東日本大震災と父の死という2つもの危機を迎えた2011~13年もようやく終わり、 総合的な映像関連グッズブログとしての再出発もなんとか軌道に乗ってきました。 こうして2014年を迎えましたが、この辺はまだ記憶に新しいので、少し詳細に振り返ると、
 第一弾は『仮面の忍者赤影』特集に気合いを入れてみました。余りに気負いすぎたのか、 2月には重い風邪を引いてしまって1回しか更新できなかったんですが(*ノω・*)テヘ、 やる気がなくなった訳じゃないので回復してすぐにまた「神埼ガチャ」のそれもヒコーキという、 意欲的(一人よがりとも言う)なテーマに取り組みました。 ダイキャストの船とかヒコーキって、もちろん専用のブランドもあるけど、ミニカーシリーズにも 入ってるんで、ここらで一度まとめたくなったんですよ(笑)。
その後もレッドバロンとマッハバロンや、シュコーのフォーミュラシリーズ、 バンダイのマジンガーZに始まるスパロボ記事や たぶん定期的に載せてるのは当ブログだけのボクシングパペットシリーズ。
 アニメの『アンデルセン物語』のキャンティー人形にズッコを作ってあげたりもして、 正にナンデモアリ状態(笑)。
 それから新しく、山盛り11円で買ったプライスのミレゴジに始まる 「30cm級リアル怪獣玩具」シリーズが始まったのもこの年でした。
2015年はまずトイガンで、これまで地味に更新してきた007シリーズトイガンの 集大成的な記事である、007シリーズのガンロゴの謎に迫りました。
 国内の文献には記述皆無で、50周年記念で出た電話帳的厚さと重さを誇る 『ジェームズ・ボンド アーカイブ』の英文を紐解いてようやく解ったのでした。 それから倉庫発掘で見つけた『ゴーズトバスターズ』のマシュマロマンのソフビをきっかけに、 同シリーズの簡易ジオラマを作るシリーズも開始しました。
 もちろん、ミニカーブログとしての一面も忘れずに、話題の映画『仮面ライダー3号』の 仮面ライダーグランプリを再現したり、 トイガンでは『タクシードライバー』でトラヴィスが密売人から買った何丁かの銃の選択に 深い意味があったことを考察したり、 怪獣玩具ではジェットジャガーの登場に隠された謎を追ったり、 ロボット玩具では『ウルトラセブン』のユートムのデザインソースを探ったり、 ボクシングパペットの協会を設立したり、またブログを書く楽しみが蘇ってきてました。
ところが6月にはまた地震が頻発して更新を休まざるを得なくなり、再開後の7月・8月は つつがなく月4回の更新をこなして、9月には新ジャンル「キャラクターお面」の紹介を始めました。
 これは縁日で昔から売ってるペラペラの樹脂でできたアレで、特撮やアニメ番組では、 それこそ最初の鉄人やウルトラマンの頃からあります。 歴史的にはかなり古いのにほとんどまとまって紹介されてないこのジャンル、 あまりのアイテム数なんで完全網羅なんかは全く考えてませんが、息の長いシリーズにしたいです。
10~11月にはミニカーで意欲的な記事「おはよう700(720)」を取り上げました。 1970年代中盤から世界中を数台のトヨタ車で走り回ったあの番組を、 大ヒットとなったテーマ曲の変遷と共に紹介し、書いてて楽しかったです。(・∀・)
2016年は体力の衰えから月4回の更新が難しくなり、5月のお休み以降は 10日毎の月3回更新にさせていただきました。 首のヘルニアの悪化で慢性の頭痛が激化し、長時間文章を書くことができなくなったのです。 できるだけコンテンツの内容は自分なりに納得いく水準を保ちたいので、 ロキソニンやそれで効かない場合はセデスハイを飲みながら、 毎日少しずつ書き進めてる現状なので、どうか御理解ください。m(__)m
 そんな中でも、7月はコーギーロケットの最難関『女王陛下の007』のラインナップを 裏技を駆使して揃えてみたり、
 ロボット玩具ではミケーネ7大将軍を同一スケールで揃えたり、 怪獣玩具では映画的ハイクオリティのペプシのCM、MOMOTAROを、メディコムから出た ONIの大型ソフビに合わせ、フィギュアをフルスクラッチしたりと 結構キアイ入ってましたね。 8月はまたも新ジャンルのマスコットクリップコレクションを開始します。 9月はジオラマシリーズで特撮3大観音を取り上げたり、ボクシングパペットの歴史を 構築してみたりと個人的趣味に走りすぎたかな?(;´Д`A ```
2017年、いよいよ今年です、2月はまたしても個人的シュミ全開で 世界最古のボクシングパペットを入手できたのでその詳細をお見せし、 4月には久々の1ケ月ブチ抜き特集で『機動警察パトレイバー』を取り上げました。 そして5月はお休みの予定が、10周年だったことに気づいての この回顧特集ですね。(;´Д`A ```
さて、締めくくりに何をお見せしようかといろいろ考えたんですが、 月最期の回でもあるし、ナンデモアリ路線で『のらくろ』を取り上げます。
『のらくろ』は日本最古のキャラクターの一つで、大日本雄辯會講談社(現・講談社)の雑誌 『少年倶楽部』で田河水泡により1931年に連載開始されたので、実に86年もの歴史を持ってます。 すぐに人気沸騰し単行本も売れ行き好調で、日本初に近いキャラクターグッズもたくさん作られました。 ただ「版権」意識が希薄な時代だけに無版権の粗悪な商品があふれましたが、数が出たのが 幸いしたのか、幸運にも今日まで生き延びた品は、オクですごい値段になってます。(゚ロ゚ノ)ノ!!
1935年にはアニメ映画も作られ、これは今日でも観れますが、充分に鑑賞に耐える出来栄えで、 モール中隊長やブル連隊長のおなじみのキャラがもう出てきてますね。 笑いにまぶしてあるとは言え軍隊ものなので、世相に左右されることもありましたが、 そのつど、探偵になったり喫茶店をやったりしてしぶとく生き延びたのはさすがノラ。(°∀° ) そのうち世間が落ち着いてくれば、オリジナルの漫画も読めるようになって、 となるとまた人気が沸騰し、1969年にはマルサンからソフビが出たし、 1970年にはカラーのアニメも出来ました。
私が最も親しんだのはこのバージョンで、主題歌の「しっぽはぐんと」が大好きでしたね~。(・∀・)
1987年には『のらくろクン』というアニメが始まり、人間界で探偵事務所を開くという、 原作準拠ではあるんですが、時代を考えたのか軍隊ものではなくなり、 主人公は孫ののらくろクンに替わり、元祖のらくろは八奈見乗児の声で頑固爺さんとして登場(笑)。
こっちは主題歌もアニメに関係の薄いアイドルポップになったので当時は恥ずかしかったんですが、 名曲だとの一定の評価を得てるようなので、このアニメで育った人には印象深いんでしょうねぇ…。 このアニメはほとんど見てないんですが、歌まで紹介したのは、今回のメインのアイテムが このアニメ準拠だからなんですよ。のらくろクンの目覚まし時計で、 その頃の私の誕生日に、当時同居していた妹がプレゼントしてくれたものです。
リズム時計工業から発売された『のらくろクン』時計シリーズで、 大小の二種と、 それぞれに右手に持ったアイテムが何種類かあるようです。
この動画のは大の方で、録音された音声と起床ラッパ(?)が鳴り響く仕組みで、 のらくろクンの声なのに「のらくろ」だと名乗ってるし、そもそも軍人じゃないのにこの仕様だしで これは元祖のらくろファン向けなのかな?(笑) 持ってるアイテムによってしゃべる内容が違うのかもしれないですね…。
もらったのは小で、全高11.5cm、機能的には単にアラームが鳴るだけでしたが、 のらくろは好きだったので大喜びで日常使わせてもらって、 特に大事にはしてなかったけど、寝ぼけて投げたりもしなかったので(爆)、 10年程前までちゃんと目覚まし時計として機能してました。 しかし流石に古くなって、アラームがほとんど聞こえなくなったので時計としては引退させて、 その代わりにのらくろのフィギュアとして再生することにしたんです。
 ハゲていた塗装をキレイにやり直して、お腹の文字盤は黒い紙で覆って、 二等兵の階級章を首に下げ、のらくろ二等兵として生まれ変わりました。 で、単体だと寂しいだろうと、70年版アニメでの憧れの相手、ミコちゃんも紙粘土でフルスクラッチしました。 資料が少なかったので満足行く出来にはならなかったけど、まぁミコちゃんに 見えなくはないかな? 昔からのファンには評判悪いこのキャラだけど、好きだなぁ、ボクぁ~!(°∀° )
さて、10周年特集もこれでお終いで、5月の休みを返上したので 代わりに6月は休ませていただきます。m(_ _)m 7月5日再開予定で、まだ何をやるかは未定ですが、どうかお楽しみに!
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