キャラクターミニカー秘密基地
劇中車キャラクターミニカーを中心に 陸海空で大活躍するスーパーメカの模型が集まる秘密基地でしたが、開始後7年を迎え「映像作品に登場の様々なキャラの玩具」を紹介するブログとして拡大再開店です
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FZIRO

Author:FZIRO
ミニカーコレクターからも、
合金コレクターからも異端視される
劇中車のキャラクターミニカー、
それも標準スケール物を中心に
ひたすら集め続けています。
マイナーなジャンルでしたが
この頃はキャラウィールや
カーズのおかげで、少しは
市民権を得られてきたかな?(笑)
なお、このブログの内容は、
いわゆる「日記」ではないので、
コメントや御質問があったら、
古い項目にも御遠慮なくどうぞ!

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バンダイ最初のロボット軍団
バンダイのロボット軍団というと、ゲームで一大ブームを呼んだ「スーパーロボット大戦」を
思い浮かべる人も多いと思います。
ちょっとバンダイのオモチャに詳しい人なら、その少し前に発売されたソフビシリーズ
「スーパーロボット大作戦」を思い出すかも知れませんが、バンダイは自社で版権を押さえている
ロボットを共演させることが好きなようですね。
そのハシリを考えた時、『マジンガーZ対デビルマン』に始まる一連のダイナミックプロ関連の
東映映画作品かと考える人も多いと思いますが、実はそれ以前にも
ロボットのオールスターが共演するお話しがあったのです!

ということで、まずはこの記事を読んで下さい(クリックで拡大します)。

bandaiRoboAD1.jpg
bandaiRoboAD2.jpg
これはバンダイから1970年にロボットプラモデルが多数出されたときに封入されていた
オリジナルストーリーで、数々の正義のロボットに加え、鉄人28号までも登場する展開は
『マジンガーZ』登場以前のこの時代においてはまさに夢のような物語でした。

この血沸き肉踊るストーリーが生まれた背景としては、まず、1969年にイマイが倒産し、
バンダイが工場及び一部の金型等を引き取ったことがあります。バンダイはこれによって
本格的に模型生産に乗り出した訳ですが、ガンプラどころか、イマイ・マルサンの倒産で
玩具業界・模型業界全体に「マスコミモノはヤバイ」との雰囲気が漂う中でのことでした。

バンダイはすでに模型部を社内に抱えており、イマイの残務処理を抱え込む必要は
なかったんですが、プラモデルという業界を創り上げたマルサンに続き、イマイまで
完全に倒産させてしまってはせっかく育ちつつあるこの業界に与えるダメージは大きいと
火中の栗を拾うつもりで工場と多数の金型、それから在庫品を引き受けたようです。
当時の業界紙の記事や当時の流通の様子を記憶してる人の話から判断すると、
倒産後はバッタ屋経由で激安で在庫品は叩き売られるのが普通なのに、イマイの倒産品は
バンダイのマークを貼られ少しずつ市場に流通し、値崩れは余り起こさなかったようです。
やがてバンダイ製の箱や刻印までもバンダイに替わった旧イマイキットが、
バンダイ商品として出回るようになる訳ですが、その先鞭を告げたのがロボット軍団でした。

その頃大阪万博でロボットが大人気だったので、バンダイはイマイから引き取った
金型の中からまずロボットを4台再販することにしましたが、
BandaiRoboplamoAD.jpg
単なる再販では弱いと考え、長期に渡って安定した人気の鉄人28号と組ませようと、
鉄人の原作中基本コンセプトにある「ロボット軍団」(本来は鉄人は日本軍の起死回生の
秘密兵器として開発され大量生産され、鉄人兵団を結成する予定でした)を持ってきて、
旧イマイのロボット5台と、それだけでは少ないので同じく金型を引き取っていた
コグレのサイボーグもラインナップに加えたのだと思われます。

ではこれらは元々どういうロボットだったのかと言うと、ミサイラーはイマイオリジナルの
キャプテンパトロールの再販で、現在の相場は60万前後と超高値です。
cappMissilerBox.jpg
(参考画像)

ハリハリは『ジャングル・プリンス』の敵ロボであるデストロイヤーの再販で50万前後。
destroyerhariharibox.jpg(参考画像)

アタックボーイはジュニアサンダーボーイの再販で、
元はアイデアルのロボットコマンドという玩具のコピー。
attakboy.jpg


ガードマンロボットはパトロールロボットの再販。だから胸の文字がPで、
相場は10万程度でしょうか?
PATROLGARDMANROBOT.jpg(参考画像)

鉄人28号はイマイの大ヒット作ですが、実はこのキット、最初は版権を取ってなかった
らしいからスゴイ話しです! これは何度も再販されたからそんなに高くないですね。

ハーキュリース70は、これだけはコグレのサイボーグ再販で40万前後。
cyborgboxart.jpg(参考画像)

バンダイのプラモロボットシリーズは最初はこの6台で、後にこれらの機構を
解析したような、ロボットプラモがいくつか生まれることになります。
ミサイラーとガードマンロボットで採用されている、移動は本体中央の車輪ですが、
両脇の脚のように見せかけたパーツが前後に振り子運動して歩行感を出す機構は
RIKISIRIBETTOSUPARK.jpg
再販ロボット軍団発売直後に出たリベットボーイ・リキシーボーイ等の
バンダイオリジナルのロボットプラモに引き継がれ、
脚自体は動きませんが足の裏から2本の棒を交互に付き出すことで前進する鉄人の機構は、
マジンガーZ・グレートマジンガー・ゲッター1・ゲッター2・ライディーン、
グレンダイザーにそのまま採用されました。最初は単2乾電池を足首に収納したため
プロポーションが大きく崩れてますが、足首の無いライディーンではさすがに拙く思ったのか
単3に変わり、崩れは最小限に収まる進化を見せ、グレンダイザーでも踏襲されています。

イマイはその後復活し、バンダイが引き取らなかったV3号・ビッグX・マグマ大使と
たぶん増型が残されていた鉄人も再販しましたが、コグレは完全倒産で復活しなかったため、
バンダイに渡ったサイボーグの金型はこの時の再販以来行方不明だし、顔だけ変えて
ゼンマイ動力にした廉価版ウルトラキングはどうなったか不明です…。バンダイからも
後に鉄人の外側だけは再販されたので、ハーキュリーズの型もあるはずなんですが……。
サンダーボーイは元々イマイがたくさんのサイズを展開していたこともあって、
バンダイに渡らなかったサイズの中のいくつかは内部機構抜きで再販されています。
ガードマンロボットはその後再販が無いため、当時の人気もイマイチだったのにそこそこ
高値が付くし、絶対数の差かイマイ版のパトロールよりガードマンの方が高いようです。

私は70年の再販でアタックボーイと鉄人28号は手に入れ、家が近くの遊び仲間が
ガードマンロボットを買い3台までは揃いましたが、ハーキュリース70は住んでいる町に
入荷した1台は、友だちだけど家が遠い奴に買われ、一度見せてもらったきりで、
ミサイラーとハリハリは売ってなくて、店に注文したけど入荷しませんでした…。(つД`)
スーパーロボットの時代に入ると、マジンガーZ、グレートマジンガーはなんとか
手に入れ、ゲッターは2しか無かったのでまずそれを買い、ゲッター1、ライディーン、
グレンダイザーは後から手に入れましたね。

bandaianimerobotogundan.jpg
この写真はそのバンダイ製TVアニメロボット軍団で、V3号だけは1970年代末期に
海洋堂がイマイ完成品からバキュームフォームして無版権で売ったキットを組み上げたもの。
これを苦労して組んだ時点では、まさか後に再販されるとは夢にも思わなかったぞ(苦笑)。

実はコグレのサイボーグも不完全パーツの未組みキットを1980年頃に入手したんですが、
他のロボット軍団が手に入ったら一緒に組もうと思っているウチに大暴騰し、
とても買える値段じゃなくなったので、2000年頃に泣く泣く手放しました…(つД`)


しかし、2013年になって、ロボット軍団に約30年振りにターゲットオンした私は、
一念発起して残りのロボット軍団を入手、ここにその勢揃いを披露します!ヽ(`Д´)ノ
zisakubandairobotgundan.jpg
右から、ミサイラー、ハリハリ、ハーキュリース70、アタックボーイ、
ガードマンロボット、そして助っ人の鉄人28号だっ!(クリックで拡大します)

えっ、なんか迫力が感じられないし、鉄人がどっかで見たことあるですって?
ヤダなぁ、何をおっしゃいますか… (;´Д`A ```


あ~、やっぱバレましたか? そうです鉄人はタイムスリップグリコのアレで全高8cm、

アタックボーイはイマイのサンダーボーイの最小の奴で、全高6cm、
paticyborg.jpg
ハーキュリース70は秘かに見つけておいたサイボーグパチの8cmサイズ駄菓子屋玩具で
元々のサイボーグが鉄人のパチですから、パチのパチという怪作です(笑)。

で、残りのミサイラー、ハリハリ、ガードマンロボットはフルスクラッチしました。

ガードマンロボットは、スチレンボードの切れ端製で全高5cm。金型流用の関係で
Pだった胸のマークをGに変えてあります(笑)。これは典型的四角ロボットなので楽勝。

ハリハリは全高7cmでボディーの丸い部分はスチレンボードで、それに爪楊枝で無数のトゲを植え、
下半身はファンド製、両腕はストローで、頭の透明部分はおゆまるで制作。
おゆまるという素材のテストケースでしたが、巧くいきました。

その勢いで制作したのがミサイラーで、こちらは全高7.5cm。
胸のギアはモーター用、頭の金色の芯はファンド製で、それを加熱したおゆまるで
一気に包み込み、指で成形していきました。多少巧く行かなかった部分は
透明ボンドを流し込んで補強したので、たぶん数年で変色するでしょうが(゚ε゚)キニシナイ!!


このバンダイのロボット軍団の活躍は当時の少年たちの心に刻まれ、その数年後、
マジンガーZに始まるスーパーロボット達の活躍と、その共演につながったんじゃないかと
私は思っております。

もうすぐ、久々の実写巨大ロボットと怪獣がガチバトルする映画『パシフィック・リム』
がやってきますが、どんな血涌き肉踊る映像を見せてくれるか楽しみです!
では今回は最後に、そのコンセプトをアニメで37年も前に実現していた
この映画の主題歌を聞いて頂きましょう!


少年の夢は常にロボットと共に!ヽ(`Д´)ノ

テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用

この記事に対するコメント

ええっ、バンダイ再版なのにウン十万!
オリジナルなら、と考えると、気が遠くなります。

一方、イマイに残った金型が、度重なる再版で、
あまり値が上がらないと・・・これぞ、モノの値の妙ですね。

自作のロボット軍団、よくできていますね。眼福多謝♪
【2013/07/21 04:07】 URL | ねこざかな #JalddpaA [ 編集]


>ねこざかなさん
この辺は完全再販は難しいんで高くなっちゃうんですよねぇ…。
サイボーグは外観だけ再現したのが極少数だけ出たようですが、
それもイベントオンリーだったし…。
ミサイラーとハリハリはまず再販は無いでしょうから、まぁ幻ですね。
キャラの人気よりブツの少なさがモノをいう、狂った世界です(笑)。

実物を手に入れるのは無理でしょうから、
ちょっと根性入れてスクラッチしてみました!ヽ(´ー`)ノ
【2013/07/21 19:55】 URL | FZIRO #jxzSJpSE [ 編集]


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