キャラクターミニカー秘密基地
劇中車キャラクターミニカーを中心に 陸海空で大活躍するスーパーメカの模型が集まる秘密基地でしたが、開始後7年を迎え「映像作品に登場の様々なキャラの玩具」を紹介するブログとして拡大再開店です
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FZIRO

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ミニカーコレクターからも、
合金コレクターからも異端視される
劇中車のキャラクターミニカー、
それも標準スケール物を中心に
ひたすら集め続けています。
マイナーなジャンルでしたが
この頃はキャラウィールや
カーズのおかげで、少しは
市民権を得られてきたかな?(笑)
なお、このブログの内容は、
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鉄人トーバーとその周辺
今週は3巡目なのでロボットのターンです。1958年の『禁断の惑星』でロビーザロボットが大人気
となって以降、映画・TV界では同じようなフレンドリーなロボットが流行りますが、そんな流行に
乗って、 と思いきや2年早い1956年にすでに作られていたのがこのTOBOR THE GREATです。



tobor poster
今はyoutubeで予告編や時代が古いので全編すら見れますが、当時は日本公開されなかったので
日本で観ることは難しい状態が長く続き、たぶん日本マスコミ初登場の
マンガ少年臨時増刊『SF TV・コミック・アニメ・映画 の世界』 (1978年刊)に掲載された
海外のロビーカードや、その後の『宇宙船』の記事等で『鉄人トーバー』として紹介されてたのを見て
活躍を想像するしか無かったんですが、1985年に日本版 ビデオソフトが発売され、2万円の高値
(当時の相場)を払えば字幕入りで鑑賞可能になったのでした。

tobor video jacket
この時のタイトルは『偉大なるトボー』で、ROBOTのアナグラムのTOBORなんでこう発音しても
間違いじゃないけど、カッコ悪いよなぁと、ソフトを定価で買うには至らず、近場のレンタル屋にも無しで
見送ったんですが、1990年頃、仕事で立ち寄った東京近郊の小さな町の電気屋の店頭に、
豪雨か何かでパッケージが水をかぶり少し染みた状態のVHSソフトが2千円で売ってるのを見つけ
ホクホク顔で買い込み、やっと見ることができたのでした。(°∀° )
少年向け低予算映画なんで、主人公の博士の邸宅とスパイのアジトが主な舞台で今の目で見ると
極めて物足りないですが、その後のロボット物につながる描写がいくつかあり興味深かったです。

いくつかあげてみるなら、
・少年が勝手にデタラメに操縦機を操ってトーバーが暴れる描写→鉄人マジンガー
・最初は大きい操縦機が小型化(大型光線銃→トランシーバー→ペン内蔵)→鉄人
・通常操縦電波が切れ機能停止した後、少年の脳波を受け再起動する→ジャイアントロボ
・最後はロケットで宇宙に飛び立つ→『宇宙への冒険』(『禁断の惑星』の続編)に  という感じです。

一説では『鉄人トーバー』がロボットが主役として活躍する最初の映画らしいので、
ロボット物の典型はすでに元祖で完成していたことになります。

時代が時代だけに、劇中と同じオモチャは作られなかったトーバーですが、すでにロボット玩具
自体はあったので、ロボット玩具とタイアップした写真があります。
20110901105611.jpg
この写真でトーバーと主人公のBrian “Gadge” Roberts少年の間にあるのはアイデアルの
ロバート・ザ・ロボットで、この写真を見た時は劇中にも登場すると思ってたけどそんなことはなく
タイアップ写真を撮っただけみたいですが、主人公と同じ名前をオモチャにつけてるからには
「トーバーとロバートは兄弟だ」みたいなノリだったんでしょうねw

robert main
このロバート・ザ・ロボットという玩具は1950年代後半ですでにプラスチック製なのもスゴイですが、
このロボットに見覚えがありませんか? そう、この2本の足が無く袴のような物が下半身を覆う
スタイルは、日本のメーカーに数多くコピーされ、

例を挙げるとマスダヤの「ファイブ・ギャング」は全体のスタイルを、
masudaya gang5
(復刻小型版・参考写真)

ヨネザワのスモーキングロボットは顔のデザインを丸コピーしています。
smokingrobot.jpg
(参考写真)


当時日本には「版権」という概念が無かったから無理ないけどナンダカナァ…('A`)

ロボット玩具としても最初期のロバート・ザ・ロボットなだけにアメリカでの人気は今も高く、オリジナル
完動品は相当高値を呼んでるし、近年出された復刻版でも完品なら決して安くはないようですが、
robert3sides.jpg
今回紹介のこの個体はオリジナルの初版です!

と言っても内部機構完全破損のジャンクなんで数千円で入手しました(°∀° )  
昔持ってた訳でもなく雰囲気を味わいたかっただけなんでこれで充分です。
全高33cmもあって大迫力なんですよ、このロバート・ザ・ロボットって! 

人気のトーバーですが日本への影響はこれだけでなく、なんとさらに10年経った頃にまたパクられ、
そのパクったロボットとは『ウルトラセブン』のユートムです。
utomtobor.jpg
着包みの写真を見比べると、頭から下はディテールを変えただけってほど似てるし、  

utom narita
デザイン画ではその頭はロビーっぽく見えます。

ユートムは劇中では宇宙人が密かに大昔に地下に作った基地で無人のまま動き続けるロボット
という設定で『禁断の惑星』のクレル星と似てるので「ロビー風ロボット」と発注され
デザインしたんでしょうが、まんまパクリでは気がとがめて首から下はトーバーにしたんでしょうね。
『ウルトラセブン』後半ではデザインを降りてしまう成田亨氏ですが、芸術家としてのプライドは
高かったあの人だけに、あるいはこういう依頼が我慢できなかったのかもしれません…。

日本未公開ロボット映画が日本の玩具界や特撮映像界に少なからぬ影響を与えていたこの事実、
パクりをそしるより、そんな物からもソースを得た当時の業界人の研究熱心をほめるべきでしょうか…。
なにせアメリカではトーバーは商品としては未だガレージキットでしか立体化されてないんですからw

では最後に、そのトーバーの「義兄弟」たちをいくつか集めた写真を御覧ください。
tobor brothers
「トーバーブラザーズが宇宙への冒険に旅立って、とある惑星を探査中」ッて感じでしょうか?
特に熱心なブリキロボットコレクターじゃない私ですら、このトーバーの義兄弟たちを
いくつか持ってる訳ですから、やはり日本への影響は大きかったんですねぇ…。ヽ(^。^)ノ






テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用

この記事に対するコメント

うわー、、オリジナルの初版、、やっぱりカックえぇー

良いなあー、、内部メカ、なんとかしたいですよねー

で、ヨネザワのスモーキングロボットのお顔、コレが元ネタだったのですねー、、どうりでw
http://minkara.carview.co.jp/userid/240223/blog/27027189/

いつか、コメもいただいておりますが、やっぱり、こっちもカック良いなぁー

【2015/06/10 10:57】 URL | 覆面える #- [ 編集]


>覆面えるさん
1950年代中盤にこのデザインなんだからスゴイですよね。
しかもプラスチックで、50年経っても劣化してないのもサッスガ
アメさんの技術力です!

スモーキングロボは、これをちょっと丸っこくアレンジしてますが、
その辺はお国柄なのかなw
【2015/06/15 22:28】 URL | FZIRO #jxzSJpSE [ 編集]


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