キャラクターミニカー秘密基地
劇中車キャラクターミニカーを中心に 陸海空で大活躍するスーパーメカの模型が集まる秘密基地でしたが、開始後7年を迎え「映像作品に登場の様々なキャラの玩具」を紹介するブログとして拡大再開店です
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FZIRO

Author:FZIRO
ミニカーコレクターからも、
合金コレクターからも異端視される
劇中車のキャラクターミニカー、
それも標準スケール物を中心に
ひたすら集め続けています。
マイナーなジャンルでしたが
この頃はキャラウィールや
カーズのおかげで、少しは
市民権を得られてきたかな?(笑)
なお、このブログの内容は、
いわゆる「日記」ではないので、
コメントや御質問があったら、
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大魔神について考えてみる
今回はこちらをBGMにお読みください。


30cm怪獣を探し倉庫を発掘した時、リアルホビーの大魔神をみつけました。
原型師は今は亡きヒゲの怪人こと小澤勝三さんで、リアルホビーではバルタン、   
ウルトラマン、そしてこの大魔神のヒトガタ3体を担当されてました。
私はそのうち大魔神を自分で買って組み立て、顔と手をブロンズに塗った状態で満足し、
そのまま飾ってましたが、30ウン年ぶりに再発見した訳です。
リアルホビーの最大の問題である「ゴム+プラ」の接触融解のため、腕と肩の接合部分が
少し溶けてたけど、このキットは腕と頭以外は大部分硬質プラ製で、劣化は少ない方だと思います。

DAIMAZIN BLUERAY
せっかく見つけ出したんだから、今できる限りの仕上げをしてやろうとまず資料を探すと、
なんとアマゾンで北米版ブルーレイの三部作セットが1500円程度で買えるじゃないですか!
PS3でブルーレイは見れるのでさっそく注文し、ついでに文献もあたると、
『大魔神の精神史』(小野俊太郎著角川書店)という本があって、この人の書いた
モスラに関する本が悪くなかったので、読んで損はない本だと一緒に注文しました。

seishinsi.jpg
期待通り『大魔神の精神史』は大魔神の成立過程やその精神的背景を、日本史、映画史、
文化人類学等々のペダントリックな知識を総動員して探っていく本で、
対象が「神」そのものである大魔神だけに、モスラ以上により深く広く考えぬかれた世界観に
グイグイ分け入っていきます。どんな考察がなされるか列挙するとキリがないので
興味ある人は実際に読んでみてください。新書本なんで定価でも762円しかしないし…。

参考までにいくつかあげるなら、まず大魔神の正式名称「阿羅羯磨」とは何かという疑問を、
この本では阿羅漢+阿修羅+羯磨とし、仏教最高の修行者である羅漢、戦う鬼神の代名詞である
阿修羅、人間の業であるカルマの複合イメージだと解釈しますが、それには納得です。
ただこれらは全て仏教用語で日本の古い神であるはずの大魔神にそぐわない気もしますが、
実は神道の八百万の神には本来は「像」というものが無いそうで、近年になって観光のため
ナントカ神の像を作ることはあっても正式のものではないらしいです。
たしかに神棚に飾るのはお札と神鏡で、神の形をかたどった像は置きませんよね…。
つまり阿羅羯磨とは仏教系の鬼神で、1作目の巫女の祈りの所作も仏教のそれっぽいです。
『大魔神』冒頭では荒れ狂う魔神様を沈めるマツリがとり行われますが、
それは魔神を神が退治した戦いを神楽舞で再現しながら、護摩を焚いた巫女を筆頭とする民が
懸命に祈り続けるというもので、白きハニワ顔の神と、緑の鬼面の神との戦いが演じられた後、
やがて二人は一つの大きな別像と化し燃え上がる演出がされています。
この本を読む前はこの部分は前置きもいいところとして、特に注意しては見てなかったんですが、
魔神の秘密を探る重要なパートでした!
ただ、これを『大魔神の精神史』は善神が悪神を退治したとのみ解釈しますが、
「巨大な別像」になったということは両者の合体を意味してないでしょうか?
そして炎上はむしろ不死鳥的再生ではないでしょうか?

となると、『大魔神カノン』の最後、巨大イパダダを取り込み説得しようとしたブジン様の「戦法」は
仮面ライダーの戦う目的を「人間の自由を守る」から「仲間の笑顔を守る」に矮小化した高寺Pらしい
単なる腑抜け平和主義かと思ってましたが、原典準拠だったのかもしれません…。
ブジン様はあくまでも武神で魔神様ではないので、イパダダを取り込むことによりやがて、
大魔神となるのかもしれません…。

大イパダダを体内に取り込んだブシン様が言う
「時間はたっぷりある」とはそういうことだったのカー(゚ロ゚ノ)ノ!!

それから『大魔神』撮影前に大映スタッフが参考にした『ゴーレム』は1936年版ということが
この本の指摘で解ったので、はてどのバージョンかと確かめると、
GOLEM1936.jpg
一番印象が強い小林版ジャイアントロボの原型となったオカッパ頭のじゃなく、ハゲ頭のでした。
復活後、目に光がやどり、ギョロ目で睨みつけるところと最後の10分だけ暴れるのは
大魔神と同じですが、このゴーレムは素顔にメイクで表情が出すぎていて、石像が動くというより
巨漢レスラーのコスプレにしか見えません。('A`) 
よくここからあの大魔神までデザインを練り上げたものだと感心しますた(笑)。

どうも『大魔神』とは『大怪獣ガメラ』のヒットで特撮モノはいけると踏んだ大映社長永田ラッパが
大映東京と京都にそれぞれ特撮モノを作るように命じ、東京は続ガメラ、京都は考えあぐねた挙句、
以前自社配給した1936年版ゴーレムの翻案を思いつき、動かす像の選定で京都撮影所長が
国宝haniwa
国宝のハニワの挂甲武人を押し、あの武神像になっただけで、企画の根幹に神道精神を織り込む
という発想は無かったようです。だから武神像のまま暴れるはずが、あのお顔は怖くないので(笑)、
怖い顔に変化させ、鎧も仏教の十二神将のを埴輪に被せたような姿に落ち着いたのかも…。

あの顔ですが、顎を割ったのはカーク・ダグラスに似せたそうですが(笑)、
kurk.jpg
顔そのものはあまり似ていないし、

riki hashimoto
演じた橋本力さんの顔もちょっと違う…。

mifune.jpg
私はこれは『日本誕生』で大和武尊と素盞鳴尊を演じた三船敏郎がモデルだと思います。
神をモデルにしようにも実像は無いので、映画から借用し、東宝作品なので名言は
しなかったのでは? 三船は1950年の『羅生門』で大映京都でも仕事をしてるので、
ベテランスタッフなら馴染みはあったに違いないし…。

このように『大魔神の精神史』を読んでいると、いろいろと大魔神について
深く考えるヒントが隠されているんですが、私なりにも考えてみました。
拳を顔の前にかざす「魔神变化」はいわば武神像から魔神像への変身ポーズ。
つまり、武神が一時的に去り抑えられていた魔神の本性が明らかになる瞬間。
しかし武神と魔神は一体化してるため、ひと暴れした後はまた武神に戻る。
1作目:武神により山奥に封印された炎の破壊神
2作目:八雲の湖に住む一族を見守る水の守護神
3作目:大雪・洪水等の災厄の原因として祀られた雪の祟神
と全3部作で魔神の伝承が少しづつ変化するのも、武神と魔神、どっちの記憶が
その土地の民に強く残っているかにより差異が生まれたのではないでしょうか?
3作目に天から飛来した何かが一固まりになり武神像のシルエットを作る描写があります。
これと1作目で魔神登場時に飛んでくる青緑光球を考え合わせると、大魔神は暴れた後は
別の土地へ飛翔し、そこでまた武神像と化すのかも?  
「戦国時代」というだけで作品ごとの明白な時代設定が無く、どのくらい時間の推移があったのかは
解らないため、そう考えることも可能です。一般に戦国時代とは「応仁の乱」のあった1467年から、
徳川家康が幕府を開き豊臣家を滅ぼした1615年までの約150年なんで、
それだけの年月があれば三箇所で伝説が生まれるには充分でしょう…。

『大魔神の精神史』にはまだまだ考察を深めるヒントは多いですが、長くなったのでそろそろ
閉めるとして最後にとりあえずの手を入れたリアルホビー大魔神をお見せします。

まずは大魔神といえばコレだって感じのヤグラなめ構図
yaguramazin.jpg
(クリックで拡大)

次は全身素立ち
real mazin
全体を何度も塗り、ドライブラシ的手法で表面を荒らし、魔神の石の質感が出るように努力しました。
あくまでも努力したで「出した」とは言いまへん(笑)。 接触融解が進んでいた腕と肩の部分を
ワンクッションを置く意味も兼ねて、厚くボンドを塗り接着してます。ここ一応円形の関節はあって、
接着で動かなくなったけど、どうせ溶けて無意味なので(゚ε゚)キニシナイ!!
平手だった両手先を握らせて拳の状態で接着。魔神が平手になるのは
ごく限られた瞬間だけなので、ここも気にしない(笑)。
それから紛失した刀をフルスクラッチ。ディテールはよく解らないけど大まかな形は似せてます。

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地球を静止させた存在とは何を意味するか?
テレ東の午後のロードショーで先日、『地球が静止する日』(2008、以降「08年版」)をやってました。
これはSF映画の金字塔とされる『地球の静止する日』(1951、以降「51年版」)のリメイクで、
原題は同じなのを「の」と「が」で邦題をつけ分けてる上手い例です。


大筋は同じで「宇宙人連合の使者として地球に来訪した一人の宇宙人が、地球人が生存に
値する種族かどうか見極め、値しないと判断した場合は地球人を滅ぼす」というもの。
宇宙人クラトゥーの外見は地球人男性そっくりで、
Klaatu gort
51年版ではマイケル・レニーが演じ、なぜ地球人と同じかは
特に説明されなかったと思いますが、

klaatu08.jpg
08年版ではキアヌ・リーブスが演じ「地球人にショックを与えぬよう全身を作り変えた」とされ、
内臓も全て地球人と同じになってました。
この辺り、最初は時代の流れで科学が進んだせいかなぁとだけ思っていたんですが、
いろいろ調べているうちにそれだけではないと思うようになってきました。
というのは、映画の原題The Day the Earth Stood Stillは、日本語訳は「地球が動かなくなった日」で、
新旧の放題はそれをちょっと大げさに言っただけで意味は同じで、一般的な日本人の感覚だと、
ちょっと変なタイトルとしか感じないと思うんですが、これは聖書に基づくフレーズらしいんですよね。

旧約聖書のヨシュア記の10章の12節と13節に
・主がアモリ人をイスラエルの人々に渡された日、ヨシュアはイスラエルの人々の
見ている前で主をたたえて言った。
「日よとどまれギブオンの上に/月よとどまれアヤロンの谷に。」
・日はとどまり/月は動きをやめた/民が敵を打ち破るまで。
『ヤシャルの書』にこう記されているように、
日はまる一日、中天にとどまり、急いで傾こうとしなかった。

という記述があり、これは神の奇跡の一つとされているようです。
つまり地球を静止させることができるのは全知全能の神であり、クラトゥーがそれを成し遂げたなら
彼はヨシュアと同格の聖人で背後の宇宙人連合こそ神である、とキリスト教徒は解釈するようです。
なるほど、そう考えてみればクラトゥーはいきなり撃たれてるし、
revive klaatu
51年版ではその後も一旦射殺され、宇宙船に連れて帰られた後で復活するという
大災難を被ってますが、おそらくこれはキリストの受難のメタファーでしょう。
51年版ではマイケル・レニーがクラトゥーに配役されたのも、その極めて誠実そうな顔と
スリムな肢体がイエスの面影を感じさせるからでしょうね。
地球上の道具が全て効力を失ってる中で、ロボットのゴートは動きを止めないし、宇宙船も同じです。
つまりは彼らだけが攻撃能力を持つことを意味し、彼らがその気なら「敵を打ち破るまで」続く訳です。

51年版ではどのようにして地球を滅ぼす気だったのはよく解りませんが、08年版はゴートの巨体が
無数のメカバッタに分離しあらゆるものを食い尽くす描写がありました。
この辺もSFXの進歩によるものでしょうが、なんと「無数のバッタ」というのも聖書由来だったのです。

旧約聖書出エジプト記10章12節~15節に
・主はモーセに言われた。「手をエジプトの地に差し伸べ、イナゴを呼び寄せなさい。
イナゴはエジプトの国を襲い、地のあらゆる草、
雹の害を免れたすべてのものを食い尽くすであろう。」
・モーセがエジプトの地に杖を差し伸べると、主はまる一昼夜、東風を吹かせられた。
朝になると、東風がイナゴの大群を運んで来た。
・イナゴは、エジプト全土を襲い、エジプトの領土全体にとどまった。このようにおびただしい
イナゴの大群は前にも後にもなかった。
・イナゴが地の面をすべて覆ったので、地は暗くなった。イナゴは地のあらゆる草、
雹の害を免れた木の実をすべて食い尽くしたので、木であれ、野の草であれ、
エジプト全土のどこにも緑のものは何一つ残らなかった。

とあり、これがゴートの戦法の元でしょう。
gort08.jpg
ゴートはデザインは基本的に同じで新しい方はシェイプされた体型になってますが、
51年版では3m程度だったのが08年版では20~30mはありそうな巨体に変わってます。
巨大化させたのは、3mじゃ分離させるメカバッタの数も少ないだろうから、
地球を滅ぼすのに時間がかかりすぎると判断されたのかもしれませんね(笑)。

gort main
さて、今回のロボットはもちろんゴートです。51年版を見る機会のなかった私にとって、
このロボットの初見は1980年頃のツルモトルーム版の『スターログ』日本版で「ツルンテンで変なの」
というガキ丸出しの印象でした(笑)。その後数年でこのロボットの美しさに気づいたけど
商品が一切無かったので、全長10cm位でフルスクラッチした程でした。
その後1994年にビリケン商会のソフビキットとして発売されましたが、クラートゥとセットだったので
手が出ず単品発売を待ってたら、なんと以降海外モノの発売はストップし泣きを見るはめに…。
今回の品は数年前ヤフオクで 「クラートゥパーツ欠け」で相場の半額で、大喜びで落札した物です。
GORT 3SIDES
全高約34cmで、いつものビリケンソフビより大きいのは、組み立ててないクラトゥーが基準サイズで
作られているためです(笑)。出来栄えは最高で海外ファンからの評価が特に高いのも納得ですね!


この『地球の静止する日』という映画、「宇宙人が地球人に平和を説く」という内容には古臭さを感じ、
なんでアメリカで「SF映画の金字塔」扱いされてるか理解できなかったんですが、
今回調べてこうまで完全にキリスト教をなぞっていたのかと解って、納得です。
08年版すらそうなんだから、欧米人にとってキリスト教というのは分かちがたいもので、
その理解無しには、向こうの作品の深い理解は難しいんだなぁとしみじみ感じました。

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アニメ実写化の成功失敗を分けるのは何だろう?
最近、2つのマンガの実写化作品を見ました。どちらも男性が主役で、アクションも笑いもある作風で、
長い歴史を持つ作品です。1つは『エンジェルハート』、もう一つは『ルパン三世』です。

『ルパン三世』は小栗旬主役の映画で、かなり前から企画は発表されていたけど、なかなか
他のキャストが明らかにならないし撮影も始まらないしで、しまいには「視聴者の反応を見るための
アドバルーンじゃないのか?」という憶測まで生まれる始末(苦笑)。
ogurilupin.jpg
それでも企画発表数年後やっと撮影が始まったんですが、キャストは次元に玉鉄、五エ門に綾野剛、
不二子が黒木メイサ 、銭形が浅野忠信で、次元と銭形は逆だろ~としか思えない布陣でした。('A`) 
世間の反応を見ると「メイサは貧乳だから不二子じゃねぇ!」という怒りが多かったようですが、
顔は似てるし、まぁそこは特殊メイクを駆使してですねぇ(笑)。

angelcast.jpg
一方、『エンジェルハート』はTVドラマですが急に発表になった感じで、獠ちゃんに上川隆也、
グラスハートに三吉彩花、香に相武紗季、ファルコン / 海坊主にブラザートム、そして冴子に高島礼子
というキャスティングでした。上川さんと言えばインテリ系変人の役が多いけど、演技力はスゴイんで
正反対の獠をどう演じるのか興味津々だったし、香は相武紗季より吉瀬美智子だよとは思ったけど、
相武紗季も演技ができない訳じゃないから許容範囲内だし(笑)、高島さんはよく出てくれたなぁ
と感心したし、ブラザートムは、日本人であの役を完全に演じられる外見体格の人はいないから
諦めるかぁと、わりと期待して放送を待ちましたよ。あ、香瑩はクールな美少女なら誰でもいいし(爆)。



で、肝心の作品の出来ですが、『ルパン』は劇場に見に行くほど期待はしてなかったんですが、
地上波オンエアにはチャンネルを合わせ、30分後にはTVを消しました(爆)。
全く魅力が無いって程酷くはないですが、全然ルパンぽくなかったんですよねぇ…。 
監督は北村龍平で過去『ゴジラファイナルウォーズ』でかなりやらかした人物なんで、
「ああまたか」って感じでした。('A`) 北村は迫力ある映像を撮る実力は持ってますが、
どこまでも「オレがオレが」の人なんで、「ルパンっぽく撮る」なんてことは
カケラも考えなかったんだろうなぁ…。

一方、『エンジェルハート』は、上川さんが完全に獠ちゃんになりきってました。(・∀・)!
セリフだけじゃなく、細かい身のこなしまでそっくりで、体もかなりシェイプされてたのが意外でしたが、
なんと彼、この役のために肉体改造に励んだそうで、そこまで役作りに没入すれば良くなりますよね。
相武紗季もやっぱ外見は全然違うけど芝居は悪くなかったし、ブラザートムがハマってました。
最近の彼は貫禄を増し、かつてのひょうきんさは封印状態とは知ってたんですが、頑張ってました。

ということで、今回の銃は『エンジェルハート』冴羽獠の愛銃コルト・パイソンです。
マンガやアニメではおなじみのパイソンですが、実写ドラマだと新宿でそう簡単にあんな大きな銃を
乱射する訳にもいかないからか、なかなか獠ちゃんが銃を撃つシーンが無かったんですよね。
でも中盤以降、ちゃんとパイソンを撃つシーンが登場し、上川さんのポーズも決まってたんで一安心。
pisonryou.jpg
今回の銃はジャンクセットの中に入ってた正体不明のモノ。鉄っぽいメッキがされてますが
本体はプラ製で、各部の合いも悪いチャチな作りです。
まぁオマケ同然で手に入れたんで、贅沢はいいまへん。(°∀° )
ちゃんとパイソン出してきたからには、アニメで有名な「有名な強すぎる銃の威力を抑えるため、
自分の手の甲を貫通させてから対象を狙う」シーンの再現はあるのかなぁと思ってたんですが、
実際にやったら手の平吹っ飛んじゃうだろうし、あまりに嘘くさいからか無かったんじゃないかな…。
もっともドラマ版も最後は、香瑩を救うため、何十人も待ち構える敵の本拠地に、
獠、ファルコン、ワカゾーの3人だけで乗り込み、盲目のファルコンが人間凶器として大人数相手に
大奮戦というありえないシチュエーションを展開してましたが、まぁそこはオヤクソクで(爆笑)。

last100t.jpg
手の平撃ち抜きはともかく、あと原作にあってドラマに無いのはフルサイズの100トンハンマーで
獠を殴るシーンだけだなぁと思ってたら、ちゃんと最終回でやってくれたんで大爆笑でした。
やっぱマンガやアニメの実写版作るなら、原典への尊敬と愛を忘れてはダメですよ。
鳴り物入りだった『ルパン』より、ひょろっと始まった『エンジェルハート』の方が
はるかに面白かったことから考えても、やっぱりそう思います。

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オリビアを調べたら……!
『おはよう700』の2回目でオリビア・ニュートンジョンを取り上げた時にちょっと触れましたが、
彼女はその後1978年の『グリース』を皮切りに女優としてもキャリアを重ねていきます。
てっきり『グリース』が女優デビュー作だと思ってたんですが、なんと彼女はオーストラリアでは
1965年頃からTVや映画に出演し、演技も経験しソロで歌声も披露していたのでした。

これがそのフィルムFunny Things Happen Down Underで、オリビアこの時17才!

聞き慣れた彼女の歌声よりもやや高い音域で可愛らしく歌ってますね。

それがその翌年のデビューシングルでは聞き慣れたオリビアの歌声に変わってるんで、
曲調からパンチの効いた声を出したらこうなったのか、その間に声変わりしたのか、 
あるいはレッスンのし過ぎで声を潰したんでしょうかね?(笑)

この時の特訓が「ジョリーン」なんかのパンチの効いた曲の時は活きたんでしょうが
可愛らしい声で歌うオリビアの曲、もっと聞きたかったなぁ…。

オーストラリアで活躍していたオリビアは、1970年にイギリスでミュージカルに主演します。
邦題だと『オリビア・ニュートン・ジョンのトゥモロー』ですが、トゥモローのスペルはOが1つ多い
Toomorrowで、つまり、TOO MORROW=モロー過ぎる ってことで、
じゃ「モロー」って何かというと古い英語で「直後」や「朝」って意味だそうです。

この映画の冒頭が、ベッドでグズグズしてるオリビアで始まるのは「早起きしたんでまだ眠い」
ってシャレでしょうね。オリビアをヴォーカルとするバンドを組んでる高校生が宇宙人の陰謀に
巻き込まれるオハナシだそうですが、その宇宙人の目的は「音楽で地球人を啓蒙しよう」という
平和的なものだったので、侵略戦争ならぬドタバタ騒ぎが持ち上がる他愛ないストーリーで、
ブッチャケ、オリビアを売りだすためだけの映画のようですが、なんとこの映画のプロデューサーは
あのハリー・サルツマン、そう007映画をブロッコリと組んで制作し、主にシリアスな作品で
主導権を握っていた人物です。この映画の前年には『女王陛下の007』を彼主導で制作し、
イマイチの成績で困っていたサルツマンだけに、チャーミングな オーストラリアのお嬢さんを
売りだして一山当てようと思っていたんでしょうが、残念ながらヒットはしませんでした…。('A`)
Toomorrow-poster.jpg
コノ ケバイ ポスターガ アカンカッタノ カモ…(ノ∀`)

toomorrow.jpg
ポスターのイラストはともかくも(笑)、この時オリビア22才で、
スチルで見る限り可愛らしさの極みです。
ヒットしなかったは残念ですが、レーゼンビーにオリビアと、オーストラリア出身の
無名同然のタレントを続けて主役に起用したサルツマンもかなり無謀です(笑)。
どうせならオリビアを007の主題歌に起用すればよかったのに…。(°∀° )

このように新発見が一杯で、いきつくまで思ったより字数かかっちゃいましたが(笑)、
やっと今日のお題の『グリース』です。ゆるい映画史では『アメリカングラフィティ』のヒット後追い企画
といわれてますが、もともと「卒業」ものってアメリカ青春映画の定番だし、ステージミュージカルは
1971年初演なんで『アメグラ』より先なんですよね(笑)。
本来、低予算でもっと若い無名だけど歌が上手いキャストで映画化されるような素材を、
『アメグラ』の大ヒットに当て込みオリビアとトラボルタという大スターを配した訳ですが、
この時トラボルタ24才、オリビアに至っては30才と、いささか、いやかなり
トウが立ってたことは否定できません。(°∀° )

オリビアのサンディーは普段のカジュアルな装いはともかく最後の決め衣装の時、
目尻のシワが目立ってたしなぁ…(T_T)

けれども映画は楽しめる好編で、メインの「愛のデュエット」を始め素晴らしい曲が満載です。
この曲ってば、卒業記念の会合に、ダニーが最後くらいはペアルックをと、
サンディーのいつものファッションに合わせいかにもハイスクール風のカーディガンを着てきたら、
サンディーもダニーに合わせた不良ルックを無理して身にまとってきたもんで(笑)、
そのあまりにダイナマイツなバディーに、ダニーはボッキューン状態で
カーディガンを脱ぎ捨てて二人して歓喜の絶頂で踊りまくるというじつに微笑ましい歌で(笑)、
トラボルタのハイトーンの歌声もいかにも興奮状態っぽくてイイんだけど、
オリビアの声はやっぱプロの歌手って違うなぁという上手さで、脱帽です。

grease main
今回お見せするミニカーはグリースドライトニングで、
この頃のアメリカの青春につきものの改造車ですが、
1948 Ford De Luxe
ベースとなったのは1948年度版フォード・デラックスだそうで、
このクルマを仕上げながらトラボルタたちが踊る同名の曲が印象深いです。


この品はモーターマックス製の1/43ダイキャストで、全長は約11cm。
gl2sides.jpg
このクルマのミニカーは大スケールのや、標準スケールでジオラマ仕立ての高いのなら
前からあったんですが、わりと最近、単品で安価で出てくれて嬉しかったです。
パッケージが凝っていてこのままの方がディスプレイしても映えるので、
今回はノーブリバリで、3面図も撮れない後抜きの2面で勘弁してください。m(__)m

こうしてグリースドライトニングが手に入ったので、『アメグラ』のあの黄色いフォードや、 
『コルベットサマー』の魔改造コルベット等、カスタムカーの標準スケールって
どのくらい出てるのか気になってきましたよ(・∀・)!!

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