キャラクターミニカー秘密基地
劇中車キャラクターミニカーを中心に 陸海空で大活躍するスーパーメカの模型が集まる秘密基地でしたが、開始後7年を迎え「映像作品に登場の様々なキャラの玩具」を紹介するブログとして拡大再開店です
プロフィール

FZIRO

Author:FZIRO
ミニカーコレクターからも、
合金コレクターからも異端視される
劇中車のキャラクターミニカー、
それも標準スケール物を中心に
ひたすら集め続けています。
マイナーなジャンルでしたが
この頃はキャラウィールや
カーズのおかげで、少しは
市民権を得られてきたかな?(笑)
なお、このブログの内容は、
いわゆる「日記」ではないので、
コメントや御質問があったら、
古い項目にも御遠慮なくどうぞ!

最初においでになった際には
カテゴリーの一番上の、
収集・運営ポリシー を御覧下さい。


カレンダー

01 | 2011/02 | 03
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 - - - - -


最近の記事


最近のコメント


カテゴリー


サブカテゴリー


月別アーカイブ


メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:


ブログ内検索


リンク

このブログをリンクに追加する


最近のトラックバック


スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

味なことやる、マクドナルド!
donaldmain.jpg
当ブログで重視しているミニカーの標準スケール1/43というのは、発祥に関しては諸説ありますが、
鉄道模型のOゲージ、1900年にドイツのメルクリンによって発表された規格用に
情景パーツとして作られた自動車模型に由来するという説が有力です。
ミニカーが発達したのはイギリスで、ちょうど我が国と似たような住宅事情のあの国では、
手のひら一杯の大きさの1/43が小さからず大きからずで最適とされました。
それに加え、1/43が高くて買えない幼児向けの1/65前後の安価なマッチボックスも流行し、
日本でもこの2サイズが生産され、標準スケールではダイヤペットやポピニカ、
小スケールではトミカとして発売されましたが、鉄道模型の普及度が低く、
ミニカーを「子供のオモチャ」としか見なさなかった日本では、
より安価なトミカがコレクションの主流となりました。
でもキャラモノ主体のポピニカは、バンダイの商魂で、逆に大きく高くなったあげく、
今やブランド自体がほとんど消滅しつつあるありさまです(泣)。

一方アメリカでは広い住宅が一般的なので、幼児向けの小スケールは、大きさはそのまま、
広いサーキットを部屋中に展開して遊ぶホットウイールとして流行しますが、
それに対抗したマッチボックスは同じ路線に走り、従来のファン層から総スカンを
食ったあげく、一旦倒産してしまいます。
また大きい方は、手のひら一杯の1/43では中途半端な感じを与えたのか、
もっと大きい1/20前後が好まれたため、アメリカのミニカーには1/43はあまり存在せず、
このあたりPonys41さんが苦労されてる所以です…。

そのためアメリカのキャラクターミニカーを集めようとすると、小スケールか大スケールに
なってしまう訳で、コーギー、ディンキー、ポピニカを中核コレクションとする私も
苦労するんですが、ここにプラ製のちーぷトイトイ(笑)ながらも、
標準スケール相当のキャラクターミニカーを出し続けてくれるメーカーがあります。
そう、それこそが今日の御題のマクドナルドで、そのハッピーセット(日本名)付属の
ミニカーこそが、アメリカキャラクターミニカーの救世主なのです(チョットオオゲサ

マクドナルドオリジナルのキャラクターも数あれど、その代表はやはりドナルドでしょう。
ドナルド・マクドナルドと韻を踏んでいるため名前をすぐに憶えられるし(笑)。
1963年にすでにピエロとしてTVで人気だったウィラード・スコットが最初に演じましたが、
firstronald.jpg
その際はこういう太めの姿で、本当はスポンサーはもっと細目のキャラクターに
したかったようで、以降は細目にマイナーチェンジされてますよね(笑)。

実はこのピエロを「ドナルド」と呼ぶのは日本だけで、本国では「ロナルド」です。
この事実が最初に日本で知られた時は「ドナルドダックに配慮したから」と誤解され、
「ディズニーの横やりだ!」と息巻く風潮もありましたが、何のことはない、
本国ではあの会社は「マクドナルド」ではなく「マクダーナルズ」と発音するため、
もともと韻も踏んでないから、ロナルドでも無問題なんです(爆笑)。
日本だけドナルドって呼んでるのはdonaldってのは原義はゲール語で「世界の支配者」らしい
(つまり「~のドン」と同じ)から、市場の独占を狙ってるのかもですね…。
ドナルドが殺人鬼になってるパロディはよくありますが、「世界の支配者」の名を持つ、
日本でこそ、その諧謔はふさわしいと言えるでしょう(爆

さてそのドナルドの世界制覇の秘密兵器がハッピーセットな訳ですが、
アメリカンキャラクターミニカーの大穴をふさいでくれた功績は大きいし、
何より値段が安いので、よろこんでその軍門に下ることしている私です(爆)。
500円弱で、ハンバーガーとポテトとドリンクが食べられ、それにミニカーが付く訳で
ミニカーだけでその値段を払ってもいいくらいです(・∀・)!

ronaldshoecar.jpg
これまでに様々なキャラクターが登場したハッピーセットですが、
ドナルド自身がクルマを駆って登場したことも、もちろんあります。

donard3sides.jpg
今回のメインは、1991年の刻印があるスポーツカーにドナルドが乗るミニカーで、
プラ製の全長約10.5cm。どことなくフェラーリっぽいスーパーカーですね。
ブルバックゼンマイで走るのはオヤクソクですが、なんとこのミニカー、フロントガラス部分で
2つに分かれます。最初はこのギミックの意味が解らなかったんですが、分離する部分の接合部と
クルマのリアの凹みが同じなので、多数揃えれば無限に伸びるムカデカーを構成できるようです。
ひょっとしたらこの共通ソケットのミニカーが数種あり、その混成ムカデカーも作れるのかも?(爆)。


ハッピーセットやその対抗メーカー(バーガーキング、ケンタッキー等)の同じような
オマケオモチャをアメリカでは「ミールトイ」と呼ぶようですが、それぞれが有名無名キャラを
取り上げるアジなことをやり続けてくれれば、標準スケールに近い大きさの
プラ製キャラクターミニカーがたくさん手に入るので、
どのメーカーにもこれまで以上に競い合って頑張って欲しいものです。(°∀° )
donarudcornelking.jpg
それでは未だ見ぬ珍しいハッピーミールのキャラクターミニカーが手に入ることを夢見つつ、
今日はこの辺で、ラン・ラン・ル~~~!ヽ(´ー`)ノ

スポンサーサイト

テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用

サムのひらめき!
samsmain.jpg
今日の御題は『ジョー90』の2回目でサムズカーを取り上げます。
サムズカーというのは、この作品の諜報機関WIN(World Intelligence Network)の
サム・ルーバーのクルマで、マックレイン教授の親友であるこのサムの口利きで
ジョーは子供である利点を活かしてWINのスパイ90号として活躍する訳です。
前回書いたようにジョーはまだ9才だし、マックレイン教授の実子ではないので、
現代ならいろいろ問題になりそうな世界観なんですが、今回はそれはスルーで(苦笑)。

sam1step.jpg
このサムの人形、いかにも優しそうな感じで、日本では中村正さんの声も相まって、
とてもそんな身勝手野郎には見えなかったんですが、実はこの人形は使い回しです。
samcs.jpg
『キャプテンスカーレット』にこういうやさぐれた感じで出たゲストキャラの人形に
お色直しをしている訳ですが、全然印象が違うのはさすがですよねぇ!

sams3sides.jpg
ミニカーはディンキーです。これはまぁコレクターの標準アイテムなんで
たぶんウチを御覧になってる同好の士の方々なら、みなさんお持ちと思いますが、
遅出しのマル被り勝手連をお許し下さい。m(_ _)m
実車が無いのでスケール不明の標準サイズで、全長約11mのダイキャスト製。
サムズカー劇中スチル
劇中プロップはこのようにマックスカーより気持ち小さめで、色はシルバー塗装仕上げ。
ディンキーのカタログではちゃんとシルバーっぽい色にしてあるんですが、
dinkycataloguejoe.jpg
これもディンキー謎色指定の被害車wで、TOP写真の通りマルーンに近い暗めのメタリックレッドです。
こちらの覆面えるさんのページで見れるようになぜか箱絵からして赤いんですよ。
では色間違いかと思うと、エドワード・フォース博士のディンキー本にあるように
DINKYHON.jpgSCHIFFER社DINKY TOYS P75より引用
上段左から銀メッキ、ダークゴールド、下段はメタリックレッド(これは私のと同じ)、水色と、
写真は載ってなかったけど巻末リストによると、さらに白、明るいメタリックレッドもあるらしく、
何故かこのクルマに関してはディンキーはカラバリを増やそうとしてたようです。
マックスカーにはカラバリは無いので、地味なサムズカーの売上を少しでも増やそうと
熱心なミニカーマニアが複数買いするように目論んだんでしょうか?
私の個体は東京郊外のオモチャ屋で売られていた品らしいし、覆面えるさんは
山口県のオモチャ屋でお買いになったようなんで、日本国内に正規輸入されたのは
赤のみだったのかもしれません。どうせ1種なら銀だけにすればいいのに、
これは輸入代理店が何も考えてなかったのか、それとも本国で売れ行き不振だった色を
押しつけられたのか、さて、どっちでしょう?(°∀° )

サムハンドル
乗ってるサムは流用だけど(笑)、何度も登場し、けっこう印象に残るこのサムズカー。
ステアリングが航空機みたいになってるし、劇中でもこの1台しか出てこないので、
サム用に開発されたカスタムカーっぽいですが、実はこのミニチュアも使い回しです(爆)。
『ジョー90』の本国初放映は1968年9月ですが、その約1月前に劇場公開された
『サンダーバード6号』、あのスカイシップ1主役の映画にサムズカーは登場しているのです。
tb6登場
劇中のクライマックス、基地の巨大アンテナにスカイシップ1がひっかかって程なく、
その下で待機中のパトカーの横を、画面右から左に一気に駆け抜けるのがサムズカーです。
『サンダーバード』の時代設定が何度か変更されてるので明言はできませんが、
基本的にアンダーソンワールドは同一の世界観だし、このスカイシップ1事件の裏には
スパイが暗躍していたんで、サムがWINを代表し情報収集のために現場入りしてた
と考えても、そう無理は無いと思います。いやどうせ妄想するんなら、
この時にタイガーモスがサンダーバード1号と2号をしのぐ大活躍をするのを見て、
サムは「大きな図体では無理なところも小さい存在なら活躍できる」という、
『ジョー90』につながる発想をひらめいたと考えた方が面白いですよね!

テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用

それゆけそれゆけガイコッツ!
gaikottumain.jpg
このメカを語るからには、まぁやっぱり今日は、この音楽を聴きながらお読み下さい。


つうことで今日の御題は『タイムボカン』のマージョ一味のメカであるタイムガイコッツですが、
あの三悪の全メカ中、当ブログ登場済みのお仕置き三輪車に並ぶ有名メカでしょう。
マージョの命令で木江田博士の助手をしていたグロッキーが、盗み出したタイムボカンの
データを元に作ったそうですが、確か『タイムボカン』時は敵メカがブッ壊れたら、
最後コレだけが残ってたはずだから、相当頑丈な作りになってるんでしょうねぇ…。
最終回の爆発の衝撃でマージョ屋敷に直撃し、真っ二つに割れちゃいましたが、
それ以前に60回も爆発に耐えたから、頑丈さではボカンたちを凌駕してますな(笑)。
3aku3.jpg
それから、この最初の三悪だけは、運転担当はワルサーとグロッキーで、
マージョ様は後ろの豪華ソファに横になってあれこれ指図するだけという、
身分の差が極めて解りやすい構図になってたのも良かった。ヽ(´ー`)ノ

今回BGMにしてもらってる終わりの歌にも名前が出てくるので、
このメカのガイコッツという名前は浸透度高いと思いますが、
その名前に負けないデザインも素晴らしく、悪さとセコさを両立させた
中村光毅さんのデザインはホレボレしますよねぇ!
2作目以降メカデザインを引き継いだ大河原さんもいいけど、シリーズが長く続いたのは、
やはり、最初の中村さんの天才的センスの冴えあってこそでしょうね!

gikottu3sides.jpg
お見せしているミニカーは、バンプレのプライズの「タツノコメカリモコンカー」のモノです。
1997年の刻印があるんで、もう14年も昔になるんですねぇ…。
全長約9cmの本体はソフビ製かな? 電動リモコンで前進と後退をしますが、
後輪に角度が付けられてるので、後退時はゆるい円運動をするようです。
この個体は先日行ったフリマで、ゴチャゴチャとガラクタの入ったケースから掘り出し
値段を聞いたら200円だったので値切らずにそのまま買ってきました(笑)。
かなり汚かったんで、動かなかったら電線を切ってミニカーとして飾ろうと思ったら、
ちゃんと動いてくれたんで痛し痒しです(爆

彼等、三悪あってこそのタイムボカンシリーズで、それゆえセルフパロディも多く作られ、
この「-さんあく18年―君を離さない チュッ☆」は、17年前のOVA
『タイムボカン王道復古』のエンディングで流れた、最初の歌の替え歌みたいなもので、
この時点ではまだまだ足を洗えてないワルって感じで良かったけど、


実写版を作ることが決まり、ムリヤリメイクした2008年版『ヤッターマン』最終回では、
旧作の最後と同じ3本道を行くかと思わせて行かなくて(笑)、それでも結局戻ってくるという、
まだるっこしいもとい、手の込んだ趣向で、完全に代替わりした正義側とは違い、
どうもこの三悪は昔と同一人物らしさを臭わせてる世界観だけに、
そろそろ本気の侘びしさを感じさせてホントに泣けます……。・゚・(ノД`)・゚・。
だって、初期設定ではドロンジョってマージョの改名&衣装変えってことだったから
そろそろ35年経つんですよ。マージョ時代は30才設定だったから65才だし、
ドロンジョになって24才にサバ読もとい若返ったけど、それでも60才……_| ̄|○
そんなトシでまだセコイ悪人やってるってのぁ、ホント、渡世の風が冷たいだろうなぁ…。
ボヤッキーは『タイムボカン 王道復古』でのオハナちゃんとのソバ屋を続けてれば良かったのに…。
ohanawakare.jpg
いつまでも彼等の悪巧みを見続けたい気持ちも大いにあるけど
実年齢を反映させるようになってくるんじゃ、そろそろ若手にバトンタッチして
黒幕役で最終回とかに出てくるって感じの方がいいような気もします(笑)。

テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用

さようならジョン・バリー
Johnbarry.jpg
007シリーズの音楽でお馴染みのジョン・バリーが亡くなりました。
まだ77才とお若かかったのに長く闘病生活を送られてたようで、
ここ10年ばかりはほとんどお仕事をされてませんでしたが、
1960~80年代の映画音楽の巨匠であったことは確かで、私も大好きな作曲家でした。
今回は追悼企画として、彼の仕事で最も有名な「ジェームズ・ボンドのテーマ」について
書こうと思います。まず基礎知識として、この曲はモンティ・ノーマン作曲で、
ジョン・バリーの演奏で有名になったことは御存知だと思いますが、この「演奏」とは
編曲も含み、使い物にならなかったノーマンのフレーズをバリーがつなぎ合わせ、
あのビートの効いた「ジェームズ・ボンドのテーマ」を仕立てたことは定説ですが、
当時のバリーの契約で「演奏」としかクレジットされなかったため、
「ジェームズ・ボンドのテーマ」の作曲のロイヤリティはノーマンに入り続けています。

ノーマンは「ジェームズ・ボンドのテーマ」は、以前に作曲したインドが舞台のミュージカル
『ミスター・ビシュワの家』用の歌「良い知らせ、悪い知らせ:Good Sign, Bad Sign 」が
元曲で、そのメロディーを再利用したものだと主張しています。

これはノーマンが近年になって発表したアルバムに収録されているその曲で、
たしかにガムラン的なエキゾチック楽器であの音階に似たものが奏でられていますが、
こういう音階は向こうの音楽の定型のような気もするし、そもそもこのミュージカルが
成功せず舞台だけで終わったので、本当にその曲が使われたかはもはや誰にも解らないし、
音源がどう聴いても最近の録音なので、参考程度にしかならないでしょう…。

それから「ビシュワの家」の原作の出版が1961年で、ミュージカル化時期は不明ですが、
『Dr.No』サントラが1962年6月録音なので、長く見積もっても1年程しかありません。
そんな短期間に他の曲に転用するとはプロとしてあるまじき仕事ぶりで、
そんなナメた態度だから、プロデューサーの不評を買い途中で降ろされたんでしょうね。
ジョン・バリーがどの段階で『Dr.No』の音楽担当に雇われたかは明確でないですが、
おそらくほとんど時間は無かったに違いなく、その中であの素晴らしい音楽を
作りだしたことは彼の才能がホンモノであった証明でしょう。

dr_nosoundtrack.jpg
『Dr.No』の音楽は、ノーマンのバンドが演奏した小編成の軽音楽&電子音楽と、
そのノーマン作曲のスコアをエリック・ロジャースが編曲・指揮したオケ伴奏と、
さらにジャマイカ現地収録したバイロン・リー&ザ・ドラゴネアーズによる演奏と
JUMPUP.jpg
それに加え、ジョン・バリーによって追加・演奏されたスコアの4種の混成部隊であり、
その権利関係の調整に手間取ったのか、サントラ盤の発売は公開から1年近く遅れた上に、
映画で使われたオーケストラ曲はほとんど収録されない不完全なシロモノでした。
しかも映画ではほとんど使われない奇妙な電子楽器による楽曲の収録が多かったので、
サントラ盤として聴いてもあまり面白くなかったのです。

sontraura.jpg
同じ曲の演奏違いが何種類も並ぶこのレコードを、最初に買った1975年頃には
そういう裏の事情を知る由もないので、変なアルバムだなぁと思っただけでした。
ただ当時でも「ジェームズ・ボンドのテーマ」が2種、
1曲目の「James Bond theme」と17曲目の「The James Bond theme」収録されていて
定冠詞の「THE」が付く方が普通は格上なのに、1曲目があの有名なテーマで
17曲目は全然違う気楽なチンドン屋みたいな音楽なので、特に奇妙に感じていました。
英文のWIKIにあった、当時のノーマンの妻で「マンゴの木の下で」の女声バージョンの
歌手も務めたダイアナ・コープランドの記憶によれば、この曲が最初にノーマンが
「ジェームズ・ボンドのテーマ」として書いたものとのことです。
なるほど、この旋律はサントラアルバム収録曲中の4曲もに使われているので、
ノーマンがこれを「ボンドのテ-マ」して書いたのはおそらく事実で、これに不満を抱き、
ジョン・バリーを雇ったブロッコリとサルツマンの判断も確かでしたが、
降ろされたノーマンはせめてもの意地で自分の作曲した方のメインテーマとしては
使われなかった曲の名に「THE」を付けたんでしょうね(苦笑)。
その17曲目そのものは見つかりませんでしたが、この動画の2:12過ぎから3:40位までの
エレキがリードするお気楽な曲がそのアレンジの1つなので聴いてみて下さい。

もしコレがメインテーマのまま映画が公開されたらどうなっていたでしょう?
おそらく『Dr.No』はありふれたB級アクション映画として、
スマッシュヒットはしたでしょうがそれで終わっていた可能性大です。('A`)

ノーマンの「ボンドのテーマ」がこのお気楽な曲だとしたら、ではどこからバリーは
最初のあの緊迫感あふれる音階を持ってきたかですが、サントラ未収録のオケ伴のうち、

たとえばこの動画の10秒過ぎあたりからのドクターノオの島でボンドが水中に潜んで
ノオの部下を刺し殺す印象的なシーンで使われており、ここの曲はけっこう緊張感に
あふれているのでバリーも好印象を持って、その旋律を使ったのではないでしょうか?
このようにサントラ未収録のオケ曲に魅力的なモノがけっこうあり、それが不満ですが、
2003年にデジタルリマスター完全版が出た時にも追加曲は無かったので、
残念ながらその辺りの音楽テープは破棄されたようです。
今となってはこのサントラアルバムは、その混沌ぶりが却って味になってますが、
バリー編曲の1曲目の「ジェームズ・ボンドのテーマ」だけがその中で異質で、
それだけが後の007ミュージックの世界と密接につながるので、
モンティ・ノーマンが果たした役割がいかに小さかったかは明らかですね。


ここでミニカーの紹介で、まぁ今日はオマケみたいなもんですが(笑)、
barrytuitoumain.jpg
ジョン・バリー音楽担当作品から3作ピックアップして、左から
『007は二度死ぬ』のトヨタ2000GT(トミカ改)
『ムーンレイカー』のムーンレイカー(コーギージュニア)
『美しき獲物たち』のロールスロイスシルバークラウド(マッチボックス)です。
トミカは今のようにボンドミニカーが多数出る遥か以前の1980年頃作ったモノで、
トミカの屋根を切って後ろはパテ盛りし、御存知のようにトミカは後期型なんで
ムリヤリ大きなフォグランプ状のパーツを自作し貼り付けたシロモノです(笑)。
ムーンレイカーは確か、南米ボリビアの空港で買ったモノかな? 
意識してなかったけど劇中の世界観には合ってるかも?(爆)
ロールスは当時品で、コーギーが死んでる時代だったので、
これとタクシーの2種のマッチの小サイズしか正規品は出ませんでした。

このように「完成」までに紆余曲折あり、そのせいで権利的にはビミョーなことになっている
「ジェームズ・ボンドのテーマ」ですが、ここでそのバリー「編曲」の完成版を
当時、最初に発売された音源であるジョンバリーセブン楽団の演奏でお聴き下さい。

やっぱり、モンティの「原曲」とは全然違うし、
こっちの方がはるかに「よい知らせ」ですよねぇ(爆


それでは最後にもう1曲、追悼の意味を込めて、『女王陛下の007』から
「愛は全てをこえて:We Have All The Time In The World 」をお聴き頂いて、
今日の稿を締めようと思います。


さようならジョン・バリー、私は007やその他の曲を通して、ずっとあなたを忘れない…。

テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。