キャラクターミニカー秘密基地
劇中車キャラクターミニカーを中心に 陸海空で大活躍するスーパーメカの模型が集まる秘密基地でしたが、開始後7年を迎え「映像作品に登場の様々なキャラの玩具」を紹介するブログとして拡大再開店です
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FZIRO

Author:FZIRO
ミニカーコレクターからも、
合金コレクターからも異端視される
劇中車のキャラクターミニカー、
それも標準スケール物を中心に
ひたすら集め続けています。
マイナーなジャンルでしたが
この頃はキャラウィールや
カーズのおかげで、少しは
市民権を得られてきたかな?(笑)
なお、このブログの内容は、
いわゆる「日記」ではないので、
コメントや御質問があったら、
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パットン将軍の戦車
pattonmain.jpg
久しぶりの戦車ネタです。戦車を取り上げる時恒例の、自分のための
おさらい&お勉強からスタートですが、みなさんどうかまたお付き合い下さい。

第2次大戦でアメリカの主力戦車はシャーマンでした。この戦車は機械的完成度が高く、
アメリカが驚異の工業力にモノを言わせ大増産したので、イギリス軍でも活躍しましたが、
大戦末期のドイツのタイガー・パンサー等には全く歯が立たず、同等の重戦車の開発が
必要となりましたが、なぜか陸軍のマクネアー中将が強固に反対したため、
シャーマンに76mm新砲塔を搭載し攻撃力を強化するプランが採用されます。
ところが、捕獲されたパンサーを同等の戦車砲で撃ったところ、
正面から撃ち抜けないことが判明しアイゼンハワーの激怒を呼ぶことになり、
ようやく90mm砲を搭載した新戦車の開発に本腰が入れられることになりました。
そうして開発されたのがパーシングの試作型ですが、陸軍はなぜか使用を拒み続けます。

M26-Pershing.jpg
ところが1944年12月の「バルジ大作戦」でパンサー・タイガー軍団に米軍は痛い目を見、
対抗できる重戦車の必要性がますます高まったことと、同年7月のコブラ作戦で
反対派の筆頭だったマクネアー中将が米軍の誤爆で戦死(謀殺?)していたこともあって、
45年始めにはパーシングが実戦配備され、「レマゲン鉄橋」攻防戦でも活躍したそうです。

m46.jpg
終戦後にこのパーシング重戦車のエンジンとトランスミッションを改良したのが
M46パットンで、パットン将軍が45年末に事故死(暗殺説あり)したため、
49年の正式採用の際にその名が付けられました。
そこへ朝鮮戦争が勃発、北朝鮮を支援するソ連が大量のT34-85を導入してきたため、
韓国支持の米軍は対抗してパーシング・パットンを参戦させます。
同時に新型戦車も必要とされたため、M46戦車の車体に、他の戦車用に試作されていた
前面に絞りを加えて敵弾直撃率を下げた新砲塔を搭載した戦車が設計され、
1951年にM47戦車(愛称はやはりパットン)として採用されましたが、
小さなトラブルが続出し、結局、この戦いに投入されることはありませんでした。

急ごしらえのツギハギ細工が災いし、結局M47は小トラブルを完全には克服できないまま、
アメリカでは新規設計のM48にすぐに取って代わられますが、
不要となった車体は各国へ輸出され長く使われ、実戦では同じように広く売却された
ソ連製のT34-85、イギリス製のセンチュリオンあたりとは、
時には友軍として共闘し、時には激しく撃ち合って、文字通り火花を散らしたそうです。
ronmel.jpg
それからスペインのM47等は、映画『バルジ大作戦』と『パットン大戦車軍団』でも
なんとドイツ軍のタイガーやキングタイガー役を演じています。

pattonpanf.jpg
とまぁ、ようやく『パットン大戦車軍団』にまで話が到達しました。ヽ(´ー`)ノ
非軍事マニアや、昔、戦車のプラモデルを作っただけの人なら、
タミヤさまのロンメル戦車の薫陶があまりに偉大だったので(笑)、
「パットン将軍がパットン戦車に乗って何が悪いんじゃイ!」と思うところですが、
実は、兵器の通称に現役の軍人の名前が使われることはまずありません。
では実際のパットンが乗った戦車は何だったかというと、初期にはこういう写真が残っています。
pattonww1.jpg
これは第一次大戦時期の写真でしょうか? いかにも初期型の戦車ですよねぇ……。

pattonchastessandbags.jpg
それから、前線では車体周囲に土嚢を積み上げて増加装甲の代わりとしていた
シャーマンを見た将軍が、その醜悪な姿を嫌って自分の部隊では禁じたため、
自軍の破損戦車やドイツ軍の車両から切り出した鋼板を装着したという逸話があります。
これに関しては、土嚢に対戦車徹甲弾を減衰させる能力はほとんど無く、
重さで戦車の機動力を損なうだけという調査結果に基づいた行動だという説もあり、
実際に戦車乗りだった将軍ならそっちの方が自然だし、実際にドイツ軍の装甲が使えた
部隊の戦車はかなりの強化になったことでしょうねぇ!ヽ(´ー`)ノ
この確実な逸話や、将軍の活躍時期から考えても、やっぱパットン大戦車軍団の主力は
シャーマン戦車だったと考えるべきでしょうね。

pattonsahara.jpg
映画のアフリカ戦線ではウォーカー・ブルドックっぽい車体が使われてますが、
さすがに稼働できるシャーマンが数無かったので、パットン戦車より小さいコレを使うことで、
タイガーより小さいシャーマンらしさを出したかったんでしょうか?

patton3sides.jpg
このソリドのパットン戦車はM47で、ダイキャスト製の全長約16(車体長12.5)cmで、
資料と計り方によって多少前後しますが、だいたい1/50~1/60スケールです。
このソリドというメーカーはたくさん戦車を出しているんでずっと欲しかったんですが、
フランスのメーカーなんで仏軍の戦車が多く、なかなか購入に踏み切れなかったのが、
やっと自分的に興味あるパットンを入手してみたところ、何とキャタピラが金属製です。
そのため板張りの上で軽く押してみると、その走行時に発するノイズはまさに
あのホンモノの戦車の前進音そのものです!
イヤ~、戦車の模型で、キャタピラが金属製のは初めて所有するけど、
このサウンドは燃えますねぇ!もっとソリドの戦車、欲しくなっちゃいました(・∀・)!


pattonspeech.jpg
そのあまりに英雄指向の言動や、極端な反共意識が災いして、第2次大戦後は冷遇され、
ドイツ滞在中に疑惑の残る事故死を遂げてしまったパットン将軍ですが、
『パットン大戦車軍団』という素晴らしい映画を通して、
その生き様は戦争を知らない世代にも広く浸透し、永遠の命を吹き込まれたと思います。
この映画の印象的なシーンは、日本人の私が見てもその凛とした格好良さに心ひかれるし、
愛国心あふれるアメリカ人ならきっと、目頭が熱くなったことでしょう!∠(`へ´*)

テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用

この記事に対するコメント

金属キャタピラのこのシリーズ、子供の頃買い逃しました。
他にもいろいろ誘惑もあったので‥。
赤十字マークの兵員輸送装甲車、白い(冬季迷彩か?)ロンメ‥いやヤクト・パンターとティーガーとかどちらかを10数年前にフランスで買いました。
近年日本にまた入ってきていたような。

ヤクト・パンターはボリュームに欠けた気がしました(マズルブレーキは逆に大きい?)
がこの金属製パーシングはカッコイイですね!
米戦車はTOYにしたときどれも味が出そう。

なるほど、パーシングからウォーカー・ブルドックに移り変わるまでにそんな逸話があったのですね!暗殺でしょうww 車体を見てパーシングってもっと活躍していても良さそうな姿形なのに?と思っていました。米軍戦車の中では模型で作って、形を見たい筆頭です。

近年他のメーカーでも、金属製(キャタピラも?)独軍戦車も発売されていた気もします。
【2010/02/21 01:05】 URL | N68 #- [ 編集]


ソリドの金属キャタピラ!私も遭遇したときは感激しました。
無塗装の銀キャタを、ベレム期の黒キャタに換装するツワモノもいるそうですね。

ドイツ、アメリカのソリドもよいですが、本国フランス戦車のもイカしてますよ~。
ルノーやソミュア、よわっちそう・・・もとい可愛くて萌えまつ。
【2010/02/21 01:08】 URL | ねこざかな #JalddpaA [ 編集]


>N68さん
おお、金属キャタピラって最近でも手に入るんですか?
solidとかveremの今の輸入状況は把握してないんで、それは捜す楽しみが増えました!
金属なら他のメーカーのでもいいし(笑)。

ロンもといヤクトパンサーは写真で見たら平べったい感じがしてたんですが
やっぱそんな感じ何ですねぇ(笑)。
フランスのメーカーだからドイツ嫌いなのかしらん(爆)。

米軍にもいろいろあったようですねぇ。
得にマクネアー中将絡みは、御丁寧に彼のいるあたりを
数日間に渡って執拗に誤爆し続けたそうなんで、作戦遂行に邪魔な彼を
亡き者にしようとした意志があったとしか思えません…。

【2010/02/21 19:56】 URL | FZIRO #jxzSJpSE [ 編集]


>ねこざかなさん
ね~、このサウンド、痺れますよね!
そっかveremのは黒いんですか…。そっちも気になるなぁ…

フランス戦車の魅力って

  ルノたん、ソミュたん、ばんじゃーい
         ___
          ヽ==☆=/              
        ∩( ・ω・)∩

ですね、ワカリマスw 
【2010/02/21 20:01】 URL | FZIRO #jxzSJpSE [ 編集]


ダイキャストの戦車は守備範囲外なので良く知りませんでしたが(プラモは昔は良く作りました/笑)、ソリドのはキャタピラも金属製なのですか・・・。確かに転がした時の感動は大きそうですね。それにずっしりした重量感もありそう。どちらもミニカーとして重要なファクターだと思います。
【2010/02/21 20:01】 URL | Ponys41 #- [ 編集]


>Ponys41さん
いつもはプラ素材でも気にしない私ですが、
コト戦車となるとやっぱ重量感は大事なので、金属製ミニカーの方がいいですねぇ。
ウチの標準戦車模型であるデルプラドのバトルフィールドはレジン製なんだけど、
一部金属使って重さを確保してあるんで、値段が安いのと
けっこう同一スケールで揃うことと合わせて、
「標準」に指定してるんですが、「理想」はソリドかも?(笑)。

素朴な造形の金属製は壊れにくいのもいいです。
この個体も「傷・汚れアリ」ということだったけど、
オイルで磨いたらピカピカになって、傷もほとんど目立たない、
つうか戦車だから小傷はあった方がいいくらいだし(笑)。
【2010/02/21 23:28】 URL | FZIRO #jxzSJpSE [ 編集]


お、、♪、アタシもDVD、、何度も見直してますよー、、

なかなか、好い作品で、戦車好きには、たまらないですよねー、、

独軍の戦車が、ま、アレですけど、、バリバリ走り回る実物の迫力、、やっぱ最高でありますー。。、
【2010/02/24 08:04】 URL | 覆面える #- [ 編集]


>覆面えるさん
多々少のウソがあったって、ホンモノがバリバリ走り回るのはカイカンですよね。
あくまでも演じてるんだから、多少のウソは見逃してあげるのw

ソ連が作ったT44タイガーが借りて来れればよかったんだろうけど、
そういう発想や予算は制作陣に無かったんでしょうなぁ…。
スペインにあるモノで済ませちゃえって感じでw
【2010/02/24 16:59】 URL | FZIRO #jxzSJpSE [ 編集]


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