キャラクターミニカー秘密基地
劇中車キャラクターミニカーを中心に 陸海空で大活躍するスーパーメカの模型が集まる秘密基地でしたが、開始後7年を迎え「映像作品に登場の様々なキャラの玩具」を紹介するブログとして拡大再開店です
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FZIRO

Author:FZIRO
ミニカーコレクターからも、
合金コレクターからも異端視される
劇中車のキャラクターミニカー、
それも標準スケール物を中心に
ひたすら集め続けています。
マイナーなジャンルでしたが
この頃はキャラウィールや
カーズのおかげで、少しは
市民権を得られてきたかな?(笑)
なお、このブログの内容は、
いわゆる「日記」ではないので、
コメントや御質問があったら、
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ちょう~でんし~ バイオマ~ン!
bioturbomain.jpg
カゼひいてちょっと寝込んでたんで更新ペースが落ちましたが、なんとか立ち直っての
今回の東映シリーズ第3弾(笑)は、『超電子バイオマン』よりバイオターボです。


biomanmenber.jpg
1984年2月から1年間、テレビ朝日系で放映されたこの戦隊は、
初めて正規女性メンバーが二人になった戦隊として記憶に残りますし、その二人が、
ボーイッシュ(赤い服)な矢島由紀、カワイコちゃん(ピンクのブラウス&白スカート)の牧野美千子
という、魅力をちゃんと分けてあった点もポイント高かったです(笑)。
しかし、そのうちのボーイッシュなイエローの方がわずか10話ほどで謎の降板をし、
それもいきなりの失踪に近い降板だったため、苦肉の策で儲けた殉職の回でも、
変身スーツを着たままという事態となり、今に至るも様々な憶測を呼んでいる始末です。
netが発達してる今ではこういう封殺も難しくなりましたが、この頃はいくつかの紙媒体に圧力をかけて
書かれないようにすればオッケーだったため、こういうことはよく行われていたんでしょうねぇ…。

2代目イエローフォーとして登場したのはこの方で
newyellow4.jpg

アーチェリーを取り入れたアクションは素晴らしかったんですが、美しさは今一つでしたかねぇ…。
急遽、新人さんを繰り上げたんだろうから、あまり高望みをしてはいけないんだけど、残念です……。

女性陣と言えば敵方のファラ&ファラキャットもそこはかとなく百合の香りを漂わせていたんで、
この番組には正義と悪の百合対決みたいな感じも若干有りましたねぇ(笑)。


biosilva.jpg
それから後半出てくるバイオハンターシルバがこの作品のキモでしょう。
ハカイダーを意識してデザインされたというフォルムは悪役として秀逸で視聴者の印象にも強く残り、
離ればなれになった戦闘用ロボバルジオンをさがす「バルジオンさえあればっ…」というセリフは、
当時のトクサツ芸人たちの絶好のネタになってました(笑)。
トクサツ芸人とは関西系の特撮マニアで、あちこちでマンザイ的な特撮コントを繰り広げてたもんで、
バイオマンをやるときには絶対、 ♪オンナが二人で、(チャッチャッ) バイおま~ん♪ って
やってましたねぇ(爆  これを最初聞いたときには、宮内タカユキさんのあのカッコイイ主題歌から
こんなシモネタ発想をする彼らに心底呆れ返ったもんです(ホメ言葉w


bioturbocard.jpg
クルマはこのトレーディングカードに見られるように全体的な感じはスポーツカー的になりました。
フロントの感じがナイトライダータイプのトランザムやC4コルベットに似てなくもないので、
そのあたりをベース、あるいはモデルにして作ったのかもしれませんが、これも特定は難しそう…。
さすがに前戦隊の流用は無さそうですが、他の東映ヒーローからの流用の可能性はあるでしょうし…。


bioturbo3sides.jpg
お見せしているミニカーは「ハイダッシュ・バイオターボ」という商品名で、
前作と同じフリクション動力のプラ製ミニカーです。大きさは約11.6cmで標準スケール相当ですが、
実車に較べどこか4WDを引きずっちゃったような丸っこいプロポーションなんで、
これだけ見てたらまた初代RX7みたいにも見えますね~。
今回はフリクション動力に連動して天井部のパトライトが回転する不思議なギミック付きですが、
これ、実車はどうだったかなぁ?(笑) 


それからホイールの横に突起物がありますが、これは007的敵車破壊装置ではなく、
biotubohakonori.jpg

こんな風にアクロバット走法をするためのウイノーバギミック(from『ダイヤモンドは永遠に』)で、
結局は007ネタでした(違
フィギュアはケシゴム素材で、手持ちの品にはグリーンツー、ブルースリー、ピンクファイブの3人が
乗ってますが、前席で片手を挙げているのがグリーンで、後ろがブルーの個体もあるので
(単なる乗せ間違いじゃなく、人形のポーズが違う)、成型色にバリエーションがあるようです。


biomanhensingo.jpg
この戦隊、変身後の姿がロボ的というか未来的で、出渕デザインは今見ても素晴らしいし、
名前のセンスもブルー・スリーというようにシャレが効いていましたね(笑)。
「~戦隊」じゃない「超電子」という戦隊名もひねってあったりして、
そろそろマンネリを意識した作風になってきたようです。
でもこの時点ではまさかこの後延々と、20年以上続くとは誰も考えてもいなかったでしょうし、
戦隊シリーズの人気は本当に根強いなぁと改めて思います。



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ダイナマイト、どんどん!(違
dinamachinemain.jpg
今回の御題は『科学戦隊ダイナマン』ですが、実は私にとっての戦隊シリーズとのつき合いは、
最初の『秘密戦隊ゴレンジャー』の時にすでに中学生だったんで、
当初はともかくも、途中からのギャグ路線に馴染めないまま見るのを止めてしまって、
以降、リアルタイムでは戦隊シリーズ自体を敬遠するようになってたんですよ。

それが旧『宇宙船』で『電磁戦隊デンジマン』以降がプッシュされるようになりチョロチョロ見て、
続くゴーグルピンクの声にはすっかりやられてしまったので(笑)、
この『科学戦隊ダイナマン』は1983年2月の放映開始から見てました。


dainamadokan.jpg
特に5人揃っての名乗りで、後ろで5色のダイナマイトがドカ~ンと爆発するのには
爆笑もとい激カッコよくて(笑)、ゴーグルピンクの声と同じくらいのインパクトがありましたねぇ…。

それからこの物語、敵も味方も美形ぞろいなのも特徴で、特に敵方のジャシンカ帝国の方々は
カー将軍、メギド王子、キメラ王女、後半参加の女将軍ゼノビア等みなカッコイイ(・∀・)! 

zenobia.jpg
ゼノビアを演じるのは久しぶりに特撮にレギュラー出演となる藤山律子さんで、
『レインボーマン』のオルガや『電人ザボーガー』のミスボーグでお馴染みの迫力演技は健在でした。
私にとっては『金メダルへのターン!』の大河マリ役に多田きみこ名義で出ていたのが
この女優さんを憶えた最初だったので、そのあとはグレまくりビッチ路線一直線だったのが
当時はちょっと悲しかったもんですが、今となってはソコがイイと思うようになってますが何か?(爆)
この『ダイナマン』でも、最後は……な姿になってしまいますがその身も蓋も無いところがいいなぁ…。
どうかそのシッポで思い切りビシッと(;´Д`)ハァハァ
でも藤山さんってば、たまに1回限りのゲストで出てくるときは、けっこう優しいお姉さん役も
演じてらしたんですよね~。そういう時は普段のビッチとのギャップがまた(;´Д`)ハァハァ

zenobiaart.jpg
ちなみにこのゼノビアですが、日本人にはあまり馴染みが無い名前だけど、
西洋文化圏では3世紀にローマ帝国に抵抗したパルミラの女王として
「最も傑出した敬虔なる女王」との称号を持っていたほどの美貌と実力を兼ね備えた
有名な女傑だったようです。そういうところから名前を持ってくるあたり、シブいですよね~。


dynaman2.jpg
え~話がそれまくったんでモトニモドシテ、ダイナマン側にはあまり興味無いんですが(爆)、
こっちもけっこうハンサム系の人が揃ってました。紅一点であるダイナピンクの萩原佐代子さんは、
やっぱユリアンの印象が強いですよねぇ。まぁでもあの頃よりは化粧がうまくなってたかな? 
この方も今もあまり変わらないのが素晴らしいです。
一番左の夢野久太郎総司令を演じるのが島田順司さんで、沖田総司役で有名な俳優さんです。
ボス役に時代劇の大物を持ってくるあたりいかにも東映のキャスティングですよねぇ…。

 
dinamachine.jpg
今回の移動メカのダイナマシーンは前回同様の4WDですが、今度はオーソドックスなボディです。
何かの流用ってより、FRPで作成したっぽい感じですが、写真で見る限りタイヤのパターンは
同じなので、下手したらゴーグルクーガーのシャーシを流用したのかも知れません。


dinamachine3sides.jpg
今回のミニカーもバンダイ発売のプラ製玩具ですが、今回は電動ギミックが取り除かれ、
フリクション動力となり(トホホ)、名前も「ハイダッシュ・ダイナマシーン」に変わりました。
たぶんコレ、前作のゴーグルクーガーを画面通りに砂場とか砂利道に持ち出して遊んで、
電動メカをブッ壊したあげくのクレームがいっぱい来たんじゃないでしょうかね~? (笑)。
以前お見せしたサンドバルカンが同じようなフリクション動力だったのでその頃に逆戻りとも
言える訳ですが(笑)。大きさ的には実寸10.3cm程度のおおよそ標準スケールです。


この『科学戦隊ダイナマン』から本編時間が5分短くなり、そのため駆け足展開になったんですが、
それが逆にハイテンポの、まさにダイナマイトド~ンド~ンな緊張感を生み(笑)、
作品全体としては極めて快調でした。そしてその緊張感を保ったまま、
次回作の『超電子バイオマン』が始まるわけですが、それはまたのお楽しみに……。




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可憐な戦隊ヒロインのハシリ!
goglecogermain.jpg
久しぶりの東映ヒーローは戦隊シリーズの『大戦隊ゴーグルV』です。『サンバルカン』『デンジマン』と
ジープ型の地味なクルマが続いたので、今回のゴーグルクーガーは久々のスポーツカータイプで
うれしいんですが、この何というか、巨大な4輪はいったい何なんでしょうか?(苦笑


gogletoreca.jpg
上の写真はトレーディングカードからトリミングしたものですが、
ゴレンジャーやジャッカーでは装備されていた装甲車タイプとスポーツカータイプを
1台で両立させようとした苦肉の策なのか、それともすでに芽生えていたミニ4駆ブームを
取り込もうとしたのか、さてどっちなんでしょう?(笑)

ボディそのものは初代RX7っぽい感じもするんで、ひょっとしたら『バトルフィーバーJ』で
使った車体を無理矢理改造したのかな?(笑)
元からの設計ならまだしも、本来は乗用車を改造したこんな腰高マシンに
レッド以外の4人も乗り込んだらメチャメチャ安定が悪いような気もしますが、

couger2.jpg
タイトルバックではこんな風に荒れ地の走行もこなしているので、
安定性はそんなにバカにしたものでもなかったんでしょうね(笑)。
それとも似てるのは外見だけで、ベースはそれなりの4WD車なのかなぁ?


coger3sides.jpg
このゴーグルクーガーはポピニカは出なかったんですが、ほぼ同じサイズのプラ製玩具の
実寸11.5cmのモノが「4WDゴークルクーガー」という商品名で発売されました。
単3乾電池1本で走るんで、ポピニカを止めてこういう企画で出したってことは
やっぱミニ4駆を意識した部分もあるんでしょうねぇ…。
上の実車の写真と見比べると明らかにタイヤが4駆風に大げさになってるし(笑)。



goglepink2.jpg
『ゴーグルV』と言えば、桃園ミキこと大川めぐみさんの魅力が忘れられませんね。
目がパッチリのスレンダー美人で、しかもアニメ声! 

goglepink1.jpg
このタイトルバックの映像が示すように新体操を取り入れた武器と動きで戦うという
思い切り色モノ的ヒロインなんですが、この容姿と声でやられちゃったら、もう何でもアリです!(爆

戦隊ヒロインはそれ以前にも魅力的な人が多かったけど、このサイキョーのアニメ声には
当時私も仰け反りました(笑)。彼女はその後、旧『宇宙船』誌のカバーも飾ったりして、
当時の大きなお友だちの心に焼き付くヒロインになりましたね。
その後はまぁいろいろあって、今は海外在住でインタビューも難しいらしいのは残念ですが、
私はひょんなことから10年ほど前にお目にかかったことがあります。
東京オモチャショーでコンパニオンをされていて、「大川めぐみさんですよね?」って聞いたら、
大変よろこんで下さいました(笑)。なんでも、コンパニオンの仕事はお友だちのピンチヒッターで
急にやることになったそうなんですが、全然昔と変わらない容姿と声(笑)で本当におキレイでした!
megumiutyusen.jpg
あいにくその頃はカメラを持ってなかったので写真は撮りませんでしたが、
後日また行って旧『宇宙船』vol16折り込みのブロマイドにサインを頂いたのが上の写真です。


gicmiki.jpg(参考画像)
桃園ミキは最近でも食玩のガールズインコスチュームに取り上げられたりもして
人気の高いヒロインなんで、ぜひ、大川さんにもまたみんなの前に出てきてほしいと思いますねぇ。

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スパルタンな男のスパルタンなマシン
keisukefd.jpg
『頭文字D』の3回目は高橋啓介のRX-7・FD3Sを取り上げます。
『頭文字D』の作品世界で初めて拓海のハチロクの餌食になったのは、
秋名スピードスターズとの対抗戦を明日に控えて下見中の啓介のFDだったのですが、
以降、啓介と拓海との宿命のライバルかつチームメイトとしての歴史が始まったのでした。
兄の涼介とは違い直感で走りを組み立てるタイプの啓介でしたが、それだけに苦手な理論的な部分を
飲み込んでからの上達はめざましく、その勉強の動機となったのが拓海への敗北だった訳ですから、
啓介には偉大なる師の涼介も、競い合うライバルの拓海も、無くてはならない存在だったんですね。

啓介はプロジェクトDを結成してからは「登りコースのエース」として活躍します。
そのマシンであるFDも、土坂峠で汚い連中がワザとぶちまけたオイルに乗って事故った後に
徹底した改修を受け、初期とは較べモノにならないほどの戦闘力を身につけていますが、
何せ、GT-Rの34Rに勝っちゃうんだから恐れ入ります。

aoshimapramohakoe1.jpg
こちらの青島の1/32プラモの箱絵に見られるのが初期型ですが、
ライトは標準のリトラクタブルのままで、ウイングも控えめです。
これと外見は全く同じ形で色が黒いFDが啓介に想いを寄せる恭子のクルマとして登場し、
そのシングルターボの特性を活かした走りで啓介をそれなりに苦しめたり、
土坂峠での事故の時は啓介がそのクルマに乗って走ったこともありました。
で、その際にかいま見せた啓介のかつての戦闘力(ヤンチャ)も恐れ入ります(爆

keisukefd3sides.jpg
啓介のノーマルに近い外観のFDがこの3面図のように思いきりレーシーに大改造されるんですから、
「関東征服」というプロジェクトDの掲げる目標の元に、しかもマシンのパワーがモノを言う「登り」で
勝ち続けることが、いかに困難であるかということがよく解ります。
お見せしているミニカーはエスケイジャパン製のプライズ品で、プラ製のラジコンカーです。
全長約13cmあるんで、スケール的には1/36程度でしょうか?
今でこそ、1/43のミニカーも出ている啓介のFDですが、ホンの数年前まではこのプライズ品が
一番、手に入れやすい標準スケールに近い商品でした。



『湾岸ミッドナイト』の方ではFDはまず、かつては谷田部の最高速トライアルで鳴らした
外車ブローカーのマサキのクルマとして、RGOの後藤が組み上げたマシンが登場します。
wanganmasakifd.jpg

このフジミのプラモの箱絵に見られるように、白(または銀)のボディを持つこのマシンは
ブラックバード&悪魔のZとのバトルで300km/hを目前にしてエンジンブローしてしまいますが、
以降、物語に深く関わってくるRGOの初登場編として印象に残ります。
そのオーナーの大田は、暴走族からチューナーに転身しtopチューナーとして君臨していましたが、
いつしかクルマへの情熱は冷めかけ、実際の作業もチーフメカニックの山中にまかせていました。
しかしカワイイ後輩であるマサキの熱望でひさびさにFDを組み上げ、カンペキな仕事ブリを見せます。
そしてこの時取り戻したクルマへの情熱で、以降、物語に親子で絡んでくるのでした。

その他には伝説のプライベーター林がチューンしたオキの駆るマシンが登場し
アキオが乗るFCと戦ったりもしますが、これは城島戦の前座的バトルでしょう。
その後もまたRGOチューンのマシンが、かつてFDマスターとよばれた荻島によって
運転され登場しますが、さすがに何度も続くと、ちょっと印象は薄いようです(笑)。

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FCに宿る男の意地
fcmain.jpg
『頭文字D』の2回目は「赤城の白い彗星」こと高橋涼介のRX7(FC3S)です。
劇中でのバトルの順番からだと啓介のFDが先ですが、とある理由でこっちを先にやります(笑)。

1985年に登場したRX7の2代目は、先代のフィアットX1/9風のデザインから全体的に太くなり
ポルシェ924そっくりになりました。そのスタイリングは賛否両論ですが、
まさに「プアマンズポルシェ」そのものなんで、この言葉が本来持つシャレっ気が解らない
ヤボ天には評判が悪かったんじゃないでしょうか? 

fcfdpramo.jpg
FCは『頭文字D』連載開始時にはすでに後継のFDに変わっていたんですが、
そっちは全体的にスパルタンな感じがするのでやはり弟の啓介の方に相応しく、
冷静な兄の愛車をFCにしたのはなかなかシブイ選択だと思います。

高橋涼介は大病院の跡取り息子で、1年間の期限付きで彼が長年培ってきた「公道最速理論」の
完成を目指すために、弟とそして拓海をも仲間にした「プロジェクトD」を結成する訳ですが、
遠征費用は全て涼介持ちという高い遊びを続けるだけの財力があるんだから、
なにも型落ちFCを愛車にせずとも、それこそ本物のポルシェだって買えるだろうに
という気もするんですが、そこにツッコむことはこのマンガのタブーでしょう…。
あ、あと1年という期限を気にするのもやはりタブーで、こっちは営業的な面で(笑)。

涼介のバトルは連載初期の拓海のと、ランエボ軍団の頭の須藤京一との二戦が主なもので、
一勝一敗の成績です。前は涼介が「白い彗星」としてブイブイ言わせてた頃の外伝が
いつか書かれるかもと期待してた頃もあったけど、もはやその実現は望み薄でしょうねぇ…。



このFCは『湾岸ミッドナイト』でも重要な役割で登場します。城島洸一のエピソードがそれで、
雑誌にTVに活躍中の売れっ子の自動車評論家である城島は、かつてゼロという
チューナーショップに属した走り屋で、その際に組み上げたFCは5年経った今でも
TOPチューナーたちの記憶に刻まれているほどの素晴らしい完成度を誇っていました。
今ではTVや雑誌の向こうの一般大衆向けに極めて薄っぺらい内容のコンテンツを制作することに
慣れきっていた城島でしたが、TVのアシスタントを務めていたレイナに誘われ、
昔のチューナー仲間や、アキオと悪魔のZ、島とブラックバードらと出会うことによって
徐々に昔の情熱を呼び覚まされていくのでした。
国産チューン車の凄さを知り尽くしている彼が、中級者以下が読む雑誌向けに
「ポルシェターボに適うクルマはいない」とか、チューンすれば500馬力は当たり前のこの現在に
「400馬力以上のパワーは危険だ」等の心にも無いことを書かねばならないという非条理さ……。

心の張り合いを失った彼は、かつで自分が輝いていた頃の象徴であるあのFCを探しだし、
ふたたび湾岸で走り出そうとします。城島たちの技術の結晶だったそのFCは、
御殿場でガソリンスタンドを営む「伝説のプライベーター」こと林に引き取られていたため、
城島は普段転がしていたベンツを売って資金を作り、林に最高の状態に戻す整備を依頼し、
林はかつて北見チューンとも張り合ったその技術をフルにつぎ込んで、城島の依頼に応えます。
この城島のFCは、もともとサーキットトライアル用に組まれたクルマにふさわしく、
リアに大きなウイングを付けているのが特徴でしたが、
その特徴はそのままに最高の状態で城島の執念のクルマは復活したのでした。

wangankizimafc.jpg
こうして仕上がった車体のセッティングを富永に依頼し、慣らしも終えた城島は、
いよいよ悪魔のZとブラックバードに挑み善戦しますが、スピードの危険さとロータリーの限界を
熟知する彼は、300キロを目前にしながらもアクセルを最後まで踏み抜くことはできませんでした…。

wangankizimaface.jpg
しかし、確かな満足感は感じたのか、晴れやかな顔をしてバトルから下りていったのです……。
(画像はアニメ版第26話「選ばれし者」より)


fc3sides.jpg
お見せしているミニカーは、前回と同じコミックトミカEXです。
やはり同じ標準スケールで全長約11cm、つうより、ハチロクとFCの2台セットが市販の状態で、

tomikaset.jpg
しかもこのようなバトルジオラマ風のブリスターに封入されているのでした。

FCの紹介を急いだのはこの2台セットの存在と、『湾岸ミッドナイト』との車種のカブりが理由で、
『頭文字D』と『湾岸ミッドナイト』はそれぞれの主役は互いに遠慮してるようですが、
それ以外の車種はカブりまくりなのです(笑)。すでにレイナと中里のR32が被ってますが、
実はその他にもいくつかあるため並行して紹介できるようにと、一旦『湾岸ミッドナイト』を中断して
『頭文字D』の紹介を始めたのでした(笑)。

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頭文字はT・F?
hatirokumain.jpg
『湾岸ミッドナイト』を三回連続でお送りした後は、もう一方の雄『頭文字D』を取り上げます。
大まかな流れはすでに書いたし、今更、拓海とハチロクについて書いても、
みなさんも周知だと思うんで、私とこの作品の関わり方の歴史などを軽く書いてみます(笑)。

初めてこのマンガの存在を知ったのは今から12年ほど前でした。
その頃顔を出していたオーディオのイベントで参加者の一人が雑誌サイズの「総集編」と呼ばれる
単行本を持ってきていて、イベント自体はつまらなかったので合間に読んでいたら
すっかりハマってしまったのです。内容はシビック乗りの卑怯な庄司慎吾とのバトルで、
たまたまそのイベントの常連の一人と顔がソックリだったのでますます面白がっていたのでした(笑)。

inid5kan.jpg
それで前に遡って普通サイズの単行本を揃え、ブラックエンペラーの京一との再戦あたりまでは
買ってましたが、その中ではこの5巻の表紙が一番好きです。
その後も読み続けることは止めず今に至ってますが、やはり1998年のアニメの登場は驚異でしたね。

ind1st1.jpg
今では慣れっこになってしまったあのクルマをCGで表現するバトルシーン、最初に見た時は
そのリアルさに狂喜乱舞しました。(画像は1st stage第1話「究極のとうふ屋ドリフトより」)
TVで見る前にPS1のゲームも買ってたんで、CGで表現するとどうなるかという感覚は
前もって知ってはいたんですが、TVはそのゲームのプレイ画面よりずっとリアルで大迫力で、
まぁデモシーンがずっと続くようなもんですからね(笑)。
このアニメにもすぐハマったんですが、音楽だけはどうにもガマンがならなかったんですよ…。
トランス系が流行りまくってた頃なんで、全編リズムボックスモロ出しの単調なビートで、
まぁそれは聞き流せばいいとしても、メイン主題歌はおネ~チャンのボーカルが
音外れてて聞いてて気持ち悪いし(苦笑)。
最初のPSのゲームの音楽がヨカッタんだけどなぁ…。

まぁ、そういう感じの些細な不満はありましたが、『サーキットの狼』に熱中した
かつてのスーパーカー小僧にしてみれば、正直この作品に出会うまで
あまり国産車には興味は無かったので、いろいろ調べるいいきっかけになりました。


hatiroku3sides.jpg
お見せしているミニカーはコミックトミカEXです。かつてのダンディと同じ規格の
標準スケール1/43のミニカーで、大きさは約10cmです。


hatirokudooropen.jpg
これもダンディなんでドアは開閉し、リトラクタブルライトも開いて、中はレインボーシール仕上げです。
右側ドアにはこのハチロクのトレードマークである「藤原とうふ店」もちゃんと書かれていて、
このミニカーが正規の『頭文字D』商品であることを物語ります(笑)。

トミカはそれこそトミカサイズで『サーキットの狼』、『湾岸ミッドナイト』、そしてこの『頭文字D』等の
劇中車をミニカー化してますが、『頭文字D』だけは標準スケールのも出したということは、
やはり力が入っていたんでしょう。でも後が続かなかったのは売れ行き不振だったのかな?(爆笑)。

ハチロクに関してちょっとだけ書けば、壊れてからの「グループA用のエンジンをデチューンして搭載」
というチューンアップに燃えました。『サーキットの狼』の流石島レースで一瞬だけTOPに立った
「ニュートヨタ7のエンジンを積んだセリカ」じゃないけど、こういう反則技は夢があっていいですよね。
しかしその後もバトルは白熱する一方で、そのハイパワーハチロクも苦しくなってきてるはずですが、
サブにインプレッサを入れてはみたけど、まだまだ拓海のメイン車輌の座はハチロクが占めそうだし、
藤原拓海はイニシャルはT・Fだけど「D」だというこのタイトルの意味も、
いつかはっきりと解る時が来るんでしょうか?(笑)

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第三の女
reinagtrmain.jpg
『湾岸ミッドナイト』の3回目は、悪魔のZとブラックバードとの間に分け入ってくる
数多くの第3車の中から、その筆頭というかもはや別格の、
この物語の第3の主役車であるスカイラインGTR(R32)を取り上げます。
このクルマを駆るのは売れっ子モデルの秋川零奈で、最初はこの種の物語に必ず出てくる
単なる凄腕女ドライバーとして登場するんですが、やがてレイナが幼少時にアキオの隣に住み
憧れていたという事実が判明すると共に、ライバルから仲間へと変わっていきます。
かといってすぐラブラブな関係に陥る訳でもなく、いわゆる友だち以上恋人未満のままなのは、
アキオのよく言えば透明な悪く言えば無個性なキャラクターと、この物語の根底に流れている
「家庭の暖かみを大切にする者はコースから下りる」というストイックな姿勢によるものでしょう…。

この物語にはけっこう女性の登場する機会は多く、そのあたりモテないあるいは
恋愛下手な登場人物の多い『頭文字D』とは好対照ですが(笑)、
「恋愛(家庭)と公道バトルは両立しない」という基本的姿勢はどちらの作品も同じなようです。

レイナは最初、芸能界のスポットライトを浴びても満たされない心のスキマをR32を駆ることで
埋めていた訳ですが、その走りは直感型のアキオとも冷静沈着な島のそれとも違った、
無理の無いしなやかなもので、その走りの感覚は、悪魔のZのキャブ調整を第一人者である
富永が担当するときも、レイナの意見を重視するようになるほど確かなものでした。


reinawhite.jpg
そのレイナの走りを支えているのが山本(画像右下)によってチューンされたR32で、
少しの妥協もなく機械を追い込んでいく姿勢は北見と同じでありながらも、
決してギリギリのところまで突き詰めるのではなく、少し余裕を残したところで止める
そのマシンチューンの姿勢は、「これまで一人の客も死なせたことのない」という
高い安全性を生み、そこは地獄のチューナーである北見とは好対照です…。
アキオを愛し、いつもその側にいたいと願うレイナは、一度はRGOの800馬力のR33を駆って
アキオを追い越したこともありましたが、その車を自分のモノとすることは望まずに、
アキオを追い越すクルマではなく、いつも追いかけることのできるクルマがいいと、
また山本チューンのR32のハンドルを握りつづけるのでした。
男と同等の実力を持ちながら、肩肘張ってその中に混じることは望まず、
かと言ってチヤホヤされる女の子扱いを望むわけでもない、
男とは違う独立した人間としての女性、それがレイナです。


reinagtr3sides.jpg
お見せしているミニカーはデルプラドから出ていた『週刊カーコレクション 』シリーズ付属のモノです。
レイナのR32は最初は黒、途中からは白(または銀)なんですが、
黒だと『頭文字D』の中里のクルマと同じになってしまうので銀色にしました。
ってのは表向きの理由で、ホントはNO29のコレが倒産処分で投げ売りしてたからですが(爆笑)。
レイナのRにはウイングはあったり無かったりしますが(笑)、コレには付いてるし、
ミニカーとしてはそっちの方が好きなんで切ってません(笑)。
スケールは1/43で約10.2cm。左のドアミラーが破損してますが、
それは地震で陳列棚から落っこちたときに逝っちゃったものです。
破片を見つけて補修したいんですが、なかなか見つからないので絶賛放置中です(笑)。

スカイラインGT-Rは現代の名車中の名車なので、『湾岸ミッドナイト』物語中でも何度も出てきます。
レイナの他にも、グリーンオートの平松が妻とお腹の子供を実家に帰してまで組み上げた
最後のマシンが同じ32Rだったし(実は今回のミニカーはコレに一番近いのですw)、
GTRだけで編成された見かけ倒し集団R200CLUB、大田父娘率いるRGO、
黒木の個人ショップFLATレーシング、商売下手の後藤ガレージACE等々、
R32、R33、R34のどれもがライバルたちのチューニングベースとして登場していますが、
彼らとの熱いバトルの様子は今後また御紹介しましょう…。


それでは最後に悪魔のZ、ブラックバード、レイナのRの3台を使ったイメージショットを。
「湾岸で熱いバトルを繰り広げるZとブラックバードを、一歩引いて追いかけるレイナ」
ってな感じのシチュエーションでしょうか? サイズが大きいのでクリックして御覧下さい。
wanganf.jpg


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宿命の黒い鳥
blbirdmain.jpg
『湾岸ミッドナイト』2回目の今日の御題は、悪魔のZの宿命のライバルであるブラックバードです。
医者である島達也が駆る黒いポルシェは、10年近くも「湾岸エリアNO1」の座にある帝王でした。
大病院の跡取り息子に生まれた彼は、生まれながらにして全てを持つエリートで、
その暮らしの中では満たされない何かを求めてクルマに乗るようになったんですが、
初めて買ったクルマがポルシェだったという、もうどうしようもないほど徹底したエリートでした(笑)。
そうして湾岸を走るうちに自然とできた多くはない仲間の中に、
悪魔のZの前のオーナーがいた訳で、その彼もまた悪魔のZにより命を落とします。
廃車にしたはずの、仲間を死に追いやった悪魔のZが再び走り出したのを知った島は、
最初は今度こそ引導を渡そうと挑みかかって来るんですが、新しいオーナーであるアキオの元で
以前とは次元の違う走りを見せるその姿に驚嘆し、やがて惹かれていきます。
その姿を追ううちにこれまでのブラックバードのセッティングに飽き足らなくなった島は、
ついには悪魔のZを創り上げたチューナーである「地獄のチューナー」こと北見の門を叩き、
彼が悪魔のZに施したのと同等のチューニングを施すことによって、悪魔のZが達している領域に
到達しようとして成功します。以降、悪魔のZとブラックバードとは互いにバトルを重ねながら
そのマシンの完成度を上げていくことになるんですが、バトルとは無関係のちょっとした事故で
ブラックバードは大破したため、島は北見のチューンを受けたときにボディの補修を担当した
高木の協力を再び受けて、ブラックバードを復活させます。
実はこの時のチューンが、ボディを切り刻んで、フレームから組み直し、
外装の大部分はカーボン製のパーツに取り替えるといった大がかりなものだったため、
新しいブラックバードは「次の車検は通らない」1年限りの宿命を持つクルマになった訳ですが、
その後実世界では何年か連載が進んでも、劇中ではその期限は今のところ来ていません(笑)。

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これもフジミのプラモの箱絵ですが、911ターボがベースだったというブラックバードは、
その張り出したフロントと大きな吸風口を持つエアロパーツが特徴です。

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今回お見せしているミニカーはトミカダンディのポルシェ934です。
ブラックバードのリアウイングは初期はミニカーと同じようなポルシェの大型ウィングですが、
大改造を経てからは箱絵のような中が空いている口の字型のモノに変わっています。

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ブラックバードは高名なポルシェのチューンドカーであるルーフ・CTR・イエローバードあたりからの
着想だと思われるんで、本来はそっちのミニカーを使うべきでしょうが、
吸風口やその左右のランプの形状が違うし、そもそも黒いイエローバードのミニカーなんてのが
見つからなかったので次善の策で、エアロパーツが似て無くもないコレにしました(笑)。

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ライト部分に銀色を足した以外はノーマルです。大きさは1/45スケールで、9.4cmです。
ダンディなので左右とリアのドアが開閉します。

あくまでクールな島&ブラックバードと、ひたむきで純粋なアキオの悪魔のZとの対決や
それに様々な思惑で絡んでくる第3車との駆け引きがこの『湾岸ミッドナイト』の大きな魅力ですが、
その思惑や駆け引きはまた追って御紹介しましょう…。

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スーパーカーブームの落とし子たち
あの空前のスーパーカーブームから30年が経ちました。これまでにもスーパーカーブームの再燃は
ランボルギーニやフェラーリがフラッグシップカーの新型を出す度、小規模ながら起こってきました。
中でも1980年代後半はランボルギーニディアブロ、フェラーリF40、ポルシェ959、
そして日本からもホンダNSXと、スター級の車が出そろったので、ちょっと大きめの揺り返しが起こり、
その熱は『サーキットの狼2・モデナの剣』という作品にも結実しました。

まぁそれでも一般庶民にはスーパーカーは高嶺の花であることに変わりなく、バブルも弾け
景気が冷え込むと共に、「手に入らない車に憧れるよりは手に入る車をチューンナップして楽しむ」
という方向性が主流になる、というよりは以前からあったこの傾向がますます強まっていきました。


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『湾岸ミッドナイト』が始まったのは1992年でまさにバブルの弾けてすぐの頃です。
主人公の駆る「悪魔のZ」はスクラップ置き場にあった廃車寸前のS30型フェアレディZで、
それも『サーキットの狼』で魅死魔の初期の愛車として準スーパーカー扱いされていた
レース仕様の432型でないLエンジンのタイプでした。この本来ごく普通の車であるはずの
S30型Zの1台がなぜか特別の性能を発揮し、それに魅せられた天才チューナーたちの手によって
ますます強力な戦闘力を持つようになるのがこの漫画のメインストーリーで、
ライバルのブラックバードポルシェと、極初期に出てきたフェラーリのテスタロッサ以外は、
この悪魔のZとバトルを繰り広げる車たちは国産のチューンナップ車揃いでした。


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1995年に始まった『頭文字D』になると、主人公の愛車はハチロクと呼ばれるスプリンタートレノで、
小型で非力なこの車を勝たせるためにバトルを峠の下り専門にするなど設定の妙が見られますが、
この「非力な車が主役を張る」カッコ良さは、現実でのフォローアーを多数生み、
一気にこのハチロクの中古相場は跳ね上がってしまいました(笑)。

この国産車中心の動きは2001年公開の映画『ワイルドスピード』により盛り上がった
スポーツコンパクト(スポコン)車ブームとも結びつき、国産チューニングマシンは
もはやスーパーカーが買えないからじゃない、スーパーカーをブッチぎる車として
認知されるようにもなりましたが、不景気が絶好持続中で国産車の維持すらも難しい状況と
なりつつあるここ5年あまりは、どうせ憧れるならやっぱスーパーカーとばかり、2004年からは
『カウンタック』・『彼女のカレラ』というマンガが相次いで青年誌でスタートし人気を集めています。

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これら、スーパーカーブームの落とし子とも言える作品たちの劇中車は、
当然キャラクターミニカー界でも大きな勢力を持っていますので、
今回はその中から、作品は『湾岸ミッドナイト』、車は主役の「悪魔のZ」を取り上げます。

img06904949.jpg
このイラストはプラモデルの箱絵だと思いますが、同じ国産チューンドカーを扱う漫画でも
『頭文字D』がバトルそのものの迫力をメインに扱うのに対し、『湾岸ミッドナイト』は
ドライバーやチューナーたちの考え方や生き方にスポットを当てた作風で、
時に雄弁に語られる登場人物たちの車に対する「哲学」は「ポエム」と呼ばれ愛されています。
そのため主要登場人物のキャラの立ち方はハンパではなく、巻数が進み出番が積み重なっていった
キャラクターたちはまるで生きているように印象も濃くなっていきますが、
それと反比例するかのように、作者の楠みちはるの画風の変化によって、
どのキャラも同じような顔立ちになっていってるのは笑えます。
それから主人公のアキオの印象だけが薄いというか、透明なのもこの作品の特徴で、
「悪魔のZに初めて本当に認められたドライバー」という基本的な設定以外は
完全な狂言回しに甘んじています。

akumaz3sides.jpg
今回お見せしているミニカーはトミカダンディのZ432を改造したモノです。悪魔のZのミニカーは
アオシマから1/36というハンパなスケールのモノが出ていたのですが、ここはやはり標準スケールで
欲しかったのでそれは買わずに、ダンディの改造で作り上げることにしました。
最初の方に書いたとおり、悪魔のZは432ではないんですが、オーバーフェンダー付きのために、
432のミニカーをベース車に使っています。そしてフロント下に装着されているのが、
「悪魔のZ」の最大の特徴であるエアロパーツです。

240zg.jpg
Zの空力パーツと言えば、240ZGに装備されてるZノーズが有名ですが、
悪魔のZにはそれはありません。マンガでは一度だけ付けたことはあったんですが、
やはり不評だったのかすぐに外しています(笑)。
このミニカーのパーツはプラ板削り出しの完全スクラッチビルドですが、このエアロ部分、
実は連載時期によって微妙に形が違っており、「改良した」と劇中で語られている訳ではないので、
たぶん作者の気まぐれだと思います(爆笑)。色も本来はミッドナイトブルーのはずなんですが、
最近のはどう見ても少し緑ががってるんでそのイメージで塗っています。


単行本も40巻を越え、そろそろ国産車で戦うべき車が払底しだしたこの『湾岸ミッドナイト』でしたが、
はっきりと終了とは唱っていないものの、いきなり副題として「C1ランナー」というフレーズが付き、
読者を驚かせましたが、新登場のキャラがかつての作者のマンガ『TOKYOブローカー』に出てきた
ノブという小僧っぽいことが指摘され、意外な作品のクロスオーバーにさらに注目を集めています。
このノブがどう作品に絡んでいくのか? さらには今のところまだ出てきていないアキオは
この新章には登場するのか? 謎は謎を呼び、しばらくは目が離せそうにありません。



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特殊な趣味を扱うこのブログですが、それでも一日に3~5件くらいのスパム書き込みがありまして、
これまではお知らせメールが来しだい、手動で削除していたんですが、
その際のウッカリミスで、せっかく書いて頂いたコメントを削除してしまったことが何回がありました。
そこでそういうスパムを防ぐために、コメント書き込む際の認証システムを導入しましたので、
お手間かとは思いますが、どうか御協力お願いします。m(_ _)m

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