キャラクターミニカー秘密基地
劇中車キャラクターミニカーを中心に 陸海空で大活躍するスーパーメカの模型が集まる秘密基地でしたが、開始後7年を迎え「映像作品に登場の様々なキャラの玩具」を紹介するブログとして拡大再開店です
プロフィール

FZIRO

Author:FZIRO
ミニカーコレクターからも、
合金コレクターからも異端視される
劇中車のキャラクターミニカー、
それも標準スケール物を中心に
ひたすら集め続けています。
マイナーなジャンルでしたが
この頃はキャラウィールや
カーズのおかげで、少しは
市民権を得られてきたかな?(笑)
なお、このブログの内容は、
いわゆる「日記」ではないので、
コメントや御質問があったら、
古い項目にも御遠慮なくどうぞ!

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夢の積み木を積替え続けた男
暑いですね~。梅雨が開けたこのタイミングで自室のエアコンが故障してしまい、
今日は室温が終日30℃超えだったので、更新がこの時間まで遅れてしまいました…。
最終週は「なんでもアリ」の回なんで、今回はとあるフィギュアを取り上げます。
先日、まんだらけの通販を利用していて、渋谷店にほしい品物があったので、
1個だけのために送料払うのもシャクだし同梱で買える物は無いかと探したら、

この可愛らしいペンダントになってるフィギュアを見つけました!
canty.jpg
これは妖精キャンティで、フジテレビ日曜夜七時半のいわゆる「名作劇場」枠で、
1971年1月から1年間全52話が放映されたアニメ『アンデルセン物語』の狂言回しとして
弟分のズッコと共に毎回頑張っていたキャラクターです。
ソフビ製で座ってる状態で大きさ約8cm、髪は植毛、オシリのボンボンはフェルト素材で
モコモコしてる凝った作り。ペンダントなんでチェーンも付いてます。

canty zukko
キャンティの声は増山江威子、ズッコは山田康雄で、つまり後のルパン&不二子ちゃんですが、
実はこの『アンデルセン物語』は最初の三ヶ月は先行の『ルパン三世』1stシリーズと
表裏の関係にあり、当時は家庭用ビデオ装置は普及してないし、
テレビを2台持つ家庭すらマレだったから、どっちかしか観れなかった訳です。
『アンデルセン物語』の前番組は『ムーミン』の1stシリーズだから、
この頃のこの時間帯は充実してたんですねぇ…。
当時は『ルパン三世』を選んだ私でしたが、『アンデルセン物語』は
その後頻繁に再放送されたので、見逃した分も後追いで見てると思います。

キャンティはまだ魔法が充分には使えない未熟な妖精という設定で、一応、いろんなモノに
化けることはできるんですが、そのどれもが本物とは似ても似つかぬ醜い姿(泣)。
彼女の夢は魔法大学に入ってお嫁さんになる魔法を修得することですが、入学するには
良いことをするともらえる魔法カードを101枚集めることが必要で、キャンティはそのために
毎回、ストーリーに脇から絡んでいきます。ズッコはその補佐役ですが、毎回ボソっと
皮肉なことを言うのは、この頃のサイドキックのオヤクソクですね(笑)。

この二人に関してはエンドタイトルが週替りで「キャンティのうた」「ズッコのうた」と
それぞれのテーマソングだったので印象深いです。
ではここで、オープニングテーマの「ミスターアンデルセン」と一緒に三曲聴いて下さい。
フルでupされてるのがこれしか無いんで、お手数ですが1:45辺りから再生して下さい。

「ミスターアンデルセン」を歌ってるのは桜井妙子で、私の大好きな歌手です。
後に朝倉理恵と改名してアイドル歌手になった犬顔美人で、
アイドル歌手としては売れませんでしたが、能年で犬顔が流行ってる今ならイケるかも?(爆

「みにくいあひるの子」に始まるこのシリーズですが、アンデルセン童話の有名ドコロだけを
アニメ化するんじゃなくて、あまり知られてないけど心に残る作品をたくさん見せてくれました。
「イーダちゃんの花」「がんばれママ」「じゃじゃ馬エレン」「なかよしはいつまでも」「沼の王の娘」
「旅のみちづれ」等々はこのシリーズで初めて知ったお話で、今でも憶えてましたね。

アンデルセン童話には主人公が幸せになる話より、つらい目に遭ったり死んで
初めて救われる話が多いようですが、これはハンス・クリスチャン・アンデルセンの
不幸な生い立ちが関係してるようです。生家は貧しく11才の時に靴職人の父が精神を病んで
死ぬと、母は生活苦を紛らわすためアルコールに依存し、かなり年下の若者と再婚したため、
家庭内にアンデルセンの居場所は無くなってしまいます。そこで家を出て学校も中退し
働き始めたアンデルセンでしたが、せめての反発か堅い職業には就かず、
オペラ歌手や劇作家・作曲家を志すも挫折し、バレエダンサーを志したりもしたあげく、
何人かのパトロンを得ることに成功し大学に進学したそうですが、先生とは折り合いが悪く、
学長から嘲笑されたりして苦労に苦労を重ねたそうです…。
HCA.jpg
幾多の挫折の末、旅行記を皮切りに本が売れだしたアンデルセンは、パトロンの後盾もあり
上流階級のサロンに出入りするようになりますが、いつも、殿方の自慢話に退屈する
御婦人方に面白い話を聞かせて楽しませていたようで、本人が自覚してたかは知りませんが、
これってまさに、宮廷における道化師の役割だった訳です…。
道化の分際で身の程をわきまえないアンデルセンは、パトロンに対しタメ口をきこうとしたり、
良家の娘に求婚したりしては手ひどく拒絶されてたようで、せめて容姿端麗・勇猛果敢だったら、
御婦人の愛は受けられたんでしょうが、デカ鼻のハンサムとは呼べぬ風貌で、
ノイローゼ気味で、今で言うアスペルガー症候群的な気質だったので、
ついに伴侶は得られず、70才で肝臓癌で死んでいます。(ノД`)

「みにくいあひるの子」での外見での差別は彼が女性からされた仕打ちそのものだろうし、
ahiirunoko.jpg

「がんばれママ」の母親への執拗なまでの試練は、母親への愛の渇望と絶望からでしょうし、
ganbaremama.jpg

「なかよしはいつまでも」のマリコさんへの冷たい仕打ちは、
自分の求愛を拒否した貴婦人への復讐だろうし、
nakayosihaitumademo.jpg

「氷姫」の「愛し方を知らず相手を取り殺してしまうフェローネ」は
アスペのアンデルセンの隠喩でしょう。
ferone.jpg

つまりアンデルセンは生涯、上手くいかなかった自分の人生の夢の積み木を
作品を書くことで積み替え続けた男な訳で、『アンデルセン物語』のOPにこの歌詞があり、
曲名が「アンデルセン物語」じゃなくて「ミスター・アンデルセン」なのも
スタッフがそれを理解してたからなのかもしれません…。

歌の意味についてさらに考えるなら、ロマンチックな「キャンティのうた」もよくよく考えると、
「あちこちで恋をし散らかしては別れ、今はそのたくさんの相手がどこにいるかも知らない」
というクソビッチの歌な訳で、私は子供の頃に初めて聴いた時は甘酸っぱい感じに憧れ、
思春期になってからは嫌いになった訳ですが、「アニメスタイル」というサイトの主幹
小黒祐一郎氏の指摘によると、

「『アンデルセン物語』の劇中、どこなのかも知らない街で、毎回、色んな登場人物と出逢い、
別れていったキャンティの気持ちを唄った歌」だそうで、たしかにキャンティは毎回陰ながら、
主人公の気持ちになって泣いたり、ドキドキしたりしてましたっけ!
まさに目からウロコで、またこの歌が好きになってきましたが、借物の指摘だけではシャクなので
私は「ズッコのうた」に関してのスルドイ指摘をしようと思います。(°∀° )

歌の中でズッコは「男の子だ~~い!」と切り返してますが、ボロクソ言われたとしても
「男の子らしくない」と避難されてる訳じゃないのになんで何回もこう言い張るのか、
ズッコもといずっと謎でした(笑)。
でも今回、この原稿を書くためにいろいろ調べていくうちに、なんとなく解っちゃったのです。
ボロクソ言われてるのはアンデルセンが実生活でパトロンや貴婦人から言われた非難だろうし、
「男の子だい」ってのは、それに対する内心の矜持なんでしょうね。カネも顔も勇気も学業も
評価されなかったアンデルセンの、唯一誇れる「男である」という矜持。
また『アンデルセン物語』の主題歌3曲は作詞井上ひさし&山元護久 、 作・編曲宇野誠一郎に
よるものですが、井上ひさしと宇野誠一郎は前番組『ムーミン』と一緒で、その主題歌で
ムーミンは「わかるけど男の子でしょ?」となだめられてたんじゃなかったでしたっけ?
あの歌が好評だったから同じ路線でということで、今度は自分からカラ元気を出す
ズッコの姿が、実在のアンデルセンの姿とダブらせて描かれたんじゃないでしょうか?(笑)
考えてみれば、キャンティに対し、いつもおどけた態度で接し、時には皮肉を言い、
それでも決して裏切らないズッコって、アンデルセンそのものですよね…。(ノД`) 
今でも子供が聴いたらすぐに憶えて歌い出すというユーモラスな「ズッコのうた」ですが、
こっちも実はなかなか深い歌だったんだと思えてきましたよ…。

今回の収穫であるキャンティのペンダント、当然、ズッコのもあるんだと思ってましたが、
canty lot(参考写真)
店頭ではこのようにキャンティのシッポだけが色違い(黄色とピンク)の2種だけアソートされ、
ズッコのは無かったようです。netでもズッコの立体物は見つからず、主役だけを商品化する
当時の立体事情ではしょうがないだろうなぁと思いつつ、ズッコこそがアンデルセンの化身で
真の主役だと解った今となっては、彼無しはあり得ないとばかり、
cantyzukkofigure.jpg
このようにお揃いのサイズでフルスクラッチしました。\(^o^)/
いつもの軽量紙粘土製で全長約6cm。マヌケだけどカワいいズッコの表情が
なかなかうまく出せたんじゃないでしょうか?
気のせいかキャンティの笑顔も一人の時より輝いているようです!

テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用

この記事に対するコメント

こんにちは。

大昔、私が中学生の頃(だったと思います)、突然、同級生が教室で何かをはやし立てる時にこの歌「♪ずっこずっこずっこずっこずっこずっこず~♪」を歌い出しまして、ミョ~にインパクトのあるフレーズが耳について、その部分だけ覚えていたんですけど、何の歌かはまったく気にも留めずにいたのですが、今回のfziro様の記事のおかげで、ほとんど40年ぶりくらいに何の歌かわかりました!

ありがとうございます!!

番組本編は見た記憶がありませんが、fziro様がフルスクラチするくらいですので、番組本編もさぞインパクトのあることだったでしょうね。
【2014/09/23 11:44】 URL | どどまいや #bmDtFExw [ 編集]


>どどまいやさん
ね、耳に残る歌でしょ?(°∀° )
番組も歌同様素晴らしかったですよ。
「お話チョッピリ狂ってる」そうですが、
今でも私にとって「アンデルセン物語」とはこのアニメのことですからw
機会があったら、ぜひ御覧になって下さい。
【2014/09/24 10:53】 URL | FZIRO #jxzSJpSE [ 編集]


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