キャラクターミニカー秘密基地
劇中車キャラクターミニカーを中心に 陸海空で大活躍するスーパーメカの模型が集まる秘密基地でしたが、開始後7年を迎え「映像作品に登場の様々なキャラの玩具」を紹介するブログとして拡大再開店です
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FZIRO

Author:FZIRO
ミニカーコレクターからも、
合金コレクターからも異端視される
劇中車のキャラクターミニカー、
それも標準スケール物を中心に
ひたすら集め続けています。
マイナーなジャンルでしたが
この頃はキャラウィールや
カーズのおかげで、少しは
市民権を得られてきたかな?(笑)
なお、このブログの内容は、
いわゆる「日記」ではないので、
コメントや御質問があったら、
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日本のグレートレース
dedionmain.jpg
史実のグレートレースは日本にも立ち寄っていたことはすでに書きましたが、
その時の写真をようやく数点見つけました。

まずはこの写真から、
great_race_japan1.jpg
たぶん、写ってるクルマはトーマス・フライヤーだと思います。
自動車なんてほとんど見たことのないはずの当時の日本人なんですが、ちゃんと道ばたによけたり、
馬のくつわを取って暴れないようにしてやりすごしてるのはさすがです。
でも写真をよ~く見ると、いきなり前の道に大穴が開いてますね~。
このあたりが、当時の日本の道はまだ自動車が通ることを想定されてなかった証拠ですかね?(笑)。

次はこちらの写真を
great_race_japan2.jpg
こちらでは、けっこう人が集まってますが、クルマ珍しさもあったんでしょうが、
その横に太鼓を抱いた旅芸人みたいな人がいて、写真左隅には、
その芸人の写真を撮ってるっぽい、アメリカチームの一人らしき人もいるんで、
これは記念撮影ということで、人に集まってもらったのかもしれません。
右端の帽子のオッサンもアメリカチームの人で、「もっと寄ってくれ~」的
現場整理をしてる感じも漂ってます。
「グレートレース」記事第一回で、「富士山で記念撮影したんじゃないか?」って
妄想を書いてましたが、コリャどうも、連中マジで撮ってるっぽいですねぇ(笑)。

そして3枚目はこちら
greatracejapan3.jpg
これは車種はよく解らないんだけども、なにかクルマに補給をしてる様子を興味深くみつめてます。
補給してる人も東洋人っぽい容貌なんで、日本のお役人でしょうかね?
当時の一般人はクルマなんかまだ持てなかったはずですから……。


見つかった写真に写ってるのはトーマス・フライヤーばっかでしたが、ここまで到達したのは
トーマス・フライヤー(米)、プロトス(独)、ジュスト(伊)、そしてデ=ディオン・ブートン(仏)の4台でした。
そのうち、今日の主役としてTOPに鎮座してるのはデ=ディオン・ブートンです。

De_Dion_stoomdriewieler.jpg
デ=ディオン・ブートンという自動車メーカーは上の写真のフランスの貴族デ=ディオン伯が
玩具(鍵?)職人のジョルジョ・ブートンらと協力して作った会社で、
最初は蒸気自動車の製造から始めましたが、1895年に開発したガソリンエンジンは
当時としては驚異的な3500rpmの高速回転が可能(当時のダイムラーエンジンの約2倍)な
高性能を発揮しました。つうより、試作段階では通常回転で使おうとしたら安定せず、
試しに回転数を上げてみたところ安定動作しだしたので、
あわてて周辺器具の設定を高速回転向けにし直してやっと実用化できたらしいんですが、
まぁでもそれで高性能が得られるようになったんだから結果オーライです(笑)。
その高性能のためこのエンジンはいろんな自動車メーカーに提供されましたが、
中でもルノーのレースカーには1901年まで使われ、小型車クラスの圧倒的な強さを誇ったのでした。
そのためデ=ディオン・ブートンは当時最大の自動車メーカーとなり、他社のエンジンの性能が
追いついてくるまでは栄華を誇りました。グレートレースが行われた1908年時点では
他社の性能も上がり、デ=ディオン車の性能は圧倒的有利という訳にはいかなかったようですが、
それでも果敢に挑戦してきたということは、もともと世界最初の自動車レースである
1895年6月の「パリ~ボルドー往復レース」にも蒸気自動車で参加していた程のレース好きで、
フランス自動車クラブの設立に尽力したものの、自らは「メーカーである」という理由で
会長就任は固辞し、副会長にとどまったデ=ディオン伯の、「我こそはフランス自動車界の代表」
という自負があったからなんでしょうね。フランスにはこの頃100近い自動車メーカーがあったそうで、
グレートレースが実はその名声確保のために開かれた一面もあるため、
出場総数の半分に当たる3社も参加しているのは前に書いたとおりです…。

デ=ディオン・ブートンのクルマは、さすがその成り立ちにふさわしい高性能・高完成度だったようで、
11800キロを走り抜き日本までは到達しましたが、おしくもそこでリタイヤとなったようです。
自動車先進国で道路が整備されていたフランスのクルマなもんで、
上の写真にも写っちゃったようにドまん中に大穴が開いてるといった感じの、
当時の日本のクルマが走ることなど想定外だった悪路にやられたのかも知れません。

dedion3sides.jpg
今回お見せしているのはMINIALUXE(ミニオール?)製のデ=ディオン・ブートン1912です。
デ=ディオン・ブートンのクルマは最初期の蒸気自動馬車を始め数点ミニカー化されているんですが、
参加車の写真に一番近いのがこの1912年タイプだったのでこれを採用しました。
プラ製で全長11.5cmの標準スケールのミニカーです。

de-dion.jpg
参加車の色はモノクロ写真の陰影から判断して、淡い彩色がなされていたようですが、
イマイチはっきりしません、レプリカが早く完成してくれるといいんですが……。
この個体は後ろの接着剤がはがれて屋根が少し上にめくれてますが、
レース参加車の色がハッキリした時点で、オリジナルの状態に補修するか、
屋根を取り外してレース仕様に大改造するか決めようと思います。


テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用

この記事に対するコメント

WOW!プラ玩車つながりで連動中でつ (無理やりだな・・・汗)
http://nekozakana.blog.so-net.ne.jp/2009-04-10

それはさておき、デ=ディオン・ブートンつーメーカーも初めて聞きました。御教授多謝!

> フランスにはこの頃100近い自動車メーカーがあったそうで
シェア争いも、まさにグレートレースだったのですね~(笑)
【2009/04/10 09:09】 URL | ねこざかな #JalddpaA [ 編集]


>ねこざかなさん
おっ、そうですか! 楽しみです!!

黎明期のメーカーはほんと初耳のところが多いですよね。
チキやこの映画でクラシックカーの勉強しだしてからはその深さに驚いてますわ!

最初期のドングリの背比べ状態から、いくつかが抜け出して独占を始め、
前、『タッカー』で取り上げたような妨害をしだして市場が閉塞し、
やがて今のような末期的状態に陥っていくんでしょうね。

かと言って、乗る人の安全を預ける自動車なんで、あまり粗悪なモノに
出回ってもらっても困るし、そのあたりのバランスは難しいですよね~。

【2009/04/10 10:56】 URL | FZIRO #jxzSJpSE [ 編集]


アイヤー、どでおんぶーとんアルネー、、コレ、最高アルヨー、、

これ、かなーり立派で、豪華ですよねー、、
で、日本にも来てたグレートレース、、仕事柄、明治大正の交通事情を調査しているのですが、なかなか勉強になりますー、、
【2009/04/10 16:27】 URL | 覆面える #- [ 編集]


>覆面えるさん
このミニカーはけっこう高級なタイプですよね。
参加車もけっこう大型なんで、こういう高級車の外装を取り払った奴ではないかと…。
デ・ディオン社はそのころ会社としてはまだ栄えてたんで、
それくらいの余裕はあったと思います。

最初の「DE」の発音、「デ」と「ド」の中間みたいな音で、
日本語表記どっちもあるんですよね(笑)。
私も書いててゴッチャになっちゃいます。

日本のグレートレースに関してはもっとたくさん写真がみつかるといいんだけどなぁ…。
優勝したトーマスフライヤー以外は写真を撮るどころじゃなかったのかもしれませんねぇ…。
日本側では誰か撮らなかったのかしらん……。

【2009/04/10 17:08】 URL | FZIRO #jxzSJpSE [ 編集]


う~ん。これも素敵なモデルですね~。
黒いボディに赤いシートとホイール、メッキパーツの色合いも品が有りますね。
こう言う古いクルマのプラ製モデルもとても魅力的だなと思いました。
・・・アブナイ、アブナイ、バスに続いて物欲が刺激されちゃいそうです(笑)。
【2009/04/11 19:35】 URL | Ponys41 #- [ 編集]


> Ponys41 さん
いいでしょう? フランスのメーカーってやっぱしゃれてますよ。
経年変化で反っちゃったのはやむないとして(笑)、
それ以外は色合いもメッキ具合も本当にいい感じで、
クラシックカーの華奢さにはよく似合ってます。

幸いこのあたり、ヤフオクで上手く捜せばまだそんなにお高くないんで
バスに続いてどうですか?(笑)
【2009/04/12 04:32】 URL | FZIRO #jxzSJpSE [ 編集]


こんばんは。完全遅刻で申し訳ございません。(試験の準備→受験してまちた)

自分もこのミニカーを見せていただいたの初めてなんですけど、タイヤのモールドがとっても素敵です。

四枚目の画像、何入れてるんだろ?とか思っていたら、次の記事はフランス語のヒロインでありますか!
身勝手プチ紫艶スイッチ・オン・・・であります!!
【2009/04/14 21:15】 URL | どどまいや #WzzJX4NY [ 編集]


>どどまいやさん
お受験、お疲れさまでした~。どうかいい結果が出ますように!
遅刻なんて無いですから、お好きなときにお好きな記事にコメントどう(・∀・)ぞ!

このミニオール、繊細さがステキですよね。
ほんとおフランスはこういうの上手いです。

で、確かに次とはおフランスつながりだ、ボンボヤージ!
気づいてなかった、エマニュエー(°∀° )ル!


【2009/04/14 22:21】 URL | FZIRO #jxzSJpSE [ 編集]


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