キャラクターミニカー秘密基地
劇中車キャラクターミニカーを中心に 陸海空で大活躍するスーパーメカの模型が集まる秘密基地でしたが、開始後7年を迎え「映像作品に登場の様々なキャラの玩具」を紹介するブログとして拡大再開店です
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FZIRO

Author:FZIRO
ミニカーコレクターからも、
合金コレクターからも異端視される
劇中車のキャラクターミニカー、
それも標準スケール物を中心に
ひたすら集め続けています。
マイナーなジャンルでしたが
この頃はキャラウィールや
カーズのおかげで、少しは
市民権を得られてきたかな?(笑)
なお、このブログの内容は、
いわゆる「日記」ではないので、
コメントや御質問があったら、
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クリスマスには特別なチョコレートを! (°∀° )
クリスマスですね。みなさんはイブをいかがお過ごしでしたか?
私は特に予定も無くこの原稿の準備をしてましたよ。(´;ω;`)ウッ…

wonkatruckmain.jpg
クリスマスと言えば、思い出すのはプレゼントにケーキにチョコレートに、
仲間や家族との触れ合い等々ステキなモノばかりということになってますが、
そんなのが全て詰まってるのがロアルド・ダールの『チョコレート工場の秘密』という
お話です。正確にはクリスマスの話じゃないらしいんですが、それは(゚ε゚)キニシナイ!!

himituglass.jpg
『チョコレート工場の秘密』と続編『ガラスのエレベーター宇宙に飛び出す』は児童文学の名作
として古くから翻訳され評論社から出版され、詩人の田村隆一さんの訳で読み継がれていました。
1971年には映画にもなりタマにTV放送もされたので、見た人の間では「夢にあふれたイイ映画」と
評判だったんですが、2005年に新しい映画『チャーリーとチョコレート工場 』(以降『チャリチョコ』)
が公開され、それに合わせたのか本が新訳となり、翻訳者の柳瀬尚紀氏が鼻息の荒い人物で、
たとえば主人公チャーリーのフルネームはチャーリー・バケットですが、「バケットというのは日本語の
バケツのことでイギリスの電話帳にはバケットなんて苗字は載ってないんで、チャーリー・バケツと
しなければ訳したことにならず前任者は失格だ」という意味の主張をしたらしいんです…。
柳瀬氏の言ってることは理解できなくもないですが、そんなことは私にとってはどうでもいいことだし、
翻訳ってそんな細かいことばかりに囚われていてもダメなので、できれば新しい訳では読みたくない、
と思っていたんですが、同じ考えの人は多いようで、旧訳を出版社が絶版とし在庫も引き上げたことも
手伝ってか、ヤフオクでも高騰して、なかなか手が出ませんでした。

yumenojacket.jpg
でもなんとか入手に成功し、日本語としてこなれてる旧訳を堪能したんですが、ちょうど同じ頃、
DVDで映画の旧版『夢のチョコレート工場』(以降『夢チョコ』)を観ることができ、
ミュージカルなことに驚きつつも楽しみました。
名優ジーン・ワイルダー演じるウォンカ氏の登場シーンは、わざわざ「杖を突いて足を引きずりながら
登場し、おまけにスッ転ぶ」小さな芸を凝らし、映画『チキチキバンバン』のポッツさんみたいです。
そればかりでなく、私の感覚では映画全体が『チキチキバンバン』にとても似ていて
原作と違う部分も多いので、脚本の草稿をダールが自ら書いてることからも、
ダール色を濃くした「チキチキバンバン」なんだと思いました。
貧しいけれど家族に恵まれ、夢と希望を失っていないポッツさんと、
豊かだけれど孤独で、シニカルで大人を信用しないウォンカ氏
一人の人物の持つ個性が、全く違う環境で全く違う伸び方をしたのが ポッツさんとウォンカ氏で、
もし、呼子キャンディーでお金持ちになったポッツさんに家族がいなかったら、
ウォンカ氏みたいになっちゃうんじゃないかと思うんですよ。
イアン・フレミングが書いた原作は、チキが空を飛ぶこと以外は話は現実の範囲内で進みます。
元英国情報部員で、寡黙であまり子供っぽさを見せないポッツさんに映画のような稚気を与えたのは
間違いなく脚本担当のダールです。
たぶんダールにとって稚気と邪気とは切り離せない性質で、『チキチキバンバン』ではそれらを
ポッツさんとチャイルドキャッチャー(原作には出ません)とに振り分けてバランスを取ったのでは?
稚気と邪気とを兼ね備えたウォンカ氏を1964年に小説『チョコレート工場の秘密』で創造した
ダールは、1967年の映画『チキチキバンバン』ではその個性を分割して原作を脚色し、
1971年の映画『夢チョコ』では逆にウォンカ氏をポッツ色を強めたキャラとして描いて、
そして映画と同時期か直後の1972年に書いたその続編『ガラスのエレベーター』では、
また稚気と邪気の合体した人物として描いてますね。

「『夢チョコ』の脚本はダール担当だが勝手に変えられ、映画の出来映えに満足しなかった
ダールは『ガラスのエレベーター』の映画化は拒否した」とウィキペディアに書いてありますが、
この時系列からしてそれはどうなんでしょうか?
そもそも続編執筆の動機は映画化にあったと考えるのが自然ですから、何か関連がある
としたら、『夢チョコ』の最後にちょっと出てくるガラスのエレベーターの特撮の限界から、
それが宇宙に飛び出す続編の映画化は時期尚早と考えたんじゃないかという気はします。
私の感覚では映画『夢のチョコレート工場』は原作の精神をうまく活かしてあり、
予算や時代による限界は感じられなくもないものの傑作です。
なにより素晴らしいのはこの映画でのチャーリーは単なるおとなしいだけの子供ではないことです。
原作やそれから後で詳しく述べる『チャリチョコ』でも、チャーリーが勝ち残ったのは、
おとなしく何もしなかったことが原因のように描かれていますが、この『夢チョコ』のチャーリーは
途中で一つだけ、ウォンカさんの言葉に逆らって過ちを犯してしまいます。
けれども、すぐにその行動が間違いだと気づいて、途中でその悪いことを止めることができたことが
彼が勝ち残れた理由でした。過ちを犯さないことより、それを反省してリカバーしようとする方が
はるかに難しいってことは、現実を生きてるみなさんならよくお解りと思います…。

charidhocojacket.jpg
一方、ティム・バートンがリメイクした『チャリチョコ』は、さすが技術の進歩はすばらしく、
チョコレート工場の雄大さは格段にupしてたし、ガラスのエレベーターも自在に空を飛びまわります。
前回の映画化では技術的限界で省かれた「インドのチョコレートの城」とか「リスがクルミを剥く部屋」
なんかもバッチリ再現してありました。
お父さんとの関係がトラウマで大人になりきってないとの新解釈のウォンカさんもチャーミングです。
チャーリー坊やも前の子よりかわいい子役を使ってるし、ウンバルンバも多重合成を使って
全く同じ人が一杯いたので不思議さは増しています。
ダニー・エルフマンの音楽は重厚で、タイトルバックの工場でチョコレートが全自動で生産されている
シーンから雰囲気を盛り上げてましたね。
ティム・バートンが「『夢のチョコレート工場』には原作のダークな部分が描ききれていない」と
主張してリメイクしただけのことはあります。
子供のダークな内面を描かせれば、ティム・バートンにかなう監督はちょっと考えられないので、
その部分ではまさに適材適所でしょう。そう、その部分だけに関してだけは……………。

しかし、全体を評価すれば、やっぱガキ、それも成功して丸くなったガキに監督させちゃ、
あの原作の深みは全く出ないと言わざるを得ません…。
私はティム・バートンという映画作家を嫌ってはおらず、『バットマン・リターンズ』や『シザーハンズ』は、
むしろ大好きなんですが、やっぱ彼の本質はガキなんだなぁと痛感…。
ウォンカさんを本当の若者にし、父親とのトラウマを作っちゃ原作のテーマは台無しと思うんですよ。
原作の挿絵をよく見ると解るけど、もう彼はかなりのトシでジーン・ワイルダーでも若すぎる程です。
ただジーンの方はさすが名優なんで演技の幅でカバーし、タマに見せる悟ったような虚しい目つきや、
抑制が効かなくなる情熱のほとばしりで、その内面の空虚さと焦りをうまく表してたけど、
ジョニー・デップの方は、若くして「父親との不仲がトラウマ」との設定を付け足したため、
抑制が効かなくなるのは本当に熱中してるようにしか見えないし、
虚空を見つめる時は父親のことを思い出してることになっちゃってて、深みが全くありません…。
もうかなりのトシのウォンカさんが工場とウンバルンバの行く末を心配するからリアリティがあるんで、
白髪が1本みつかった程度の若いウォンカが気にしても、また気まぐれが始まったとしか思えない…。
「子供の心を失ってない男」と「大人になりきってないガキ」とは、似て全く非なるものなんですが、
後者そのもののティム・バートンには解らないんだろうなぁ…。

言うことを聞かなかった子供たちへの仕打ちも、技術が発達した分リアルになってるんだけど、
なんかその扱い方がイジワルで、オーガスタスはチョコ川で溺れさせてパイプを通したのに
最後までデブのままだったり、膨らんだバイオレットのメイクは、エクソシストみたいに醜悪で
最後もブリッジ逆四つんばいでのリーガン走りをさせるほど苛めてるし、
ベルーガは単にゴミをくっ付けただけで、腐った性根は治ってないままだし、
マイク・TVのエピソードでは、無意味にかつ執拗に『2001年宇宙の旅』をパロったり
(ちゃんと映画と似た演奏のツァラの曲を使うだけでなく、モノリスとヒトザルの映像まで完璧に)と、
こだわりがやたらオタクっぽいんですよね。それに彼だけは原作通り、
チビだったのがヒョロヒョロのノッポになってるし…。

ここはねぇ、原作ではウォンカさんの言うことを聞かずに怖い目にあわされた子供たちも、
最後はそれなりにいい目にあってるんですよ。
デブはスマートに、チビはノッポに、ガムばっか噛んでた子は健康そうに、
鼻っ柱の強かった子はそれをへし折られてしょげかえると、今後の彼らの人生のためには
たいそう素晴らしい無形の贈り物をもらってるんだけど、ガキであるバートンには、
その意味が解らなくて、単に意地悪くイジメてるんでしょう(苦笑 )。
マイク・TVだけは自分と同じようなチビなんでノッポにしてげたのかも…。('A`)
『チャリチョコ』も、これだけ観ればそれなりに楽しめると思うんですよ。でもやっぱり
『夢チョコ』の方が深いし、原作はさらに不気味です。悪趣味と、コケオドシと、不気味、
つうのはそれぞれちょっと違うんだけど、ガキには本当の不気味さは理解できないし、
描けないんだなぁ、ということが シミジミ解りました…。
私はバートンの映画を嫌いではないですが、これは単なるエンタメムービーになっちゃってます。
大金かけてこういう映画しか撮れなくなってたあの頃のバートンにこそ、原作のウォンカさんの
工場へ行くゴールデンチケットが必要なんだけど、ハリウッドというものが子供をダメにする
あの親たちそのものなんで、彼にそのチケットをくれる人を見つけることは難しいかも?(苦笑)

factories.jpg
さて、上の写真はウォンカさんのチョコレート工場ですが、左が原作のジョゼフ・シンデルマンの挿絵で、
中央が『夢チョコ』版で、 右が『チャーリーとチョコレート工場』版です。
見比べてみると、予算と技術の差は感じられるものの、大差ないイメージでセットが作られている
(新しい方はCGかも?)のが解ります。
ウォンカ氏のキャラ設定には多少ブレがあった3つですが、工場内イメージはほぼ統一されています。
では、40年もの時間を経ても全然変わらないイメージを保ち続けているチョコレート工場の
ビジュアルの源泉はいったいどこにあるんでしょうか?
それを考えるにはまず『チキチキバンバン』が手掛かりになります。ダールが脚本担当のこの映画は
原作とかなり違う話になっていて、ボンバースト男爵は原作に登場しません。
だからあのキャラ及びそのシチュエーションは全てダールの創作で居城にノイスバンシュタイン城を
使ったのは、キャラのモデルがルードヴィッヒ2世だからではないでしょうか?
それからすでに書いた「原作では冷静沈着な人物であるポッツ氏を映画のように稚気溢れる人物に
変えたのはウォンカ氏の影響大ではないか?」という考えも活きてきます。

wonkaquentin.jpg
ここである資料を見てください。イギリス版の『チョコレート工場の秘密』のカバーです。
イラストを描いてるのはダールの信頼が一番厚い挿絵画家クエンティン・ブレイクですが、
そのウォンカの顔をよ~く見てくださいね。
ほら、鼻が長いでしょう、ちょうど映画の『チキ』のチャイルドキャッチャーのように!
原作のウォンカさんはやはり稚気と邪気を併せ持ち、なおかつ老獪なところもあるという、
かなり深みを持った人物でした。ダールはやはりこのキャラを分割して、
ポッツさんとチャイルドキャッチャーと、それからボンバースト男爵を作ったんですよ。
ルックスと抜け目の無いところはチャイルドキャッチャーに
優しさと暖かさ、そして発明狂のところはポッツさんに
暴君のところと邪気はボンバースト男爵にと…。
これらのキャラの大もとはルードヴィッヒ2世だと思うんで、 ボンバーストが男爵なのに
どう見ても王様なのもそのせいですね(笑)。
これまでなぜチャイルドキャッチャーの鼻が長いのか解らなかったけど、これでスッキリしました。

さて、そのキャラクター分割説の大もとになるルードヴィッヒ=ウォンカ説ですが、今ひとつ
物的証拠が得られませんでした。そこでいろいろ捜していたらとうとうそれを見つけたんです!

venus.jpg
これはノイスバンシュタイン城と同じく、ルードヴィヒが建造したリンダーホフ城に作られた
ヴィーナスの洞窟。ワーグナーの歌劇「タンホイザー」の一シーンを完全再現したそうですが、
さすが狂王サマです、御乱心振りがハンパではありません。1878という時代に
電飾まで施して色とりどりにライトアップされるというんだから、すばらしい!
この洞窟を上の2枚の写真と見比べると、色彩から雰囲気からそっくりでしょ? 
ここまで似てると、この洞窟がダールのチョコレート工場のモデルなのは確実で、
だからウォンカさんはチョコの川を船で渡っていくんですよ。

となると、バートンが美形俳優のジョニー・デップをキャスティングしたのは、
いつもの仲間内配役による偶然か、それとも意図的なのかは解らないですが、 
これは原作をすっ飛ばして原点にまで行っちゃったのかもしれませんね。
ludving.jpg
ひょっとしたら、 バートン版『チャーリーとチョコレート工場』というのは、原作の教訓を
あえて無視して「現代のルードヴィヒの狂乱振りを描く」ことが主題だったのかも?
だとしたら、先に否定した部分が全て活きてくるから映画って面白い!(笑)。
もしかしたら、ルキノ・ヴィスコンティの名画 『ルードヴィヒ/神々の黄昏』への、
バートンなりの挑戦状だったりして…。一説によるとその『ルードヴィヒ』は、
撮影開始時のタイトルが「All is but toys」だったそうで、それが本当なら、
ルードヴィッヒとボンバースト男爵の因縁はますます浅からぬものになります。
『ルードヴィヒ/神々の黄昏』にはちゃんとゲルト・フレーベも出てることだし(爆 )。

このように考えを進めてくると、ウィリー・ウォンカがルードヴィッヒ2世のカリカチュアということは
ほぼ確実ですが、そこから逆に考えると、そのネーミングの意味も解ってきます。
ドイツ史を俯瞰した時、ルーヴィッヒを退位に追い込んだ勢力の頭はドイツの統一を成し遂げた
鉄血宰相ビスマルクということになります。そのビスマルクがドイツ皇帝に選んだのが
ヴィルヘルム1世で、 その愛称はヴィリー=ウィリーなんですね。
それから姓のWONKAというのがどこから来たかですが、WONKYという形容詞があって、
その意味は(1)ぐらぐらする,よろよろする (2)信頼できない,あてにならないとなります。
だからその名詞形ウォンカで彼の胡散臭さを表してるんじゃないかと思うんですが、
決め手はこのWONKYって「足元がぐらつく」意味に使うんですよ。
ほら『夢チョコ』でのウォンカさんの初登場シーンを思い出してください。
ジーン・ワイルダー扮するWONKA氏が、杖を突き、片足を引きずりながら現れて、
その挙句にスッ転ぶ
のは、名前に引っ掛けたギャグだったんですよ!
英語圏の人には自明なんでしょうが、日本人には意味不明のあのシーンの謎もやっと解りました。
さらにウガって考えるなら、ウィリー・ウォンカとは「足元がおぼつかないウィリー」なので、
ヴィルヘルム1世の政権の脆弱性をあざ笑う名前となり、これは完全にダールの皮肉で、
それだけ彼はルードヴィッヒ2世に思い入れがあったんでしょうね…。

とまぁ、思わぬ深さを見せてくれた『チョコレート工場の秘密』ですが、
英語圏では2本の映画が出来、最近は舞台ミュージカルにもなったようで愛され続けてます。

商品的には『チャリチョコ』の時にたくさん出て、ウォンカチョコレートは実物も出たくらいで、
woncan.jpg(参考写真)
出荷用のトラックもウォンカチョコレートのケースになってる商品が人気で、
私も狙ってたんですがなかなか買えませんでした。
そのうち年月が過ぎ、私も熱が冷めてたんですが、半年前、ラジコン版が2千円程でオクに出てたけど
落札されず、何度か値下がりしついに千円を切ったんで不憫に思って落としちゃいました(笑)。

wtruck3sides.jpg
それがこちらです。プラ製で全長36.5cm。元車のサイズがよく解らないんでスケールは
何とも言えませんが、アオシマ製なんであそこのトラック野郎シリーズなんかと同じ
1/32ってとこですかね? 造型はチョコケース版より劇中トラックに近いです。

WonkaTruck.jpg
これが劇中トラックですから、ね、そっくりでしょ?

さて、書き終わったので、私もチョコレートでも食べましょうかね?
この辺ではハイカラなウォンカチョコなんか売ってないので、
伝統的な明治チョコレートですが(゚ε゚)キニシナイ!!

今年の更新はこれでお終いです。
今年も一年お読みいただいてありがとうございました。_(._.)_
どうも寒い間は体調が良くないので、1月は休ませていただいて
次回更新は2月5日の予定で、よければまたお付き合いください。

それではみなさん、よいお年を!\(^o^)/



テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用

ギララとガッパの春
前回は失礼しました。なんとか体調も回復し、ブツの発見にも成功したので
15日の更新はこなせます。_(._.)_
1旬目のミニカーを休んだんですが、とある理由から実は今月は最初から
ミニカー記事は25日に発表の予定だったので、今回は怪獣玩具ネタで、
作品は『宇宙大怪獣ギララ』です。
guilala main

昭和42年の春休み時期、第一次怪獣ブームのピークを迎えていました。
東宝の『ゴジラ』以来、映画館だけでのお楽しみだった「怪獣映画」が、
円谷プロダクションの制作による『ウルトラQ』、そして『ウルトラマン』によりTVで爆発的人気を呼び、
また『ゴジラ』が当時珍しかった、アメリカ本土で興行された日本映画となったため、
政府が「怪獣は売れる」とばかり各映画会社に報奨金を出し、
東映、大映、日活、松竹が一斉に怪獣映画を製作し公開したのです。

Gamrgyaposter.jpg
大映が『大怪獣空中戦ガメラ対ギャオス』、

009kaizyusensou.jpg
東映がアニメながらも怪獣が出る『サイボーグ009怪獣戦争』、

giraraposter.jpg
松竹が『宇宙大怪獣ギララ』、

gappaposter.jpg
日活が『大巨獣ガッパ』というラインナップでした。

TVで『ウルトラマン』の魅力に取りつかれていた私は映画館でも怪獣が見れるというので
父にせがんで、『ガメラ対ギャオス』『サイボーグ009』『大巨獣ガッパ』の3本に
連れて行ってもらったのです。初めて映画を見たがる息子に、
ちょっと前まで雇われ映画館長をやっていた父も嬉しかったのか
こんなに連れて行ってくれたんですが、子供にとっては夢の怪獣映画も
父にとっては退屈だったんでしょう、以降、「盆と正月に1本ずつ」の決まりができました(笑)。

別冊スクリーン怪獣
当時私は5才だったんですが、本屋で見かけた映画雑誌『スクリーン』の「怪獣映画特集号」を
買ってもらい、たぶんそれを見ては「今後はこれに連れていけ」ってやってたんでしょうね。
この時の詳細は以前に書いてるので繰り返しませんが、もう映画の仕事はやってなかった父
(映画館は軌道に乗せ部下に引き継ぎ、会社の新規事業に取り掛かっていた)の
その時の勤務地福岡市東区の箱崎に東映と大映の映画館はあったので、
出勤時に一緒に連れて行って、上映開始頃に映画館に放り込み、
見終わる頃に迎えに来る、という感じだったと思います。
多少公私混同気味ですが、父は現場の責任者だったから誰も何も言わなかったし、
今なら幼児虐待になるのかもしれませんが、当時はよっぽど強く暴力を振るうでもないと
そんな事言われなかったし、何より本人が喜んでるんだから無問題です(笑)。

じゃなんで映画館に行くのに抵抗が無かった父が『ギララ』だけ見せなかったのか?
当時の封切り日を調べると、『ガメギャ』3月15日、『サイボーグ009』3月19日、
『ギララ』3月25日、『ガッパ』4月22日となってるので、『ガメギャ』『サイボーグ009』と
連続で行って、『ガメギャ』は最初なんで父同伴、『009』は一人で大丈夫と館内放置(笑)、 
『ガッパ』は関わった映画館と同系列の日活だったし、夜の街として有名な中洲にしかなかったから、
挨拶がてら一緒に行ったけど、松竹には縁が無いから、パスしたんでしょうかね?
あとたぶん、五才の私の目には怪獣バイブル『別冊スクリーン』に載ってたギララは
かなり不気味に見えてたので、連れて行けとねだらなかったんでしょう(笑)。

それでずっと『宇宙大怪獣ギララ』は見る機会が無くて、なんとか観れたのは1983年位、
我が家にやっとビデオデッキが導入され、レンタルビデオが利用可能になってからです。
当時は自分の住む街にレンタルビデオ屋なんか無いですから、
わざわざバスで30分もかかる天神という一番の繁華街まで出て借りてましたね。
そんな苦労までして観た『宇宙大怪獣ギララ』ですが、もうその頃は立派な怪獣マニアなんで
「ギララ、カッコ(・∀・)イイ!!」と思えましたが、映画として面白かったかと言われると…。

ギララの弱点が解るのが急すぎ、無敵さを感じる時間が短すぎるように感じました。
開始47分でやっとギララが登場したのに、55分で弱点発見、59分でギララニウムの抽出に成功と、
わずか12分の無敵ぶりなんだもんなぁ…。('A`) まぁ一応、ギララニウムの運搬が上手くいかない
ヒネリは加えてあるけど、もっと盛り上げてからでもよかったんじゃ…。

girara3ninn
「寅さん」の松竹だから人情部分を無視できなかったんでしょうが、おっさんの主役(和崎俊也)と
美女二人の三角関係のラブストーリーなんかいらなかったから、その分の尺を
ギララとの戦いに費やした方が良かったと思います(苦笑)。

girarafuzioka.jpg
せっかく若くて初々しい藤岡弘が出てるんだから、むしろ主役そっちにすればよかったのに…。
和崎さんは渋くて好きな俳優だけど、若い娘と三角関係を演じるのは無理でしょう。('A`)

でもわざわざこの映画に出てない倍賞千恵子を起用したこんなロマンチックな歌まで
用意してるんだから、松竹は本気だったんでしょうね (°∀° )

特撮は見事で、実績の無い松竹がよくここまでやれたなぁと思ったけど、元・松竹の特撮技師
川上景司、前年に東宝を離れた渡辺明、小田切幸雄らによって結成された特撮請負会社
「日本特撮映画株式会社」が担当したそうで、そのメンツなら納得です。
同社は同時期の『大巨獣ガッパ』も担当したから、渡辺御大はそっちの特撮監督を務め、
『ギララ』の方は池田博と他であまり聞かない人がクレジットされてますが、実際は川上氏が
指揮を執ってたんじゃないかなぁ…。古巣なので変名を使ったのかも?

いろいろ言いたいこと言いましたが、まぁそれでもギララと、今回は取り上げませんが、
アストロボートという二つの名デザインのキャラクターを歴史に残したんだから、
充分、存在価値はある怪獣映画だと思います。(・∀・)

ギララとガッパは今でこそ「珍品」扱いだけど、当時『天才バカボン』のマンガ版で、
弟のハジメちゃんの名前をバカボンが「ギララガッパ」って付けたがった程、
子供への浸透力は高かったんですよね(笑)。


ギララのアイテムは封切り当時は、ソフビがマルサンから、プラモがミドリから出ていて、
マルサンソフビは早々に幻と化し、私は1980年頃、東京のアイテムショップから
入手に成功しましたが当時としてはバカ高い3万5千円を払わされました。('A`) 
そのまま高騰は続き、一時は35万円とかついてましたが、新生マルサンから復刻版が出たので
値下がりし、今ではそっちなら数千円で買えますよね。(・∀・)

guilala 3sides
リアルタイプのもいくつか出ましたが、頭のトサカまでで30cm、アンテナの先まで加えると35cmの
大きさも考慮してエクスプラス紙箱入りが素晴らしく、なぜかオクでも高騰しなかったようで、
2年程前に新品がたった8千円で買えたのには驚きです!
(エ社のギララにはブリスター版もあるけど、そっちはちょっと小さいんですよね)
前回見つからなかったのはこの30cm級ギララの、それもシッポだけです(笑)。
リアルタイプソフビはシッポも相当長いので、スペースの都合で普段は外して飾ってるんですよ。
やっぱプロポーションのいいこれをお見せするには全身揃ってないと
エクスプラスに対して無礼というもの。それで体調がよくなってから30箱はある
室内積みダンボールを片っ端から開けて、やっと発見しました。(・∀・)

ギララのカラリングは照明の当て方で、薄い灰色っぽい時と深緑に見える時がありますが、
私が手に入れた個体は深緑でした。個人的には明るい灰色の方が好きなんだけど、
そこは(゚ε゚)キニシナイ!! 撮影用スーツそのままの30cm超ギララを入手できただけで満足です。

ということで次回は25日に、その時期にふさわしいミニカーネタでお送りする予定です。\(^o^)/

テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用

本日休載…
いつもご覧いただきありがとうございます。
ここ1週間ばかり微熱と下痢が続き、原稿はなんとか書き上げたんですが、
肝心のブツが現在一部行方不明で、この時間まで回復を待ってたけど、
とても段ボールの山と格闘する気力は湧かないので、近旬は休載させてください。_(._.)_

12月15日に、体調が回復していれば、お目にかかりましょう…。

fziro拝