今日は、これをお聞きになりながら御覧下さい。
 F1・グループ6・4とラインナップを伸ばしてきた『ルーベンカイザー』ですが、 地味ではあっても基本方針にいささかのブレもないこの作品だけに、残るグループ5への 取り組みも忘れてはいません。このレギュレーションを担当するのはアバロで、 グループ5(市販車ベースに大幅な改造を加えたシルエットフォーミュラ。 ルーフ形状のみ量産車パーツを使用すればシャーシをパイプフレームや アルミモノコックで新規に製造することが可能。ただし、エンジンマウント位置と サスペンション基本構造は市販車のままでないとならない)という規定に忠実に、 フェラーリBB似スーパーカーを改造しエントリーしています。 いわば『グランプリの鷹』におけるカトリ・ファンタジーですね。 このスーパーカー小僧にアピールすること間違いないアバロは、プラモと 今回紹介のプラ製玩具は発売されたのですが、ポピニカは未発売に終わったのは、 先に地味なバロックを色違いまでたくさん発売した報いで、 これぞ「ルーベンカイザー最大の悲劇」と思います。 なんでバロックをたくさん出す前に、売れそうなコッチを出さなかったんでしょうか?
 カタログではこのように、ノーマル・レーシング、さらにDXまで発売予定でしたし、
 イラストなノーマルとDXはともかくレーシングは試作品までできあがってるのが 写真から解るので、本当に残念です……。
せめてこの「エキサイティングオプションセット」でほぼ同サイズのミニカーを 出しておいてくれたのは不幸中の幸いでしたねぇ。ヽ(´ー`)ノ
全体のパッケージはこんな感じの大型ブリスターで、
 ポルシェ935をリードするアバロレーシングタイプがカッコ(・∀・)イイ!
ミニカーは全長約11cmの硬質プラ製。プラなのでダイキャストの重量感が無いものの、 こちらのノーマル形態から、

前後ウイングを取り付けタイヤも横ダブルにしたレーシング形態の変形が可能で、

他の三大と並べることも可能なので一応、このクルマの魅力の片鱗を知ることはできます。 この辺り、トミカサイズ程度の安価なプラモしか出なかったカトリファンタジー (村上天皇はフェラーリがお嫌いなのかな?)や、何も出なかったF0サムライよりはマシですが、 やはり質感が同じポピニカで揃えたかった。(つД`)
 このセットにはk3も付いているのでポピニカと比較するとこうなりますが、 ややプラ玩具の方が大きいし、オモチャとしての質感・完成度が段違いなのが一目瞭然ですね。
さて、4回にわたってお送りしてきた当ブログの『ルーベンカイザー』特集、 残念ながらとりあえず今回が最後になります。最後にチームの移動基地の「バンバ」と いう超大物が残っているんですが、大物過ぎて手に負えません。 一時期は完品は20万オーバーとも言われ、タマにヤフオクに出ても高嶺の花。 私が把握してる分だけでも、香港の業者が4万で出していたルースが最安値で、 それでもしばらく回転寿司状態でした。4万でも高かったのか、 香港からの出品が不安だったのが、それともルースなところが 神経質なマニアに嫌われたのかは解りませんが、ビンボな私には その半値以下でないと無理なので、あれは目の毒だったなぁ…。(つД`) どこかのオモチャ屋の店頭に定価で並んでいる等の奇跡でも起こらない限り、 バンバを当ブログで紹介するのは不可能だと思いますが、まぁその日を夢見て、 最後にココまでのラインアップの勢ぞろいの写真をお見せしましょう。
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