キャラクターミニカー秘密基地
劇中車キャラクターミニカーを中心に 陸海空で大活躍するスーパーメカの模型が集まる秘密基地でしたが、開始後7年を迎え「映像作品に登場の様々なキャラの玩具」を紹介するブログとして拡大再開店です
プロフィール

FZIRO

Author:FZIRO
ミニカーコレクターからも、
合金コレクターからも異端視される
劇中車のキャラクターミニカー、
それも標準スケール物を中心に
ひたすら集め続けています。
マイナーなジャンルでしたが
この頃はキャラウィールや
カーズのおかげで、少しは
市民権を得られてきたかな?(笑)
なお、このブログの内容は、
いわゆる「日記」ではないので、
コメントや御質問があったら、
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その花言葉が示すもの……
stelthmain.jpg
なんかTVスペシャルで『ルパン三世vs名探偵コナン』というのが作られるという
衝撃のニュースが飛び込んできたんで、今日の御題は久しぶりの『ルパン三世』です。
TVスペシャルつながりってことで、ルパンファンには評判の悪い作品が多い
一連のTVスペシャルの中では、そんなに出来映えが悪くない「燃えよ斬鉄剣」を取り上げます。
この作品、山田康雄さんがルパンを演じた最後の長編作品となり、かなり体調が悪い中で
アフレコされたようで、かすれ気味の元気のない声に本放送当時はとまどったものでしたが、
その後、エッソのコマーシャルや次の劇場用作品の最初のCM等で
そこそこ元気なルパンを演じてらしただけに、あんなに早くお亡くなりになるとは思いませんでした。

dvdjake.jpg(vapより発売)
あの物議を醸した『風魔一族の陰謀』以来、久々の五エ門が主役のエピソードで、
忍者軍団との戦いや斬鉄剣にまつわる秘密、さらには五エ門の幼なじみの美女の登場と、
いかにもそれらしい道具立てにあふれた作品です。
許嫁の紫が待ってるはずなのに桔梗といい感じになる五エ門に多少違和感を憶えながらも(笑)、
ルパンファミリーに関しては1stシーズン風の作画だったおかげもあってそこそこ楽しめた作品でした。


moeyozantetuken 2009-01-19 15_57_47_578
そのクライマックスに登場するのが、斬鉄剣より硬い超金属を材料に使った、ステルスのB-2を
巨大化し、エッジを研ぎ澄まして斬鉄剣以上の切れ味を持たせたモンスター飛行機で、
五エ門の誇りと意地をかけた斬鉄剣との壮絶な一騎打ちが繰り広げられます。
アメリカが「隠し持つ」ステルス機は写真撮影すらも制限されているので、
こういう運用はあり得ないんですが、そこがルパン三世ならではの破天荒さでしょうか?


B-2 Spirit
こちらが実機の写真ですが、こういう全翼機はパルプSF時代の夢の機体だったし、
1953年の『宇宙戦争』にYB-49の試作機の実写フィルムが使われたのを見て以来、
実現を心待ちにしてただけに、1980年代終わり頃、
このB-2の写真が公表された時はワクワクしましたねぇ…。

Jack Northrop
ちゃんと開発もYB-49と同じノースロップ社が担当し、その機体の失敗により航空工業界を
引退するハメにも陥っていた創設者のジャック・ノースロップの夢を叶えただけでなく、
まだ完成前の1980年に余命幾ばくもなかった病床の彼の元に、最高機密であるB-2の精密な
模型を作って届けさせ、彼に「今こそ、神が25年の余生を私にお与えになった理由が分かった」と
涙を流させたという粋なエピソードも伝えられています。
タッカーもそうでしたが、何かを作るために全力を注いだ人の努力は、
たとえ商業的には成功しなくても、何らかのかたちで報われてほしいものですよね…。


stelth3sides.jpg
お見せしてるのはTootsietoyのHARD BODYというシリーズのB-2 Stealth Bomberです。
翼長18cmのダイキャスト製で、15年ほど前にホンコンのトイザラスで買ったモノです。
当時はまだ日本にザらスがなかったため、ほんとカーゴいっぱいの買い物をしまくった時に
ついでに買ったモノでした。約15香港ドルで当時のレートが20円なんで、約300円になりますねぇ…。
当時は日本の100円ショップではまだこういうオモチャは売ってなかったんで、
300円でダイキャスト製のステルスが手に入る訳もなく、大喜びで買った記憶があります。

stelthpake.jpg
Tootsietoyというブランドも古くからのミニカーマニアには懐かしく、この品も生産こそは中国ですが、
ブランドそのものはシカゴだったのも買う気になった大きな要因でした。
そういう雑玩だし、気まぐれで買ったため、そのまま未整理荷物に埋もれていたのを最近発掘し、
いろいろ調べていたら「燃えよ斬鉄剣」に登場していたことに改めて気づき、
今回こうやって、もうパッケージはヨレヨレですが、当ブログに登場した訳です(笑)。
親に最初に買ってもらったミニカーがルパンと縁が深いクルマだったこともあるし、
よっぽど私とルパンはオモチャ的に縁が深いのかも知れません…。


話を「燃えよ斬鉄剣」に戻せば、幼なじみの桔梗は五エ門を裏切り敵に回る訳ですが、
これは意外でも何でもなく、ハデハデのキャラにせよ、その「変わらぬ愛」という花言葉を持つ
桔梗という名前にせよ、それから松井菜桜子の声にせよ(笑)、裏切りフラグ立ちまくりだったんで、
見てて当然でしたね。最後は五エ門の心にいくらか傷は残ったでしょうが、紫がいるというのに、
下手したら彼女とも面識がありなおかつ、同じ紫色の花である桔梗なんかに
のめり込んだゴエが悪い! と女性ファンなら怒っちゃうんじゃないでしょうかねぇ(爆

エンドタイトルで、水底に沈みゆく龍の置物をじっくりと映しながら流れる平井菜水が歌う主題歌
「想い出があなたを離さない」が印象的で、しっとりとねっちりの中間くらいの曲調と歌声は、
実は桔梗も内心では密かに五エ門を愛していて、本来は「隠れる」意味のステルスというのも
それに掛けてたんじゃじゃないかとの思いも感じさせ、余韻の残るエンディングになってました。

lupintvbestcd.jpg(vapより発売)
この歌も含めTVスペシャルの主題歌は、本編の出来映えがイマイチな作品が多いため
省みられることは少ないですが、悪くない曲も多いしベストCDも出てるので、
機会があったらお聴きになってはいかがでしょうか?



conalupin.jpg
しかし、『ルパンvsコナン』かぁ……。
『名探偵コナン』に関しては興味の対象外なんで、
放送されるまでにある程度は情報を仕込んでおかないと楽しめそうにないな…。

まさか今年のTVスペシャルはこれ一本ってことになるんでしょうか?
3月放送ということなんで、OVAだったけど去年の『Green vs Red』みたいな特別版ということで
放映局の日本テレビさん、どうか別カウントにしてくれないでしょうかねぇ…。

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元祖の意地を見せつけた戦車
今日の内容は戦車の歴史の自分用おさらいなので、ミニカーの写真は後でお見せします。
どうかまたおつきあい下さい。m(_ _)m

世界で最初に戦車を実用化したのはイギリスで、その1916年に登場した車体は
Mark_I_.jpg
マーク1と呼ばれ、このように菱形をしていました。
まぁ要はキャタピラがそのまま動き出したみたいなもので、攻撃兵器よりは、
歩兵の支援をするための移動要塞的な役割が大きかったそうです。
戦車のことを「TANK」と呼ぶことがあるのも、この秘密兵器が敵に漏れないための秘密コードとして、
形が似ている「水槽=タンク」と呼んでいたことの名残なんだそうです。
こういう形なもんで最初の頃の武装は、中にいる兵隊が機関銃を撃つのがせいぜいでしょうが、
それでもこんなバケモノがいきなり襲ってくる状態に置かれた敵兵士はパニックったでしょうねぇ…。

やがて武装が強化され、フランス製のルノーFT-17という軽戦車で初めて、
360度回転可能な砲塔が付きました。
renault_ft17.jpg
ここに至って、ようやく今の戦車の形が整った訳ですが、まだまだ車体も、砲も貧弱で、
なおかつ車高は高く装甲も薄いという、オモチャチックな感じが強い戦車ですよね。

そして第二次大戦で戦車の重要度が増すにつれ、このむき出しのキャタピラが車体と一体化し、
砲塔の突出が小さくなり、砲が強化され、装甲も厚くなっていく訳ですが、
元祖であるイギリスの戦車は、元々の頑固な気質もあったせいか、なかなか進化しませんでした。

chrchillmain.jpg
そんなイギリスが第2次大戦での主力戦車として開発したのがこのチャ-チルです。
初めてこの戦車の写真を見たときは「なんてカッコ悪いんだ」と思いましたが、
戦車の歴史を勉強していくうちに、実はこのスタイルは戦車の原型のスタイルを保っていた
ということに気づき、なかなか味があるように思えてきました。ヽ(´ー`)ノ

mr-churchill.jpg
このチャーチル戦車、設計され試作された時点で、開発陣はすでに時代遅れなのを悟っていた
らしいんですが、時の首相チャーチルが「この戦車は素晴らしいから最優先で量産しろ!」と
いらんこと言った 檄を飛ばしたため、まんまとイギリス主力戦車の座を射止め、
ついでに名前もあやかってチャーチルにしちゃったというチャッカリぶりを見せたとのことです(笑)。

その首相の憶えもめでたいチャーチル戦車は、初陣では30両が出動しましたが、
うち27両が各坐・放棄されるという無様な結果に終わっています。しかし、敵砲火によって
撃破されたのはわずか2両に過ぎず、防御力の高さだけは立証されたとのことです(笑)。
この重装甲は良くも悪しくもチャーチルの個性となり、そのため時速も20km程度と、
敵の戦車と渡り合うにはあまりに鈍足なんですが、歩兵戦車という、
あくまでも歩兵の支援兵器ならこれで充分と頑固なジョンブルどもは考えていたようです。
でも、その考えがすでに時代遅れで、「歩兵の支援なら充分」というより
「歩兵の支援にしか使えない」と言うべきなのには気づかなかったようですが(爆笑)。

そのため、陸戦の主体が戦車同士のガチンコバトルになってからは、
鈍足で火力もお粗末なチャーチルは脇役にしかなりえず、
アメリカから借りたシャーマンが事実上のイギリスの主力戦車となってしまいました。
しかしこのチャーチルにも取り柄はあって、エンジンの性能がやたらトルクフルだったことと、
この巨大なキャタピラのおかげで登坂能力だけはやたら高かったようで、
量産が進んで機械的にも成熟してからは、通常の戦車なら立ち往生するような
塹壕だらけの戦場でも見事走破し、戦況を有利に導くことも少なくなかったようです。


chrchill3sides.jpg
お見せしているのはお馴染みのデル・プラド流れ「バトルフィールド」の歩兵戦車チャーチルMk7です。
コンビニ流れの方で不人気車なので200円でした(笑)。1/60のレジンキャスト製で約12cmです。
造形的にはいつものダサチックですが、チャーチルの場合、それでもいいような気もします。
つか、どっちが前だか解らないほど砲身チッチャ!(笑)


ddaychrchill.jpg
このチャーチルは当然、ノルマンディー上陸作戦にも参加しています。
実はさんざんな結果だった初陣というのは、このD-dayに先駆けて行われた上陸作戦である
ディエップ上陸作戦だったので、そのリベンジという意味もあったでしょうし、
足下は砂地で、なおかつ歩兵の援護が主目的のこの作戦は、
チャーチルにとっては一世一代の晴れの舞台みたいなもんで、通常の車体の他にも、
浜辺でも機動力が落ちないようにカーペットを敷く装置を搭載したボビンタイプが出動したのも、
先の作戦の教訓が生きていたのかもしれません。


ノルマンディー上陸作戦といえば『史上最大の作戦』なんで、あの映画を観れば
チャーチルが活躍する場面を見られるだろうと思ったんですが、
アップになるのはシャーマンばかりでなぜか出てきません。

それで遠景をいろいろ捜してみたら、
ldaylong.jpg
このシーン、下の方の右手に写ってる車体はかなりチャーチルっぽいです。
その後ろも長細いシルエットですが、先が丸く尖っているので、水陸両用戦車のどれかでしょうか?

遠景ではこうして写ってるのに、アップでは出てこないのはなぜかな~? などと考えつつ、
さらに細かく画面を見てみたら、どうやらその理由が解ってきました。
ドイツ軍の飛行機が上空から攻撃して来るシーンで一瞬ですが、
長細い戦車のキャタピラの影からタイヤがチラッと見え隠れしてるじゃありませんか!
つうことはこの辺の長細い戦車群はトラクターか何かにハリボテ被せた撮影用ダミーなんでしょうね。
この『史上最大の作戦』は当時のお金で40億かけた超大作だから、予算の都合とは考えにくいんで、
たぶんこの映画が撮影された1960年頃には、ちゃんと動くチャーチルが無かったんでしょうねぇ…。
あ、それから、この画面、見てお解りと思いますが、後から発表されたカラーライズ版のです。
あまり評判が良くないカラー版ですが、砂浜と戦車がはっきり区別できるのでこっちにしました(笑)。

longestcolorjake.jpg
かつてはこうやってビクターエンタテインメントから日本版ビデオも出てましたが、
モノクロ版しかDVDにはなってないみたいです……。


D-dayを扱った映画には『プライベート・ライアン』もありますが、アレはスプラッタ描写がきついんで
じっくり見る気にならないんですよ…。どうですか、あれにはチャーチル出てきましたか?
そういえばあの映画の「プライベート」って「私的な」って意味だと思ってて、
ライアンを救うために私的に傭兵を雇う話かと思ってたら、なんと「二等兵」って意味なんですってね!
なら素直に「ライアン二等兵を救え!」とか「ライアン二等兵救出作戦」等の邦題にすればいいのに…。


この映画のちょっと後に日本でビデオ公開された作品があって、
アフォな宣伝マンがマネッコで「プライベート・ソルジャー」なんてタイトルを付けちゃったという
お気の毒ぶりでしたが、「二等兵兵士」って、もはや意味不明でんがな(w
trampetfade.jpg
こっちは原題は「When Trumpets Fade」で、「トランペットが鳴りやむ時」くらいの意味です。
その「(無茶な命令に従って突撃していく)軍曹の吹き鳴らす進軍ラッパが聞こえなくなる」ってのが
何を表すか考えたらとても恐ろしいタイトルな訳で、とてもこんなあやかり邦題をつけていいような、
低予算・無内容のアホカス作品じゃありません…。充分に観る価値のある作品なんだから、
ちゃんと訳して『進軍ラッパはもう聞こえない』くらいのタイトルで、正当派反戦映画として売った方が
遙かによかった気がします…。だってこれ、『プライベートライアン』よりこっちの方がいい、
という口コミレビューもたくさんある程なんですから…。


一時期、映画の邦題に日本語を使わずに原題のカタカナ読みだらけになったことがあったけど、
映像作品の宣伝に携わる人は、自分の売ろうとする作品がどういうものなのかはちゃんと理解して、
たとえ売らなきゃいけないのがクズ作品の場合でも、クズもといそれほどでもない戦車を
身びいきして成熟度を上げさせ、ついには長持ちで使える戦車に仕立て上げさせた
チャーチルさんほどの粘りと根性を持って、仕事に携わってほしいものです。

宣伝のチカラでクズ映画がヒットした例も、今だってそこらじゅうにあるんだし、
日本語の持つ言葉の力、「言霊」はけっして小さいものではありませんぞ!(笑)











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セイントのセイヤ、じゃなくて聖者がウチにやってきた!
saintmain.jpg
日本で「セイント」と言えばもはや聖闘士の方が先に来ちゃいそうですが、
古くからの007マニアにとってはやはり「天国野郎」の方でしょう。
ロジャー・ムーアの出世作で、彼が3代目ジェームズ・ボンド に抜擢される大きな原因ともなった
このTVシリーズはイギリスでは1962年に放送開始されてますから、
007フォローワーにしてはずいぶんと早いなぁと思ったら、なんとこの作品、
原作は1928年に執筆開始され、映画も1938年から何本も作られてるそうなんで、
ジェームズ・ボンドの方が後輩に当たるんでした!(笑)。

saint 2009-01-23 08_57_11_921
まぁそれだけに、新参者の007が人気だってんで、その候補にもなったロジャー・ムーア主演で
TV版でも作りましょうかって気楽な感じで製作開始したであろうシリーズが
7年もの超ロングランになったんだから、制作者としてもウハウハだったでしょうね。

この作品、日本でも放映されましたが、さすがに昔過ぎて見た記憶がありません。
小粋なオリジナルタイトルに、日本では
 東にスパイあれば飛んで行って国際陰謀を裁き、
 西に正体不明の怪獣出れば鮮やかな科学捜査でねじ伏せる。
 警察なんかてんでお呼びじゃない。でも、美人だったら大歓迎。
 粋でスマートで腕力はめっぽう強く、事件の現場に残す天使のいたずら書き。
 だから、人呼んで天国野郎。
 それが現代のヒーロー「サイモン・テンプラー」だ!
 

というナレーションが被っていたそうですが、
なるほど、スパイを敵視しているあたり、007への対抗意識マンマンだし、
怪獣が出てくるあたりはいかにも時代ですねぇ…。ヽ(´ー`)ノ

このロジャー・ムーアの『セイント』ですが、愛車は白いボルボでした。
ここで「あれ、TOPのミニカーはジャガーじゃないの?」と疑問に感じた方はさすがで、
今回の御題のジャガーXJSは実はこのロジャーのではなくて
その次にセイントを演じたイアン・オグリヴィーの愛車なのです。
2442tx3.jpg
ロジャーのボルボもミニカーは出てるのですが、
それはかなり難易度の高いヴィンテージモノで未入手なんで、いずれまた別の機会に!


saint3sides.jpg
つう訳で、今回のイアン版セイント・ジャガーは、コーギーのミニカーです。
イアン版の「Return of the Saint」が放送されていた1978年頃発売された品ですから XJ-Sですね。
これも例によって近年再販されてますが、今回紹介の個体は内装が赤いのでオリジナル版です。
この頃のコーギーなのでスケールはたぶん1/36、サイズは実測で13.5cmです。
ボンネットに聖者のマークのシールが貼ってある以外は何の特殊装備も無いただのミニカーなんで
昔は収集対象じゃなかったんですが、最近、ルース品を100円という超破格値で手に入れました。
つうかその値段だったので買う気になったという方が正確ですが(爆
ジャガーではやはりEタイプが一番好きで、2番目がXJ220、
その次あたりにくるのがこの XJ-Sでしょうか?


イギリスで大人気のセイントのフルネームはさっきの日本版ナレーションにも出ていたように
サイモン・テンプラーで、『怪盗サイモン・テンプラー』というジュブナイル版小説も
かつて日本で出ていたんですが、この名前は私にとってかなり笑劇的でした。
と言うのも、小学生にとってテンプラーなんて響きは「天麩羅」が真っ先に浮かぶし、

burabura.jpg
サイモンというのも博多の人間にとっては「博多ぶらぶら」なんかで有名な
老舗の菓子舗である「お菓子の左衛門」というのがデフォで、
つまり本来は「聖者シモン」&「騎士修道会員」というありがたい名前のサイモン・テンプラーも、
「お菓子」&「天プラ」というとっても美味しそうな名前にバケてしまうんですね(爆笑)。
このフルネームを知って以来、そういう印象が頭にこびりついてしまったので、
その頃に実際のTVを見れなかったのは良かったのか悪かったのか、判断の難しいところですねぇ…。


valseint.jpg
今、『セイント』という作品は原作・映像共に鑑賞は困難で、ヴァル・キルマー主演で1997年に作られた
映画版ならまだレンタル屋にあるかもしれません。ただねぇ、キルマーさんはクセのある顔なんで、
怪盗紳士ってより変態オヤジっぽくなっちゃってる気もしないでもないですが(爆

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家族でGet Happy!
partridgemain.jpg
旅から旅への生活を続ける芸人たちにとって移動手段のクルマは大きな意味を持っています。
モンキーズのようにハデハデの改造カーで興行先に乗り付けるのはとてもカッコいいし、
団体で移動する人々にとっては家代わりともなるのが大型トレーラーやバスですよね。
芸能関係じゃないけど、3回前の『いつも2人で』には小さなバスが出てきましたが、
今日のお題の『人気家族パートリッジ』には大きな、そして特徴的なバスが出てきます。

partridge-portrait_2.jpg
この番組は1970年に始まり、74年まで続きましたが、家族そろった暖かい雰囲気と、
実際に演奏されるポップスの良さがウケて、長男役のデヴィッド・キャシディは
本当のアイドルスターとして売り出すことに成功し、ヒット曲も出しています。

この番組は未亡人となったシャーリーが子供たちの助けによって、
家族揃った歌手グループを結成し、だんだんと人気者になっていくストーリーで
おおらかで優しいママの元、上はハイティーンの美形の長男キースと長女のローリーから、
ミドルティーンのお調子者だけどしっかりしてる次男のダニー、
そして下はまだ十歳以下の三男クリスとまだホントに幼女の次女トレーシーまでの一家六人と、
彼らを支えたり足をひっぱたりするマネージャーのキンケードさんがレギュラーでした。

いろんな年頃の登場人物が揃ってるので、その誰にスポットを当てるかによっていろんなお話が
作れるのが強みで、長男長女だといかにもアメリカ風の青春ドラマとなり、次男だとコメディ、
三男や次女&飼い犬も加えれば、動物と子供の物語と、実に多彩なエピソードがありました。
時にはママやキンケードさん主体で大人向けのオハナシもあったような無かったような(笑)。
で、最後はみんな揃ってのステージで拍手喝采で幕を閉じるのが通常のフォーマットでしたね。

その「パートリッジファミリー」の歌の中でやはり一番印象に残ってるのは
テーマ曲だと思うんでお聞き下さい。
http://jp.youtube.com/watch?v=NO5xlk9uv10


ママ役のシャーリー・ジョーンズは若い頃はミュージカルスターとしても活躍した女優さんで、
『パートリッジ』の時も上品でキレイだけど、1950年代の出世作『オクラホマ』や『回転木馬』の時は
sharymusecal.jpg
このようにとても可愛らしい女性でした。



partridgelp.jpg
タイトルの最後にも出てくるこのバスはノーズが突き出たボンネットバスで、
この番組が始まった1970年でもさすがに旧式じゃないのか思っていたら、
アメリカではこのタイプは人気があって今でも新型が出続けているとのことでした! 
念のため調べてみたら、あれは1957年のシボレースクールバスだそうで、
シーザーズパレスでの公演に必要になったので中古屋で買ってきて、自分たちで塗ってましたね~。
あの特徴的な模様について話すと、あれはピエト・モンドリアンという画家の
「赤・黄・青・黒のコンポジション」(1921年)という作品にインスパイアされたもののようです。

conposition.jpg
こちらがその作品ですが、なるほど、雰囲気はよく似てますね~。
暖かなファミリー路線のアメリカンポップスを歌うパートリッジファミリーが「冷たい抽象」と呼ばれた
ピエト・モンドリアン風の意匠をまとったバスに乗っているというのは面白い対称ですが、
あのバスってよく見ると後ろに「ナーバスなママが運転してるから注意!」とかいうジョークが
書いてあるんで、ある種のユーモアなのかも知れませんね(笑)。


partridge3sides.jpg
お見せしているミニカーはジョニーライトニングです。1990年代後半に映画に絡むシリーズを
たくさん出した時の商品で、トミカサイズなので買おうかどうか迷ったんですが、
好きな車ではあるし、あのパターンを自作するのは不可能なので押さえで買っておいたんですが、
今に至るまで標準スケールは出てないので買って正解でした。
大きさは約8.5cmですが、よくもまぁこのサイズであのパターンをちゃんと表現したものですよねぇ!
ちなみにブリスターパック状態だとこんな感じで、
partridgemoc.jpg
映画の名場面のカードが付いてるのはこのHollywood on wheelシリーズのお約束で、
このカードの違いを気にする人は、同じモノを何個も買わないといけないという地獄が待ってます(笑)。


このパートリッジバスは番組終了後はあちこちに転売されたあげく、ロスのとあるタコスショップの
駐車場にボロボロの状態で放置されているのが発見され、1987年にスクラップになったそうです。
見つかったんならレストアすればよかったのに、やっぱバスではいくらアメリカでも大きすぎて
難しかったんでしょうか…。オリジナルが失われたのは残念ですが、
やはりあのバスに愛着を持っている人は多かったらしく、そっくり、あるいは似た感じに
ペイントされたバスが今ではアメリカのあちこちで走っているそうです。

あのバスが無いと、やっぱハッピーな気分にはなれないんでこの「復活」はうれしい話ですよね!
partridge-family.jpg






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ブルブルブルーン、ブルバキューン
hiryumain.jpg
と、このタイトルだけで今日の御題が解った方は、かなりのタツノコスキーです(笑)。
つうことで、今日は『とびだせ!マシーン飛竜』を取り上げましょう。

hiryucharaseizoroi.jpg
1977年10月という、スーパーカーブームによるレースアニメが乱立した時期に放送された作品で、
タツノコの個性を出そうとしたのか、「タイムボカン的キャラでマッハ号の世界観をやる」という
コンセプトで、自社ヒット作同士を掛け合わせ、より受けるモノを作ろうとするのはよくある話ですが、
その結果できあがったモノが、混ぜ方を間違ってあまり面白くなくなるのもまたよくある話です(笑)。
この作品の製作が東映とタツノコというあまり例のない組み合わせになっている理由として、
wikiによれば前の番組であった『快傑ズバット』が視聴率は良かったもののオモチャ売り上げ不振で、
怒り心頭のスポンサーであるタカトクトイスに今度はオイシイ目を見させようと、
『ヤッターマン』でタカトクのおぼえのいいタツノコプロを持ってきた、とのことです。
しかしタツノコにしたって、曜日と時間は違うとは言え、他局で同じような番組をやることは
あまり心地よくなかったろうし、そのあたりの迷いも作品の出来映えに反映されたかも知れません。
主役の声優が途中で変わっているのも何かあったのかと勘ぐりたくもなりますが、
代役に古谷徹を持ってきたのはスタッフの意地でしょうか?(笑)


hiryusolo.jpg
メカ担当は大河原邦男さんですね。飛竜のゴツさ、ゼニゼニチームの毎回繰り出すマシンの多彩さ、
いかにも大河原さんらしい手慣れた仕事ぶりだと思います。

hiryuzenizeniteam.jpg
キャラデザイン担当は天野嘉孝さんで、特にライバルのゼニゼニチームのキャラはまんまです(笑)。
3人組を夫婦とその娘という構成にしてるあたりに、少しでも区別化しようとはしてるようですが…。


さて、このように満を持して展開されたはずのこの作品の構成でしたが、
残念ながらまた結果が芳しくなかったのか、全21話という半端な話数で終了しています。
何でも終わりの方は再放送を挟んでいたそうで、たったこのくらいの話数の作品でこうなるとは、
さては途中で製作資金が尽きて、追加の出資をタカトクが拒んだんじゃないのか? 
という気すらしますねぇ…。当然、オモチャの売れ行きも良くなかったようで、
今日この作品絡みの商品は高値を呼んでるモノが多いです。

hiryu3sides.jpg
お見せしてるのはそんなタカトクのZ合金で、メインメカのマシーン飛竜です。
ダイキャスト製のおよそ標準スケールで、実測で約14.2cmの大きさです。
これも80年代後半、熱心に買い揃えていた頃に新品で手に入れたモノで、
全然思い入れは無かったんですがコレクションのカテゴリーに入るので義理で買ってたら、
いつの間にかの大高騰でビックリしました。人気メカだけが高値を呼ぶ訳ではないのか、
単に自分に合わなかっただけで、隠れた人気があるのかどっちでしょう?(笑)。
無骨な形をしてますが、よく見れば両端が尖ったボディで、ノコギリ等の特殊装置を搭載という、
師匠の中村光毅さんのデザインしたマッハ号への大河原さんなりの挑戦だったような気もします。

先端のノコギリは残念ながら手動での引き出しですが、
このマシーン飛竜には他にあまり例のないギミックが内蔵されています。
hiryuup.jpg
それがこのボディリフトアップ機構で、ボディ中央に2つあるレバーのうち赤い方を引くと、
右の写真のように6輪が一気に持ち上がります。後輪のキャタピラ装着は手動ですが(笑)、
こうやって車高を上げ、チェンソーを引き出し、そしてミサイルポッドも装備すれば、もう無敵ですね!
このミサイルポッド、よく見ると基本的な形はズバッカーのモノと同じです。
マッハコンドルとズバッカーにも共通点が多かったですが、
今度もまたということは、たぶん開発者が同じなんでしょうね。
hiryuakuro.jpg
このような悪路走行がよく似合うリフトアップ機能、前方の黒いレバーを引けば元に戻りますから、
この種の機能で起きやすい、留め金がバカになる経年変化にも強いようです。
タカトクの合金開発担当者も、マッハコンドル→ズバッカーと経験を積んだ後だけに
仕事が確実になってきたんでしょうか?
私が持ってるこの個体は箱入り新品だったので程度はいいですが、
ゴム関係の劣化は進み、タイヤが硬くなり、キャタピラは自然に切れたので補修しました。
でもまぁこの辺は、30年後どうなるかなんて考えてなかったろうから仕方ないかな?(笑)


タツノコのレースアニメと言えば、1997年のアニメリメイク版『マッハGoGoGo』で、話の後半が
『タイムボカン』化するのに驚いたものでしたが、その傾向はこの『マシーン飛竜』で既出なんで、
ひょっとしてあの時のリメイクは「前回は失敗に終わったその試みを今度こそ!」
と意気込んでのものだったのかもしれませんね。ま、その結果は………でしたが(爆笑)。
『マッハGoGoGo』のオリジナル版を製作した時、実はスタッフの誰もレースに詳しくなかったそうだし、
その後の『チキチキマシン猛レース』の大ヒットもあったから、
実はこのギャグタッチレースの方がタツノコスタッフが本当はやりたかったことで、
どうせ「ボカン」と混ぜるなら、本当に中途半端だった97年版『マッハGo』より
ギャグ成分が多いこのマシーン飛竜の方が出来映えは良かったような気もします。 

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サー、ツァー、ター!
jagdpmain.jpg
とまるで、少年ジェットのミラクルボイスみたいな掛け声(古)で、始まった今回の当ブログです。
昨年最後に「KAITOのアイ戦士」を取り上げた際、解説がT-35関係の記述で長くなりすぎたので、
あえて動画の詳細に触れませんでしたが、それにはもう一つ訳があって、
あの動画にはもう一台、ちらっとふれたくらいで済ますには恐ろし、
もとい惜しい車両が出てくるからなのでした。

それが今回のTOPのヤクトパンサーで、ベテランのミリタリーマニアの方は、
かつてタミヤが「ロンメル戦車」として発売したのでその名前でもお馴染みですよね。
私も、だから「ロンメル将軍が指揮した戦車の正式名称がヤクトパンサー」で、
「ドイツのパンサー戦車に装甲を施したモノだから『ヤクト』ってのは装甲って意味かな?」と
ずっと思っていたんですが、ところがギッチョンチョン!(またまた古)
ミリタリーについて勉強していくうちに、ヤクトパンサーってロンメル将軍とは無関係な上に、
しかも厳密には戦車ですらなかったということが解ってきたから、もうビックリです!
今日の内容はミリタリーに詳しい方には今更ミミタコな話ですが、
自分の備忘録も兼ねてますんで、どうかおつきあい下さい。


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まず、ロンメル将軍からですが、彼が活躍したのは第二次大戦の比較的初期ですから、
実はヤクトパンサーはまだ開発されていません。
「パンサー戦車に重装甲(と重砲)を装備したモノ」って認識は当たってますが、
こういう重砲を装備した戦闘車両全般を呼ぶ「ヤクトパンツァー」という名称もあるからややこしい。

じゃ、この2つはどう違うかと言うと「ヤクト」ってのは実は「駆逐する」って意味で、
「パンツァー」ってのはドイツ語で「戦車」のこと。だから本来は「ヤクトパンツァー」で
「戦車を駆逐するもの」って意味なんです。で、一方の「パンサー」は「豹」で、
5号戦車の愛称が「パンサー」なのは間違ってませんが、「ヤクトパンサー」と続けると
「パンサー戦車を駆逐するもの」という意味で連合国側の秘密兵器になっちゃいます(苦笑)。
明らかにこの名前の付け方はおかしいんですが、他に「ヤクトタイガー」という、キングタイガーに
重砲をつけた車体もあるんで、どっかで名前の付け方の原則が崩れたんでしょうねぇ…。
そもそも「キングタイガー」つうのも最初は連合国側の呼び名で、ドイツではティーガー2だったのが、
気に入ったのかドイツ兵士もそのドイツ語の「ケーニヒスティーガー」と呼び出したそうですから、
どんな名前が付くのかにはけっこう流動性があるようです(苦笑)。


こういう感じで「パンサー」と「パンツァー」だけでもややこしいのに、さらに「豹」のドイツ語が
「パンター」なもんで、「サー、ツァー、ター」と入り乱れてもうグチャグチャです(爆笑)。
さらに、正式のミリタリー的分類では、こういう周回砲塔を取り払って重砲を備え付けたモノは
「戦車」とは呼ばず、「駆逐戦車」として別のジャンル扱いをするらしいんですね。

以上をまとめると、最初の定義「ロンメル将軍が指揮した戦車の正式名称がヤクトパンサー」は
ほとんど当たってないことになるんですよ(苦笑)。
いや~、タミヤも最初の頃は実にテキトーな商品開発してたんですねぇ……。

それからこれは余談ですが、あの「パンツァーリート」って、結局は「戦車唱歌」くらいの意味
なんですが、やっぱコレも「パンサー戦車軍団の歌」だと思ってました(爆笑)。

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ミニカーの詳細ですが、いつものようにデルプラドの「バトルフィールド」シリーズです。
書店版の第9号ですが、このヤクトパンサーは人気戦車だし、コンビニ流れの方の
正規ラインナップには入ってないので、ちょっとだけ入手困難かもしれません。
1/60スケールのレジンキャスト製、砲塔先までの全長は17.7cmで車体長は12.3cmです。


話を「KAITOのアイ戦士」に戻せば、この戦闘中、ヤクトパンサーは3カ所で目立ちまくっています。

最初は秘密基地っぽいところの直前の川を乗り越えるシーンで、
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次がそのまま基地内に先頭で潜入するシーン、
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そして最後はリンがその頭のリボンをプロペラと化して基地内を飛び回るシーンですが、
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ここには赤い個体が登場してまして、これこそ、赤い「彗星」ならぬ「酔声」のMEIKOが駆る
特性車両で、実に3倍の機動性を発揮したとか!(爆笑)


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MEIKOってのは日本のボーカロイドとしては最初に発売された商品で、
マイクを振り回して歌うパッケージイラストと張りのある声のおかげで、
ロッククイーン的扱いを受けているキャラクターで、これもとある動画のせいで
カップ酒をがぶ飲みして酔っぱらってるのがデフォになっています(笑)。
彼女の歌もいろいろあるんですが、ディフォルメキャラでパンチの効いてる曲として
yanagiPのこれを聴いていただきましょう。


youtube版はこちら 

御本人はまだ虎Pの動画に出てきてませんが、今回、その愛機「赤い酔声」が出てきたってことは
次回作あたりで御本人を登場させてくれることでしょう。
次もガンダムネタなら、キャラ的にキシリアかセイラさんの役っぽくなるのかなぁ、楽しみです!

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いつも2人で歩んだ道
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今日の御題はオードリー・ヘップバーンとアルバート・フィニーが競演した1967年の映画
『いつも2人で』です。この映画は12年間のある夫婦の絆を時間を交差させながら描いたもので、
夫婦の愛車を手がかりに物語を追うという変わった手法を取った作品です。

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オードリーはこの作品が撮影された時、メル・ファーラーとの離婚騒動の真っ最中だったため
かなりやつれています。そしてそのやつれた風貌で夫婦の歴史の回想シーンを彩る
様々なファッションに身を包んでいるため、その姿がかつての自身の出演作とも重なり、
その痛々しいリアルさが話題を呼びました。


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原題は「Two for the road」で、この「road」というのはもちろん「道」のことですが、
英語のこの言葉は「舗装された自動車用道路」を第一に意味します。

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ロゴにワイパーのような図形が織り込まれていることから考えても
車が大きな意味を持つことは明らかですが、「road」には「まっすぐに道を行く」てな場合の
比喩的意味で「方法」という用法もあって「way」と近い意味になってきますから、
この場合だと原題は「2人のたどった人生」的な意味となり、
さらに意訳して「いつも2人で」という邦題になる訳ですね…。
このころの邦題は実にセンスがあります。直訳されて「道の上の2人」とかならなくて
本当に良かった。「2人の道行」だったら意味は通るけど、最後に死んじゃいそうだしw


そういう成り立ちの映画ですから車はたくさん出てきますが、
その中から今回はフォルクスワーゲン・タイプ2を取り上げます。
いわゆるワーゲンバスで、とてもポピュラーなクルマなんでたくさんの映画に出てきますが、
この『いつも2人で』には1950~67年の間に製造されたT1が登場します。

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この写真のように屋根にキャリアーを取り付け、いっぱい荷物が積めるようにしたタイプで、
こういう小改造はオーナーの都合や趣味に合わせてよくなされてましたね。
このクルマは当ブログ2回目の登場で、以前はプリキュアのタコカフェ仕様車を取りあげました。

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お見せしているミニカーはホンウェル製です。1/43で全長約9.8 cmのダイキャスト製。
実はコレ以前のウルトラマンマックスのダッシュアルファを手に入れたときの
「ミニカーたくさん袋詰め」の中に入っていたモノで、上の透明ケースは無くなってましたが
下の台座から取り外されてなかったので、ケース破損で返品された個体かもしれません。
元は黄色でしたがそれだとプリキュアのと色がダブるので青くリペイントするだけのつもりが、
ついついやる気が湧いてきて、開いてた窓をパテで埋めてつぶしたり、
またしても銅線を使って、屋根のキャリアーらしきモノを取り付けたりしました。
ホントはもっと細いけど、あとで壊れそうだったので丈夫なこの素材を使ってます。
劇中写真でお解りのようにかなりのポンコツなんで、あえて粗めの仕上げにしてあります。
ホ、ホントダヨ、ユウベ ヒトバンデ カイゾウ シタカラ シアゲガ アラインジャ ナイヨ (・∀・)ドチドチ!

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「2人で歩んだ道」と言うと、ロバート・レッドフォードとバーブラ・ストライザンドが競演した
1973年の『追憶』という映画の原題は「The way we were」で、意味的には近いものがありますねぇ…。
「カップルの歴史をたどる」というのは映画の題材として取り上げやすく、
そして平穏無事には終わらないものであることが多いようです。
それがゆえ難儀なのか、だからこそ味わい深いのかは、この記事をお読みになっている
それぞれのお方によって答えが違ってくるのかも知れません……。

私の場合は………ま、言わぬが花ということでw

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夢を追いかけて…
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初日の出に続く新春第2弾は、「夢」についてのお話です。
みなさんはどんな夢をお持ちですか? そしてその夢に向かってどんな努力をされてますか?
今日の御題は、その夢の実現に執念を燃やし、なんとか発表の場は設けるものの、
既存勢力の妨害に会いついには挫折してしまった男タッカーと、
彼が作り上げた彼の夢のクルマ、タッカー・トーペードです。


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彼のお話は1985年にフランシス・コッポラ監督によりジェフ・ブリッジス主演で映画化されてますが、
この作品、日本ではまだDVD化されてないので、ちょっと詳しく内容を紹介しましょう。

このクルマが開発されたのは1948年で、軍需産業に従事していたプレストン・タッカーは、
第2次世界大戦の終わりに伴い平和な時代にふさわしい製品作りへの転換を計っていましたが、
その行方を幼い頃から大好きだった自動車の製造へと向けることを決意します。
当時のアメリカの自動車産業はすでにBIG3(GM、フォード、クライスラー)が牛耳り、
その生産数は他国の追随を許さぬほどになっていましたが、巨大になったが故の欠点は
すでに顕著化し、会社側の都合で作られた商品を巧みなセールストークで売りつける商法が蔓延し、
本当のクルマ好きが満足するような商品は見あたらない状態でした。
そこでタッカーは、彼自身が日頃感じていた不満点を改善すべく様々なアイディアをつめ込んだ
クルマであるタッカー・トーペードを引っさげ自動車産業に参入しようとしますが、

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彼の才能と、テストにより明らかになってくるトーペードの完成度を恐れた
BIG3の重役たちの様々な妨害に会うことになってしまいます。
タッカーは工場を取得するために期日までに完成車50台を製造する契約を結んでいたため、
それを実行させないよう従業員を引き抜いたり、資材が手に入らないようにし向けるだけでなく、
ついには金で雇った偽の証人を使って詐欺師として告発までするのです。
しかしタッカーはめげません。残った数少ない従業員たちと共に何としてでも50台完成させるべく
奮闘するし、法廷でも熱弁をふるって、BIG3の罠に敢然と立ち向かいます。
「巨大な力で個人の自由な発想を押し潰すことは、
                   この国の未来をも閉ざすことになるのではないか?」

というタッカーの熱意ある発言は陪審員たちの心をも動かし、遂に無罪判決を勝ち取りますが、
堂々と胸を張って法廷から出る彼を迎えるかのように、完成したばかりの
50台のタッカー・トーペードが勢揃いするシーンは、クルマ好きなら興奮の極地でしょう。

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タッカーと仲間たちは意気揚々と新車に乗り込み、まるで凱旋パレードのように帰途につきましたが、
この日、タッカーの工場は連邦政府によって閉鎖されてしまい、
完成品のタッカー・トーペードは、ついにこの50台の他には作られることはありませんでした…。

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かくしてプレストン・タッカーは、ビジネスではBIG3の厚い壁の前に敗れ去りましたが、
彼の夢はそれから60年経った今日でも、全51台(宣伝用モックアップ1台、生産型50台)の
タッカー・トーペードのうち、完全に失われたのがたったの1台、事故で大破した車体だけ

であることから考えても、クルマ好きの人々の心の中に輝き続けていることは間違いありません。
その一方でビジネスには勝利を収めたBIG3は倒産の危機に瀕しています。
全世界からヒンシュクを買った、政府に寄付を募るのに自家用機で乗り付ける傲慢振りは
すでにこの頃から顕著だった訳で、よくもまぁそんな腐った組織がそれだけ長く保ったものだと、
その権謀術数の巧みさに呆れかえる次第ですね(苦笑)。


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お見せしているミニカーはブルックリンモデルのホワイトメタル製ハンドメイドの高級品で、
全長は約12.7cm。こちらで紹介済みのロータス・スーパー7と共に買ったモノです。

購入場所は町田の東急ハンズで、たぶん1990年前後だったと思います。
何かのついでに訪れた町田ハンズのショーウィンドウにあまり多くなく並んでいたミニカーの中に、
いくつか古びているモノがあって、その中にこのタッカーとスーパー7もありました。
値段もやけに安かったのでその訳を聞くと、倉庫の奥から見つかった品で、
スーパー7は日焼けと、接着剤が外れてしまっていること、
タッカーの方は自重でタイヤが変形していることが、安くなっている理由でした。
セブンの変色や接着剤の劣化は磨いて補修すればいいし、タッカーのタイヤ変形の方は、
つまりはその商品全部が、特別に下に台座でも設けてタイヤを保護しない限りはそうなってる、
ってことだから、(゚ε゚)キニシナイ!! フロントバンパーが接地しちゃってるのは写真の加減ですよホントダヨw
当時この品は、新品で2万くらいしていたし、他にタッカーのミニカーはありませんでした。
それから色が映画で一番目立ってたエンジ色だったことも欲しくなった大きな理由でしたね。ヽ(´ー`)ノ

夢のような偶然で手に入ったこの夢のクルマ(のミニカー)。
今日ともなれば実車を手に入れることはかないそうにもない夢なので、せめてそのミニチュアを
持つことで、プレストン・タッカーの夢のカケラだけでもいいから共有したいと思います…。

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太陽に守られて……
明けましておめでとうございます。2009年もすでに5日になっていますが、
当ブログは今日からスタートということでまずは新年のご挨拶からはじめてみました。
今年もどうかよろしくお願いいたします(・∀・)!

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新年一発目を何にするかいろいろ考えましたが、やはりおめでたいブツということで、
まるで初日の出のような太陽のマークも鮮やかな「さんふらわあ」を取り上げることにしました。
この「さんふらわあ」は1970年代から今日にかけて日本のフェリーを代表する船ですが、
実は1隻の船ではなく、歴史にも紆余曲折あり、とてもここには書き切れませんので、
詳しくはウィキペディアでも御覧ください。

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この船、まだ日本がそんなに豊かでなかった1970年代にはまさに憧れの的で、
白い巨体に鮮やかな太陽のマークをTVCMや雑誌記事で見つけるたびに「乗りたいなぁ」と
思ったものでしたが、私が当時住んでいた博多は航路から外れていたので、
乗るどころか実際にこの目で見ることすらかないませんでした。
だからTVの映像でガマンしていたんですが、当時たまたま観に行ったある映画で、
その巨体がスクリーン一杯に映し出されることがあり、
何の予備知識も無かったので小躍りして喜んでしまいました。

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その映画とは1973年7月公開の『仮面ライダーV3対デストロン怪人』です。
根っからの怪獣少年だった私は、ガメラシリーズとゴジラシリーズは必ず劇場に足を運んでましたが、
「東映まんが祭り」に関してはホンの数回しか行ったことがありませんでした。
しかしこの時は同時上映に『マジンガーZ対デビルマン』という超スペシャル作品があったために
無視はできず、もちろん仮面ライダーも大好きでしたから劇場に駆けつけていた訳です。

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そしたら開巻早々、スクリーンいっぱいにさんふらわあの姿が大写しになるし、
エンドタイトルには海を行くその勇姿が主題歌にのって延々と映し出されるし、大興奮だったですよ~!

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さんふらわあは翌年の『ゴジラ対メカゴジラ』でも登場し、この時は船上で立ち回りもあったりして、
昨年とまた違った魅力を見せてくれました。ポスターの左隅にもしっかり、さんふらわあ載ってるし!


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お見せしているミニカーはトミカです。2001年に30周年記念で出された
「いろんなのりものセット」の中の1品です。
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たぶん映画にも出た「さんふらわあ5」をモデルにしてると思うんですが、
トミカだけに大きさは7.8cmで、ちょっと物足りない感じもしますし、
近年のトミカくじで手に入るバージョンは肝心の太陽のマークが描かれていないようなんで
御注意下さい。やっぱあのマークあってこそのさんふらわあですよね!


他にさんふらわあの立体物として有名なアリイのプラモデルは、1/500や1/700スケールで
「さんふらわあ5姉妹」と呼ばれる初期のタイプがいくつか出ており、
ariisf2.jpg(参考画像)
元々が200m級の船だけに30~40cmもの大きさになってしまうので、お手軽に雰囲気を味わうには
トミカの方がいいかも知れませんね(笑)。アリイは今ではマイクロエースというブランドの鉄道模型が
中心になってるようですが、さんふらわあのプラモは比較的手に入りやすいようです。

さて、さんふらわあと言えば、忘れてはならないと言うか、忘れられないのはあのCMソングですよね。
CMそのものは見つからなかったんですが、歌がニコニコ動画にUPされてたんでリンクします。
どうかお聞きになってあの頃を思い出して下さい。(ニコ動見れない方、ごめんなさい。m(_ _)m)

♪サンフラワー サンフラワー 太陽に守られて~ 行こう~!♪

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