キャラクターミニカー秘密基地
劇中車キャラクターミニカーを中心に 陸海空で大活躍するスーパーメカの模型が集まる秘密基地でしたが、開始後7年を迎え「映像作品に登場の様々なキャラの玩具」を紹介するブログとして拡大再開店です
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FZIRO

Author:FZIRO
ミニカーコレクターからも、
合金コレクターからも異端視される
劇中車のキャラクターミニカー、
それも標準スケール物を中心に
ひたすら集め続けています。
マイナーなジャンルでしたが
この頃はキャラウィールや
カーズのおかげで、少しは
市民権を得られてきたかな?(笑)
なお、このブログの内容は、
いわゆる「日記」ではないので、
コメントや御質問があったら、
古い項目にも御遠慮なくどうぞ!

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三角頭のロボットはなぜ少年ジェットロボットと呼ばれたのか?
ブリキロボットコレクターの中で日本では「少年ジェットロボット」として
人気を集めていたロボットがあります。ロビーの頭をドーム型から円錐形に変え、
両手はスパナみたいのがぶら下がっているロボで、その名の通り『少年ジェット』に
出ていたロボットらしいですが、欧米にはこのキャラは浸透してないので
単に「コーンヘッドロボット」と呼ばれているようです。

(開始後1分くらいからご覧ください)
『少年ジェット』とはテレビ黎明期の昭和34年にフジテレビ系列で放映された番組で、
オートバイに乗る少年がシェパードのシェーンと共に悪人と戦うという、今の目どころか、
昭和40年代中盤にはもう時代遅れで鑑賞にはキッツい番組でしたが、
何もこの番組が特に酷かったんじゃなく、この時代のはみんなこんな感じだったようです(w



その中に確かに、宇宙人に操られるロボットとしてこのオモチャと似た頭のが登場します。
でも似ているのは頭だけで、手足は全然別物なんですよ…。('A`)
少年ジェット

私はこの時代は生まれていないので全く知らない世界ですが、資料を調べると、

1年前の『遊星王子』(宣広社制作で日本テレビ系放映)にも同じロボットが出てくる、
とされていますが、この時は頭が全く違う形をしていますよね。
遊星王子

そして大映テレビ室制作の『少年ジェット』でこのコーン型の頭になった翌年、
今度は松崎プロダクション制作(日テレ放映)の『鉄人28号』実写版に、
26号
『少年ジェット』時の姿で鉄人26号として登場しましたが、表面の輝きは無いので
黒く塗装されていた可能性があります。

『遊星王子』『少年ジェット』『(実写)鉄人28号』と制作会社の違う作品に3年連続で
登場したというのも不思議ですが、TV黎明期のこと、映像作品さえちゃんと納入できれば
それ以外は不問だったのかも知れず、ロボットのスーツを作れる工房も限られたろうから、
手直ししながら何回も貸し出され、使われ続けたのかも知れません。


まぁ、それだけ露出の多かったロボットだから、(無版権での)商品化も納得ですが(笑)、
なぜ日本の初期ロボットコレクターはこれを「少年ジェットロボット」と呼んだんでしょうか?
3回の登場のうち、『遊星王子』の時は全然姿が違うからそう呼ばないのは当然として、
「少年ジェットの宇宙人が操るロボット」より、「鉄人26号」の方が呼び名としては
しっくり来るんじゃないでしょうか? それに鉄人28号ブリキは各種出てるから
並べるのに好都合だし、野村トーイのNO3なんか大きさ的にもピッタリなんで、
「鉄人26号」としてコレクションした方がいろいろ都合がいいだろうになぁ…。

ロボット玩具の本では掲載は普通、本体の写真だけなので、この青いロボットを見る時は
いつもそんな事を考えていましたが、最近になってやっとその理由が解りました!
ヨネザワ玩具からでた「少年ジェットロボット」こと「(宇宙)ロボット」は、
版権は取ってないようですが、なんと箱絵の隅に少年ジェットが描いてあったんですよ!
SYOUNENJETBOX0.jpg(参考写真)
netで検索しているうちに箱の写真を見つけ、それを見ると箱右下に、
確かに笑顔でロボットを応援してるかのような少年ジェットがいるじゃないですか!
「版権」という概念が確立してなかった当時ならではですが、パチ専門の弱小メーカーなら
ともかく米澤玩具ほどの一流メーカーがいくらなんでも大胆すぎますよねぇ!(°∀° )

なおこの商品の箱には品名がただの「ロボット」と「宇宙ロボット」の2種ありますが、
「宇宙ロボット」の「宇宙」の文字の入り方がバランス悪いので、
最初「ロボット」として出して後に改名したっぽいですねぇ…。
ひょっとしたらこれが同社のロボット玩具の第1号で、好評で後続商品も売り出したので
区別がつかなくなって改名した可能性もあるから、由緒正しい商品な訳ですね。
少年ジェットの絵が描いてあれば、その名で呼ぶしかない訳です。
長年の謎が解けました!


今回、お見せしている品は、オリジナルにはとても手がでる訳がないので、近年出た
復刻というか外見を似せた中国製玩具で、製造はSUPT(上海珠球塑胶玩具有限公司)
ChinaGalaxyRobot.jpg
20年程前の元の商品に似ても似つかぬチャイナロボットとは違い、
最近の一連の商品はどれもよくオリジナルのイメージを捉えているので、
商品企画は日本らしいという噂もあるが詳細は不明です。
オリジナルのニセモノとして流通するのを防ぐためか、目の丸い部分の形が
ちょっと違うのも芸が細かいとも言えるから、やっぱ日本企画なんでしょうか?

Planet&Galaxy
たぶん大きさ等は元の品とほぼ同じにしてあると思われますが、
ちょうどプラネットロボットと同等なので、これの初版の対抗商品として企画し、
その結果、手が短い突き出たモノになったのかも知れないです。
全く同じの突起じゃなくてスパナ状にしたのは、ヨネザワ玩具なりの一工夫かも?

胸のレバーを下げても停止しないというチャイナクオリティは相変わらずですが(苦笑)、
定価で2500円だし、それをオクで1600円で手に入れたので(゚ε゚)キニシナイ!!
この値段で「少年ジェットロボット」が手に入るんだからイイ時代になったものです!ヽ(´ー`)ノ



テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用

新年の挨拶に代えて
今日から、本年度の更新の開始です。また10日に1度(以下)のペースになると思いますが、
どうか、よろしくお願いします。m(_ _)m

いつも正月飾りもろくに飾らない我が家ですが、今年は忌中なので、
お正月っぽいことはいつもに増して無縁です。
しかし何も無いのも味気ないので、私ができないなら代理を立てようと、
この方々に代わりに正月飾りをしつらえ、凧を上げ、
sinnenaiisatu.jpg

そして神社の篝火を焚いて、頂きました!(°∀° )
genyousai1.jpg
神社と言ってもかなり怪しい神のだけどナー…。

つうことで、今年は『仮面の忍者赤影』のコレクションをスタートします。
以降はこれを聴きながらお読み下さい…。( ^ー゜)b
http://www.youtube.com/watch?v=zNldlbW6FTs

TV映画『仮面の忍者赤影』と言えば、特撮時代劇のハシリでおそらく今も最高傑作だと思いますが、
今で言うマルティメディア展開で、何度かリメイクされ完結した主な作品だけでも、
1967年4月開始の東映製作の実写テレビシリーズ及びその映画版、原作と呼ばれた横山光輝の漫画、
orizinal Akakage


1985年の黒崎輝主演単発コメディ実写版、
(これは画像みつかりませんでしたm(_ _)m)

1987年のアニメシリーズとその時に描かれた横山先生の『新赤影』、
new Akakage


2001年の『レッドシャドウ赤影』という映画版があり、
redshadow.jpg

そのいずれもが強い個性を持つため、どれかを好きな人は多いんですが、
全部を把握し好きになることはマニアでも困難でしょうね…。

私の場合は東映製作の実写TV版に惚れ込み、横山漫画版(旧作)も読んでみるけど、
かなり肌合いが違うので敬遠し、コメディ版には激怒し、アニメとその時の横山漫画(新赤影)は
主題歌は違うわ、デザインは改悪されるわ、声がアタルだわでドッチラケてやがて見なくなり、
レッドシャドウは「こんな別物にするなら赤影を名乗るな!」と怒髪天を突く思いでした。
「赤い仮面は謎の人」で、そこが魅力なのに、口の周りだけ隠して上半分見えてるんじゃ、
まったくの正反対のただの忍者ですよねぇ…('A`)
これらはあくまで私の感覚ですが、共感を覚えてもらえる人も多いんじゃないかと思います。


このように複雑な展開を見せる『仮面の忍者赤影』ですが、作品の成立にも紆余曲折がありました。
まず東映動画が1964年に『少年忍者風のフジ丸』というアニメを制作しますが、
これは白土三平のマンガを下敷きにしたもので、途中までは白土の名前もクレジットされてます。
しかしオリジナル展開の29話からは版権料を払うのがイヤだったのかコレが外されたため、
白土には東映に対する不満と不信感が湧いてしまいます。


watari.jpg
1966年には東映で『大忍術映画ワタリ』が製作されます。脚本を読んだ白土は単なる活劇映画化してる
とクレームを付けたものの映画化の推進者だった東映テレビ部渡邊亮徳次長(当時)の意向で制作は
続けられ完成試写を迎えますが、これを観た白土は激怒し東映との絶縁を宣言する事態となりました。
まぁおそらく渡邊次長は、いつものように接待漬けにし幾らかカネをつかませれば黙るとでも
考えたんでしょうが、大失敗です。
それでもなんとか映画『ワタリ』は7月に公開された(原作者無視で強行した?)訳ですが、その後に
目論んでいたテレビ化は白紙の状態に…。でも既に一部のキャストやスタッフの手配は進んでので、
速攻で代案が必要で、渡邊が目をつけたのが、白土と同じく忍者漫画で人気だった横山光輝です。

KAGEMARUZISSYA.jpg
彼の忍者モノ代表作『伊賀の影丸』は東映で松方弘樹主演で1963年7月に公開されており、
関係も良好だったのでしょう。しかしこの作品は1963年11月から1年間、TBSで人形劇として
放映されたばかりで他局でTV化はできないし、名前の影丸は白土の作品の主人公と被ってしまい、
これ以上白土を怒らせて裁判にでもなったら制作が遅れます。そこで新作として横山が立ち上げた
のが『飛騨の赤影』でした。たぶんこの作品は「原案東映TV部」も同然で、連載開始時には
横山はTV部のアイデアを忍者漫画のフォーマットに落とし込んだだけじゃないでしょうか? 
この『飛騨の赤影』がTV開始時にタイトルを同じ『仮面の忍者赤影』に改めた訳ですが、
以降はTVとはほとんど関係ない展開でした…。

私は今回、赤影を研究するためになるべく資料を充実させようと、横山版旧『赤影』完全版上下巻、
『新赤影』全3巻、ついでに『レッドシャドウ』コミック版全1巻を取り寄せましたが、『旧赤影』は
開始時こそ大まかにTV設定に沿ってますが、仮面は赤いハチマキに目の穴を開けただけだし、
青影と赤影は同年輩だし、白影のキャラはTVと全然違うしで、だんだんと差異が大きくなっていって、
TV版のノリを期待するとガッカリの進展です。子供の頃、この単行本を買わなかったのはその違いに
当惑したからですが、今では横山漫画典型の展開を楽しんで見れるようになってました(笑)。


DAIMAZIN3BUSAKU.jpg
映画『ワタリ』公開の1966年は大映『大魔神』シリーズ3本が4・8・12月に立て続けに公開された年で、

kiganzyo.jpg
東宝でも4月に『奇巌城の冒険 』を公開し、

KAIRYU.jpg
東映はさらに年末に『怪竜大決戦』を封切っているので、
ちょっとした特撮時代劇ブームの年でもありました。そしてその熱気も冷めやらぬ翌年4月に
フジテレビで『仮面の忍者赤影』が始まったので人気沸騰したのです。
時代劇はもともと東映のオハコなので、第一次怪獣ブームの最中に
自分の得意なジャンルで一矢報いたかったんでしょうか?(°∀° )


『仮面の忍者赤影』を取り上げるとなると今回のミニカーは当然白影さんの忍凧です(爆笑)。(°∀° )
nindako.jpg
歴史的科学的考証無視の赤影ワールドなんで、もっと先進的な移動手段を使っても良さそうなのに、
律儀な白影さんはこの凧を使われています。とは言え、手のひらサイズの骨組みをヒョイと地面に
投げ落とし、首の白いスカーフをその上にヒラリと被せれば、アッという間に人間大サイズの
この忍凧になるんだから、何も考えてない、もとい我々の知り得ないオーバー・テクノロジーが
そこに隠されているのかもしれません。飛騨忍法、恐るべし!ヽ(`Д´)ノ

これのアイテムとしてはマーミットのミドルサイズで三影とセットのソフビが出てたのですが、
marmit akaaosirotako(参考画像)
フィギュアのデフォルメがきつく、私には今回使ったエポック社ガチャの方が魅力的なので買わずに
自作しました。ちゃんと古式ゆかしく、竹ひごで骨組みを作り障子紙を貼った純粋和凧ですぞ。\(^o^)/
凧糸を張ってませんが、それはちゃんと理由があって、滑空飛行中の忍凧を再現したかったからです。
この凧、劇中をよく御覧になってると解りますが、最初こそ地面から綱を張って上げてますが、
一旦上空に舞い上がったら、その綱を切って自由に目的地まで滑空していくんですね。
つまりはっきりとそう唱ってはないけど、和風のハンググライダーだったんですよ!ナン(゚Д゚)ダッテー
で、たぶん目的地に着いたら、都合のいい場所に先端に鈎先の付いた縄を投げ下ろし、
固定してから戦闘体制に入ってるんじゃないでしょうか?
ハングライダーが話題になる遥か以前に、その精神を盗み取っていた飛騨忍法恐るべし!(°∀° )

今年はこの『仮面の忍者赤影』を、いろいろアイテムを集めながらツッコミを入れていこうと思うので、
どうかみなさんお付き合い下さい!

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