キャラクターミニカー秘密基地
劇中車キャラクターミニカーを中心に 陸海空で大活躍するスーパーメカの模型が集まる秘密基地でしたが、開始後7年を迎え「映像作品に登場の様々なキャラの玩具」を紹介するブログとして拡大再開店です
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FZIRO

Author:FZIRO
ミニカーコレクターからも、
合金コレクターからも異端視される
劇中車のキャラクターミニカー、
それも標準スケール物を中心に
ひたすら集め続けています。
マイナーなジャンルでしたが
この頃はキャラウィールや
カーズのおかげで、少しは
市民権を得られてきたかな?(笑)
なお、このブログの内容は、
いわゆる「日記」ではないので、
コメントや御質問があったら、
古い項目にも御遠慮なくどうぞ!

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所有者は或るライオン?
jawsbanmain.jpg
今日の御題は007ですが、まもなく撮影開始の予定だった007シリーズ第23弾
「プロパティー・オブ・ア・レディ」が、な、なんと製作・配給元の大手映画会社
メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)が経営難に陥ったため、無期延期となったようです (゚ロ゚ノ)ノ!!
propertyofalady.jpg

映画007シリーズの制作は第1作の『ドクター・ノオ』から一貫してイオンプロダクションが
行っており、現在は第二世代のマイケル・G・ウィルソン&バーバラ・ブロッコリの二人の
プロデューサーが指揮を執っています。このシリーズ自体は成績も好調で、
次回作も公開されればヒット間違い無しなのに製作資金が調達できないのは困ったものです。
単に資金繰りの問題だけなら他の製作元を見つけてくればいいだけの話ですが、
実は007シリーズの映像化の権利は複雑怪奇な経過をたどった末、
イオンプロとMGMが半分ずつ持っているので、それはできないんですね。

というのも、007シリーズの映像化の権利はイアン・フレミングが売り急いだせいもあり、
けっこうバラけてしまっていたんですよ。
今日のメインのお話はその007の陰謀の歴史に鋭く迫る内容です(笑)。

まず『カジノ・ロワイヤル』(分権A)と『ムーンレイカー』(分権B)が別々の相手に売られ、
1953年には(A)を元にTV版の『カジノロワイヤル』(主演バリー・ネルソン)が作られます。
nelsonbond.jpg

そして残りの全作品の映像化権をハリー・サルツマンが買い取ったんですが、
タッチの差で逃したアルバート・R・ブロッコリが共同制作を持ちかけ、
サルツマンも応じてイオンプロが設立されます(分権C&D)。
ところが、実はその中の『サンダーボール作戦』は元々は単発映画企画として
フレミングがケビン・マクローリー等と暖めていたものを、流れたんで勝手に小説化して、
勝手に映像化権も売っ払ったというなんともヒドイ話で、当然裁判沙汰になって、
映像化権はマクローリーのものになり(分権E)が発生しました。
イオンプロは62年の『ドクターノオ』以後、順当に製作を続け、
65年には()を持つマクローリーと組んで『サンダーボール作戦』も映画化に成功。

ただ67年には()に基づく『007カジノ・ロワイヤル』をコロムビア映画に製作されてしまいます。
ROYAL67.jpg


以降は多少の成績の上下はあれど概ね好調に見えたイオンプロ制作の007シリーズも、
芸術指向のサルツマンとエンタテイメント重視のブロッコリが次第に険悪となります。
ボンドシリーズの傾向として、シリアス作品とドンパチ作品が交代で来るのは、
実は作品毎に主導権を握ったプロデューサーの好みによって決まってたようですね(苦笑)。
そして『黄金銃を持つ男』(74年)でサルツマンが引退後、彼の権利()を
ブロッコリでなく007映画の製作・出資元のユナイト映画に売り渡してしまったのです。
残りの権利()を持つブロッコリは、ユナイト映画からそのまま制作を託されたので、
独力で『私を愛したスパイ』を制作・成功させ勢いに乗って、買い戻した()を元に
『ムーンレイカー』を制作し、そのままシリーズを続けます。

neversay.jpg
ただ83年には、またしても()による『ネバーセイ・ネバーアゲイン』が
マクローリーと組んだジャック・シュワルツマンによって制作されてしまいますが、
その他には大きなトラブルも無く、『消されたライセンス』(89年)まで制作を続行。
ところが80年代後半にユナイト映画が倒産し、そのゴタゴタで()がMGM
(資金繰りに苦しいユナイト映画に共同出資していた)に売られてしまったからさあ大変!
どうもユナイトの重役の一人が、自分を迎えることを条件に()をMGMに売ったらしく、
当然、自分で買い取るつもりだったブロッコリとMGMとの間で裁判が起こり、
以降5年間シリーズは中断されました……。

goldeneyeposterii.jpg
それでもやっと合意が成立し『ゴールデンアイ』(95年)が製作されますが、契約が残っていた
ティモシー・ダルトンにMGMが難色を示しピアース・ブロスナンと交代させ、大ヒット。
当然そのままの布陣で『トゥモローネバーダイ』(97年)も制作されました。

ちょうどその頃、日本のソニーがコロムビア映画を買収しソニーピクチャーズに組織変更。
マクローリーを味方に付けたソニーピクチャーズは()()を保持することとなり、
イオンプロのシリーズも忠実な映画化ではなく原作の要素をツギハギした作品で、
原作に無いオリジナルタイトルまであることから、この2本分の権利から多数の映画が作れると、
98年にこれを元にしたボンド映画シリーズを制作すると発表し、またまた裁判沙汰に…。
結局、ソニーピクチャーズvsイオンプロ&MGMとの裁判は、
「ソニー保有の007の全権利をMGMに譲る」ことによって決着しますが、
一説によるとMGMが一部保有していた『スパイダーマン』映像化権をソニーに譲る代わりに
007の権利をMGMに譲るという驚異のバーター取引だったそうで、
事実、2002年にソニーピクチャーズ製『スパイダーマン』シリーズが始まっています。

ここにようやく007の全権利はイオンプロ(B・D)&MGM(A・C・E)に集結しました。
このまま不動の体制でシリーズ製作が続くかに思われたんですが、
裁判に負け007シリーズの製作は諦めたかのように見えたソニーピクチャーズは、
2005年にMGMを買収するというトンデモない荒技に出ます。

「作品買えないなら会社ごと買っちゃえ!」という、ジャパンマネーにものをいわせた
この時のソニーのTOPだったのは出井伸之氏です。
「コロムビアに続いてMGMもか!」と、ハリウッド映画ファンを嘆かせた暴挙でしたが、
MGMに関しては完全子会社化はせず、大株主となって経営荷担するという買収の仕方で、
ブッチャケ、007が創りたかったんでしょう。ヽ(´ー`)ノ

この新体制で制作されたのが、『007/カジノ・ロワイヤル』(2005)で、
権利は保有したもののイオンプロでの映像化は無いと思われていたこの原作を使って
シリーズ初のリセットが行われました。

ちょうど作品毎にギャラアップを要求するピアース・ブロスナンに辟易してたこともあり、
新しいボンド役を使ってのリセットに、シリーズ第一作の原作を使うのは極めて筋が通った話だし、
旧作の権利を有しどんな妨害をしてくるか解らないソニーピクチャーズとの提携も成ったので、
もともとタイトルに苦労している中、この有名なタイトルを使わない手は無いじゃないですか!
cr05.jpg
こうして、全く原作通りの、時代だけを現代に置き換えた作品として2005年版は作られ、
ヴェスパーとの恋に悩む初々しいけれど非情なボンドの姿を、ダニエル・クレイグがシリアスに演じ、
興収も全世界で5億9420万ドルに達し、シリーズ最高記録を樹立するという大成功となります。

idei.jpg
その出井氏がソニー退社後の2006年に設立したのがクオンタム・グループです。
このマイナーな作品名を名前にするところからも、彼は熱心なボンドマニアでしょうが、
2008年の007シリーズ第22弾に出てきた悪の秘密結社が「クオンタム」なのは、
当てつけなのかシャレなのかはビミョーなところで、邦題が原題の「クオンタム・オブ・ソラス」でなく
「慰めの報酬」となったのも、そのあたりが関係してるような気がします(笑)。
実際、出井氏のクオンタムも、あの吉本興業を乗っ取るという相変わらずの豪腕振りだし、
御尊顔も風格たっぷりで、いつボンド映画の悪役に登場してもおかしくない感じですw

jawsban3sides.jpg
さて、ここでミニカーですが、今回のはこの制作無期延期騒ぎのついでみたいなもんで(笑)、
それにふさわしい小物で『私を愛したスパイ』よりジョーズのテレフォンバンです。
このクルマに関しては覆面えるさんのこちらと勝手連で、細かい説明はオマカセします。m(_ _)m

ちゃんとしたミニカーはえるさんところで見ていただくとして(笑)、
こちらのこのいかにもやっつけな小スケールミニカーは、封切り当時に出された
コーギージュニアのJames Bond The Spy Who Loved Me Gift Setに含まれていたモノです。
全長6.7cmで、ボディはダイキャスト、シャーシはプラスチック製で、
この時にはサブマリンエスプリ、ナオミヘリ、ジョーズバン、ボートを牽引したベンツが
大箱に入ってセットされていて、ベンツはフロントに泥水かぶったみたいなシールが貼ってあるんで、
jowstaunus.jpg
たぶん、エスプリとチェイスした黒いフォードタウナスのつもりなんでしょう(笑)。
ジョーズバンもテキトーなバンにシール貼っただけのナンチャッテだし、
この頃のコーギージュニアは大らかでしたね~ヽ(´ー`)ノ
でもなんでボートを牽引してるのかは、大らかを通り越して謎ですが(爆)


今回の「製作無期延期」は、破綻したMGMに買い手が現れないんじゃなくて、
名乗り出たワーナーとの間に値段の折り合いが付いてないだけなんで、
MGMが強気を止めればいいだけの話だし、
ソニーピクチャーズも完全に他人の手に渡るよりはもう少し投資して、
完全子会社化してしまった方が、現役の007シリーズだけでなく、
MGMの過去の遺産を含めた良質なコンテンツが手に入るチャンスではあるんだけど、
SONY自体が左前で、出井氏もその後失脚して退社済みだし、
これ以上積極的に映画ビジネスに乗り出す状態じゃないのかも知れないですねぇ…。
いっそクオンタムがMGMを買収すればいろんな意味で笑えるんだけど、
たぶんそこまでの財力は無いんでしょうねぇ……。

50年近くこのシリーズで儲けてきたイオンプロなんだから、G・ルーカスみたいに
自前で製作費も負担すればいいような気もするけど、最初にも書いたように
ブロッコリ憎しのサルツマンが最後に仕掛けた罠がものをいって、契約上不可能です。
そのサルツマンが持っていた権利()とソニーとの裁判で手に入れた権利(A・E)の所有者が、
ライオンから誰に移るかは何とも言えず、もしかしたらまた権利がバラけて
長期間製作が停止する可能性すらある今回の007絶対の危機、もう何発目は解りませんが(笑)、
『消されたライセンス』からの5年間の中断のようなことにはならないことを切に祈ります。


さて、4月は今回が最後の更新になりまして、2007年の4月30日から始めた
「キャラクターミニカー秘密基地」なんで、ちょうど丸3年になろうとしています。
いつも御覧いただき、そしてコメント下さった方々には心から感謝いたします。m(_ _)m
カウンターも22万3千hitを超え、同好の士がいなかった昔のことを考えると感無量です。
今後の予定としては、リフレッシュのためGWは更新は休ませていただきますので、
次回は5月10日頃にお目にかかりましょう!(・∀・)

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グリーンがやって来る!
blackbeautymain.jpg
「バットマンのライバルたち」をシリーズでお届け中ですが、今日はそのエクストラ版です。
アダム・ウエスト版『バットマン』のプロデューサーはウィリアム・ドジャーという人ですが、
あのブルース・リーが出ていた『グリーン・ホーネット』も同じ人の制作です。
BATCLIMBGREEN.jpg
そのため、1966年9月9日の放映開始直後の9月末には『バットマン』の
第41話「カブトムシには毒がある」というエピソードで、
有名人が毎回を顔を出すことで話題だったビル壁登りのシーンに
ホーネットとカトーが登場して宣伝に務めています。

しかしそれでも視聴率は上がらなかったのか、1967年3月1日&2日放映の
第85話「グリーンが町にやってきた」&第86話「アルファベットは26文字か?」には
ゴッサムシティに悪人を追ってくるという設定でゲスト出演し、本格的にバットマンと
共闘しますが、時すでに遅く、17日には2クールで終了してしまいました…。
このエピソードは見ましたが、グリーンホーネットが完全に悪人と見なされていて、
最初はダイナミックデュオとバトルになり、そのうちに一部和解し
「なかなかやるなぁ」みたいな感じの2大スター競演の王道展開でしたね…。
戦いではバットマンとホーネットは丙丁もとい甲乙つけがたい感じだけど、
ロビンとカトーの戦闘能力の差は明かでしたが、そもそもただのティーン俳優と
ブルース・リーとを戦わせる方がムチャで、ロビン役のバード・ワードが気の毒です(爆)。
そのあたりYOUTUBEにありましたので御覧下さい。


この時のスチルで有名なのがこの一枚です。
BATBLACK.jpg
当時最高の夢のクルマだったハデなバットカーと、シンプルながら細かいディテールで
普通車と違う凄みを感じさせてくれるブラックビューティーとの対比が素晴らしく、
なるほどファミリー向けにポップに創ったのが『バットマン』で、
大人の視聴者向けにシックに創ったのが『グリーンホーネット』だったのかと納得です。

INPERIALHORNET.jpg
ブラックビューティーのベースは1966年のクライスラー・インペリアルということですが、
そのシックさと流麗さを併せ持つベース車の選択も筋が通ってますね。
しかしこのインペリアルというクルマ、年代は違いますがポインターのベース車にもなってるので、
こういう番組のデザイナーに訴えかける魅力が大きいのかも知れません。ヽ(´ー`)ノ

もっともそのシックな路線が災いし、2クール打ち切りになったのは歴史的事実ですが、
その少ない本数中で宇宙人が出てきたりして迷走も感じさせるんで、難しいものですね……。
それでもブルース・リーの蹴り技の素晴らしさは解る人には伝わったようで
「カトーのように蹴れ!」という標語まで生まれた程なんで、決して不人気ではないんでしょうが、
やはり『バットマン』の数字と比べられてしまったんでしょうか?
日本では『バットマン』がフジ、『グリーンホーネット』がNTVと放映局が別れたのも
痛かったかも知れず、TV版を観たことのある人は少数派になってしまい、
BLGL.jpg
リーの活躍エピソードを集めて劇場公開した『ブルース・リーのグリーンホーネット』(1975)や、
そのヒットでもう1本編集した『ブルース・リー電光石火』(79)が初見だった人も多いと思います。

blackbeauty3sides.jpg
お見せしているミニカーはコーギーのグリーンホーネット、ブラックビューティーです。
ダイキャスト製で標準スケール相当の12.5cm。
ドアの開閉はしませんが、フロント中央からオーソドックスなミサイル、
bbfmissole.jpg
それからリアフードが開いて、円盤形ミサイルが発射されるギミック付きです。
bbrealmissole.jpg
オリジナルは1967~72年の6年間に渡って発売されましたが、やはり人気車種なんで
私がコレクションを始めた78年頃にはけっこう入手困難でしたが、
バットモービルのオリジナルを譲ってくれたのと同じ方からこちらもいただいたので
非常にラッキーでした。お譲りいただいたKさんには改めて感謝いたします。m(_ _)m
なお、近年再販されたので、5000円前後で在庫のあるミニカーショップもあるようです。

バットカーとブラックビューティーが揃ったからにはやはりこの写真は撮らざるを得ない
というもので、昔、初めてこのスチルを見たときのトキメキは未だ忘れていませんヽ(´ー`)ノ
batblackminicar.jpg
大きいのでクリックして御覧下さい。



さて、60年代のTV版は不調に終わり、ブルース・リー人気によって
かろうじて歴史に残ってる感もある『グリーンホーネット』ですが、
大元は1930年代のラジオ番組に始まる古いキャラクターで、
greenhornetserial.jpg
1940年代には連続活劇の映画化もされるというアメリカでは手堅い人気を持つ存在です。
そのためリメイクの噂は古くから上がってましたが、とうとうそれが実現したようです。


この速報っぽい予告ではディテールが解りにくいですが、
NETではすでにいくつか画像が流布していて、ホーネットとカトーはこんな感じ、
newhornetkato2.jpg
そしてブラックビューティーはこうと、
black_beauty_MOVIE.jpg
ほとんど昔のとデザインを変えてないところから類推するに
バットマンみたいな新発想による世界観の練り直しじゃなくて、
路線は全く同じの豪華リメイクっぽい感じで進行してるようですね。
この作品に関しては、完成したらまた取り上げることにしましょうか?

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バットマンのライバルたち ~その(2)ペンギン編~
penguinmoblemain.jpg
ジョーカーの次にくるバットマンの強敵と言えばペンギンでしょう。

3penguins.png
原作では鼻がちょっと尖っていて背が低い以外は普通の人間で、
アダム・ウエスト版でも近い感じで、あの『ロッキー』でトレーナーのミッキーを演じた
バージェス・メレディスにより陽気な悪党として演じられてましたが、
ティム・バートンの『バットマンリターンズ』(1991)で生まれつきの奇形のため
両親に下水道に捨てられ、流れ着いた廃動物園に放置されていたペンギンの群によって
育てられるという、ヒルコとカマラが混じったような悲劇的存在へと創り変えられました。
ちょうどその2年前にバートン監督が撮った『シザーハンズ』の主人公とかなり似た設定で、
人間とのつき合い方を全く理解してない存在が、シザーハンズは美形ゆえの、
そしてペンギンは奇形ゆえの、どちらも女性が原因のトラブルに巻き込まれます。
実は『シザーハンズ』と『バットマン・リターンズ』って同じテーマの話で、
前者を美形クリーチャーによるメルヘンにしちゃったティム・バートン監督のホンネが
後者に色濃く出ているような気がします。(°∀° )

penguin3sides.jpg
ペンギンの乗り物としては、原作では特に印象深いモノは無いんですが、
コーギーでは1979~80年の2年間だけ、topにお見せしているバギー風のクルマを
ペンギンモービルとして商品化していました。ダイキャスト製、全長約10.5cmの標準スケールで
コーギーは小サイズではポルシェ917風レーシングカーに
シールを貼っただけのモノをペンギンモービルとして売ってたから、
このバギーも何かの流用だと思って資料を当たったらビンゴで、
racinbuggy.jpg(Dr.Edward Force著Corgitoys P76より引用)
1972~74年の3年間発売のUSレーシングバギーを手直ししたモノのようです。

このミニカーは1990年代中盤に、駒込近辺のトラックに熱心なミニカーショップで買ったモノです。
駒込といっても駅からかなり遠かったので、普段は行かないお店でしたが、
その時はタマタマ別に用事があってついでに立ち寄ったのでした。
トラックに力を入れているだけあって、その種のミニカーがたくさんあったのを憶えてますが、
今ほどの興味も持ってなかったので「フーン」って感じで、見切り品的に2000円くらいで
安く売ってたこのペンギンモービルの箱付き新品を大喜びで買ったものでした。
このショップ、名前は忘れちゃいましたが、今はもうありません。
でも倒産した訳ではなく、むしろトラック専門店としてそこそこ頑張ってたのに、
店長が御病気で急死されて閉店したという話だったので印象に残ってます……。


ertlretursset.jpg
バートン版のペンギンの乗り物と言えば、遊園地の遊具がそのまま分離したような
アヒル型のダックモービルが印象的ですが、こちらは残念ながら
標準サイズのミニカーは出なくて『バットマン・リターンズ』上映時期に
トミカサイズのモノが単品とセット売りで出ましたね。
メーカーは1作目と同じアーテルなんだけど、標準サイズをフォローしてくれなかったのは、
やっぱり1作目のが売れなかったんでしょうかね? ┐(´ー`)┌


ペンギンと言えば、『ダークナイト』の続編の悪役として登場するという噂が流れてますね。
フィリップ・シーモアがそのキャストだとも言われてるようですが、
御本人のところにはオファーは来てないし、あまりやりたがってはいないということなんで、
まぁナマ暖かく見守りましょうかねぇ…。

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バットマンのライバルたち ~その(1)ジョーカー編~
jokervanmain.jpg
既にこのブログでもお見せしてきたように、コミックスでは時代毎に、
そして映像作品では作品毎に、バットモービルを乗り換えてきた道楽者のバットマンですが、
敵対する悪漢たちもそれぞれ個性的なクルマに乗っています。
キャラクターミニカー界において敵方のクルマが商品化されることは稀なんですが、
バットマンの悪役たちは個性豊かな上に歴史の長いキャラが豊富で、
わりと商品化の機会も多いようです。今回はそのバットヴィレンの中から、
知名度人気ピカ1のジョーカーのクルマについて取り上げましょう。

joker3.jpg
バットマンの宿敵であるジョーカーですが、映像では写真左から、シーザー・ロメロ、
ジャック・ニコルスン、ヒース・レジャーが演じたのが印象的です。

シーザー・ロメロは60年代の20世紀フォックスによるTVとその映画版で演じましたが、
道化の要素が濃い、にぎやかだけどあまり怖くないジョーカーでした。
ニコルソンのは89年のティム・バートン版ですが、キャスティング発表時にみんな納得した
ハマリ役で、大物ギャングが事故により狂気の世界に落ち込んだという凄みのある
ジョーカーを創り上げ、ウエストが少々太い以外は全く文句の無い怪演でした(笑)。
ヒース・レジャーのは08年の『ダークナイト』で、彼がこの役を最後に薬物中毒死した
こともあって公開前から話題を集めましたね。ニコルスン版と同じ路線の役作りですが、
役者が若い分カンロク不足は否めず、その反面、ジャック版の唯一の不満だった
体型のスマートさは良かったので、総合的には悪くないジョーカーでしょうか?

jv3sides.jpg
今日、お見せしているミニカーはその89年版公開時にアーテルから出ていたモノで、
当ブログ登場済みのバットモービルと対になる感じで各サイズ出され、
ちゃんと標準スケールの約11cmのまでフォローしてくれたのはうれしかったですねぇ!ヽ(´ー`)ノ
このサイズなんで、運転席ではハンドルを握ってるジョーカーのフィギュアも乗ってます。

この時のジョーカーのクルマと言えば、写真こちらの
moviestill1.jpg
細長いセダンタイプのが印象深く、当時、プラモ化もされたし、
charawheelbatman.jpg
キャラウィールのバットマンセットでもこちらが採用されてましたね。


ではこのアーテルがフォローしたバンは勝手に作ったのかと言うとそうではなく、
moviestill2.jpg
ちゃんとこうして一味のクルマの中に混じっています。
身の回りを紫でトータルコーディネイトしてるバートン版のジョーカーはおしゃれで、
ヴィランが自分とマッチした車に乗ることは、監督がシューマッカーに替わったあとの
2作でもフォローされてるので、このセンスはこの時の制作スタッフが持ってたんでしょうね。

コーギーが近年大量に出したコミックス版バットマンシリーズでも
ジョーカーのクルマはフォローされ、
corgijorcar.jpg(参考資料)
こういうボンネットがジョーカーの顔になっているまさに悪い冗談なクルマになってます。

jorcar.jpg
これはたぶん、このあたりのコミックスから採ったものだと思いますが、
いかにもサイケですねぇ('A`)


『バットマン(89)』の最後ではジョーカーは転落死しましたが、
『ダークナイト』の最後では逮捕されたようなので、再登場もあるかと思っていたんですが、
ヒースの死によってそれも難しくなってきました。
生前にヒースと親交があり、彼の死で未完に終わった『Dr.パルナサスの鏡』で
フォローに回ったジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルあたりが
この役を引き継いでくれるといいんですが…。

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割り切れない3794の謎
tanser5main.jpg
誰が言ったのかは知りませんが、地球には3794の謎があるそうです!
その謎を究明するために結成されたのが5人のメンバーからなる科学冒険隊タンサー5で、
tanser5 member
名前からして「探査する5人」でしょうが、わずか34回という中途半端な放送回数で
世界中とそして過去未来を巡って果敢にも冒険を続けました。

サブタイトルから拾っていくと、その「謎」というのはネッシー、UFO、ストーンヘンジ、
アトランティス、ピラミッド、アレクサンドリア大灯台といった
雑誌『ムー』が扱っているようなものばかりで、1979年7月~1980年3月という
超能力ブームもとっくに過ぎ去ったこの時期にどうしてこういう企画が通ったのか謎ですが、
この頃、子どもだった人たちはワクワクしながら見てたんじゃないでしょうか?
moaitanser.jpg
私個人はこの頃は高校生でそういうものからは遠ざかってたし、東京12チャンネル
(現:テレビ東京)系なので、たぶん博多では未放映と思われ観た記憶がありません。

たぶん同じように見てない人が多いと思うので、まずタイトルを御覧下さい。
(ニコ動しか見つかりませんでした。m(_ _)m)

主題歌を歌っているビリー山口という歌手は上條恒彦の変名説濃厚で、
確かに彼っぽいパンチのある伸びやかな歌声ですが、彼は本来キングレコード所属だし、
他社からも上條名義でアニメ特撮主題歌のレコードを出してるのに、なぜここでは変名にしたのかは
よく解りません…。ひょっとして、『タンサー5』のレコード発売元のCBSソニーと
キングの会社同士の仲が悪かったのかも知れませんが、これもまた謎の一つです(笑)。

この番組は、『恐竜戦隊コセイドン』の後番組で、実写とアニメの合体作品ですが、
制作プロとしては日本サンライズのみがクレジットされています。
timetanser.jpg
しかしスポンサーはトミーが継続だったので、前作のコセイドン号がほとんどそのまま
タイムマシンのタイムタンサーとして使われ、

skytanserspacearrow.jpg
さらにスカイタンサーの飛行形態が『帰ってきたウルトラマン』のスペースアローに酷似している等の
円谷プロの影響が見え隠れしますが、資料には特撮監督に円谷と縁が深い佐川和夫が
上げられてるので納得する一方、実写特撮として東映の特撮セクションである
特撮研究所が上がっているので、これもまた謎で割り切れない思いを持ったりもします(笑)。
まぁこの時期、第3次怪獣ブーム直前で特撮モノは下火だったので、
円谷にはスタッフがいなくて特撮は佐川氏が安く個人受けして、
この時期彼が手伝っていた特撮研究所を現場に選んだのかも知れません…。

t53sides.jpg
お見せしているミニカーはトミーのミラクルチェンジシリーズ「スカイタンサー」です。
観たこと無い作品なので、当然存在を知らなかったんですが、ちょうど2年前に
中野のブロードウェイの入り口付近にある某ショップで、ショーケースを見ていたところ、
いろんなポピニカのジャンクに混じって、見たことないこれが置いてありまして、
お店のオーナーに尋ねると「タンサー5のスカイタンサーでメッタに出ない」との返事。
程度はジャンクまではいかないけど破損アリの状態で4000円と安くはなかったんですが、
見たのは初めてだし、そうしょっちゅう来る場所でもないし、
「ま、イイカ」って感じで買ってきました。ヽ(´ー`)ノ
skytanserfly.jpg
ミラクルチェンジの名前の通り、完品だと上のボタンを押せば、自動車形態の
ブルータンサーから飛行形態のスカイタンサーに一発変形するそうで、この個体はバネは
生きてるんですが、後ろの留め金部分が破損してるんで手動変形のみ可能です(苦笑)。

シリーズというからには他にも出ておりまして、
aquatanser.jpg
ワンボックスカーのイエロータンサーから、深く深く潜水艇のアクアタンサーへと変形するオモチャと、

landtanser.jpg(画像はどちらもタイトル画面から)
RV車のレッドタンサーから、遠く遠くドリル戦車のランドタンサーへと変形するオモチャも出ていました。

スカイタンサーを買った後いろいろ調べて知識を得た私は、その後オクを張っていると、
このシリーズどれもが完品で3000円前後で落ちていることに気づき、
またまた割り切れない思いをしたんですが、
オクとショップで値段が違うのは、まぁそれはしょうがないっすね┐(´ー`)┌

つうことで、キャラクターミニカーの世界にも3794以上の謎があることに直面した私は、
今後もその謎に不完全に立ち向かっていこうと、固くサイフのヒモを締めるのでした(違

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ナオミの夢
naomiherimain.jpg
このタイトルを聞くと、ヘドバとダビデのあの大ヒット曲を思い出す人も多いと思います。
しかし今日の御題はそちらではなくて、『007/私を愛したスパイ』の封切り時に、
イアン・フレミングの原作が映画と全然違う内容だったので、脚本担当の
クリストファー・ウッドにより書かれた小説版『新・私を愛したスパイ』の章タイトルにちなむものです。
ナオミとは、ストロンバーグの秘書の名前で、この頃活躍していたグラマー女優の
キャロライン・マンローが演じてました。

brownbikini.jpg
彼女は初登場シーンでは茶色いビキニに薄い肩掛けをまとってボディラインを際だたせ
ボンドの目線を釘付けにしてました。その時のボンドはソ連のスパイのトリプルXこと
アーニャと夫婦という設定で潜入していたため、アーニャの目を気にするフリをして、
「曲線が最高だ、このボートのね!」なんていうジョークをとばして
ハナであしらわれてましたが、こういう軽みはロジャーならではです(笑)。
最近、クレイグのクソ真面目なボンドが続いたんで、ロジャーのシャレっ気が懐かしいなぁ…。

spywholovedmeheri.jpg
ストロンバーグの部下ということは同時に戦士でもあるわけで、
このナオミもボンドに空から牙をむいて襲いかかりますが、
その時に乗ってくるのがtopでお見せしているジェットレインジャーヘリコプターです。
heribattle.jpg
この時の一連のアクションは、白いロータスエスプリに対し、
黒い爆弾付きサイドカーがまずぶつかってきて、それをかわしたボンドに
今度は黒い車に乗ったジョーズが襲いかかり、さらにボンドがかわすと、
黒いヘリのナオミが見えない角度からいきなりブワッっと浮かび上がってきて、
白いコスチューム姿でボンドにウインクするという、色の対比も考えられたもので、
ナオミの妖艶さがサイコーでした。

キャロライン・マンローは主に1970年代に活躍していた女優で
ハマープロと契約していたこともあって、SF・ホラー系のヒロイン役が多いです。

『ドラキュラ72』の廃墟で襲われる女役辺りから注目され、
munro dracula

『シンドバッド黄金の航海』(74)では可愛らしさと巨乳の魅力で野郎共の心をギュギュッとつかみ、
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『地底王国』(76)ではラクウエル・ウェルチにも負けない野性味をキワ立たせ、
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そしてこの『私を愛したスパイ』(77)では熟れきった魅力を見せたかと思えば、
翌年の『スタークラッシュ』(78)ではぶっ飛んだスペオペヒロインを演じ、
もうトドメって感じで(笑)、この5本でSF・ホラーファンの心に永久に残る女優となりました。
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お見せしているミニカーはコーギーのストロンバーグジェットレインジャーで、ボディの全長は
約15.2cmの標準サイズですが、ヘリコプターなんでスケール的には1/43より小さいはずです。
封切り時にロータスエスプリと並び標準サイズで出されたミニカーで、同じ金型のまま白く塗られ、
次回作『007/ムーンレイカー』のドラッグスヘリとしても出されています。
モケイとしてはオーソドックスなヘリでメインとサブローターが回転するほかに、
ボディ下部の銀色のツマミを押すとフロントからミサイルが飛び出すギミックが付きなのは、
いかにもコーギーならではですね。ヽ(´ー`)ノ
この『私を愛したスパイ』の頃から、またコーギーはマスコミ路線に力を入れだしたんで、
しばらく御無沙汰だった007モノもこうやって出だして、でもお小遣いが追いつかなくて、
うれしい悲鳴を上げてましたっけ……。


キャロライン・マンローさん、さすがに最近はもうお年なので、映画出演こそは無いようですが、
ファンイベント等には積極的に参加されて、ファンの前にお目見えして下さっているので、
ひょっとしたら日本に来る機会もあるかも知れませんね!

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