キャラクターミニカー秘密基地
劇中車キャラクターミニカーを中心に 陸海空で大活躍するスーパーメカの模型が集まる秘密基地でしたが、開始後7年を迎え「映像作品に登場の様々なキャラの玩具」を紹介するブログとして拡大再開店です
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FZIRO

Author:FZIRO
ミニカーコレクターからも、
合金コレクターからも異端視される
劇中車のキャラクターミニカー、
それも標準スケール物を中心に
ひたすら集め続けています。
マイナーなジャンルでしたが
この頃はキャラウィールや
カーズのおかげで、少しは
市民権を得られてきたかな?(笑)
なお、このブログの内容は、
いわゆる「日記」ではないので、
コメントや御質問があったら、
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世界最古のボクシングパペットの正体が判明!
今回は久々にボクシングパペットを取り上げます。
これまで解ってる中で最古の市販ボクシングパペットは、
第二次世界大戦中に発売された可能性の高い
261603_2212888258_227large.jpg
ジョー・ルイス&マックス・シュメリングのペアだとしていましたが、 
それについてさらに詳しいことが解ってきました。

tiger kid puppet(参考写真)
というのも、とあるオークションに箱入りの状態で白人ボクサーが出たからで、
箱の説明文によると、1950年にザイニートイというメーカーが出した商品名「Tiger Kid Puppet 」で、
黒人・白人共にハッキリと誰とは唄っておらず、黒人がジョー・ルイスにそっくりなので
そう認定され、ならば相手は最大のライバルだろうとシュメリングだとみなされてきたようなんです。

dendou.jpg(参考写真)
以前お見せした「スポーツ殿堂」での展示でもルイス&シュメリングとされていたので
私も信じたんですが、同じ写真を別のサイトでみつけ、それによると「スポーツ専門骨董市」での
販売風景だというじゃないですか! ということは権威あるところが認定してるんじゃなく「売り主の主張」に
過ぎなかったようで、どうにてルイスはそっくりだけど、シュメリングはあまり似てないはずです…。('A`)
そもそもどっちも「オールアメリカン」って書いてある服を着てるんだから、両方アメリカ人と
みなすべきで、1950年はルイスは引退するかしないかという時期だったので選ばれて当然ですが、
白人で凶悪な顔で、ルイスと同等のチャンプ級ボクサーは誰がいるだろうと調べてみたら、

261603_2212888255_134large.jpg
50年頃は『ロッキー』のモデル、ロッキー・マルシアノがチャンプの座を狙いつつある時期で、
翌年ルイスを引退に追い込んだ彼なら相方に相応しいですが、マルシアノの顔はもっと愛嬌があります。  

261603_2212888261_40large.jpg
むしろ、このパペットの目も鼻も唇もブ厚い凶相は、その10年ほど前に引退した
ジャック・デンプシーによく似てます。彼はもちろんあの「デンプシーロール」の発明者で、
それまではカカトに重心を置き棒立ちの間抜けポーズで、相手と距離を置き殴り合ってたのを、
つま先に重心を移して相手に突進し、一気に連打する近代ボクシングの形式に変えた
偉大なボクサーだったので、彼がモデルなら「オールアメリカン」の名にも値するしピッタリです。
試しにデンプシーで検索すると、その名称でルイスとペアにして売ってる業者もいたので
決して珍説ではないようだし、以降、私もこのペアをジョー・ルイス&ジャック・デンプシー
とみなすことにします。

想定より10年後の商品と解ったんですが、それでもジョー・ルイス&ジャック・デンプシーが
確認されている限りで市販品最古のボクシングパペットであることには変わりありません。

実はその最古のボクシングパペットのうち、ルイスの方はebayで2年前に手に入れていたんですよ。
最初に見つけた時は200ドル(約2万4千円)と全く手が出ない値段でしたが、ヲチしてると、
数日で100ドルに下がり、その1月後には75ドルになったんです!\(^o^)/  
まだ下がる可能性もあったけど即決設定なので粘り過ぎは危険だし、
この価格ならなんとか出せるので落札した次第。

こうなると相方も欲しくなるもので、Max Schmelingで登録したけど全く引っかかってきません。
ナチ時代のドイツ人ボクサーなんでアメリカでは無理でしょうが、ドイツでも出物がないので、
やっぱりルイスより現存数少ないのかとあきらめ気分でしたが、「BOXING PUPPET」で
検索してたら、こんな写真で単に「VINTAGE BOXING PUPPET」と題された出物があったんです。

dempsyusiro.jpg
頭の塗装は大幅にハゲてるし、服はなんかシミが付いて汚れてるし、そもそも顔見えねーしで
売る気が全く感じられない出品で、実績もまだ3つ程しかない新米出品者のようです。
フツー、このままスルーだろうけど、私は服の「ALL AMERICAN」のプリントにピーンと来たので、
もしかしてと検索の一覧から実際のページに行くと、ちゃんと顔が見える写真もありました!
dempsymae.jpg
このようにやっぱり狙ってたブツだったけど、なんかコメカミから出血して不気味で、
元々の凶悪な面構えとも相まって呪われそうだからこっちは見せなかったのかなw
ただ20ドルと安かったので、その金額で入れるとそのまま落ちてくれました。
もしかしてJack Dempseyで検索してたらもっと早く見つかったかもしれないけど、(゚ε゚)キニシナイ!!

届いて、よく見ると服のシミは全体に同じ色なんで、カーキ色のバージョンもあったんだと納得。
フラッシュが反射した部分が「殿堂」の服と同じ灰色っぽく写ってたので、
地のカーキ色がシミに見えてただけのようです(苦笑)。
頭髪のハゲは同じ色を調合し塗装、コメカミの血はマジックインクが付いたらしく
完全には取れなかったけど、薄くはなったので(゚ε゚)キニシナイ!!
60年前の子供が、激しい殴り合いを再現しようとして描いちゃったと思えば微笑ましいし。\(^o^)/
しかしこのフィギュアの顔は見れば見るほど味のあるいい造形です。カリカチュアされてるけど、
モデルの特徴をよくとらえ、知っていればすぐ誰だか解るようになってます。
今でこそ認定に戸惑ったけど、新発売時はすぐ誰だか理解されたんじゃないでしょうか?(°∀° )


261603_2212888254_65large.jpg
かくして歴史的ボクシングパペットのペアが、我がWPBに参加してくれたことになりますが
65年間もよく原形を保っていてくれたもんだと感無量です。
ボクシングパペット界のレジェンドとして、大いに活躍してくれること間違いありません!ヽ(`Д´)ノ

テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用

ターニャより愛をこめて
007シリーズを見る楽しみの一つに毎回登場するボンドガールがあります。  
もし「ボンドガールで一番の美人は誰か?」こういう風に尋ねたなら、
異論が轟々と巻き起こりきっと結論は出ないことでしょう。
でも「一番好きなボンドガールは誰か?」この質問なら、各自それぞれに
しばらく考えてから答えが出せると思いますが、
261603_1187202222_177large.jpg
私の場合は『ロシアより愛をこめて』のターニャことタチアナ・ロマノヴァです。


,という訳で今回はこちらをBGMにお読み下さい!

スペクター(本人はスメルシュの任務と思いこまされている)の陰謀により
憎きイギリスのスパイ、ジェームズ・ボンドに不名誉な死を与えるために
その「エサ」として選ばれた彼女は、普段は事務職なので質素な身なりですが、
その美しさは息を呑む程だし、成熟した肉体からは隠せない色気がにじみ出てます。
FRWL3.jpg
その美しいタチアナをクレッブ婆ぁが言葉なぶりするシーンは、中学生の頃に  
初見した時はただ虐めてるとしか思わなかったけど、今ではクレッブ婆ぁがレズで
彼女なりの愛撫をシてるんだということが解ります。(°∀° )

前回ハニーを御紹介したバービーボンドガールのラインナップでは、なぜか
タチアナが飛ばされてたんでガックリし、それですぐには集める気には
ならなかったんですが、ハニーを手に入れてその出来の良さに感心し、
ボンドガールを大々的に集めたくなって、こうなったらカスタムしたると、
オクを「バービー」や「ジェニー」で検索し、あまり成果が上がらなかったので、
検索語を「人形」でやってみたら、最初のページに以前見たことの無かった
女性ドールが多数上がってるのに気づいたんです。

それはクールガールやスーパードルフィーと呼ばれるジャンルの人形で、
さらに検索すると特設のカテゴリーができる程の数があり、名前だけは知ってたけど、
こうまで発展済みとは意外でしたね!
そういえばもう10年以上前のことになりますが、地方から上京の貴腐人の方を、
ドール関係が充実してるお店に行きたいとおっしゃるので、検索してアキバのボークスに
案内すると、いつの間にか1フロアがそれで埋まってるのに驚愕したことがあったけど、
あまりにキョーフだったのか、その記憶がキレイに消えてました! 
こちとら、ボークスって言えば、オリエントヒーローのガレキのお店としか  
認識してなかったけど、時代は移り変わっていたようです。(;´Д`A ```

で、感心半分、コワサ半分で、オクを数ページそのままチェックしていくと、
こんな顔パーツが出品されてました。
261603_1187180484_166large.jpg
こ、これはまさしくタチアナ、もしくはデボラ・ハリー!(爆 
目がちょっとキツイけど、ターニャもこんな目つきする時もあるし、
髪の分け目が逆だけどブラッシングで直せるはずです。
眉はターニャは黒だけどそれはリペすればOKです。

とまぁ、たちまち脳内改造計画が走り出した訳ですが、このターニャ似ヘッドも
パーツとして売ってるから他でも見つかるだろうとノン気に構えてたんですが、
検索を進めると持ってるのはこの業者だけみたいで「詳細不明のクールガール系ヘッド」と
説明されてるじゃないですか!
ということは下手したら中国製無版権品で、その種の物は一度市場から消えると
極めて見つけにくくなるのが必定なので「今、顔だけ押さえとかないと」と
財政ひっ迫の中、泣く泣く落札しますた…。

素体はまぁどうにでもなるとして、問題はやはり衣装です! タニアの衣装と言えば、

261603_1187180458_45large.jpg
最初の「首のチョーカーだけ」

261603_1187180447_73large.jpg
「事務員ぽいセーター&タイトスカート、またはワンピース」

261603_1187180436_182large.jpg
「オリエント急行での青ネグリジェ(シュミーズ?)」

261603_1187180450_214large.jpg
「最後の黄緑系スーツ?」が印象的ですが、

「チョーカーだけ」は簡単だけど、その状態で飾ってると人格を疑われるので却下w、
「事務員服」は他のキャラと被るし、「黄緑スーツ」は髪上げがメンドイのでパス、
つうことで「青ネグリジェ」が残っちゃったけど、まぁあの衣装は一番有名な
261603_1187180413_214large.jpg
このスチルでも着てるのでいいよね。ヽ(´ー`)ノ
実はこの場面はスチルのみで、劇中にこんなシーンは無いんですよ。
だって下着で地下道走り回ってるって、それどんな
「浮気を押さえられてベッドから逃げだした不倫カップル」ですか?(爆
ボンドは背広姿なんで「淫売宿の火事から逃げる娼婦と客」かもしれないけど…。

つうことで、バービー用ネグリジェやシュミーズをオクで捜したけど
ほとんどありまへん(つД`)
そりゃそうだよねぇ、バービーは基本的にょぅι゛ょが遊ぶ物だから
パジャマはともかくシュミーズやネグリジェはなぁ…。
そもそも今ネグリジェなんか着て寝てる女性が少ないだろうし…。
たまにあってもビンテージバービー用で本体が買えるようなお値段で、しかもピンク!
そっか~、ブルーのネグリジェ(シュミーズ)って、ダブルでハードル高いんだ…_| ̄|○

つうことで諦めモードに入りつつも、またクールガール系を検索してみたら、
261603_1187180418_106large.jpg
こんなのがありました。おお、これネグリジェじゃないし、色も青が濃すぎるけど、
透けそうで透けない素材感がバッチリだし、これ買って飾りを取り払って、
漂白して色落とすって手もありかぁ! という気になりますた。


いろいろプラニングが進む中、まず頭が届いたので、ブラシで分け目を逆に
しようとしたら、できない (゚ロ゚ノ)ノ!!
バービーなら髪の毛は前から後ろ向きに幾重にも細かく植えられているので
分け目を変えることはそう難しくもなくできるんですが、このヘッドは分け目から
左右向きで植毛されているので、逆向きにしようとすると地肌がモロに露出するんですよ。
このあたり、自分の分身なんで髪をいじってブラッシングすることがデフォの女玩と、
完成された戦闘服の美女の顔の一部であって、髪型をいじることは想定外の男玩の違い
なんでしょうなぁ…。

しかし手が無い訳ではないです。分け目を変えることはできなくとも、
一九分けの要領で誤魔化すことは可能です。ハゲのオッサンと違い
毛そのものは豊かなのでサイドから回してくる毛には不足はないから、
すぐにニセの分け目を作ることはできました(笑)。
あとはどうにかしてこの毛を固定すればいいと、軽くドライヤーでブロウしたら、
一まず形にはなったので、そこでストップし、あとは身体と服が揃ってからにします。
タチアナの軽くウエーブかけた肩までの髪型って、最初の状態のサラサラヘアーで
再現するのは難儀そうですが、netで調べたら爪楊枝二本でカーラーみたいなのを作り、
お湯につければいいと書いてあったのでそれを試してみようかな?

ここで一旦、中断となりましたが、なかなか安い身体が見つからず、
待ってる間ヒマだったので、髪の毛もいじることにしました。
まずだいたい肩あたりで切りそろえ、ヘアピンをカーラー代わりにして撒いたり、
ふわっとした形にまとめたままドライヤーでブロウして形を整えました。
netでは「バービーの髪をブロウするとチリヂリになるので厳禁」との記述が多いけど、
「ナイロンに加熱」という原理から考えると高熱過ぎなければいいだけの話で、
低い温度で遠くから当てれば、本物の髪の毛と同じくウエーブはかかります。
過去に他の人形でさんざん実践済みなんで、今回も慎重にブロウし無問題。
タニアの髪の色はシルバーブロンドに見える時もあれば、ダークブロンドの時もあるから、
まぁ元のシルバーブロンドのままでいいとしましょう。

並行して、ようやく身体もバービーの中古をヤフオクで10円で落としました。
バービーは頭が外し難いので、最初は同じ業者が同じ10円スタートしてたジェニーを落とそうと
考えたんですが、そっちはライバルが現れ数百円越えになったので撤退しバービーに乗りかえると
10円のママで落ちたので、やはり日本ではバービーは人気薄なんだなぁと実感…。
日本人の女の子でバービーみたいになりたい子も、私も含めた男のキモオタで(笑)、
バービーみたいな女を「俺の嫁」にしたい奴も少数派ということなんでしょう…。('A`)

前に、やはりバービーをベースとして映画キャラを作ろうとしたことがあって、頭を外そうとしたけど、
固く本体と結合されていて断念し、結局、付けたままで作業を進めたんですが、
今回は頭をすげ替えないとお話にならないのでnetで方法を調査し、力業で何とか成功。 
なんか首に蝶番式の変な突起があって、コレがジャマをしていたようで、
外すときに「ミキャッ」ってイヤ~な音がしたけどキニ(゚ε゚)シナイ
交換するヘッドは男玩アクションフィギュア用なんでバービー側の突起に比べ差込穴が小さく、
ハンダゴテで融かしながら広げる必要があったけど、差し替えると外人顔同士なんで違和感も無く、
元から着てたのが素朴な衣装だったのでターニャの普段着と言っても良さそうな感じになりました。

261603_1187154463_143large.jpg
ロシアの花園で帰りを待っていてくれそうなこちらのターニャもステキですが、
やはり劇中のイメージに近づけたいもので、別便で届いたドレスにチェンジです。

漂白できないか試したけど全然色落ちしてくれなかったので、この濃いブルーでも
いいかぁとも思ったけど、手芸用品が売ってる店に行った時、
「黒い布にも鮮やかに書ける上書き可能な布書きマーカー」というマービーというのを
280円で売っていたので、試しに水色を買ってみて、帰ってターニャのドレスに色を付けてみたら、
見事に水色に染まってくれました。このマービー、ペン先が太書き用じゃない普通の太さなんで、
全体を水色にするのは苦労しそうですが、そこは根性でやり遂げて、
tania main
こんな感じに仕上がりました。\(^o^)/
少し残った塗りムラが「しぼり」模様みたいになったんで、まぁこれでいいかなって感じです。
隣にいつかボンドくんを配して、地下下水道のデートと洒落込みましょうかね?(°∀° )

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サイボーグ009と私(笑)
2月になりました。お休みしたおかげで体調も上向いてきたので、本年度の更新を開始します。
またどうかお付き合い下さい。m(__)m

最近、ふとしたことでアニメの『サイボーグ009VSデビルマン』を観ました。
最近はこの種のクロスオーバーものは数多く作られ、パッとしないデキのも多かっただけに
あまり期待してなかったんですが、失望することもなく、アニメ技術の進歩が著しい
加速装置の描写に感心したりして、楽しめました。
この作品、時間軸が009側で言えばミュートスサイボーグ編の直前だし、
009 2015
キャラクターの作画設定が昔のまま(さすがに008だけは『超銀河伝説』以降版)なんで、
てっきり2012年の『009 RE:CYBORG』(以降『REサイボーグ』と表記)以前の製作と
思ってけど、調べると『RE』以降の2015~16年の作品じゃないですか!
あれ、『RE』はそれなりに成功して、つい最近もそのキャラを引き継いだ
『ホール・オブ・ジャスティス』とかいう作品があったはずなのにと思い、
続いて『REサイボーグ』を観てみたのです。

009 2012
1980年の『超銀河伝説』で008の黒人描写にNGが出されて以来、
各メンバーのステロタイプなキャラクター付けは危険視されてきましたが、
『REサイボーグ』では各キャラが大胆にイメージを改変され、
002の鼻が普通の人間のに変わり、
005のインディアンっぽい外見もかなり薄められ
006の戯画的中国人描写もリアルになっています。
この辺は前々からそろそろ規制に引っかかりそうだという話は聞いてたので
「ついにそうなったか~」と感慨深かったんですが、元のキャラに思い入れが
強かったので、なんとなくスルーし、それっきり未見だったんですよ。

それだけにある種の覚悟の下に鑑賞したんですが、キャラの激変より、
009が引きこもり気味で爆弾事件を起こしかける高校生で、003がジョーに 
「また私だけ年取っちゃったわね」と言い、立ったままセックスする淫乱年増という
意味不明の描写がされてることに驚かされました。
なんでもこのアニメは当初、押井守が監督する予定で、旧作品の世界観の破壊が
大好きな彼らしい「009と001と003以外のメンバーは死亡し、009はアパートに引きこもり、
003が犬になった001を連れ世界を旅する」とのコンセプトで作られる予定だったとか…。
でもさすがにそれは却下され、押井も改変を飲んだけど、
「フランソワーズだけが年を取って58才になってる」ことだけは譲らず、
結局監督を降ろされたそうなんです。
その昔、『カリオストロの城』の次の劇場用アニメの監督を打診され、
「ルパンが原爆を盗もうとするが、最後にルパンなんかいなかったことが解る」という
珍妙なプロットを出して解任されたのとそっくりで、押井ファンじゃない私は
「まだこんな中2病こじらせたようなことやってんのか」と呆れました…。('A`)

このように立ち上げが最悪の『REサイボーグ』ですが、一部のメンバーが
途中から戦いに参加しなくなったり、ハンパに「神」を劇中で描いたりして、
消化不良な部分もあったけど、まぁ普通の009作品にはなってる感じで、
大きな不満を言うなら、せっかくここまで外見をいじったんだから、
最初からリブートし直した方が良かったんじゃないか、という点です。

『サイボーグ009』に関してはアニメ版の方に先に触れ、劇場で観た映画2作目の
『怪獣戦争』で完全にハマってしまい、第1作はTV放映時に観て堪能し、 
歌が同じTV版も楽しみました。
1sakume.jpg
映画1作目は、原点として今見ても興奮できるし、009だけ白、003だけ赤、
他を薄紫にした配色のセンスの良さにも痺れます。白と赤という、子供が見ても
特別の仲になることを暗示させる配色と、何よりも「赤いマフラー」ですよ!

小杉太一郎作曲の主題歌を始め、数々のBGMは熱く情感に訴えます。

『怪獣戦争』は、これだけ見ても『サイボーグ009』の世界観が理解できる
優れた構成と、何と言ってもヘレナの超絶的なまでの美しさ!
009herena.jpg
やはり情感たっぷりのテーマ曲と共に心に刻まれてます。

reinbow.jpg
劇中、空を往くレインボー戦隊とすれ違い、互いに手を振るシーンがありますが
タイアップかと思いきや『レインボー戦隊ロビン』は放映終了済で宣伝する必要はなく、
この唐突な登場はスタッフが同じことからカラー動画が無いレインボー戦隊への
餞だったのかもしれませんねぇ…。
あ、そうか! 特撮だけど、戦隊シリーズの最終回のラストに、
現戦隊のレッドから新戦隊のレッドへと
バトンタッチが行われる恒例シーンの先駆けみたいなものか!(・∀・)

TV版は、モノクロというハンデはありますが、番組構成上の穴埋めという
企画成立の事情を逆手に取った制作スタッフの創作心の爆発がすばらしく、
太平洋の亡霊
メインシナリオライター辻真先が言い切った「テーマは反戦」という志を、
反日運動と結びつけることなく純粋に描ききれたのは「時代」のなせる業でしょうか?

このようでアニメで馴染んだ『サイボーグ009』ですが、マンガ連載は開始には
間に合わなかったけど「海の底編」は掲載誌で楽しみに毎月読んで、
続く「天使編」で、いきなりの中断を含め大きな衝撃を受けました。
敵を「キリスト教の神そのもの」というあまりに強大な存在に設定したことは、
石森章太郎の筆を遅らせ、「天使編」直後に青年誌でしきり直した
「神々の戦い」編もまた中断してしまいます。                              

風の都
それからしばらく時間が経ちますが、1975年秋『少女コミック』誌での「風の都」編を皮切りに
各漫画誌での「インサイドストーリー」の掲載が始まります。
そう、『サイボーグ009』はいくつかの中編ストーリーが組み合わさって構成されてきた
物語なんで、正編が先に進めなくても、脇道でなら新しいエピソードを描ける訳で、
ファンは「天使編」の進展を待ちながらも、脇道の新しい物語を歓迎したのでした。
1979年のサンライズ版TVアニメもその流れの中で生まれたもので、
『少年サンデー』で連載も始まった程の本格的な脇道(爆笑)でした。

初めて原作絵に近いアニメで各キャララクターが動き、音楽もすぎやまこういちという
最高の選択で、旧版音楽に余りに馴染んた私は若干違和感を覚えたものの、
世間的には好評で迎えられ、多数の商品も生まれたのです。

strengerGOU main
今回お見せするタカトクのストレンジャー号(合金版)もその際の商品の一つで、
サイボーグ戦士の乗るメカとして旧版からおなじみだったドルフィン(2世)号と共に、
ポピニカの対抗企画商品として発売されたのです。

このストレンジャー号はミニカーなんで、私のブログ開設時期、約10年前から
ずっと狙ってましたが、「幻の逸品」化していて、箱付き完品ともなると
二ケタ万台覚悟しないと無理でずっと未入手でした。
ところが世間的なオモチャのお宝化激化に比例して、状態のいい個体は
値上がりするけど、そうでもないのは逆に下がり、ルース品なら1万も用意すれば
なんとかなるようになってきて、8000円でゲットできたのが今回の個体です。
strengerGOU 3sides
全長約11.5cmのダイキャスト製ですが当然箱無し! 
本体パーツはだいたい揃ってるようですが付属品は欠落の状態で、
何よりもキャノピーが割れてるのが大きなマイナスポイントでした。
それでもサイボーグ戦士の戦闘服のデザインからインスパイアされたと思しき、
フロントビューのカッコよさは堪能できるので、レストア母体として購入し、
まず本体をリペイントし、割れたキャノピーはいずれ割れてないのと
ニコイチしようと思っていたけど、この状態にまで仕上げたら満足して、
それっきりになっちゃいました(笑)。


歴史の長い『サイボーグ009』だけに、まだまだ語りたい、語るべきことは多々あるので、
今回はここまでにして、最後は成田賢の主題歌を聞きながら締めとさせていただきます。

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