キャラクターミニカー秘密基地
劇中車キャラクターミニカーを中心に 陸海空で大活躍するスーパーメカの模型が集まる秘密基地でしたが、開始後7年を迎え「映像作品に登場の様々なキャラの玩具」を紹介するブログとして拡大再開店です
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FZIRO

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ミニカーコレクターからも、
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劇中車のキャラクターミニカー、
それも標準スケール物を中心に
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マイナーなジャンルでしたが
この頃はキャラウィールや
カーズのおかげで、少しは
市民権を得られてきたかな?(笑)
なお、このブログの内容は、
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あのチハタンを撃っちゃ、ラメ~!(爆
chihamain.jpg
日本の戦車の中でダントツの人気を誇るのが「チハタン」こと九七式中戦車チハです。
一般にミリタリーでは強いモノに人気が集まりますが、チハタンの場合はその弱さゆえ
人気者になったという珍しい例で、普通、チハ坊というキャラクターと共に登場し、
「チハタン、ばんじゃ~~い!」と叫びます(笑)
Chihatanilust.jpg


大砲ショボショボ、装甲ペラペラ、おまけにリベット接合を行っていたので、
ある程度以上の衝撃が加わると、装甲が破られるよりも前にそのリベットが外れて車内を跳ね回り、
乗員に襲いかかったそうで、「ブリキの棺桶」呼ばわりもされました。
そのあたりをチャカもというまく歌い上げてるのがこの曲ですので、聴いて下さい。



yasukunichiha.jpg
チハはその脆さと大陸や南洋で使われていた事情から現存個体は少なく、
国内にあるうち、外見が一番整っているのは靖国神社の遊就館に展示されている車体で、
今回のモデルの塗装はこれに従っています。


kaigantiha.jpg
また2004年には湘南の海岸でサビサビズタボロの状態で「発見」され話題になりましたが、
実はコレ、ずっと昔からこの地にこの状態で放置されていたようで、あまりに回りと一体化
していたので誰も戦車とは思わず、よくある放置車両の類だと思っていたそうです(笑)。

ではなんでこんな場所にチハタンが埋まっていたのかというと、
一説によると、戦後に遺族が個人的に南洋から引き上げさせたものの、
占領軍から見とがめられるのを恐れてここに埋めたそうですが、さてその真偽やいかに? 
なおこの個体は、行政がどう処分していいのか持て余していたところ、
そのテキトーな展示で一部には悪名高い、那須の某私設戦争博物館が目を付けてかっさらい、
現在はそこの軒先に哀れな状態で展示されてます……。


zakkityou.jpg
司馬遼太郎さんもこの九七式中戦車に乗ってたようで、彼が新潮文庫の
『歴史と視点―私の雑記帖―』収録の「戦車の壁の中で」という一文で述懐している
「戦争当初の戦車の鉄は品質がよく、ヤスリを当てても削れなかったが、
 末期ともなると質が下がって簡単に傷が付くようになった」という話の硬い方はチハを指すそうです。
しかし固い装甲は反面もろく、ある程度以上の衝撃で装甲板が瓦のように割れる場合もあったため、
日本陸軍も経験を重ねるうちに、戦車の装甲には徹甲弾を受け止められるような柔らかい鉄を
使うようになったので、決して品質の低下だけでヤスリで削れるようになったのではありませんが、
一戦車兵にすぎない司馬氏はそんなことを知る由もなかったんでしょうね…。


チハタンも最初からダメダメ戦車だった訳ではなく、「多くのコストをかけた大出力・重装甲戦車」
として開発され、同時に進んでいた「小型軽量にして多数整備する」プランにより作られた
競合試作車との競争に勝ち抜いて採用された本格的戦車だった訳で、
完成当時(昭和13年)頃は世界の戦車と比較しても装甲厚はたしかに最高レベルでした。
特にノモンハンで激突したしたBT-7戦車装甲との比較では、厚みではチハが勝っていた程です。
ただ主砲は始めからあまり強力とは言えず、後に戦うことになるシャーマン等に対しては
側面を至近距離で狙わないと全く歯が立たない有様で、これは後に砲塔を長砲身47ミリ戦車砲に
取り替えたいわゆる「新砲塔チハ」になってもあまり変わりませんでした……_| ̄|○

そのあたりに不満を持つチハタン好きは、チハをベースにして作られた極少数の試作機を
捜してきては、そのドーピングwされた性能でチハタンが活躍することを夢見る訳ですが、
どうせ妄想なら極端な方がいいとばかり、一番人気なのがこの魔改造チハです。

battlefield1942.jpg
画像のバトルフィールド1942(エレクトロニック・アーツ発売)というゲームでは
「キングチーハー」の異名を持つ、このバランスが悪い異形の車体は、
艦載用の十年式12cm高射砲を搭載して自走砲化したシロモノで、
その攻撃力は天敵のM4シャーマンも即座に鉄クズにし、対艦攻撃もできるというスグレ物です。
ただし砲弾は少ないわ、反動が凄まじく場所が悪いと転落してしまうわ、
さらに射手が丸見えのため狙撃される危険が高いというリスクをしょってますが、
こういう異形の車体を愛でる御仁は根っからのギャンブラー気質なので、
起死回生を狙ってキングチーハーに全てを託す訳ですなw

kingtihazissya.jpg
史実ではここに写っている1両が試作されただけで終わってるのこの魔改造チハですが、
たぶんこんな巨砲を受け入れたことで、チハタンの身体が保たなかったことが
原因なんじゃないでしょうか?
「やめて~、チハタン壊れちゃうぅ~!」 とチハ坊が叫びそうですw


anohatawoute.jpg
このチハタンの勇姿を拝める映画が 昭和十九年公開の東宝映画『あの旗を撃て』です。
時期柄もあり戦意高揚のプロパガンダ映画で、フィリピン戦線を題材にして、
現地の人間を酷使する非人間的な連合国軍を日本軍が掃討する内容になっています。
主演は大河内傳次郎で、映画史的には彼の演技が素晴らしいということになってますが、

fuzitasusumu.jpg
我々の世代には東宝や円谷怪獣作品で参謀役でおなじみの藤田進が、
部隊長役をはつらつと演じているのが印象的ですね~。

anohatachiha.jpg
この作品でチハタンの勇姿は実写と特撮を織り交ぜて描かれますが、その特撮を担当したのが
円谷英二でした。あの『ゴジラ』の10年も前ですが、すでに2年前の『ハワイ・マレー沖海戦』により
その特殊技術の素晴らしさは知れ渡っており、満を持しての起用だったと思われます。


chiha3sides.jpg
お見せしているのはおなじみデル・プラドのバトルフィールドのモノです。
書店売りシリーズの8番ですが、例によってコンビニ売りに混じってたかもしれません(笑)。
1/60スケールですが、全長約9.5cmとその小さいこと小さいこと…。

chihahikaku.jpg
このシリーズの他の戦車と比較してもその小ささは明かですねぇ……。
日本軍の場合、チハが登場した時点で戦車の進化が足踏み状態になったも同然で、
いつまでも第一線にあったのが、チハタンが最弱戦車と呼ばれる大きな原因な訳で、
ドイツやソ連のようにある程度順当に後継機種の開発製造、そして配備が進んでいれば、
チハタンも期間限定ながら「名戦車」と呼ばれていたかも知れません。
そもそもチハタンは歩兵や軽戦車駆逐用の設計で、
シャーマン、タイガー、T34等がバッコする中でウロチョロしていい戦車じゃないですもん(笑)。
日本軍の場合、それは三式中戦車チヌや四式中戦車チトでようやく対抗できる世界です。

特にチヌは150両程度が完成していましたが、本土決戦のために温存され出撃の機会は無いまま
終戦を迎え、占領軍の命によりほとんど破壊されてしまったのは実に残念でした。
3sikichinu.jpg
写真は土浦に保管されている三式中戦車チヌのほとんど最後の一両で、
実にオーソドックスな美しい戦車だったことが解ります。
米軍も日本国内には残しておけないのは解るとして、
米国内でいいから何両か動態保存しておいてくれればよかったのに…。
このチヌが動けるかどうか、少なくともnet上に動画は見あたらないのでよく解らないんですが、
なんとか動けるように整備してくれないかなぁ……。

でわ、最後にオヤクソクで、

           ___
          ヽ=☆=/
        ∩( ・ω・)∩ チハタンばんじゃーい
       ─┬=====┬─┬─┬
         ヽ┴-----┴ 、/_ /
        ==||:|:  :|: 「r-┴──o
 ____________ |:|:__ :|: ||--┬┘ ̄
 |ミ///   /   ~~|ミ|丘百~((==___
└┼-┴─┴───┴──┐~~'''''-ゝ-┤
 ((◎)~~~O~~~~~O~~(◎))三)──)三)
  ゝ(◎)(◎)(◎)(◎) (◎)ノ三ノ──ノ三ノ


テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用

この記事に対するコメント

白熊熱唱、萌え~(笑)はともかく。魔改造チハ、実車がつくられていたのですね。撃破されずに何回も出撃した日には、発射の衝撃だけで、搭乗員が「まじかるリベットアタック」を喰らいそうですが(苦笑)

大戦中の日本戦車、飛行機と比べて残っている数が少ないですね。ホノルルのアメリカ陸軍博物館で見たな・・・とググったら、ハ号(九五式軽戦車)でした。ハ号も今は国内に現存していないそうで。2000両以上生産されたのに・・・。
【2009/06/17 01:58】 URL | ねこざかな #JalddpaA [ 編集]


>ねこざかなさん
カオス師匠は、ボーカロイド界の隠れた人気者です(w
正確にはボーカロイドじゃないんだけど、まぁ細かいことはヨロシw

魔改造チハは、わりと最近見つかったもので、
米軍が日本の基地をあちこち視察してるフィルムの背景に一瞬だけ写ります(笑)。
見つける方も見つける方だけど、その一瞬で明らかに解っちゃうこの異形、
本当にカッコイイですよね~。
たぶん現実では砲を撃ったら、中の人は必死だと思いますがw

ハワイにも旧軍の戦車あるんですか~。
ウチから土浦は近いので、そのうち見学に行こうと思います。

【2009/06/17 02:23】 URL | FZIRO #jxzSJpSE [ 編集]


四式中戦車は、戦後の61式と共通点が多いですけど、、このチハって、、やっぱマメタンクですねー、、

この黄色いライン、、ジャングルだと効果的だったといいますけど、、本当かしら。。
【2009/06/17 12:59】 URL | 覆面える #- [ 編集]


>覆面えるさん
ミドリの50円戦車のラインナップになぜかあったんで四式も好きなんですよ。
四式からはボディも大きくなる予定だったので、もうちょっと早く生産に入ってれば……。

あと、あるのは解ってるんだから
猪鼻湖の湖底から引き上げられればいんですけどねぇ……。

>浜名湖の奥。猪鼻湖(奥浜名湖)と繋がってる水道があるところ。
>二本の橋が掛かっているのでそれを見つけると良い。その橋の下
>辺りに沈んでる。近くの海岸に祠があり、たまにそこを掃除しているご老人に
>当時のことを聞くと(人にもよるが)沈めたときのことを結構詳しく話してくれる人もいる。
>行ってみると引き揚げがどれだけ困難かよく分かる。

ここまで場所も解ってるんだし,
魚礁と化して漁業権の問題があるそうだけど、
なんとか話し合いがつかないのかなぁ…


なんか黄色いラインって、却って目立ちそうですよねぇ(笑)。


【2009/06/18 03:10】 URL | FZIRO #jxzSJpSE [ 編集]


>>もうちょっと早く生産に入ってれば…
そなのよねー、、空想戦記ではないけれど、シャーマンくらいなら、タメをはれたでしょうに、、

でも、戦後の61式の車体は、サイズも面取りもそのまま四式の焼き直しなので、それはそれで、花開いたということで、、良しとしませう、、
【2009/06/18 13:05】 URL | 覆面える #- [ 編集]


いい感じのミニチュアですね!

現、遊就館内のチハ車はレストアされる前の全体が真っ赤な錆び状態で
野外展示されている頃にも一度見ました。
車体側面に砲弾の貫通痕が複数重なっていました。
ほぼ同時期、タミヤの模型を雑誌の記事と図面から砲塔まるごとスクラッチして「チハ改」にしました。
75年から76年にかけてのことです。最近になって、ウエザリングを追加しています。
タミヤ版「チハ改」も忘れた頃にキット化されましたので、一応捕獲してありますけど。

12cm高射砲搭載って、凄い!!しかも写真まであるとは~♪
でも、たしかにチハタン絶対壊れちゃうww

湘南の海岸のは…知らなかったです;
今の戦車萌えブームがもう少し早かったら、
奪われないで、なんとかなったかも;
…本当に残念ですね。
まあ、転輪とか私もほしかったかもですが。

盛りあがってますね~職人さん流石です!!
【2009/06/18 23:01】 URL | 68’ #- [ 編集]


>覆面えるさん
そうですね~、六一式がその替わりみたいなもんですよね。
東宝自衛隊では仲良く戦ってるし(笑)。
【2009/06/19 00:41】 URL | FZIRO #jxzSJpSE [ 編集]


>68’さん
全体的には悪評プンプンのデルプラドのこのシリーズですが、
モノによってはそこそこイイできのがあるのが嬉しいです。

靖国のチハは、やはりサビサビ状態だったんですねぇ…。
よくまぁ、あそこまで表面はキレイにしたなぁと思いますが、
ということは内部はズタボロなんだろうなぁ…。

チハ改(新砲塔チハ)もいいですよね。
あまり無理なく大きな砲塔が乗っていて。
魔改造チハは、ちょっと、いやムチャクチャやりすぎだし(爆

湘南のチハは、行政任せにしてたら、〆縄張って立入禁止にしたまま
ず~~~~~と放置のままだったでしょうから、
誰かの責任の元に管理されるって点ではいいんだけど、
http://subaru.laburec.net/camera/97chiha2/97chiha21.htm
http://f.hatena.ne.jp/goldwell/20080915145124

こんな感じで、………な状態なんですわ……。
なんつうか、ねぇ……。


【2009/06/19 00:57】 URL | FZIRO #jxzSJpSE [ 編集]


こんばんは。
デルプラドって、こんな戦車も出していたんですね。ビックリしました。

仕事で何度か靖国神社に行った時に、遊就館を見学(団体を連れて行って団体さんが本殿(?)に入ったら、あとはそこで待っている地元国会議員さんが中を案内するんでボクの役目はひとまず終わりで、ひとまずの休憩タイム中に)しましたが、ミリタリーはチンプンカンプンなので旧日本軍と戦車って微妙に結びつかなかったりしますw

ブログをお留守にして(!)、本業で出先事業所の改善指導を行っていたんですけど、単純な仕事を反復するっていう基本中の基本をおざなりにして、妙にキメ細かいサービスに暴走しているのをやめさせるのに難儀しました(大笑)。

業務連絡:予定では明日、カウンタックのお面の撮影会(!)予定です(ただし順延の可能性あり!)。
【2009/06/26 23:07】 URL | どどまいや #xl3yL0pg [ 編集]


>どどまいやさん
お仕事お疲れ様でありますっ∠(`へ´*)
靖国に行かれる機会がまたあったら、ぜひチハたんに会ってきてあげて下さい。
ほんとは「ばんじゃーい」なんてオフザケだけで語っちゃいけないという一面も
ちゃんと知っておいた方がいいかもです……。

基本反復の組み合わせ、これが永続的ビジネスの鉄則だと思いますが、
なんか今は、やれ戦略だ傾向だと、先を読むことにウツツをヌカす輩が多いような気がします。
で、本当に読めてるんならまだしも、ほとんどその気になってるだけなんで、
やたら未消化のママやらされる新機軸がふえていくという………┐(´ー`)┌

その点、出張の際もちゃんと自動更新を仕込んでから出かける
どどまいやさんの姿勢は素晴らしいと思いますよ。

【2009/06/27 01:15】 URL | FZIRO #jxzSJpSE [ 編集]


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