ですね。

syounezissya.jpg

少年同盟はちゃんとこうして『イナズマン』の前半では登場しましたが、話がだんだんとハード化し、
ついには『イナズマンF』と改題される後半ではオミットされてしまいました。
この作品の後半のハードさは今でもよく語り草になっていますが、少年同盟と協力するイナズマンの姿も
もっと見てみたかった気もします…。


rizingo3sides.jpg

今日、お見せしているミニカーはポピニカのライジンゴーです。イナズマンの愛車として
地を走り、空を飛ぶこのメカは、内部に犬の脳を内蔵しているという設定があるそうですが、
今だったら、愛護団体からクレームが来そうですね(笑)。

全長約10cmのこのミニカー、最初はルースを買った後に箱入りミントで手に入れましたが、
劇中の飛行形態のミニチュアを模型化しています。

raizingogasatu.jpg

ビデオから取った画像なので、若干画質は悪いですが、タイトルの最後に 
♪輝くイナズマ 平和の光♪というフレーズにのって、この飛行ライジンゴーが登場するシーンは
身震いするほどカッコ良かったし、このポピニカもこの時代にしてはけっこう頑張って
よく似せているミニカーだと思います。


raizinopen.jpg

ギミック的には口が開き、内部から二連でミサイルを発射する他に、下顎のヒゲ(?)も可動し、
さらに羽根が90℃曲げられるのと、助手席に玩具オリジナルの砲座が着けられますが、
それは今回オミットしています。

このポピニカのライジンゴーは当時大ヒットしたし、近年、イベントで限定再販されたこともあるので、
初版ミントにこだわらなければ、再販のないジョーカーよりは手に入れ易いんじゃないでしょうか?


このライジンゴーには、走行用車両もあり、そちらはキャラウィールでミニカー化されています。
charaizin.jpg


こちらはいすゞのベレット1600GT-Rがベース車だということにされていますが、
かなりの改造が成されているようなので、真相やいかに?

beretta1600.jpg

ちなみにこれがその、いすゞのベレット1600GT-Rですが、だいたいのボディーの形状は似てますね。
今となってはこの名車を改造するなんてトンデモナイという感が強いですが、
当時のことなので、きっとかなりのポンコツ車体を使ったんだろうと想像することにして、
その問題からは目をそらすことにしましょうか?(爆笑)。


テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用



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