キャラクターミニカー秘密基地
劇中車キャラクターミニカーを中心に 陸海空で大活躍するスーパーメカの模型が集まる秘密基地でしたが、開始後7年を迎え「映像作品に登場の様々なキャラの玩具」を紹介するブログとして拡大再開店です
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FZIRO

Author:FZIRO
ミニカーコレクターからも、
合金コレクターからも異端視される
劇中車のキャラクターミニカー、
それも標準スケール物を中心に
ひたすら集め続けています。
マイナーなジャンルでしたが
この頃はキャラウィールや
カーズのおかげで、少しは
市民権を得られてきたかな?(笑)
なお、このブログの内容は、
いわゆる「日記」ではないので、
コメントや御質問があったら、
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おバカで偉大なこのレース、なんつったりして(w
tomasmain.jpg

せっかく「クラシックカー」というカテゴリーを作ったので、今日もそのジャンルのミニカーを
御題に取り上げます。という訳で今日の御題は『グレートレース』です。

『グレートレース』は1965年に製作されたアメリカ映画で、
「ピンクパンサーシリーズ」でおなじみのブレイク・エドワーズ監督作品です。
トニー・カーティスが主役のイケメン興行師グレート・レスリー、
ジャック・レモンがそのライバルのオッサン興行師ドクター・フェイト、
ナタリー・ウッドが男勝りの新聞記者マギーを演じています。
main_photo_330.jpg


ニューヨークからパリまでを突っ走る超長距離レースを描いたこの映画は、
1908年に実際に行われたニューヨークからパリまでのレースをモチーフに作られました。
フランスとアメリカの大新聞、ル・マタンとニューヨーク・タイムズが共催した実際のレースに参加したのは

アメリカからはこの「トーマス・フライヤー」、
thomas.jpg


ドイツから「プロトス」
protos.jpg


イタリアから「ジュスト」
zust2.jpg


フランスから「ド・ディオン・ブートン」
dedion.jpg


同じくフランスから「シゼール・ノーダン」
szirei.jpg


そしてもう1台フランスから「モトブロック」
motoblock.jpg


の計6台で、スタート後一斉に北米大陸横断に挑みましたが、シゼールとモトブロックの
フランス勢2台はサンフランシスコにたどり着けず早くもリタイヤとなります…。
サンフランシスコからは船でアラスカへ向かい、映画でも難所だったベーリング海峡を渡るのも
想定されたルートだったそうですが、本気で張った氷の上を走るつもりだったとか…。
ところが現地に着くと「海峡全体が凍り付くことはまずなく、車での走破など不可能」
ということが解りコース変更になったという大マヌケぶりです。
えっと、これだけの大レースをやるのに下調べをする人は誰もいなかったんでしょうか? 
主催してるの新聞社なのに……_| ̄|○ 

結局、また船で一旦シアトルへ戻って、横浜へと向かい船出し直し、横浜に上陸。
当時はまだ、自動車の走行は想定外の道をなんとか整備しながら駿河まで走って、
そこからまた船でウラジオストックへ向かったそうですが、
なぜ最初からアラスカから対岸へ船で直行しなかったのかは全くの謎です。
アラスカに船で行ったはいいけど、そのあまりの寒さにベーリング海峡だけじゃなく、
シベリア北部を走破するのがイヤになったのかも知れないですね~(笑)。
日本で横浜から駿河へ走ったってのもルート的には逆走だから意味不明だけど、
これはひょっとして、つうか鉄板でフジヤマやゲイシャを見たかったんでしょうね(笑)。

flyerinjapan.jpg

きっとこんな写真を撮って、新聞社に送ったんじゃないでしょうか?(笑)

もっとも、横浜から向かったのは駿河じゃなくて敦賀だという説もあって、
それなら日本海に抜ける訳だから納得ですが、それにしても富士山の前は通ったろうから、
やっぱこういう写真は撮ったことでしょうね(笑)。



まぁそんな感じでウラジオストックからは、トーマス、ジュスト、プロトスの3台がレースを再開し、
ドイツのプロトスがトップでゴールインしたものの、途中のインチキがバレ、
結局、優勝と認められたのはアメリカのトーマス・フライヤーのモデル35、6気筒72HPのこの車でした。
エドウイン・トーマスが1900年に設立したトーマス社は、当時のアメリ力で最も有名で大きな
自動車メーカーの一つでしたが、見事その面目を保った訳です。

tr3sides.jpg

お見せしているミニカーはリオ社製の標準スケールで全長は10cm8mm。
白いボディと後部に掲げられたアメリカ国旗がとっても粋で、映画のグレートレスリー号と見比べると、
なるほどあれはこのトーマス・フライヤー号をさらにゴージャスにしたモノだと納得がいきます(笑)。


Leslie.jpg

hunnibalstaney.jpg

実際のレースと違って、映画では開始早々、ドクターフェイトの妨害工作でほとんどの車がクラッシュし、
実際にレースをするのは、グレート・レスリー(写真上)とフェイトのハンニバル8(写真下右)、
それから到着が遅れ妨害されなかった女性記者マギーのスタンレー・スティーマー(下左)の3台です。

この3台、なかなかコレクター泣かせの組み合わせで、映画用のオリジナル車両である
グレートレスリーとハンニバル8にはミニカーはありません。
レスリーの方は、今回みたいにモデルとなったトーマスフライヤーで代用できるとしても、
ハンニバル8はお手上げです。外観はまだ自作できると思いますが、

hunnibalbiron.jpg

この写真のようなボディがビロ~ンと伸び上がるギミックは再現が難しそうで、
ポピニカの『鉄人28号』のクリッパーのギミックを流用できそうなんですが、
そのために1台潰すのはもったいないしなぁ…(笑)。
また、スタンレーは蒸気自動車という特殊性ゆえに模型化そのものはいくつかありますが、
現在では入手困難です。ちょうど1/48という手頃なプラモもあるそうなんですけどねぇ…。


この『グレートレース』は『チキチキマシン猛レース』の元ネタとしても有名で、
グレート・レスリーはキザトト君、フェイト博士と助手のマックスはブラック魔王とケンケン、
マギーはミルクちゃんそのまんまです。マギーが伝書鳩を新聞社との連絡用に持っているのは
『スカイキッドブラック魔王』のホッピーですな(笑)。
『チキチキマシン~』の原題が『Wacky Races』なのも、たぶん、こちらの
「グレート」(偉大な)に対しての「ワッキー」(バカげた、下らない)なんでしょうね(笑)。

もっともこの映画もレース自体はチンタラしてるし、夜は酒場で大騒ぎするし、
挙げ句の果てに全員総掛かりのパイ投げ合戦と、全然グレートじゃないから、
タイトル自体がきっついギャグだったりなんかしちゃったりして(爆笑)。





テーマ:ホビー・おもちゃ - ジャンル:趣味・実用

この記事に対するコメント

トーマス君、サスもシートも固そうな・・・これで2大陸横断を果たしたのは、レースとゆーより、まさに冒険でつね。サポート体制とかどうなってたんだろ?
【2007/09/24 00:58】 URL | ねこざかな #JalddpaA [ 編集]


>ねこざかなさん
夜はたぶん、映画みたいに宿舎でお泊まりしてたんだろうから、
ぶっ続け乗りっぱなしというわけじゃなさそうですが、
プロトスとかブートンの写真を見るとかなり防寒に苦労してるみたいなんで、
難儀は難儀だったでしょうね~。

まぁサスとかシートとかはこの時代の車にあまり期待しない方が(笑)。
【2007/09/24 01:35】 URL | fziro #jxzSJpSE [ 編集]


ども、当時、国内で自動車用に整備されていない道路を利用して、自動車を走らせることがどれだけ大変だったのか、、
仕事で、そのへんの歴史を詳しく調べたことがありますので、、、ほんとーに大変だったそうです、、

トーマスフライヤーは有名ですが、日本に来ていたというのは初耳でした、、ありがとうございます、、まだまだ、調査シガイがありますねー、、

で、その仕事の成果はこちらに、、、ではでは、、

http://www.saikyo.jp/yjss/number/
【2007/09/24 07:53】 URL | 覆面えるさん #- [ 編集]


>覆面ナンバーゼロゼロエルさん(笑)
おお、お仕事でお調べになってたんですか~!
ちょっと見た感じではすごく細かい調査なんでじっくりと読ませていただきますね~。

このレースでおそらく、東海道と、京都や琵琶湖畔を抜けて敦賀に出るルートが整備されたんで
しょうね。東京オリンピックで首都高が整備されたのと同じ様なものかもです(笑)。

御研究をちょっと拝見した感じでは、そちらでもやはり、最初期は乗合自動車から始まってる
ようですが、なんとドイツ代表のプロトス号の同型車が、どういう経過かは解らないけど、
佐渡島に買われて、同地で乗合自動車として活躍したそうなんですよ。
プロトスというメーカー自体が歴史もそう長くなかったのか、
日本語検索ではほとんど情報が出てこない中、かなり意外なこの情報なんですが、
残念ながら、今のところ写真は見つかってません…。
約100年前の佐渡がどういう感じだったのかよく解らないんですが、
観光事業がもう盛んだったなら、その目玉的存在の独逸製自動車の写真が
残ってないはずはないんですけどねぇ…。

他のレース参加車の写真も含め、この日本における「グレートレース」の写真が
見つかったら面白いんですが……。
【2007/09/24 11:46】 URL | fziro #jxzSJpSE [ 編集]


この作品もミニカーが発売されてもおかしくないのになかなか発売されませんよね。
なかなかオイシイネタだと思うんですけど。
向こうでは人気がないんでしょうか?
【2007/09/26 03:55】 URL | まくろふぁんです #- [ 編集]


>まくろふぁんですさん
人気無いって事はないと思いますよ。
ただ映画としてはちょっと古いので、ひょっとしたら、
商品化権がとっちらかってるのかもしれませんが…。
80年代の『ブレードランナー』ですら、dvdにはできてもオモチャ化は難しいようですからね~。

ただ来年は元のレースから100年経つんでいろいろ催しが予定されてるようだから、
ひょっとしたらこの映画もまた脚光を浴びて、なんかいろいろ可能になるかもしれませんねぇ…。

主役の3台以外にも、フェイトの足漕ぎ飛行船とか、あの顔が付いたミサイル(笑)とか、
商品化できそうなものありますからねぇ!

【2007/09/26 04:49】 URL | fziro #jxzSJpSE [ 編集]


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