 賛否両論かと思いきや、けっこう好評の「トイ・ストーリー誤解シリーズ」ですが(笑)、 第2回目は『トイ・ストーリー2』です。最高のタイミングで夕べTV放映されたけど、 これ計った訳じゃなく、その偶然に私も驚いてます…。
 同じディズニーとピクサーのコンビにより製作され、 日本では前作の4年後の2000年3月に公開されたこの作品では、妹の育ち具合から考えて、 劇中でも同じくらいの時間が流れ、アンディは10才くらいになってるんでしょうか? そのせいか、壊れたオモチャじゃもう遊ばないと言うアンディが嫌いです。 (あのシーン、現実なのか妄想なのかちょっと分かり難いですがw) しかもオモチャをバザーで売っ払っちゃうてのもなぁ…。 そこに紛れ込んでしまったウッディに、 いかにもキショイオモチャマニアが目を付けるってのもナンダカなぁで、 いくら子供が持つには年代が合わないオモチャでも、そこまでレア品が 子供のオモチャ箱に入ってる訳ね~、つうのヽ(`Д´)ノ!! (ッテ、アキラカナ ヤッカミw
たぶんこれ、年代が合わないことを指摘されて、開き直ってこういう設定を 作ったんだろうけど、あれじゃどう見ても1950~60年代の番組で、 アンディは40~50年もウッディで遊んでたことになって、ますます年代が合いません。 ママンが「昔からウチにある」って一応のフォローはしてるんで、 他の人から受け継いだにしたって、ああいう布を使ってる人形は デッドストックじゃないとそんなに保たないでしょう。 現に『2』の劇中でも、簡単に何度も腕がもげかけたし……。
 あのウッディが主役だった番組『Woody's Roundup』ですが、 あれはアンダーソンマニアである私には、すぐに『魔法の拳銃』のパロディだと ピーンときましたが、日本語圏ではウィキにすらこの辺り載ってないようなんで、 やっぱ健全な日本のディズニーファンには、オタクっぽいことには興味無いようで…('A`) でもちゃんと英語版のwikiには、『Four Feather Falls』(魔法の拳銃の原題)や 『Howdy Doody』との類似について記述があり、西部劇への愛着の違いが感じられます(笑)。
 レコードの上で暴れる3人もあり得ません。つうかこれは本気で怒ったぞヽ(`Д´)ノ!! DJじゃないんだから、良い子のみなさんはレコードもプレーヤーも痛むあんなことしちゃダメ! ひょっとして、「回って」「跳ねてる」から「Roundup」に かけてるのかもしれないけど、なんだかなぁ…('A`)
オモチャドクターのゲイリー爺さんはとっても(・∀・)イイ! デブチキン野郎のアルはオモチャを愛してるんだったら、あれくらいのリペアは自分でやれぃ! と思ったけど、デブチキンはただのテンバイヤーみたいですな。 本当にオモチャを愛してたら、やっと手に入れた激レア品は売りませんよ。 よっぽど金に困ってるならまだしも、あんなデカイオモチャ屋経営して、 豪華マンションに住んでるんだからカネ回りは悪くないだろうし…。 あのいっぱい揃えてたラウンドアップグッズも、大好きだからやってるかと思って親近感持ってたら 日本への荷造り後は全部無くなってたから、全部ショーバイ用の在庫じゃねぇかヽ(`Д´)ノ
 あのデブのモデルが北原照久さんだって日本のウィキには書いてあるけど、 本当なら失礼千万な話だと思う…。
でも爺さんが、足の裏の名前を消しちゃうのはちょっと哀しかったなぁ…。 そしてピカピカになってはしゃぐウッディを見て、 ジェシーが持ち主に売られた自分の過去を思い出すシーンがまた泣けるんですよ…。
 ( ´-`) .。oOどうして女の子は早くオトナになってしまうんだろう…
大半のオンナのコは自分の過去を忘れて、今の自分に塗り替えちゃいますからねぇ…。 なんで過去と未来を同じように自分の中に留めておこうとしないんでしょうか? その歴史の積み重ねが人間の深みを生むと思うんですが……。 でも、そういう何とも言えない深みを持った女性と知り合いになれた時は、 表面を塗りたくってるだけの美人さんと時間を過ごすより遥かに楽しいです。 メッタニ イナイシ クサッテルカタモ オオイケド ソレガ マタ(・∀・)イイ!
 まぁだから、オモチャ屋のバービーたちが無個性でキャピキャピウルセーもとい とっても御活発なのは、ジェシーと違うツマラナイ大人になっちゃった 典型的アメリカンガールのオヤクソク描写だからショーがないとして、
 そんな中、ちゃんと自分の仕事を忘れないガイドバービーにだけは感情移入できますね。 ただこのとってつけたジョーカーみたいな笑顔がなぁ…、 と思ってたらエンディングでネタにしててワラタ(・∀・)!
つうことで話がガイドバービーに向いたところで、今日のミニカーです。
 全長8cmでボディ中心はダイキャスト製。スケールは元がオモチャなんで1/3ってとこかな?(笑)。 前進させるとバービーが左右にスウィングするギミック付きとけっこう凝ってます。 入手したのは今から4~5年程前で、時々このブログに登場の、既に当地を撤退したお宝系ショップで 投げ売りされてたモノです。新品箱入りミントなんだけど、もう映画公開後かなり経ってたから 不人気もしょうがないんでしょうかね? まさにプロスペクターの処遇そのものでした……。
やはりそれがフビンで保護しましたが、ようやくこうしてお披露目です。 実はミント&シールド状態だったんで今日までそのまま箱にしまい込んでたんだけど、 昨日のジェシーたちの嘆きをまた見ちゃったんで、暗い倉庫に入れっぱなしはカワイソウかな? ッテ、オモチャニ カンジョウイニュウ シテンジャ ネ~ヽ(`Д´)ノ
 でも、そしたら、バービーがニッコリ笑ってくれたよ、アヒャヒャノ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャ
最後はプロスペクターだけ誰とも知れない女の子のリュックに追放され、 おそらくメチャメチャなペイントされそうなのがちょっと可愛そうですが、
 今回のボスキャラだし、勧善懲悪が基本だからショウガナイのかな? 同じようにウッディこそ盗んだけど、他の3つはちゃんと買い取って揃えてたアルは 全部それらを奪われて、大損こいた(カネは保険で下りるとしても信用が…)と思うけど、 そこもスルーなんですね~。最後オモチャ投げ売りしてるのは違約金で破産したのかなぁ…。 せっかくのセットが全然揃わなくなった日本のオモチャ博物館長はただただお気の毒…。
かくして一般には大受け、オモチャコレクターには近親憎悪(苦笑)も含め、 またいろいろ考え込ませてくれた『トイ・ストーリー2』も大ヒットし、次回作へと進む訳ですが、 どうしたことか、その道のりは平坦なものではなかったのでした……。
そのあたりは、また次回のお楽しみに……
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